狛江市ごみ半減推進審議会(平成29年6月27日開催)
1 日時 | 平成29年6月27日(火曜日)午後2時30分~4時10分 |
2 会場 | ビン・缶リサイクルセンター2階会議室 |
3 出席者 |
武田新栄、小川浩志、加古厚志、重国毅、杉田三枝子、大門ミサ子、濱惠子、辻村和江、森本浩一(環境部長) |
4 欠席者 |
高橋眞太郎、井上俊宏、金久保慶子 |
5 議題 |
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6 配布資料 |
【資料1】 平成28年度 清掃概要 【資料2】 ごみ種類別排出量 【資料3】 資源物の種類別回収量 【資料4】 ごみ処理経費の推移 |
7 会議の結果 | |
議題1 狛江市のごみについて 議題2 答申内容の検討 諮問1「さらなるごみ減量方法の検討について」 諮問2「ごみ処理費用の検証について」 議題3 その他 次回の開催について
会長: これより第9回ごみ半減推進審議会を開会します。第8回の会議録の確認について事務局よりお願いします。 事務局: 会議録は、期限までにご意見をいただき反映させたものを、決裁終了後、ホームページに掲載します。よろしいでしょうか。 委員一同: 同意。 会長: 本日の議題は、議題1 狛江市のごみについて 議題2 答申内容の検討 諮問1「さらなるごみ減量方法の検討について」 諮問2「ごみ処理費用の検証について」 議題3 その他 次回の開催について になります。 本日の議題に入ります。議題1狛江市のごみについて、事務局より説明願います。 事務局: 議題1 狛江市のごみについてですが、市民1人あたりのごみ量は減少を続けております。平成28年度の清掃概要の内容を説明いたします。 清掃概要の主な内容は、ごみ処理のあゆみや組織概要、清掃関連の歳入歳出決算額、ごみやし尿の処理、資源物それぞれの概要と収集・処理・回収量の集計などです。次に、内容を説明します。 1ページをご覧ください。市の概要になります。続きまして2ページから6ページまでは、ごみ処理のあゆみ、市民の皆さんと行政の取り組みについてです。7ページは、清掃課の組織等についてです。8ページは、ごみ担当部署の変遷についてです。9ページは、歳入歳出決算額で、手数料は、平成27年度と比較して、約177万円、約0.6%の収入増です。歳出決算額は、歳出合計で平成27年度と比較しまして、約1億3,465万円、約13.2%の歳出減です。主な要因は、多摩川衛生組合負担金の減によるものです。10ページは、手数料表になります。11ページは、塵芥処理について、ごみと資源物の流れになります。12ページをご覧ください。ごみ総排出量は、継続して減少しており、年間一人当りの排出量も、減少を続けております。 14ページから17ページは、ごみ処理施設の概要、最終処分場、ごみ・資源物の収集日、一般廃棄物許可業者一覧、年度別動物死体・蜂等処理件数です。 18ページから19ページは、し尿処理についてです。狛江市は下水道整備率が100%となっておりますので、し尿処理量は、仮設トイレ、具体的には、建築現場やイベント会場のものになります。 20ページから27ページは、資源物についてです。22ページは、月別の回収量です。23ページをご覧ください。集団回収の団体数及び回収量を掲載しております。団体数は、平成27年度から団体数が1団体増えておりますが、収集量としては減少傾向にあり、市全体の資源物収集量も減少傾向にあります。26ページは、拠点回収の市内一覧です。27ページは、使用済小型家電回収実績で、イベント実験回収を3回、ビン缶リサイクルセンターでの平日の窓口回収に加え、粗大ごみからのピックアップ回収を実施し、合計1万8,884キログラム(約19トン)を回収しました。28ページは、補助・貸出年度別一覧表と公共施設等生ごみ処理機設置状況等です。説明は以上となります。 会長: 質問はありますか。 大門委員: し尿処理は、家庭から排出されるものはないと思いますが、建設現場が増加しているため、収集量も増加しているということでよいのでしょうか。 事務局: 平成27年度から28年度にかけても多少は増加していますが、花火大会等の大きなイベントが増加する要因となります。清掃概要の19ページのとおり、平成19年度の途中で下水道普及率が100%となっていますので、家庭から排出されるものはありません。 大門委員: 人口が増えると、ごみ総排出量が増加してしまうと考えます。ごみ半減推進委員の立場から、全体のごみの排出量が増加することは心苦しく、矛盾したものも感じます。 会長: 人口が増えると、全体のごみの量と処理に関する経費が増加することはやむを得ない部分はあります。狛江市の人口1人あたりのごみの排出量と経費が減少すれば、ごみ半減の目標を達成することができたと考えます。 重国委員: 多摩川衛生組合の負担金が大きく変動する要因には何があるのでしょうか。 事務局: ごみの収集量の増減によるものですが、主なものは、改修工事によるものです。 重国委員: 改修工事を実施した場合、該当する年度に発生した費用を全て清算してしまうのでしょうか。それとも10年程度で均等割りを行い少しずつ清算していく形になるのでしょうか。 事務局: 多摩川衛生組合は、年度毎で清算しています。 重国委員: 今年度の負担金が少なかったため、来年度以降も減少するという保証はあるのでしょうか。 事務局: 将来的にわたり負担金が減少しつづけることは、難しいと考えます。 加古委員: 現状の負担金の中では、人件費や現状維持するための修繕費等の固定費の割合が大きくなっていると考えます。 重国委員: 事務局の話によると、単純に負担金が減少していれば、順調とは言えないと感じています。 会長: 計画的に実施している整備工事と突発的に発生する工事があると思いますが、突発的に発生する工事が多いとその年度の負担金が増加してしまいます。 事務局: ごみを貯めるピットで火災等が発生した場合の消火に要する費用や、不適物混入によりベルトコンベアが切れた場合などは修繕が多額となった場合、結果的に負担金が増加します。そのため、市としてはごみの分別を徹底し、業者への指導も行っています。 次に、資料2、3、4の説明をします。資料をご覧ください。 お手元の資料は清掃概要に記載している数値をまとめたもので、過去の分を抜粋し、グラフ化したものです。答申作成にあたり、ごみの量と経費の検証を行うために必要と考え作成しました。資料2は、市民と許可業者が収集したごみの量をまとめたものです。この表から読み取れることは、右肩下がりでごみの量は減少していますが、近年は減少量が以前と比較すると鈍化していることが分かります。資料3は、資源物の回収量をまとめたもので、市民が行政回収に出したものと、公民館など拠点回収に出したものと、集団回収に出したものをまとめたものです。近年回収量が減少していることが読み取れます。資料4は、資料2と3を併せて、経費と人口の推移を加えたものです。人口は増加し、経費とごみ量については減少を続けていることが読み取れます。 会長: 質問はありますでしょうか。 加古委員: 資料2、3、4のような分りやすい資料は清掃概要に入れた方が良いと考えます。ただ、清掃概要と同じ内容を説明しているにも関わらず表題が統一されていない部分があります。 ほかに、資料2と清掃概要の対応する表に関して、清掃概要の表にも小計や合計を入れて、作成していただくと助かります。 会長: 委員向けの資料として作成されているのですが、清掃概要に盛り込んだ方が良いと感じます。 事務局: まずホームページへの掲載を検討してみようと考えています。また、小計は来年度から入れるようにいたします。 重国委員: 資料2に関して、全体のごみの排出量は減少していますが、事業系ごみはここ2、3年増加しています。これはどのような理由があると考えていますか。 事務局: 高齢者施設の増加に伴い、紙おむつの排出量が増加したこと、商業施設が開業したことが要因であると考えています。飲食店では1軒あたり平均月5~6トン程度排出されています。 重国委員: 飲食業の場合、生ごみのリサイクル等は実施されていないのですか。 事務局: スーパー・小売店のうち、一部は専門の食品リサイクル施設を所有しているため、そちらで食品リサイクルを行っています。ただ、多くのスーパー・小売店や飲食店においては、可燃ごみとして処理されています。月に1店舗あたり2トン程度排出されるコンビニエンスストアの生ごみも、可燃ごみとして処理されています。 重国委員: 食品の生ごみ、発泡トレイ等の梱包資材の増加が全国的な課題となっています。丁寧な分別で事業者がコスト等をかければ、廃棄物処理量の減少へつなげることができると考えます。事業者は、市民の税金をかけて廃棄物を処理していることを理解する事も必要だと思います。 会長: 市民の税金をかけて廃棄物を処理しているという点に関連して、事業系廃棄物の処理手数料は、持ち出しとなっていないのでしょうか。 事務局: 概要の10ページに掲載されていますが、現在、事業系ごみは1kgあたり42円の手数料を負担していただいています。多摩川衛生組合まで運搬してもらっているため、ほぼ実費となっていると考えられます。 重国委員: 事業系ごみの経費は税金で負担していないことの説明でしたが、経費に当初の施設の建設費用が含まれているのか不明な部分もあり、様々な考え方もあると思います。その様な状況の中で、ある程度、規模の大きい事業所に対しては、個別に食品リサイクルに対する案内をすることで、取り組める可能性があるのではないかと考えます。 事務局: 重国委員のお話は、企業が利益を還元する方法として、環境投資等で利益を還元する方法も考えられるのではないかということだと思います。現在、リサイクル及び食品リサイクル等に関して、能力的に食品リサイクル工場は受け入れができていない状況です。中学校の給食センターの生ごみを受け入れている城南島の食品リサイクル工場も、新規に食品リサイクルを受け入れていないはずです。 重国委員: 事業者にも様々な事情はあると思いますが、市民に分別等を指導しているため、事業者が何も対応しなくて良いという話にはならないと思います。事業者から排出される一定の均質のごみは、循環させる可能性を検討していくことが必要であり、食品リサイクルの工場も足りないというだけでなく、増やしていくためにどうしたら良いか考えていかなければならないと考えます。市としても先進的な取り組みをしている小売店の取り組みを市民や他の小売店に紹介することで、市民の評価が上がれば、他の小売店もリサイクルの取り組みを見通して社会的な好循環が始まるのではないかと思います。 事務局: 事業系ごみの取り組みとして、多摩川衛生組合で、事業系ごみの搬入物検査を実施し、可燃ごみの中に医療系の薬に使用される紙の容器が非常に多く入っていました。車両から収集先を調査し、市内の病院にリサイクルに出してもらうように指導を行い改善されました。ごみ減量に向けて少しずつ改善できる点は進めています。 重国委員: 先ほど事務局で紹介した事例等をこまeco通信で紹介してもらうと良いと考えます。 会長: 議題1について、以上でよろしいでしょうか。続いて、議題2 答申内容の検討について、事務局より説明願います。 事務局: 第10期の審議会では、書籍によるごみ処理の実態を知ることや、処理施設を見学することで書籍では得られない処理実態の理解が進んだかと思います。これらを踏まえたうえで、諮問1「さらなるごみ減量方法の検討について」、諮問2「ごみ処理費用の検証について」に対する答申を作成していただくこととなります。答申の原案は事務局で作成しますが、原案に盛り込む内容の検討を進めていただければと考えております。委員の皆さまの意見を拝聴させていただきたいと思います。 会長: 加古委員よりお願いします。 加古委員: さらなるごみ減量方法の検討ということで考えてみましたが、最終的に4Rを推進していくという考えに行き着きました。 事務局: 諮問2「ごみ処理費用の検証」についても、4Rを推進していくという考え方で良いのでしょうか。 加古委員: 諮問2「ごみ処理費用の検証」については、2030年ごろから狛江市の人口が減少するため、 廃棄物の量も1割から2割減少すると考えられます。その場合に、どのように多摩川衛生組合の負担金が変化するか試算してみる必要があると考えます。 事務局: 最終処分場は多摩地域の共同で運営していますが、その中で狛江市のごみが減少した場合の試算をすればよろしいでしょうか。 加古委員: その場合の試算も必要ですが、多摩地域全体の人口が減少して、廃棄物の総量が減少する場合の試算をしていただきたいと考えます。それにより、場合によってはごみ袋の値上げも検討しなければならないと考えます。 将来、東京都でも人口が減少し、廃棄物の量が減少する中で、孫の世代に過剰な廃棄物処理施設が負担になる可能性も考えられます。 会長: 大門委員お願いします。 大門委員: ごみを出しておけば回収してもらえると思っていましたが、ごみ半減推進審議会の委員になり、自分が居住しているマンションの集積場では、ラベルが剥がされていないペットボトルや、収集日の3週間も前に出された粗大ごみなど、ルールを守らない人が多いと感じています。その様な人にどうすれば、ルールを守って出してもらえるか悩んでいます。市もごみ・リサイクルカレンダー以外の方法でごみの捨て方のPRをして欲しいと考えます。また、委員になったことで、街中に捨てられているごみに対する見方も変化しました。プラスチック処理施設を見学したことにより、ごみに対する価値観の一部を変えなければならないと感じるとともに、勉強させていただき感謝しています。事務局に確認させていただきたいのですが、狛江市でプラスチックのリサイクルに取り組む場合は、どのような方法でどのくらいの経費がかかるのでしょうか。 事務局: 仮に狛江市でプラスチックのリサイクルを取り組む場合、分別するための中間処理の施設が必要になりますが、人口密度の高い狛江市で、新たに施設を作る場合、用地の確保で難しい面があると考えます。仮に行う場合は、全面的な民間委託で行う形となります。多摩地区で、プラスチックのリサイクルを委託で実施している自治体を参考に経費の試算を行う形となります。必要であれば、次回の審議会までに試算していきたいと考えます。 会長: 答申に必要となる可能性があるため、事務局に経費の試算をお願いしたいと思います。 事務局: 次回の審議会までに資料を用意させていただきます。委託で行うプラスチックの中間処理施設は埼玉県にあるため、収集に使用したパッカー車で輸送するのは非効率です。そのため、10t車に積み替えするための施設が必要となりますが、今回は施設建設費や用地費などを入れない形で試算させていただきます。 重国委員: 狛江市にうまく当てはまる例が合ったとしても、プラスチックの処理に要する経費は、自治体によって幅があるため、いくつかの自治体の例を提示していただけると助かります。 事務局: 全面的な民間委託でプラスチックのリサイクルを行っている自治体は非常に少なく、府中市、国立市及び調布市も分別は自前の施設で行っています。発生量の見込みについて幅を持たせて試算をしていきたいと考えています。 重国委員: 全面委託と直営と分けて試算することは可能でしょうか。 事務局: 狛江市は、先ほども申し上げましたが、土地の確保に困難な面があり、新規に中間処理施設の建設が困難なことと多額の費用を要することが見込まれ、直営で対応することは困難です。 会長: 濱委員お願いします。 濱委員: ごみの減量及び出し方に関しては、個人の意識に左右される部分が大きいと感じています。その中でも意識が高い人が細かく分別して、ごみ減量の取り組みをすすめていくことが重要だと感じています。プラスチックに関しては、金銭的な面もあるため、現状のままで良いと思います。 会長: 杉田委員お願いします。 杉田委員: ごみ半減審議会に参加して、ごみに関心を持つようになりました。4Rの推進はとても良い取り組みなので、どのようにすれば広げていけるのだろうかと考えています。やはりごみは1人1人の意識の問題が大きいと感じています。居住しているマンションに新規住民が多いため、管理組合で不燃ごみの検査を実施し、その中から可燃ごみを発見したので、住民に張り紙等で周知を行いました。この様な取り組みを市全体に広げていければ良いと思います。 会長: ごみに関することや4Rの推進について、市民へのPRをもっと強化していくしかないということだと思います。続いて、森本委員お願いします。 森本委員: 諮問1「さらなるごみ減量方法の検討について」は、サーマルリサイクルという場合でも、経費の点も含めて、他の委員と結論を導いていきたいと考えています。 会長: 辻村委員お願いします。 辻村委員: 自動販売機の周辺で缶が氾濫しており、何とかならないのかと考えています。特に夏は増加し、缶が散らばっていることが多くあります。 加古委員: 辻村委員が述べている自動販売機周辺の状況であれば、自動販売機の代金と飲料を補充している人に要望すれば、対応してくれます。 会長: 重国委員お願いします。 重国委員: 委員に参加している意味合いとして、ごみを大胆に減少させる方法を考えたいと思っています。ごみに関することや4Rの推進について呼びかけを行えば、ごみの減少を継続でき、そのことが基本と考えています。行政の立場で考えた場合、費用の問題や市民の意識によると思うので、すぐに達成及び実行できる施策ではありませんが、呼びかけは継続して行い、その他にいくつかの案を考えていければ良いと思います。自分の意見をなかなかまとめて示すことができてなかったので、今後、案を示して委員の皆様にご意見をいただきたいと考えています。 今後の答申策定に関するスケジュールを教えてください。 事務局: 今後、8月、10月及び12月の3回の審議会で策定していきたいと考えています。 重国委員: 個人的には、生ごみ・プラスチック・事業系ごみの3つのテーマに具体的に手をつけることができるかだと考えています。プラスチックに関しては、土地の制約があり、かなりハードルが高いと思いますが、ある小売店で取り組んでいる様なハード系のプラスチックのみ回収する方法も考えられると思います。 居住しているマンションで広報をしており、4年ぶりにごみ出しガイドを発行することになり、編集しているところです。マンションの管理組合の取り組みの紹介や情報交換を実施しても良いと考えます。 会長: 小川委員お願いします。 小川委員: 他の委員が述べたように、市民へ4Rの徹底とごみの出し方をどのようにPRしていくかが大切であり、廃棄物の減少量は少しであっても、ごみ減量は市民が主体であることを理解してもらう必要があると思います。審議会の中で、4Rの徹底を継続的に発信していくことで、廃棄物の減量につながると考えます。 会長: 委員の皆様の意見にあったとおり、市民の皆様に協力していただくことが重要です。生ごみ処理(コンポスト)のPRも地道な努力ですが、継続した方が良いと考えます。川崎市で水切り用の網を配布し、横浜市では生ごみ処理(コンポスト)のパンフレットを配布すると聞いており、なかなか良い取り組みだと感じています。国立市のプラスチックの処理施設を見学し、ハード面での取り組みが難しいと思いますが、検討は進めていきたいと思います。諮問2「ごみ処理費用の検証について」は、ごみ袋の売上金額がごみの運搬費用とほぼ同額か若干黒字となっています。ごみを焼却し、焼却した後の灰を輸送して処理する費用は狛江市が負担しています。そのため、現状のごみ袋の価格を値下げすることはできないので、そのことも含めた答申を出すことができれば良いと考えています。委員の皆様から意見を述べていただきました。他に何か意見などございますか。なければ、議題2についてはよろしいでしょうか。 委員一同: 同意 会長: それでは、議題2について、本日はここまでとします。続いて、議題3 その他について、事務局より説明願います。 事務局: 今後の審議会の運営と開催ですが、答申作成まで3回程度の開催を予定しています。 答申の作成方法ですが、皆さまからいただいた意見を参考に、事務局で原案を作成し、次回の審議会で修正を加えて作成していく予定です。 次に審議会の運営ですが、現在の10期の審議会の任期が平成30年1月末までとなっております。一般廃棄物処理基本計画の策定を平成32年度内に行う必要がありますので、平成30年2月から平成31年1月までの1年間、審議会を休会し、次期11期の審議会の任期を、平成31年2月から平成33年1月として、審議会の任期内に基本計画を策定するようにできればと考えています。 審議会を休会した場合に、影響があるのは、一般廃棄物処理実施計画で、計画年数を現在の1年度から2年度分をまとめて作成することになります。 また、ごみのポスターと標語は、休会中も実施する予定ですが、審査ができなくなりますので、審査方法については検討してお知らせしたいと思います。 重国委員: 過去に審議会が休会したことはあったのでしょうか。委員の任期を延長する方法はないのでしょうか。 事務局: 休会という措置を過去に行ったことはあります。2年開催して、1年休会したこともあります。最近は継続的に開催していますが、ごみ有料化の前後は変則的な任期で開催していました。基本計画を作成する際、同じ委員に作成していただいたほうが良いと考えています。整理したい事項もあるため、1度休会させていただきたいと思います。 会長: 審議会の休会についてはよろしいでしょうか。 委員一同: 同意。 事務局: 今年度も「狛江市ごみ減量ポスター・標語コンクール」を行います。 昨年と同様に、中学生に標語、小学生にポスターの依頼をいたします。中学生の標語は夏休みの課題として取り組んでいただき、小学生のポスターは、2学期にリサイクルセンターとクリーンセンターの施設見学終了後に作成し、応募していただくこととしております。後日、応募作品の採点を委員の皆さまにお願いすることになります。 次に、三多摩一つなり事業の「夏休み親子見学ツアー」ですが、市内在住の小学生以上の親子を対象に日帰りバスツアーを行います。内容は7月27日(木)、日の出町の二ツ塚最終処分場見学と生涯青春の湯つるつる温泉で入浴と昼食をとります。募集締切日が7月7日(金)となっております。対象となるお知り合いの方がいらっしゃいましたら、是非お声がけの協力をお願いいたします。 続きまして、7月15日号の広報で、7月18日から7月25日まで、キエーロについて10世帯を目処にモニター募集します。キエーロとは、プランターに土を入れ、土の中の微生物(バクテリア)の力で生ごみを分解する、とてもシンプルな生ごみ処理容器のことです。臭いや虫も発生せず、手軽に家庭から出る生ごみの減量に取り組むことができると考えています。モニターにはアンケート調査を行い、活用方法などを検証し、普及に向けてすすめてまいります。 次回の審議会に一般廃棄物処理実施計画原案を作成し提出します。開催は、8月22日か29日の火曜日でいかがでしょうか。 委員一同: 8月29日(火曜日)で同意。 会長: 議題3について、本日はここまでとします。次回の開催は8月29日の午後2時30分よりビン・缶リサイクルセンターで開催します。通知は後日事務局より送付します。 これで、第9回ごみ半減推進審議会を終了します。お疲れさまでした。 |