1 日時

令和7年2月18日(火曜日)午後2時30分~3時25分

2 場所

狛江市ビン・缶リサイクルセンター 

3 出席者

会長 松木 稔、副会長 榎本 正樹

委員 松田 光司、伊佐 雅美、勝又 寿美江、重國 毅、杉田 三枝子、大門 ミサ子、

西河 敏子、濱 惠子、林 有子、森山 和子、一瀬 隆文(環境部長)

事務局 加藤清掃課長、吉田業務係長、鈴木主事、名生主事、石田主事 以上18名

4 欠席者

なし

5 議題
  1. 委嘱状の伝達

  2. 委員及び事務局職員紹介【資料1】

  3. 会長・副会長の選任

  4. 諮問書の伝達【資料2-1】

  5. 審議会の運営について

  6. 狛江市のごみ処理について【資料3-1~3-5】

  7. 今後のスケジュール(案)について【資料4】

  8. その他    次回の開催について

6 資料

次第 [ 43 KB pdfファイル]

【資料1】第14期ごみ半減推進審議会 委員名簿.pdf [ 45 KB pdfファイル]

【資料2】諮問書(写し) [ 100 KB pdfファイル]

【資料2-1】諮問理由書[ 37 KB pdfファイル]

【資料3-1~3-5】狛江市のごみ処理について [ 187 KB pdfファイル]

【資料4】スケジュール案[ 40 KB pdfファイル]

7 議事

(事務局・清掃課長)

ただいまから、狛江市ごみ半減推進審議会を開会いたします。

本日はお忙しいところご出席いただきありがとうございます。

審議会の会長が決定するまでの間、進行役をつとめます清掃課加藤です。それでは、次第に従いまして議事を進めてまいります。なお、当審議会は議事録を作成するために、録音しておりますのでご了承ください。

【委嘱状伝達】

(事務局・清掃課長)

次第1の委嘱状の伝達ですが、机の上に委嘱状を置かせていただいております。これにより委嘱状の伝達に代えさせていただきます。

 

【委員及び事務局職員紹介】

(事務局・清掃課長)

次に、次第2の委員及び事務局職員紹介です。まずは、委員の皆さまより自己紹介をお願いいたします。

(委員自己紹介)

 

(事務局・清掃課長)

事務局職員の紹介をいたします。

(職員自己紹介)

 

【会長・副会長の選任】

(事務局・清掃課長)

それでは、次に次第3 正副会長の選任でございますが、狛江市廃棄物の再利用の促進及び処理に関する条例施行規則の第3条に、当審議会には、会長・副会長をそれぞれ1名置き、委員の互選により選任するとなっておりますが、いかがいたしましょうか。

(大門委員)

委員の互選ということですけども、本日はじめてお会いする方もいますので、互選するには難しい面があると思います。事務局で案がございましたら提案いただいて、それに一任するという形でいかがしょうか。

(一同、異議なし)

 

(事務局・清掃課長)

では会長につきましては、前回のごみ半減推進審議会でも学識経験者の方にお願いしている経緯がございます。松木委員は廃棄物行政の経験がございますので、会長にお願いしたいと考えております。

また、副会長には事業者選出で商工会参事の榎本委員にお願いしたいと考えておりますがいかがいたしましょうか。

(一同、異議なし)

 

(事務局・清掃課長)

それでは、松木委員に会長を、榎本委員に副会長をお願いいたします。

以降の進行は、会長にお願いいたします。

 

【諮問書の伝達】

(会長)

 次第4 諮問書の伝達になります。事務局より説明願います。

 

(事務局・清掃課長)

お手元の諮問書をご覧ください。諮問内容と理由について説明いたします。

(諮問内容と理由書の読み上げ)

 

【審議会の運営について】

(会長)

次に、次第5 審議会の運営について事務局より説明願います。

 

(事務局・清掃課長)

審議会の傍聴については、市の他の委員会などと同様に、原則として可能とします。ただし個人情報に関することを審議する場合は非公開としたいと考えています。

次に会議録ですが、これまでと同様に要点筆記とし、氏名公開にしたいと考えております。

会議録の確認については、審議会終了後、事務局より委員の皆様にメールでお届けします。修正がある場合は事務局までご連絡ください。委員の皆さまの了承を得たのちに、市ホームページに掲載する方法を考えています。

 

(会長)

事務局より、審議会の傍聴と会議録の記述方法と審議内容の確認とホームページでの公表について提案がありました。異議はございませんか。

(一同、異議なし)

 

審議会の開催ですが、原則として偶数月の第3又は第4火曜日開催することします。審議会開催時に次回日程を決定する方法でよろしいでしょうか。

(一同、異議なし)

 

(重國委員)

 諮問内容と理由の1にある「低熱分解型アップサイクルユニット」がどういうものなのか簡単に説明をお願いいます。

 

(事務局・清掃課長)

 (「低熱分解型アップサイクルユニット」の説明)

 

(会長)

 他にご質問やご意見はありませんか。

 無いようですので、この件につきましては異議なしということでよろしいでしょうか。

(一同、異議なし)

 

(会長)

それでは、審議会の運営については以上のように決定しました。次第5については以上とします。

 

【狛江市のごみ行政の現状について】

(会長)

次に、次第6 狛江市のごみ処理について、事務局より説明願います。

 

(事務局・清掃課長)

資料3をご覧ください。

お手元の資料は、狛江市の廃棄物に関する数値等をまとめたものです。過去のごみや資源物の排出量や経費についてまとめ、グラフ化した物です。

今後諮問事項を検討するにあたり、これまでの状況の理解が必要であることからご用意しました。

各資料のポイントについてご説明します。

【資料3-1】は、人口と世帯数、ごみと資源の排出量の推移で、総排出量を人口で割った年間1人当りの排出量の推移をグラフにしています。

人口は平成31年度をピークに減少していますが、ごみ量は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、在宅時間が増加したことにより、ごみ・資源ともに令和2年度まで増加しています。令和5年度については、総排出量は減少していますが、プラスチック類ごみ分別収集を開始したことにより資源量が増加しています。

【資料3-2】は、ごみの種類別排出量の内訳です。粗大ごみと持込ごみ以外のごみは、令和2年度をピークに減少しています。粗大ごみについては、平成31年度(令和元年度)に発生した東日本台風のため、浸水被害が発生したことにより前年度と比較して大きく増加しています。その後も新型コロナウイルス感染症の影響により増え続け、令和3年をピークに減少しています。

持込ごみは、事業所から発生するごみであることから、家庭から発生するものとは逆にコロナウイルスの影響で減少し、経済活動が再開するとともに増加しています。

【資料3-3】は、資源物の種類別排出量の内訳です。減少が続いていましたが、新型コロナウイルス感染症による在宅時間の増加に伴い缶やビンなどの飲料容器の排出量が増加したことに伴い増加していましたが令和3年度以降減少しています。

集団回収については年々減少しています。これは、参加団体の高齢化や、回収業者の高齢化に伴う廃業などを受け、回収量が減少していることにより減となっています。回収事業者確保のため、近隣市から情報提供を受けてアプローチを行いましたが、確保には至っておりません。

令和5年度にプラスチック類ごみの収集を開始したことに伴い、資源量全体としては令和5年度は増加しています。

【資料3-4】は、ごみ処理経費の推移です。平成29年度までは総額及び一人当たり経費は減少していますが、その後増加しております。

【資料3-5】はごみ処理に係る歳出額の内訳です。増減の主な要因は、中間処理施設である多摩川衛生組合と、最終処分場である東京たま広域資源循環組合に係る負担金の増減によるものです。

令和5年度の増加要因は、プラスチック類ごみの分別収集開始に伴うもので、プラスチック類ごみ関係だけで歳出総額約14億2,500万円のうち、2億3,200万円と大きな割合を占めています。

説明は以上となります。

 

(会長)

何か質問はありますか

 

(重國委員)

プラスチック類ごみの処理費用が2億3,200万円ということですが、これは収集運搬と処理費用を合わせた経費ということですね。内訳は大体どれくらいでしょうか。

 

(事務局・業務係長)

収集運搬で大体7,000万円強です。積替保管といって狛江市内で収集した後に国立市の積替え保管施設で大きい車に積替えをします。その積替保管の委託費が5,000万円弱、国立市の施設から瑞穂町の中間処理施設に運搬して処理するのですが、そこで8,000万円強となっています。これは稲城市と同時に開始しています。搬入割合によって経費を分担しています。

 

(重國委員)

当初の見込みより少ないのはなぜでしょうか。

 

(事務局・業務係長)

同規模の自治体の排出量を参考に積算しましたが、収集開始前の説明会において、汚れているものは無理してプラスチック類ごみで出さないことを繰り返しお伝えしたところ、プラスチック類ごみの排出量が想定より少なったことにより経費はかからなかったということです。

 

(重國委員)

倍になるくらいは予算を見込んでいたということでしょうか。

 

(事務局・業務係長)

4億円弱くらいを見込んでいましたが、そこまではかかりませんでした。

 

(会長)

他にご質問はありませんか。

無いようですので、次第6については以上とします。

 

(会長)

次に、次第7について事務局から説明をお願いします。

 

(事務局・清掃課長)

今後のスケジュールですが、お手元の資料4をご覧ください。審議内容と時期については記載のとおりになります。

諮問事項の審議の進め方については、廃棄物処理をめぐる昨今の社会情勢や市民生活の変化を踏まえたうえで、審議してまいります。

委員の皆さまにおかれましては、市民生活に密着したごみ処理のあり方等について、市民・事業者・学識経験者のそれぞれのお立場で、幅広い観点からご意見を賜りながら審議を進めてまいります。

なお、審議の資料は事務局で準備し、それをもとに委員の皆さまで検証と審議をしていただきます。

 

(会長)

何か質問はありますか

 

(重國委員)

この審議会は、どうしたらごみを減らせるかを議論する場であると思いますが、どのような段取りで話し合うのでしょうか。資料2-1の諮問内容とその理由の中の「拡大生産者責任に基づく事業者等と連携したごみ処理の検討」というのは重要なポイントになると思います。ただ、どのように進めるのかは簡単な話ではないかと思います。事業者との連携は、市がこういうことをやりたいと提案して、事業者が売上増や経費の削減につながるから一緒にやりたいということになるのでしょうか。ごみ半減については国の方は出たごみを効率よく処理することを考えていますが、そもそもごみが出ないようにするにはどうすればよいかが課題で、そこで拡大生産者責任が出てくるかと思います。製造する段階、流通する段階を見直す必要があります。一つの部門で対応できる話ではないかと思います。実際にやれるかどうかは別の話になりますが、皆さんのご意見も伺って、ごみを減らすための考えや提案をいつどのように話し合っていくのかを事前に頭に入れておきたいと思います。

 

(事務局・清掃課長)

審議会は4月から隔月で開催します。資料4のごみ半減推進審議会スケジュール(案)に諮問1、2の検討について、とあります。その中で現状や方向性やできることやあるべき姿等を皆さんで話し合いながら進めて行きたいと思います。

ごみの減量と資源化という目的がありますので、話し合いたいと思います。

 

(事務局・業務係長)

ご意見ご提案があるようでしたら、早めにお知らせいただければ、必要な資料等を用意していきたいと思います。

 

(会長)

他にありますか。

 

(大門委員)

私が住んでいるマンションのごみ置場に粗大ごみシールが貼ってあるものが2点出ていました。収集日は1月下旬なのに12月初旬から出してあり、粗大ごみシールに名前の記入がありませんでした。そのようにルールが守られていないものは収集しないようにしてもらえないでしょうか。

 

(事務局・業務係長)

清掃課では申込みの時に金額を伝えて、その金額の粗大ごみシールが貼ってあって、ごみ置場に出ていれば収集せざるを得ません。名前を記入しないのはその人のモラルの問題なので、それはマンションの理事会等で周知していただく等、その建物の中でのルールを徹底していただきたいと思います。

 

(勝又委員)

マンションのごみ置場は決まっているかと思います。粗大ごみシールに名前は書いていなくてもシールが貼ってあって、決められた場所に出してあれば当然収集すると思います。

 

(伊佐委員)

粗大ごみは、粗大ごみシールを貼って敷地内出すというルールです。敷地の外に出すということはないので、個人の責任はそこにあると思います。マンションであれば、マンションの管理の問題かと思います。

 

(大門委員)

1月が収集日なのに12月初旬に出て放置しているのは管理の問題ですね。

 

(会長)

粗大ごみは何日前までに出すというルールがありますか。

 

(事務局・業務係長)

当日の朝8時までに出すルールになっています。時々、収集日の何日前から置いていいかと聞かれることがありますが、それは建物のルールなので管理人や管理会社に確認をとってくださいと案内しています。

 

(事務局・清掃課長)

名前を記入するのはごみを出すのには責任を伴うということです。

 

(会長)

他にご質問やご意見はありませんか。

無いようですので、次第7については以上とします。

 

【その他】

(会長)

次に、次第8 その他について事務局より説明願います。

 

(事務局・業務係長)

先ほど低熱分解型アップサイクルユニットについてご質問がありました。初めての方もいらっしゃるので簡単に説明をいたします。

 

(低熱分解型アップサイクルユニットの説明)

 

(重國委員)

コストはどのくらいかかるのでしょうか。

 

(事務局・業務係長)

最初に電気を使いますが、ランニングコストはあまりかかりません。機械自体は高額ではありますが、狛江市は機械を提供していただいています。

 

(重國委員)

一日にどの程度のごみ処理ができますか。

 

(事務局・業務係長)

投入するものの状況によって異なります。機器の容積に収まるものが投入可能です。物によっては6時間から10時間で8割位減容するので、追加投入ができます。熱で分解するので、水っぽいものは温度が上がりにくく時間がかかりますが、プラスチック類の処理は早いです。三日程度で炭酸塩になります。

 

(会長)

他にご質問やご意見はありませんか。

無いようですので、次第8については以上とします

 

(事務局・清掃課長)

 次回の開催日時については、4月22日火曜日に開催したいと思いますが、いかがでしょうか。

(一同、異議なし)

 

(会長)

では次回の開催は、4月22日火曜日、時間は午後2時30分開始、場所は狛江市ビン・缶リサイクルセンターです。

他に何かありますか。

無いようですので、本日の議題はすべて終了です。

第14期第1回ごみ半減推進審議会は、以上で終了します。

お疲れさまでした。