狛江市ごみ半減推進審議会(平成27年10月27日開催)
1 日時 | 平成27年10月27日(火曜日)午後2時30分~3時50分 |
2 会場 | ビン・缶リサイクルセンター2階 会議室 |
3 出席者 |
武田新栄、小川浩志、加古厚志、加藤慎次郎、金久保慶子、重国毅、辻村和江、東條實 事務局:星野英記(清掃課長)、髙橋朋子(業務係長)、遠藤智(業務係主任)、山口大輔(業務係主事) |
4 欠席者 | 伏見正明、山中賢治、真田典孝(環境部長) |
5 議題 |
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6 提出資料 |
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7 会議の結果 | |
会長: これより第11回ごみ半減推進審議会を開催します。第10回会議録の確認について事務局より説明してください。 事務局: 事前配布の第10回会議録ですが、確認及び決裁終了後、ホームページに掲載します。 委員一同: 了承 会長: 本日の議題に入ります。本日の議題は、答申(案)について、平成28年度狛江市一般廃棄物処理実施計画書、その他になります。それでは、議題1 答申(案)について、事務局より説明願います。 事務局: 答申(案)ついて説明。9月25日までにお寄せいただいたご意見に基づいて反映できるものは極力盛り込み、会長・副会長のご意見を伺い、このような答申(案)を作成しました。 会長: 何か質問ありますか。 東條委員: 事務局が作成した答申(案)の基本的な考え方を教えてください。 事務局: 答申の基本的な考え方として市長から審議会に諮問しております。答申は審議会での意見を集約したものを市長に提出します。事務局案として作成したものは各委員の審議過程をまとめたものです。 東條委員: 答申は事務局が市長に提案するのではなく、市長から委嘱を受けた各委員が市長に答申するということを再度認識しなければいけません。 会長: 答申は委員一人の意見ではなく審議会委員11人の集約なので必ずしも一人の意見が全て通るわけではありません。本日この場で決めるということは難しいので、必要な部分を議論し、持ち帰り検証をしたうえで再度審議会において議論するということでよろしいですか。 東條委員: 9月25日締切で集めた意見についてはこの場で確認が必要です。 重国委員: 提出された意見の主なところを意見交換したうえで検証することが望ましいです。 事務局: この場で必要な部分を議論したうえで一度持ち帰り検証していただくということですね。 東條委員: 提出した意見について各委員が内容を説明すべきです。内容に問題点があればこの場で修正することが重要です。 会長: それでは各委員から意見内容の説明をお願いします。 加古委員: 今回の答申に具体的な策を示しました。内容は「生ごみ減量の方策として、市民農園や生産緑地でのコンポスト製造を推進していただきたい」、「小中学生を対象にしたごみ減量標語募集と表彰、掲示を進めたい」、またごみ袋代が高いという意見を打ち消すために「のしイカ方式」を提案しました。 東條委員: ポイントだけ説明しますと、「組成分析」については具体的なデータを用いて可燃ごみが減少している等をわかりやすくまとめていただきたいです。「のしイカ方式」について、ごみ袋代が高いと考えている人々に答申だけでなく紙面にアイデアとして掲載していただきたいと考えます。 重国委員: 主な意見として提案したのは、プラスチックを分別して資源化していくということです。焼却炉の仕様を変更するなど、長期的な計画の中で将来的には分別するということで議論していくことが重要であり、プラスチック分別を検討していくことを答申に記載できないかということを提案しました。 会長: 各委員の意見について具体的な意見はありますか。 重国委員: 加古委員が提案した「生ごみ減量の方策として、市民農園や生産緑地でのコンポスト製造を推進していただきたい」という意見について、コンポストが置いてある場所に市民が生ごみを入れにくるというイメージですか。 加古委員: 持込みです。昔の農家が畑の片隅に木枠で作っていた堆肥作りの場所に隣近所の人が生ごみを持ち込むというアイデアです。 重国委員: 生ごみは腐るため扱いが難しいです。生ごみをごみ袋に入れないで出せるのはよいと思います。狛江市内で生ごみ処理機を設置しているマンションがありますが、それ以外で焼却炉に持って行かないで処理できる方法があればと考えます。 辻村委員: 生ごみを出す一人ひとりの意識やモラルの徹底が必要です。また、誰が管理するのかが難しい問題です。 会長: においの発生が最大の問題でありますが、市民農園等の一角に生ごみではなく、野菜くずを堆肥化する場所を設ければ市民農園を利用してる方も喜ぶと考えます。 副会長: 堆肥化の場所を設置するとごみ袋を捨てる方が出てくるため、管理の問題が難しいと考えます。 重国委員: 「のしイカ方式」について、容量を減らすという意味では有効だと思いますが、ごみ減量の点から考えると減量には繋がりません。プラスチックごみを出す時にはさみで切って押し込んでいる人もいます。努力されている方がいるという紹介をするべきだと考えます。 東條委員: 「のしイカ方式」というアイデアを紙面に掲載することでごみ減量の啓発になると考えます。 事務局: 答申に盛り込むのではなく、ごみ半減新聞等で「のしイカ方式」を掲載するという考えですね。 重国委員: ごみ袋代が高いという意見について、ごみを減らすことによってごみ袋代がかからなくなるということを追及していくと、プラスチックを分別資源化した物を無料で回収するという方法が重要だと考えます。 事務局: 答申の文言としては、現在プラスチックを可燃ごみとして処理しているが、行政としてはプラスチックのリサイクルについて今後の検討課題として捉えていくということですね。 会長: 意見はいつまでに提出ですか。 事務局: 11月4日 水曜日までにメールまたは文書にてお願いします。 会長: それでは、議題2 平成28年度狛江市一般廃棄物処理実施計画書について、事務局より説明願います。 事務局: 平成28年度狛江市一般廃棄物処理実施計画書について説明[資料3] 社会状況の変化への対応と実効性の高い計画とするため、単年度計画に改めました。 また、前回の会議でもお示ししたとおり、資源物持ち去り行為への対応等により、3ページ目に戸別方式の定義を明確にしました。全体の構成についてはこれまでと同様です。委員からいただいた意見を反映、他市の計画も参考にした狛江市が取り組むべき課題を盛り込んだ実効性のある内容となっています。今後、内部手続きを経て、来年3月末に確定版を告示します。 会長: では、議題3 その他について、事務局より説明してください。 事務局: 狛江市廃棄物の再利用の促進及び処理に関する条例(案)骨子に関して10月9日 金曜日の午後7時から市民説明会を実施しましたが参加者は0人でした。 また、9月15日 火曜日から10月14日 水曜日までの間パブリックコメントを実施し、提出者は2名でした。意見等の内容について、近日中に市のホームページで公表予定です。 使用済小型家電のイベント実験回収を、11月8日 日曜日の午前10時から午後2時まで実施予定です。 第10期ごみ半減推進委員の募集について11月1日号の広報に掲載しました。第9期ごみ半減推進審議会の最終的な答申(案)は12月15日 火曜日の審議会で提示していただくことになります。 次回の審議会ですが、11月18日 水曜日 午後2時30分から予定しています。最後に、ご意見については、11月4日 水曜日までにメールまたは文書でお願いします。 会長: それでは、第11回ごみ半減推進審議会を終了します。
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