1 日時

令和3年4月20日(火曜日)14時25分から15時10分まで

2 会場

狛江市ビン・缶リサイクルセンター2階会議室

3 出席者

会長:村上 義則
副会長:榎本 正樹 
委員:高橋 眞太朗、加古 厚志、大門 ミサ子、杉田 三枝子、森山 和子、濱 惠子、門井 淳(環境部長)

事務局:星野 清掃課長、吉田 業務係長、遠藤 主任、竹本 主事 以上13名          

4 欠席者

委員:勝又 壽美江、伊佐 雅美

5 議題

議題

(1)委員の自己紹介について
(2)国の廃棄物施策の動向について【資料1】
(3)諮問1 環境負荷並びに処理効率及び経費を考慮した今後のごみ減量の取り組みについて【資料2】
(4)次回の開催について

6 配布資料

【資料1】プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律の概要
【資料2】多摩地域の生ごみ処理機購入助成制度について

7 議事

 

(会長) 

 これより第2回ごみ半減推進審議会を開会します。第1回の会議録について事務局よりお願いします。

(事務局)

 会議録については、委員の皆さまのご確認をいただいた後に、修正がございませんでしたので、ホームページに掲載しております。

 

(会長) 本日の議題は、

1 委員の自己紹介について、2 国の廃棄物施策の動向について、3 諮問1 環境負荷並びに処理効率及び経費を考慮した今後のごみ減量の取り組みについて、4 次回の開催についてになります。議題1 委員の自己紹介について事務局より説明願います。

(事務局)

 委員の皆さまにおかれましては、会長と副会長の選任にご協力いただきありがとうございます。
 今回、委員の皆様の全員揃いまして顔あわせとなります。委員の皆さまより、時計周りで順番に着席のままで、村上会長より自己紹介をお願いいたします。

 

(会長)

 審議会運営のためにお力添えをお願いします。

 

(委員自己紹介)

 

(職員自己紹介)

 

(会長)

 挨拶が終わりましたので、議題2 国の廃棄物施策の動向についてを事務局より説明願います。

 

(事務局)

 お手元の資料1プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案をご覧ください。現在、国会でプラスチックのリサイクルの法律案の審議を行っています。
 内容はこれまでは容器包装プラスチック、商品を梱包している透明なプラスチックなどを収集することに加えて、新たにハンガーや洗面器などの製品プラスチックと、合わせて収集しリサイクルできるよう内容になっています。今後はこれまで以上に市町村に対してリサイクルに取り組むように様々な働きかけがあるかと思われますが、実施にあたっての財源的な支援は明記されておりません。先行してプラスチック分別収集を実施している自治体にとっても収集品目の変更や分別処理施設の改修などの経費増加が見込まれます。
 なお、この法律案では、プラスチック製品を製造する事業者に対する費用負担は制度化されていません。説明は以上となります。

 

(会長)

 何か質疑などございますか

 

(大門委員)

 意見ですが、製品プラスチックとの一体収集となると分別が難しいのではないかと思います。

 

(杉田委員)

 法として成立していますか。

 

(事務局)

 審議中で成立しておりません。

 

(高橋委員)

 意見ですが、実施する場合は市民への分別の徹底を指導しても浸透するまで収集現場では混乱が予想されます。

 

(榎本委員)

 ハンガーなどのプラスチック製品について回収ボックスの設置が事業者に義務化される法律案でしょうか。

 

(事務局)

 義務化された法律案ではありません。

 

(会長)

 小売店では、発砲トレイの持ち込みリサイクルを自主的な取組みとして行っている。それ以外のプラスチックでは、ペットボトルを持ち込みリサイクルを行っており、店舗に粉砕機を備えており、容器の大きさや本数によりポイントを付与することでリサイクルを促している地域もあります。

 

(大門委員)

 小売店で購入後に、トレイからポリ袋に詰め替えて、トレイを店舗に廃棄する方がいる。これにより、小売店側に行動変容を促す面はあるのでしょうか。

 

(会長)

 拡大生産者責任の観点から考えると事業者責任を全うすることになります。小売店の食品販売の状況を見ますと、コロナ禍のため衛生上の理由からプラスチック使用量が増えているように見受けられます。

 

(会長)

 質問はありますか。

 

〈質問なし〉

 

(会長)

 ないようですので議題2については以上とします。次に、議題3 諮問1 環境負荷並びに処理効率及び経費を考慮した今後のごみ減量の取り組みについてを事務局より説明願います。

 

(事務局)

 資料2多摩地域26市生ごみ処理機助成制度をご覧ください。家庭を主な対象とした各市の助成内容を示した資料で、電動式生ごみ処理機に対して助成を行っているのは16市、コンポストなどの非電動式に助成を行っているは21市です。非電動式にのみ助成を行っている理由を、一部の市に調査したところ、生ごみ処理機で電気エネルギーを投入して生ごみを処理しても、生成した成果物を可燃ごみとなっていることが多いため、廃棄物処理の在り方として疑問があるとのことでした。

 今後、炭素発生抑制に向けた厳しい取組みが必要になりますが、電動式生ごみ処理機には電気を使用しており、これらの在り方についての検証が必要であると考えています。説明は以上となります。

 

(会長)

 何か質疑などございますか。

 

(加古委員)

 多摩地域26市生ごみ処理機助成制度について、各市で助成金額に差がある理由は何でしょうか。

 

(事務局)

 各市の考え方と思います。

 

(大門委員)

 助成額は上限でこれ以上は出せないということでよろしいでしょうか。

 

(事務局)

上限額となります。

 

(大門委員)

 このような制度を設けてまで生ごみを減量する理由は何でしょうか。

(会長)

 二ツ塚最終処分場建設に際して、各市にごみ搬入量が割り当てられており、その目標達成のために生ごみ処理機の普及を行いました。

 

(濱委員)

 電動式生ごみ処理機は家庭で使用するものですか。

 

(事務局)

 家庭で使用するものです。

 

(会長)

 家庭で使用する場合には、生ごみだけに分別するが、骨や卵の殻は除くのに手間がかかります。また、音や匂いは以前の製品と比較すると相当軽減されているようです。生成されたたい肥は使用する機会がないことが多いことが問題点です。

 

(会長)

 他にございますか。

 

(会長)

 他にないようですので、議題4 次回の開催について事務局より説明願います。

 

(業務係長)

 次回の審議会ですが、6月22日でいかがでしょうか。

 

委員同意

 

(会長)

 それでは、次回は6月22日、午後2時30分、ビン缶リサイクルセンターでの開催とします。

 

(加古委員)

 防災ガイドに災害ごみ発生時の連絡先についての記載があればとよいと考えますが、来年度から記載してはいかがでしょうか。

 

(事務局)

 災害の発生日と種類と、被災範囲により仮置き場を設置するのか、申込制の戸別収集にするのかを判断せざるを得ないので、特定の連絡先のない記載となっております。

 

(会長)

 他にございませんか。ないようですので、これにて、第2回ごみ半減推進審議会を終了します。お疲れさまでした。