1 日時

令和2年2月18日(火曜日)午後2時30分から4時まで

2 会場

狛江市ビン・缶リサイクルセンター2階会議室

3 出席者

会長  村上義則 副会長 榎本 正樹

委員  加藤 愼次郎 加古 厚志 大門 ミサ子 杉田 三枝子 濱 惠子  

          森山 和子 勝又 壽美江 清水 明(環境部長)

事務局 星野 清掃課長 遠藤業務係主任 石井 業務係主事 以上13名          

4 欠席者

委員  井上俊宏  

5 議題

議題

(1)一般廃棄物処理基本計画の検討について【資料1~7】

(2)廃棄物を取り巻く環境について

(3)その他

   次回の開催について

6 配布資料

【資料1】 分別収集の種類

【資料2】 ごみと資源物の処理体制

【資料3】 家庭用と事業系ごみ袋の種類と価格

【資料4】 ごみ排出量の推移

【資料5】 狛江市の将来人口

【資料6】 ごみ排出量見込み(現状維持)

【資料7】 ごみ排出量見込み(基本計画の目標)

7 議事

(会長)

 これより第7回ごみ半減推進審議会を開会します。第6回の会議録について事務局より説明をお願いします。

(事務局)

 会議録については、委員の皆さまのご確認をいただいた後に、修正がございませんでしたので、ホームページに掲載しております。

 

(1)一般廃棄物処理基本計画の検討について

(事務局)

 計画に記載する、現状の収集体系や処理方法などを記載する必要があります。計画に記載するものを説明します。

 ごみ収集と処理について資料1と2と3で説明します。

資料1は、市でどのような「ごみ」と「資源物」を収集しているのかと「排出方法」についてまとめたものになります。

(以下、内容の詳細説明)

 資料2は、先ほど説明した「ごみ」と「資源物」の収集後の中間処理と最終処分をどのように行っているかを示したものになります。

(以下、内容の詳細説明)

 資料3は、有料のごみ袋、正しくは指定収集袋の容量と料金をまとめた表になります。

(会長)

 資料1と2と3について、何か意見や質疑などございますか。

(大門委員)

 より細かく分別して捨てなければならないと感じました。

(勝又委員)

 資源物は民間の処理施設に運び込んで処理していますが費用はどうなっていますか。

(事務局)

 ビン・缶・ペットボトル・金属は、有価物として処理しています。古紙・古布は中国の影響で価格が下落しています。ガラス・陶磁器・植木剪定枝・使用済小型家電・スプレー缶・ライターは、処理手数料を支払って処理しています。

(森山委員)

 私の住んでいるマンションでは、集団回収をやっていましたが、最近収集業者が撤退してしまったため、市の収集に切り替わりました。他のマンションも同じような状況ですか。

(事務局)

 狛江市内だけでなく他の自治体でも影響が出ています。

(杉田委員)

 以前ニュースでスプレー缶による収集中の事故があったと報道していましたが原因は何ですか。

(事務局)

 不燃ごみの袋の中にスプレー缶が混入し、収集車で圧縮した際にスプレー缶に圧がかかり破裂したことで事故が起こりました。危険なのでスプレー缶は、不燃物ではなく発火物で出してください。

(濱委員)

 資料2を学校や見学者に配布し、ごみ処理の流れを学習してもらうのが良いと思います。

(加古委員)

 資料1は、わかりやすいので翻訳し、外国人に対しても広報するべきだと思います。資料2は、矢印が交錯している部分があるので表記を変えた方が良いと思います。

(事務局)

 検討いたします。

(加藤委員)

 資料3の指定収集袋の金額は有料化したときから変更はありませんか。

(事務局)

 変わっていません。今のところ値上げする予定はありません。

(副会長)

 収集したガラス・陶磁器はどのようにリサイクルされていますか。

(事務局)

 道路などに利用されています。

(副会長)

 資料1、2、3をビン・缶リサイクルセンターの見学に来た小学生等に配布し、小さいころからごみの処理について学んでもらうと良いと思います。

(会長)

 資料1と2と3については、よろしいでしょうか。

(委員一同)

 <了承>

 

(事務局)

 資料4は、平成30年度までのごみの排出量の推移と前回基本計画目標の達成状況になります。目標の達成状況ですが、平成30年度までは目標が達成されています。人口は平成23年度以降、毎年増加していますが、発生総量と1人当たりの発生量ともに減少しています。ここ3年は減少率が低下していることと、市内事業者から発生するごみが増加していることが読み取れます。

(会長)

 資料4について、何か意見や質疑などございますか。

 〈質問なし〉

(会長)

 資料4については、よろしいでしょうか。

(委員一同)

 <了承>

(事務局)

 資料5は、基本計画の目標設定に関連する項目です。

 将来人口の見込みになります。出展は、狛江市人口ビジョン、平成28年2月発行のシミュレーションBを採用しています。市の推計値、真ん中の部分になります。こちらの見込みですが、令和2年1月時点で、推計値と実際の人口が異なり、推計値より実際の人口が1,444人多くなっています。このため基本計画では、狛江市人口ビジョンに1,444人を加えた数値で見込んでいます。なお、人口ビジョンでは毎年の人口の見込みは出ておりませんので、毎年の人口予測は事務局で算出したものになります。

 説明は以上となります。

(会長)

 資料5について、何か意見や質疑などございますか。

〈質問なし〉

(会長)

 資料5については、よろしいでしょうか。

(委員一同)

 <了承>

(事務局)

 資料6と7を一括して説明します。

 資料6は現在の取組みのままでのごみ排出量の見込みで、ここ3年の減少幅が横ばいに近い状態を反映したものになります。

 計画の最終年度である令和12年度において、ごみ総排出量は1万9022トンで、平成30年度実績2万41トンと、資料4にありますが、令和2年度の計画目標2万150トンから、各々5.6%減少する見込みになっています。

(以下、内容の詳細説明)

 資料7は、前回の審議会で定めた、取組みを実施した場合の見込みとなります。

 計画の最終年度である令和12年度において、ごみ総排出量は1万8237トンで、平成30年度実績2万41トンと、資料4にありますが、令和2年度の計画目標2万150トンから、各々9.5%減少する見込みになっています。

(以下、内容の詳細説明)

 説明は以上となります。

(会長)

 資料6と7について、何か意見や質疑などございますか。

(加藤委員)

 事業系のごみの排出量はどのように変化すると予測されていますか。

(事務局)

 事業者数の増加に伴い、事業系のごみの量の増加を予測しています。

(会長)

 資料6と7については、よろしいでしょうか。

(委員一同)

 <了承>

 

(2)廃棄物を取り巻く環境について

(事務局)

 廃棄物を取り巻く環境について3点あります。1点目に、前回、加古委員より指摘のありました、環境に影響を与えている要因について、断定を避けるべきではないかについての資料説明となります。資料、「地球温暖化で土壌から排出される二酸化炭素の量がどれほど増えるのか」をご覧ください。二酸化炭素の発生は、人間の活動が原因のようなイメージがありますが、人間活動によって排出される二酸化炭素の10倍の量が土壌から発生している事を記載されています。 人間の活動からは、資料「世界のCO2排出量は昨年も増えて過去最高の331億トン」のとおりで、人間の活動を原因とする二酸化炭素の発生量は331億トンで土壌の10分の1であることが読み取れます。続いて、資料「二酸化炭素排出量の多い国」からは、日本の二酸化炭素発生量は世界5位で約11億トン排出していることが読み取れます。

 説明は以上となります。

(会長)

 何か意見や質疑などございますか。

〈質問なし〉

(会長)

 この件については、よろしいでしょうか。

(委員一同)

 <了承>

(事務局)

 2点目は、今年7月から全国一律でプラスチック製買物袋の有料化がスタートするにあたり、昨年12月に経済産業省の省令改正が行われました。改正内容の資料説明となります。

(以下、内容の詳細説明)

 説明は以上となります。

(会長)

 何か意見や質疑などございますか。

(濱委員)

 バイオマスのレジ袋は今後増えていくのでしょうか。

(事務局)

 増えていくと推測しています。

(会長)

 この件については、よろしいでしょうか。

(委員一同)

 <了承>

(事務局)

 3点目は、古紙の価格下落による集団回収を請け負っていた業者が昨年12月に急遽、回収事業から撤退したことにより混乱が発生している説明の資料となります。

 横浜市港北区と鶴見区で昨年12月に古紙の回収を業者都合により、急遽打ち切ったために、市民が自宅で保管することになりました。新たな請負業者と調整がついた地区から再開しているようです。民間事業者は利益を追求しており採算が合わなければ取りやめるため、規制緩和や民間主導も全て何でも行えばよいのではなく、市には廃棄物についての処理責任があるため、最終的には、市で行う必要があります。

 説明は以上となります。

(会長)

 何か意見や質疑などございますか。

〈質問なし〉

(会長)

 この件については、よろしいでしょうか。

(委員一同)

 <了承>

 

(3)その他

   次回の開催について

(事務局)

 次回の審議会ですが、4月第3週の21日の火曜日でいかがでしょうか

(委員一同)

〈同意〉

(会長)

 それでは、次回は4月21日の火曜日、午後2時30分、狛江市ビン・缶リサイクルセンターでの開催とします。これにて、第7回ごみ半減推進審議会を終了します。お疲れさまでした。