1 日時

令和5年10月24日(火曜日)午後2時28分~午後3時5分

2 場所

狛江市ビン・缶リサイクルセンター 2階会議室

3 出席者

会長:村上 義則
副会長:榎本 正樹
委員:伊藤 夏門、加古 厚志、大門 ミサ子、濱 惠子
勝又 壽美江、森山 和子、伊佐 雅美、門井 淳(環境部長)
事務局:加藤清掃課長、吉田業務係長、遠藤主任
以上13人

4 欠席者

杉田 三枝子、林 有子

5 議題
  1. 諮問2 ごみ処理費の検証について
  2. その他
    ポスター・標語の入選作品について
    次回の開催について
6 配布資料

【資料1】ごみ処理量と処理経費 [355KB pdfファイル]

7 委員の質問

あり

8 議事

〇会長
 これより第5回ごみ半減推進審議会を開会します。
 第4回の会議録について事務局よりお願いします。

□事務局(課長)
 会議録については、ホームページに掲載しております。

〇会長
 本日の議題は、
1 諮問2 ごみ処理経費の検証について 
2 その他
・ごみ減量ポスター・ごみ減量標語の選出について
・次回の開催について

になります。
事務局より説明願います。

【諮問2 ごみ処理経費の検証について】

□事務局(課長)
 資料1ごみ処理量と処理経費をご覧ください。
 過去3年間のごみ処理経費の推移についてまとめたものです。各家庭から廃棄物を収集し、ごみとして処理、または資源化するために要した経費を、収集量で除して算出しています。
 (1)から(3)のごみについては、収集後、クリーンセンター多摩川で焼却処理し、東京たま広域資源循環組合で最終処分を行っています。
 これについては、クリーンセンターに係る経費の増減や、狛江市以外の構成市(稲城市・国立市・府中市)のごみの搬入量によって負担割合が変わります。搬入量(ごみ量)が少なければ負担金額は低下します。
 過去3年間の推移をみると、可燃ごみ・粗大ごみの処理単価は微減、不燃ごみは微増となっています。
 クリーンセンター多摩川の焼却炉は、平成10年の稼働から30年以上が経過しております。今後も20年間使用し続けていくため、現在施設延命化を進めておりますが、その期間が満了すると使用できなくなります。構成市において将来的なごみ処理量を検討する必要があり、狛江市としても引き続きごみを減らしていくことや、新たなごみ処理についての情報収集を行っていく必要があると考えております。
 次に資源物についてです。
 (4)ペットボトル、(6)ビン・缶は収集後、ビン・缶リサイクルセンターで選別、圧縮等の処理を行い、資源問屋へ運び出し、売却しています。(5)金属、(8)古紙・古布は、収集後資源問屋に搬入しています。(7)ガラス・陶磁器は、ビンと一緒に収集したあと、リサイクルセンターで積替えて、資源化施設へ運び出しています。(9)植木せん定枝は、収集後造園業者でチップ化し、リサイクルセンターで市民に配布等を行っています。(10)小型家電は、粗大ごみからの抜取後、資源化施設へ運び出しをしています。(11)生ごみ処理は、狛江セントラルハイツ、狛江ハイタウンに大型の生ごみ処理機を設置し処理しているものと、市内公共施設から出る生ごみを食品リサイクルとして処理しています。
 これらに係る経費を処理量で除した結果、資源物については全体的に微増となっています。要因としては収集運搬に係る人件費等の増大と、資源化施設に搬入する際の運搬費の増によるものです。
 資源物の処理経費は、ごみと比較しても高くなる傾向があります。資源物については分別し、ごみを減らすことも必要ですが、まず発生させない手段を考えること、ごみについては、そもそもごみを出さないようにすることが大切です。これらについていかに効果的に市民に周知していく方法について、みなさまから様々なご意見をいただきたいと思います。
 説明は以上です。

〇会長
 何か質疑などございますか

▽委員(加古)
 市民負担はどれくらいになりますか。

□事務局(係長)
 令和4年度で一人当たり13,424円のごみ処理経費がかかっています。有料化当初ごみ袋の収入は経費の1/4の負担でお願いしておりましたが、経費が上がっているため負担割合は下がっている状況です。
 資源物のペットボトルの処理経費は153円/キロかかっており、令和4年度の売却収入は約1,400万円で処理経費は約4,300万円となっています。処理経費がかかるので、収入を当てにするよりは量を減らす啓発が必要なのではないでしょうか。

▽委員(大門)
 ペットボトルのラベルは付いたまま出すと手間になるのでしょうか。

□事務局(係長)
 ラベルは付いていても出荷できますが、キャップが付いていると機械で圧縮できず出荷できなくなるのでキャップは外していただきたいです。

▽委員(伊藤)
 キャップを外すことで処理の効率があがるので協力をお願いしたいです。

▽委員(大門)
 どれくらいの割合でキャップがついているのですか。

□事務局
 収集場所によりばらつきがありますが、4割くらいとなります。

▽委員(勝俣)
 キャップの話をされていましたが、ラベルが問題と考えています。

〇会長
 ラベルは選別できるのでキャップの方が問題です。

▽委員(森山)
 ガラス陶磁器は量が少ないですが費用はかかるのですか。

□事務局(係長)
 収集後に選別をして銚子市にある資源化施設に運搬をします。収集量は他の資源物と比べて少なく57トンですが、処理経費はかかります。

▽委員(門井)
 ペットボトルの処理経費を減らすために市民のみなさまに店舗回収による協力をお願いしてもいいでしょうか。

▽委員(榎本)
 ペットボトルを回収している店舗は公表してるいるので問題はないのではないでしょうか。

▽委員(濱)
 古紙を可燃ごみにならないように分別をしていますが大変です。

□事務局(係長)
 きちんと分けるのと包装をなるべくもらわないで減らすことが大事ではないでしょうか。

▽委員(伊藤)
 古紙の処理経費がかなり安いのはなぜでしょうか。

□事務局(係長)
 古紙の回収量は多いですが、収集運搬費用しかかかっていないので安いです。

▽委員(榎本)
 アルミ缶の処理経費はどうでしょうか。

□事務局(係長)
 処理経費はアルミが高値で売れるため、他の資源物に比べるとそれほどかかりません。

〇会長
 議題1については以上とします。その他について、事務局より説明願います。

□事務局(業務係長)
 採点をお願いしておりました、令和5年度ごみ減量ポスターと標語の入選作品の審査結果ですが、集計中のため会議録を送付する時に報告いたします。
 入選した作品につきましては、12月11日から15日まで市役所ロビーに展示するとともに、ポスターはマグネットに加工し、ごみ収集車に掲示し、標語は令和6年度のごみ・リサイクルカレンダーに掲載します。
 また、令和5年度より収集を開始したプラスチック類ごみですが、市民のみなさまのご協力によりおおむね適正に分別されております。
次回の審議会を兼ねて排出状況について確認を行うため、11月29日(水曜日)午前9時から組成分析を行います。

 

〇会長
 何か質疑などございますか。

(委員質疑なし)

〇会長
 次回は通常と日程が変わっていますのでよろしくお願いします。これにて、第5回ごみ半減推進審議会を終了します。お疲れさまでした。