1 日時 平成27年12月15日(火曜日)午後2時30分~3時30分
2 会場 ビン・缶リサイクルセンター2階 会議室
3 出席者

武田新栄、小川浩志、加古厚志、伏見正明、加藤慎次郎、金久保慶子、重国毅、東條實

事務局:星野英記(清掃課長)、山口義明(業務係主任)、遠藤智(業務係主任)、山口大輔(業務係主事)

4 欠席者 山中賢治、辻村和江、真田典孝(環境部長) 
5 議題
  • 答申(最終案)について
  • 使用済小型家電実験回収結果について 
  • その他 
6 提出資料
  • 答申(最終案)(資料1)
  • 答申への意見一覧(資料2)
  • 使用済小型家電実験回収結果について(資料3)
7 会議の結果
 

会長:

 これより第13回ごみ半減推進審議会を開催します。第12回会議録の確認について事務局より説明してください。

事務局:

 事前配布の第12回会議録ですが、確認及び決裁終了後、ホームページに掲載します。

委員一同:              

 了承

会長:

 本日の議題に入ります。本日の議題は、答申(最終案)について、使用済小型家電実験回収結果について、その他になります。それでは、議題1 答申(最終案)について、事務局より説明願います。

事務局:

 答申(最終案)ついて説明。12月4日までにお寄せいただいたご意見に基づいて反映できるものは極力盛り込み、会長・副会長のご意見を伺い、このような答申(最終案)を作成しました。

会長:

 何か質問ありますか。

重国委員:

 ごみ袋代について述べた部分で、判断の目安としての「ごみ処理経費4分の1」という文言が目立ちますが、本審議会ではそれだけで判断したのではなく、ごみ減量・資源化の推進を基本として市民負担軽減を同時に追及するという立場から議論し、答申案がまとめられたと思います。その点についても答申に文言を加えることはできませんか。

東條委員:

 今後、消費税が増税されても、増税分をそのままごみ袋代への価格転嫁は難しいので、製造部門の原価低減、また流通経費(ごみ袋運搬費等)の削減や販売部門のマージンの圧縮を行い、市税での補てんは行ってはいけないと考えます。

 また今回の答申(案)では、歳出額に占める「市の指定ごみ袋の販売に係る収入」を含む歳入額の割合が23.4%に収まっており「問題なし」の意見があるが考え方に問題があります。なぜなら歳入額(分子)が増加しても分母にある歳出額(ごみ処理経費)が増えれば「4分の1の負担内」に収まってしまうからです。ごみ処理経費は市民の税金で賄っており、ごみ処理経費(分母)は小さくしなければなりません。ごみ処理経費(分母)が増えるほど「4分の1」に収まるのはごみ処理行政に逆行していると考えます。

 「大きな問題は歳出額(分母)にごみ袋代の補助金(8,866万円)が入っていることです」。ごみ袋代への補助金が歳出額に入っている事は、ごみ袋代の補助金を増やすほど歳出額の「4分の1負担内」に収まるという矛盾です。答申を作成するに当たって「4分の1の負担内」に収まるか否かの基準は持ち出すべきではないと考えます。

加古委員:

 ごみ処理経費4分の1の負担割合について、文言として記載しているため問題ないと考えます。

事務局:

 資料1 5ページ14行目の後に「ごみ減量・資源化の推進を基本として市民負担軽減を同時に追及する」という文言を加えることでいかがでしょうか。

会長:

 資料1 5ページ19行目4分の1の負担割合を「4分の1程度の負担割合」と表記するべきです。

事務局:

 近日中に、今回指摘のあった修正箇所を反映させた答申を各委員の皆様へ送付しますのでご確認ください。送付させていただいたものを審議会の答申として市長へ提出します。

委員一同:              

 了承

会長:

 他に質問ありますか。

重国委員:

 廃プラスチックの分別・資源化を行うか行わないかの判断については、市が事前に結論をもって対応するのではなく、広く市民の意見を聞きながら検討していくことが大切だと考えます。

事務局:

 今後、費用・施設建設等の課題を調べることが必要であると考えます。

会長:

 それでは、議題2 使用済小型家電実験回収結果について、事務局より説明願います。

事務局:

 11月8日(日曜日)に実施した「第8回使用済小型家電実験回収結果」について説明[資料3]

 当日は朝から雨が降りましたが、参加者数を前回と比較すると69人増加し638人でした。回収量が7,533kgでした。回収した使用済小型家電のうち、対象15品目の合計数量は224台、313kgです。主な品目は、「ノート型パソコン109台」、「携帯電話52台」の2種類で71.9%を占めています。回収重量ではノート型パソコンが大部分を占めており約288kgとなっています。

 次に15品目以外の調査結果です。合計数量は1,054台、重量は7,220kgです。主な品目は「プリンター117台」、「扇風機113台」、「掃除機90台」となり順位は前回とほぼ同じ内容となりました。

 品目別の資源化量は金属類が3,989kg、プラスチック類2,804kgで全体の資源化量は6,798kg、資源化率は94.15%です。

加古委員:

 経費はいくらかかりますか。

事務局:

 経費はかかりません。

会長:

 本日、議題として審議していただいた内容については、すべてご了承いただきました。

本日を持ちまして、第9期ごみ半減推進審議会の最終回となります。2年間にわたり審議していただきありがとうございます。

 それでは、第13回ごみ半減推進審議会を終了します。

 

(午後3時30分閉会)