第1回狛江市かわまちづくり推進管理協議会(令和6年10月17日会議録要旨)
1 日時 |
令和6年10月17日(木)午後6時30分~午後7時50分 |
2 場所 |
狛江市防災センター402・403 会議室 |
3 出席者 |
委員長 二井 昭佳 オブザーバー 大浪 裕之 事務局 環境政策課長 秋山 尊利 |
4 欠席者 |
副委員長 池田 まり子 |
5 議題 |
1 委嘱状伝達 |
6 資料 |
資料1 狛江市かわまちづくり推進管理協議会の設置及び運営に関する要綱 |
7 会議の結果 | |
(1)委嘱状伝達
(2)委員自己紹介、事務局紹介
(3)委員長・副委員長の選出
(4)協議会の進め方について
(5)狛江市かわまちづくり計画の概要について 委員長 資料5-1、5ページにある「都市・地域再生等利用区域」にはまだ指定されていない。指定されることで民間事業者も河川敷地での企業活動ができるようになる。かわまちづくり支援事業は堤防より川側についての支援制度となる。堤防よりまち側については狛江市でやらなければならない。2029年までに計画を具体化し、何らかの形で出来上がった状態で皆さんに使っていただくという所を目指す。この協議会で議論して実現に向けて進めていきたい。 委 員 市として最終的に「都市・地域再生等利用区域」の指定を視野に入れているのか。 事務局 目標としては掲げている。市民や事業者のニーズを社会実験等で探っていきたい。 委員長 今後も市で河川敷の活用や申請までやるのか、別の形でやるのか、いずれは議論していかなければならない。狛江まちみらいラボのようなエリアマネジメント組織が担うこともあり得る。 委 員 市外から人を呼び込もうという方向性もあるのか。 事務局 かわまちづくり計画の基本理念でも触れているが、市外から人を呼び込む目的もある。 委員長 かわまちづくり計画策定協議会の中でも、駅からも近いので、もう少し多様な活動があって外からの人たちも受け入れたい、今の良さを残しつつ色々な人を呼び込めれば、という議論があった。
(6)狛江・和泉多摩川かわまちづくり社会実験について 委員長 来場者は何人くらいだったか。 事務局 10/5は50~100人、10/6は600~700人、10/12は100~200人、10/13は300人程度であった。 委 員 事前にどのような周知をしたか。 事務局 市報、LINE、SNS、チラシの配布を行った。もう少し効果的な発信方法を考えていきたい。 委 員 遊具の貸出しは無料か。キャンプやヨガはどうか。 事務局 遊具の貸出しは無料。チラシに記載のとおり有料のコンテンツもある。 委員長 10/26の登戸の渡しはどのようなイベントか。 事務局 川崎市が主催している。渡し舟で川崎市側と狛江市側を往復する。1日で80名程度乗船することができる。狛江市では後援をしている。お互いのチラシ、ホームページ、市報等に掲載されている。 委 員 社会実験の出展者はどのような基準で選んだのか。社会実験は今後もやるのか。 事務局 出展者は公募で募集を行ったほか、個別でも声掛けをした。社会実験は3年程度実施する予定で、次年度も予算要求をしている。 委 員 次の社会実験では、本協議会で「この出展者がいい」という話をするのか。 事務局 本協議会は色々な方からアイデアをいただく場でもあるので、意見をいただきたい。 委 員 遊具やチェアの無償貸与は、市からお願いしたのか。 事務局 そのとおり。 委員長 社会実験は初めてで、手作り的な感じであったと思う。終了後に、どのようにやらなければならないか、検証しなければならない。経験がある方にアドバイスをもらうのも大事だと思う。 委員長 委員ひとりずつ、かわまちづくりで期待すること等を発言いただきたい。 委 員 川の自然の形状が良い。狛江時間という言葉が合っている場所だと思う。のんびりできる環境なので、この環境を生かして、どうやって楽しんでもらえるか。市民はもちろん小田急線沿線の方たちにも遊んでいただけるようなイメージで賑わいを作っていけたらいいと思う。 委 員 以前は通勤で多摩川の土手を歩いていた。自然が豊かなのでスロープがあればいいと思っていた。駅からすぐにこのようなスペースがあるのは狛江ぐらいだと思う。そこを生かしたかわまちづくりを目指してもらいたい。 委 員 社会実験に参加した中で、人出は少なかった中でも狛江時間を感じることができた。狛江市が人口増になるような賑わいがつくれれば良いと思う。河川は治水対策が大事なので、そこも学べるようなかわまちづくりができればよいと思う。 オブザーバー 社会実験はあまり地域で話題になっていなかった。町全体が良い方向に変わっていくんだなという雰囲気が出てくれば良いと思う。狛江・和泉多摩川リバーサイド賑わいのある街づくり推進会では和泉多摩川周辺のまちづくり構想を作成している。和泉多摩川周辺がどうなってほしいかというアンケートも実施しているので、情報提供できればいいと思っている。 オブザーバー 狛江に住んで13年くらいだが、子育てに向いている地域。ただ川で子供を安心して遊ばせられない。親が子供を安心して送り出せる水あそび場があれば喜ばれるのではないか。昔は多摩川をリゾートみたいに活用していた。都心から30分もかからずに来れて、川辺でゆっくりした時間を過ごすことができる良いエリアである。河川敷を活用して外から人を呼べるものを作り出したいと思う。若者に青春させられるような場所が欲しい。京都の鴨川のような雰囲気を出せれば若い子どもたちも自然に集まってくるのではないか。 オブザーバー 水辺のポテンシャルを出していくことについては、狛江はまだ手をつけていないところが多くある。6年ほど前に大学生のSUPリーグを狛江に呼んだことがあった。その時は多摩川の光景が全く違った絵を作れた。エクストリーム出社が流行ったことがあるが、出社前に多摩川でホットサンドやコーヒーを持って過ごし、そのあと会社に行くということも狛江では簡単にできてしまう。ライフスタイルも変えられるような価値をつくっていけるポテンシャルはあると思う。川はつながっているので狛江だけのものにはしたくない。登戸側でもかわまちづくりが進んでいる。やれるところは一緒にやって川を盛り上げていければと思う。 オブザーバー 多摩川は都市に近い貴重な空間で、水辺の楽校の活動が盛んなのは全国的に見てもなかなかない。メンバーの高齢化の問題があり、継続的に運営できるかが課題である。そのなかでオープン化はひとつのステップである。オープン化することで民間の方が入り、盛り上げていくことができることが大事。河川管理者としてもバックアップしていきたい。 委 員 賑わいゾーンにはパークハイム等のマンションもあり、若い世代もたくさんいる。近年、休日が増えたりリモートワークなどもあり、自由にできる時間帯が増えていると感じる。日常的に充実して過ごせる環境が必要になってくる。その面から狛江の多摩川はポテンシャルがある。多摩川は参加して楽しめる、見て楽しめることもできる。これからの活動に期待している。 委 員 今年、我々の法人で子育て中の保護者向けの子育てワークショップを行った。そのなかで、狛江に住んだ理由として「身近な自然があったから」という方がおり、そのなかには多摩川というワードもあった。ライフスタイルが柔軟になってきた中で、市内に多摩川があるということで新しいものを提案していけるのではないか。多摩川を民間で占用するという場合、年中民間が活動するのは難しい。大企業を想定できれば別だが、そうでない場合、地域の方をどう巻き込んでいくか大事になるのではないか。 委 員 市民や小田急沿線の方々が親しめるような交流拠点をつくることで、狛江に住みたいという方が移り住んできたり、思い出の地になるような、等身大のかわまちづくりができたら良いと思う。 委員長 駅から近くて広い河川敷を持っていて、流れが穏やかという条件では和泉多摩川は非常に恵まれている。小田急線から活動している姿も見える。今日皆さんから色々なアイデアが出たので、この会を定期的に開いて楽しく議論しながら積み重ねていければと思う。
(7)今後の動きについて オブザーバー ドローンの測量は既に10月2日に終了している。現在は補助的な測量を行っている。 オブザーバー 京浜河川事務所が年間でそのような工事等を行っていくか、共有できるとありがたい。 委員長 国にやっていただける整備は、ただお任せしてできるのを待つというよりは、一緒に話していければ良い。市としてもどういう動きをしていったら良いかということをこの場で皆さんからのアイデアをもらいながら進めていけると良いと思う。任期の2年間でどのような活動をしていくかを持っているほうが良いと思うので相談させてもらいたい。 委員長 かわまちづくり計画では、たとえば階段整備は「階段」という言葉でしか入っていないが、作り方によって使われ方が変わってくる。この会議の委員には事業者の方もいるので、その経験からの意見もいただきながら会議で議論していきたい。 委 員 階段によって方向性が変わってくるのか。 委員長 どういう風に階段をつくるかによって、階段にも色々とやり方があるので変わってくると思う。
(8)その他 |