1 日時 平成27年8月25日(火曜日)午後2時30分~3時50分
2 会場 ビン・缶リサイクルセンター2階 会議室
3 出席者

武田新栄、小川浩志、加古厚志、加藤慎次郎、金久保慶子、重国毅、辻村和江、東條實、真田典孝(環境部長)
事務局:星野英記(清掃課長)、吉田恵美(業務係長)、山口義明(業務係主任)

4 欠席者 伏見正明、山中賢治
5 議題
  • 平成26年度狛江市清掃概要について 
  • 資源物持ち去り禁止条例について
  • 答申(案)について 
  • その他
6 提出資料
  • 平成26年度狛江市清掃概要(資料1)
  • ごみ処理経費の年度推移(資料2)
  • 資源物持ち去り禁止条例の制定について(資料3)
  • 平成28年度狛江市一般廃棄物処理実施計画(案)について(資料4)
  • 答申(案)(資料5) 
7 会議の結果
 

会長:

 これより第10回ごみ半減推進審議会を開催します。第9回会議録の確認について事務局より説明してください。

事務局:

 事前配布の第9回会議録ですが、確認及び決裁終了後、ホームページに掲載します。

委員一同:

 了承(なお、議事録の文体について「ですます」調と「である」調が混在していることが気になるとの指摘が出され、次回から統一することを確認)。

会長:

 本日の議題に入ります。本日の議題は、平成26年度狛江市清掃概要について、資源物持ち去り禁止条例について、答申(案)について、その他になります。それでは、議題1 平成26年度狛江市清掃概要について、事務局より説明願います。

事務局:

 平成26年度狛江市清掃概要について説明。決算審査が終了しましたので配布します。ごみ量については、前回説明のとおりです。経費については、年度比較のため資料2を作成しました。

会長:

 何か質問ありますか。

東條委員:

 資料2の3 科目別ごみ処理決算額について、合計があるといいと思います。

加古委員:

 資料2について、歳入部分の数字が違いますので訂正してください。

事務局:

 清掃概要の数字が正しいものになりますので、事業系塵芥処理手数料の数字が58,790千円になります。合計271,945千円に訂正願います。

東條委員:

 ごみの総量と一人当たりの量は減少しています。歳出決算額が、増えているのはなぜでしょうか。狛江市の人口が増えているからでしょうか。

事務局:

 狛江市の人口は増加傾向にあります。歳出決算額の増加は、消費税率の変更に伴う委託費等の増になります。

加古委員:

 今後、ごみ処理施設建設についての償還金は減っていくのではないでしょうか。

会長:

 施設の延命化の方針を決定して、今後10年ぐらいで改修工事をおこなうことが考えられているようです。その間は、償還金は減らないと思います。

重国委員:

 多摩川衛生組合の施設の延命化改修工事の内容はどのようなものでしょうか。焼却炉については、建て替えに近いような大幅改修でしょうか。その概要があきらかになっていれば教えてください。

事務局:

 建て替えについては未定です。延命化の方針が決定したということです。

会長:

 それでは、議題2 資源物持ち去り禁止条例について、事務局より説明願います。

事務局:

 持ち去りを防ぐため、狛江市廃棄物の再利用の促進及び再利用に関する条例の一部改正(案)がまとまったので、7月に東京地検と検察協議をしました。指摘事項で、戸別収集の定義を明確にするよう求められましたので、今回、一般廃棄物処理実施計画に定めることにしました。複数年計画を単年度計画と改め、状況変化への対応と計画の実効性を高めたいと思います。今回の持ち去り対策に対応するためになります。そのため、重点的に取り組むものについて、9月25日までにご意見をいただき、次回の審議会で検討したい。それと今後のスケジュールとして、パブリックコメントを9月15日から10月15日までで実施します。その期間中で市民説明会を開催する予定です。

会長:

 パブリックコメントについて、9月15日から10月15日までで実施するということですね。何か質問ありますか。

重国委員:

 罰則をふくむ条例として提案を考えているということでしたが、古紙輸出のためにトラック等で大量に持ち去るような業者に対してどの程度の効果が期待できるのでしょうか。

事務局:

 世田谷区等で最高裁の判決が確定したことにより行政による持ち去り禁止指導の根拠が明確になり、都内で条例化の動きが活発になりました。多摩地区では、条例がないのは狛江市を含め8自治体だけです。今年度も何市かで、条例化を検討しているようです。

加古委員:

 広く意見を募集するということですね。

重国委員:

 廃棄物処理実施計画を複数年度から単年度にするのは、なぜでしょうか。これまで複数年計画でやってきたのには理由があるのではないかと思いますが、変更によるデメリットはありませんか。

東條委員:

 中期計画を残して単年度計画を加えれば良いのではないですか。

事務局:

 長期計画は持ちつつ、小型家電や多摩川衛生組合の廃溶融施設の問題等にも対応できるように単年度に変更したい。中期計画を無くすわけではなく長期計画を見直していく方向で考えています。

加古委員:

 単年度計画があったほうが良いと思います。民間であれば10年は長すぎると思います。3年とか6年とかをローリングプランで変えていくことが望ましいと思います。

重国委員:

 中身を必要に応じて変えていくのは良いことだが、今回は、単年度計画で対応したいということですか。

事務局:

 そのとおりです。

会長:

 今回は持ち去り禁止条例に伴う地検協議に対応するために単年度計画に見直すということでよろしいですね。続きまして、議題3 答申(案)について、事務局より説明願います。

事務局:

 資料5 答申(案)をたたき台として検討をお願いしたい。諮問については、2点になります。「ごみ減量に資する新たな方策の提案について」、「ごみ処理費用の検証について」です。1点目の趣旨は、ごみ減量方法について考えること。2点目の趣旨は、ごみ処理手数料についてで、指定収集袋の価格の検討ですが、第8期の審議会の答申では慎重に検討する旨の答申をいただいています。そのため、第9期の審議会では、ごみ処理に係る経費について審議・検討いただきたい。以上の内容を踏まえて、こちらも9月25日までにご意見をお願いします。

加古委員:

 メールでも構いませんか。

事務局:

 メールで大丈夫です。

副会長:

 メール以外は、9月25日までに文書で出すということですね。

重国委員:

 9月25日までに意見をだしたあとに事務局で集約して、次回の審議会までに配布して検討するということですね。最終案はいつまでに検討ですか。

事務局:

 最終案は任期満了の前までには答申をお願いします。

会長:

 12月で了承いただけると助かります。

東條委員:

 10月と12月の2回ということですね。

事務局:

 まとまらない場合は、もう1回あいだで、お願いする場合もあります。

東條委員:

 その場合は11月にも審議会を開催する予定を考えておかないといけないということですね。

会長:

 それでは、意見もでそろいましたのでよろしいでしょうか。では、議題4 その他について、事務局より説明してください。

事務局:

 使用済小型家電の実験回収を、11月8日 日曜日の午前10時から午後2時までの予定です。皆さまのご参加よろしくお願いします。それと、次回の審議会ですが、10月27日 火曜日 午後2時30分からを予定しています。最後に、ご意見については、9月25日までにメール又は文書でお願いします。

会長:

 それでは、第10回ごみ半減推進審議会を終了します。

 

(午後3時50分閉会)