1 日時

令和3年10月19日(火曜日)午後2時30分~3時20分

2 会場

狛江市ビン・缶リサイクルセンター2階会議室

3 出席者

会長:村上 義則 
委員:髙橋 眞太朗、加古 厚志、大門 ミサ子、杉田 三枝子、濱 惠子、森山 和子、勝又 壽美江、伊佐 雅美、門井 淳(環境部長)

事務局:星野 清掃課長、吉田 業務係長、遠藤 主任、内田 主事 以上14名          

4 欠席者

副会長 榎本正樹

5 議題

議題
(1) 諮問1 環境負荷並びに処理効率及び経費を考慮した今後のごみ減量の取り組みについて【プラスチック類ごみの分別収集と資源化について】
(2) その他 次回の開催について

6 配布資料

【資料1】多摩地域 各市 廃棄物行政の比較 [119KB pdfファイル]
【資料2】プラスチック類ごみの分別収集と再資源化について [534KB pdfファイル]

7 議事

(会長)

 これより第5回ごみ半減推進審議会を開会します。第4回の会議録について事務局よりお願いします。

(事務局)

 第4回は書面開催だったため、概要についてはホームページに掲載しております。

(会長)

 本日の議題は、1 諮問1 環境負荷並びに処理効率及び経費を考慮した今後のごみ減量の取り組みについて【プラスチック類ごみの分別収集と資源化について】、2 その他 次回の開催についてになります。議題1「環境負荷並びに処理効率及び経費を考慮した今後のごみ減量の取り組みについて」事務局より説明願います。

(事務局)

 資料1をご覧ください。多摩地域の市部のごみ処理状況を一覧表としてまとめたものです。数値の出典は、「公益財団法人 東京都市町村自治調査会 多摩地域ごみ実態調査 令和2年度統計」と、右側の令和元年度の経費の数値は「ごみ環境ビジョン21 ごみっと・SUN・25号」からとなります。
 他の自治体と比較することで、狛江市のおかれた状況が明らかとなりますので、資料の左側から順に説明いたします。

(以下、資料の詳細説明)

 説明は以上となります。

(会長)

 何か質疑などございますか。

(加古委員)

 表中の一括収集とは、容器包装プラスチックと製品プラスチックを1つの袋で収集しているということですか。

(事務局)

 その通りです。なお、分別とは容器包装プラスチックと製品プラスチックを別々の袋で収集しています。

(会長)

 資料1については以上とします。次に資料2について事務局より説明願います。

(事務局)

 資料2をご覧ください。プラスチック類ごみの分別収集と資源化について検証した資料となります。

(以下、資料の詳細説明)

 説明は以上となります。

(会長)

 何か質疑などございますか

(会長)

 世界的な動向を見ますと、プラスチック類ごみの分別収集と資源化の事業について賛同しますが、収集運搬や中間処理施設の設置場所や運用方法を含め、市民の理解・協力をどのようにして得られるかを考えていかなければならないと思います。

(加古委員)

 現状のサーマルリサイクルの方式が良いと思っています。しかし、プラスチックごみの分別収集と資源化を行わざる得ない場合、狛江市だけが単独で行うには場所や施設費などの固定費の市民負担が大きすぎます。そのため、現在プラスチックの分別収集をしていない稲城市やあきる野市などと話し合い、共同して行うことが現実的だと考えております。

(大門委員)

 市民にごみの分別について指導していくことがとても重要だと考えています。事業には賛成いたします。

(杉田委員)

 私は今までどおり可燃ごみとして焼却する方法で良いと考えています。

(勝又委員)

 プラスチック類ごみの指定収集袋を買って新たな分別することは、市民の理解と協力が得られないのではないかと懸念しています。事業については賛成ですが、難しい取り組みになると思います。

(森山委員)

 環境のことを考えると賛成です。実際にやることは大変だと思います。家庭から出るごみの中で食品プラスチックが一番多いと感じています。コンビニやスーパーなど買った店に回収するシステムが機能すればよいのではないかと考えています。

(環境部長)

 社会的にも事業に取り組んでいかなければならない状況で、市民の皆さんに理解していただくことが大事になってきます。実施する際は、市がしっかりと周知して対策を練らなければならないと考えております。

(伊佐委員)

 事業については賛成です。収集運搬や分別選別の施設に費用と市民に新たな分別の手間がかかるため、市民の理解が得られるか心配です。また、家庭でごみを分別して置く場所の確保もしなければならないと思いました。

(濱委員)

 プラスチックの分別収集と資源化を実施している他市では、どの程度資源として生かせていますか。

(事務局)

 分別の状況について聞き取りを行ったところ、中央線沿線の2市では約8割、府中市では約6割ほど分別できていると聞いています。

(髙橋委員)

 市民の皆さまの協力が得られ、適正に分別されたごみが出ることを期待しています。

(会長)

 プラスチック類ごみの他市の取り組みとして、スーパーなどでの店頭回収や、ペットボトルを自動粉砕機に入れるとポイントを付与するという方法があります。

 実施することは大変だとは思いますが、市民には丁寧に説明していくことで協力を得られると思います。経費がどれくらいかかるかという心配はありますが、これから事業を進めていくうえで色々なことを考えて行かなければなりません。

 他に意見がないようでしたら、議題1については以上とします。

 

委員同意

 

(会長)

 それでは、議題2その他について、事務局より説明願います。

(事務局)

 次回の審議会ですが、12月21日(火曜日)午後2時30分からでいかがでしょうか。

 

委員同意

 

(事務局)

 もう一点ございます。
 ごみ減量のポスターと標語を市内小中学校に募集し、ポスターは221作品、標語は1491作品の提出をしていただきました。この中から入賞作品を選んでいただきたいと考えております。
 選考審査表は、10月29日(金曜日)までにご返送いただけたらと考えております。
 入賞作品につきまして、標語はごみ・リサイクルカレンダーへ掲載、ポスターはマグネットシートを作成して、ごみ収集車へ貼り啓発活動を行う予定です。
 事務局からは以上です。

(会長)

それでは、次回は12月21日(火曜日)、午後2時30分、ビン缶リサイクルセンターでの開催とします。これにて、第5回ごみ半減推進審議会を終了します。お疲れさまでした。