狛江市ごみ半減推進審議会(平成31年2月19日開催)
1 日時 |
平成31年2月19日(火曜日)午後2時30分から3時10分まで |
2 会場 |
狛江市ビン・缶リサイクルセンター2階会議室 |
3 出席者 | 会長 村上義則 副会長 小川 浩志
委員 加藤 愼次郎 加古 厚志 杉田 三枝子 濱 惠子 勝又壽美江 森山 和子 大門 ミサ子 清水 明(環境部長) 事務局 星野清掃課長 平山 業務係長 遠藤 業務係主任 石井 業務係主事 以上14名 |
4 欠席者 |
委員 井上俊宏 |
5 議題 |
議題 (1)委嘱状の伝達 (2)委員及び事務局職員紹介【資料1】 (3)会長・副会長の選任 (4)市長あいさつ・諮問書の伝達【資料2】 (5)審議会の運営について (6)狛江市のごみ行政の現状について【資料3・4・5】 (7)今後のスケジュール(案)について【資料6】 (8)その他 次回の開催について
|
6 配布資料 | 【資料1】 第11期ごみ半減推進審議会 委員名簿
【資料2】 諮問書 (写し) 【資料3】 狛江市のごみ行政の現状について 【資料4】 狛江市一般廃棄物処理基本計画 (平成23年度~平成33年度) 【資料5】 狛江市一般廃棄物処理実施計画 (平成30・31年度) 【資料6】 第11期ごみ半減推進審議会スケジュール(案) |
7 議事 | |
(1)委嘱状の伝達
〈各委員の机上に委嘱状を交付〉
(2)委員及び事務局職員紹介 〈各委員、事務局自己紹介〉
(3)会長・副会長の選任 (事務局) 第11期の会長、副会長の選任をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 (大門委員) 本日はじめてお会いする方も多いので、互選するには難しいと思います。事務局において案を提案いただき一任するという形でいかがでしょうか。 (事務局) 大門委員からの発言がございましたが、他の委員の皆さまの意見はいかがでしょうか。 (委員一同) 〈了承〉 (事務局) 会長につきましては、前回のごみ半減推進審議会においても学識経験者の方にお願いしています。 村上委員は、廃棄物行政及び東京都市町村職員研修所講師の経験がございますので、会長をお願いしたいと考えています。 また副会長には、事業者選出の小川委員にお願いしたいと考えておりますが、いかがでしょうか。 (委員一同) 〈了承〉 〈会長・副会長あいさつ〉 〈会長に司会を交代〉
(4)市長あいさつ・諮問書の伝達 (事務局) 審議会の開催にあたりまして、狛江市長より御挨拶申し上げます。 〈市長あいさつ〉 (事務局) 市長から会長に諮問書の伝達をいたしたいと思います。 〈市長より諮問書の読み上げ〉 (事務局) 市長におかれましては、他の公務がございますので、ここで退出させていただきますことをご了承いただきたいと思います。 引き続き諮問内容と理由について説明いたします。 一つ目に、一般廃棄物処理基本計画の改定に伴う今後のごみ処理についてです。「狛江市一般廃棄物処理基本計画」(平成23年度~平成32年度)の改定に伴い、今後のごみ処理のあり方についての検証を行い、次期基本計画の策定を行います。 二つ目に、一般廃棄物処理実施計画の検証及び策定についてです。「狛江市一般廃棄物処理実施計画」(平成29年度~平成31年度)の検証と評価を行い、平成32年度実施計画の策定を行います。
(5)審議会の運営について (事務局) 本審議会における傍聴については、原則可能とします。ただし個人情報に関することを審議する場合は、非公開とします。 次に、会議録ですが、これまでと同様、要点筆記とし、氏名を公開にしたいと考えております。会議録の確認については、審議会終了後、おおむね4週間以内に、事務局より、委員の皆さまに郵送又はメールにより通知いたしますので、2週間以内に確認していただき、修正がある場合は事務局まで御連絡ください。 修正があった場合は、再度会議録を送付の上、確認をしていただきます。委員の皆さまの了承を得られた後に、市ホームページに掲載する方法を考えています。 (会長) 審議会の傍聴、会議録の記述方法、審議内容の確認及びホームページでの公表について提案がありました。異議はございませんか。 (委員一同) 〈了承〉 (会長) 審議会の開催ですが、原則として第3又は第4火曜日に開催することします。審議会開催時に次回日程を決定する方法でよろしいでしょうか。 (委員一同) 〈了承〉 (会長) 審議会の運営については、以上のとおり決定しました。
(6)狛江市のごみ行政の現状について (事務局) 資料3を御覧ください。資料は、狛江市のごみについて、過去の排出量や経費を抜粋し、グラフ化したものになります。 資料3-1は、年間1人当たりのごみ排出量の推移になります。ごみ有料化を実施した平成17年度以降順調に減少しています。 資料3-2は、ごみの種類別排出量の推移になります。持込みごみとは、家庭から出るごみではなく、市内の飲食店やコンビニなどの商業施設、事業活動に伴い発生したごみになります。右肩下がりで家庭から出るごみ量は減少していますが、近年は減少量が以前と比較すると鈍化しています。また、事業系の持込みごみについては、増加傾向にあります。 資料3-3は、資源ごみの種類別回収量の推移になります。ビン・缶、古紙は減少傾向にありますが、古布とペットボトルについては横ばいとなっています。 資料3-4は、ごみ排出量・経費と人口の推移をまとめたものです。人口は増加し、経費とごみ排出量は減少を続けています。ただし、今後の経費については、ごみ焼却等を行っている多摩川衛生組合・クリーンセンター多摩川が、この5年以内に大規模な修繕を予定しているため、増加が見込まれます。 説明は以上となります。 (会長) 質問はありますか。 (大門委員) 古紙が減少傾向となっていますが、新聞を新聞業者が回収しているため市が回収する古紙の回収量が減少しているのではないでしょうか。 (事務局) 新聞販売店等が独自に回収しているものもありますが、スマートフォン等の普及による新聞の購読率の減少が影響しているものと推測しています。 (会長) ここ2、3年で新聞の購読率が下がり、新聞販売店等は余剰紙を抱えているので行政回収に出回る量が減っていると思われます。 (加古委員) 資料3-4の歳出から歳入を引いたものについて、平成17年度と平成29年度を比べると金額が半分、歳出額が6億円減少しているがその要因は何でしょうか。 (事務局) 多摩川衛生組合の中間処理施設を平成10年に建設した時の借入金の返済が終わったためです。 (加古委員) ごみ排出量が減ったわけではなく、借入金が減ったことが大きな要因でしょうか。 (事務局) そのとおりです。 (大門委員) 資料3-1の生ごみ消滅機の処理量が減少していますがその要因は何でしょうか。 (事務局) 生ごみ消滅機の処理量は、狛江ハイタウンに2機、狛江セントラルハイツに1機の合計3機による処理量の合計です。処理量の減少要因として、世帯の高齢化や共働き家庭での調理機会の減少により、世帯から排出される生ごみ自体が減っていることが関係していると推測しています。 (加藤委員) 狛江市は、年間1人当たりのごみ排出量が246キログラムとなっていますが、排出量は多摩地区の中で平均程度でしょうか。 (事務局) 狛江市は、多摩地域26市の中で排出量が10番目に少ないので、平均以下になっています。 (加古委員) 資料3-1の表の「生ごみ消滅機(t)」の表記は、「生ごみ消滅機の処理量(t)」が正しいのではないでしょうか。 (事務局) 御指摘のとおり訂正します。
(7)今後のスケジュール(案)について (事務局) 今後のスケジュールついて、資料6を御覧ください。審議内容と時期については記載のとおりとなります。 諮問1については、資料4の一般廃棄物処理基本計画の改定を行います。この一般廃棄物処理基本計画は、「廃棄物処理法」第6条第1項の規定に基づき策定するもので、一般廃棄物の適正処理やごみの発生見込み、ごみの排出抑制のための方策に関する事項等について、具体性のある計画として推進することとされています。 計画の目標年次を10年から15年先におき、中長期的なごみ処理のあり方やごみ減量施策等について、基本的な方針を明確にするもので、新たに策定する計画の計画期間は、10年間となります。 基本計画の策定については、2年間の任期のうち1年程度の期間で行います。具体的には、審議会としての基本計画案を、来年の2020年6月までに、まとめていただくことになります。 審議会でまとめた基本計画案を、市議会の建設環境常任委員会に報告した後に、市民からの意見公募を行います。いただいた意見の集約と計画内容への見直し期間を確保するために、任期の半分強程度を審議期間に充てます。 次に諮問2ですが、資料5の一般廃棄物処理実施計画の改定を行います。実施計画の策定は、基本計画の内容を踏まえ、より市民生活に密着した取組を具体的に記載するもので、1か年度ごとの計画となります。この審議会の任期中に2回策定することになります。 今年の12月までに、来年度2020年度の一般廃棄物実施計画の答申案をまとめ、来年1月に、一般廃棄物実施計画の答申をいたします。再来年2021年度の一般廃棄物実施計画についても同様に来年12月までに答申案をまとめ、その翌年の2021年1月に答申いたします。 計画の策定に当たっては、廃棄物処理をめぐる昨今の社会情勢や市民の要望を踏まえ、審議を進めてまいります。 なお、審議の資料については事務局で準備し、それをもとに委員の皆さまで検証と審議をしていただきます。 (会長) 質問はありますか。 〈質問なし〉
(8)その他 (事務局) 小型家電のイベント実験回収を3月17日日曜日午前10時から午後2時まで市民センター前市民ひろばにて行い、家庭で使用された家電を回収します。アンケートにお答えいただける市民の方が利用できます。 次に、可燃ごみの組成分析を3月29日金曜日午前9時から狛江市ビン・缶リサイクルセンターで行います。都合のつく方は、汚れや臭いがついてもかまわない服装と長靴、マスク持参で参加をお願いします。 (会長) 他に何か質問はありますか。 〈質問なし〉 (会長) 次回の開催は、5月21日火曜日の午後2時30分から開始としたいのですがいかがでしょうか。場所は狛江市ビン・缶リサイクルセンターになります。 (委員一同) 〈同意〉 (会長) 他にないようですので、本日の議題は全て終了とします。第11期第1回ごみ半減推進審議会を以上で終了とします。
|