1 日時

令和5年8月22日(火曜日)午後2時30分~午後3時20分

2 場所
 
  狛江市ビン・缶リサイクルセンター 2階会議室
2 出席者

会長:村上 義則
副会長:榎本 正樹
委員:伊藤 夏門、加古 厚志、大門 ミサ子、濱 惠子
勝又 壽美江、森山 和子、杉田 三枝子、門井 淳(環境部長)
事務局:加藤清掃課長、吉田業務係長、遠藤主任、石田主事
以上14人

3 欠席者

伊佐 雅美、林 有子

4 議題
  1. 諮問1 さらなるごみ減量方法の検討について
  2. 令和4年度ごみ処理実績について
  3. その他
5 配布資料
  1. ごみ組成分析 [91KB pdfファイル]
  2. 令和4年度 狛江市清掃概要 [994KB pdfファイル]
6 委員からの質問

なし

7 議事
  • 会長
    これより第4回ごみ半減推進審議会を開会します。
    第3回の会議録について事務局よりお願いします。
  • 事務局(課長)
    会議録については、委員の皆さまのご確認をいただいた後に、修正がございませんでしたので、市ホームページに掲載しております。
  • 会長
    本日の議題は、
    1 諮問1 さらなるごみ減量方法の検討ついて
    2 令和4年度のごみ処理実績について
    3 その他
    議題1 諮問1 さらなるごみ減量方法の検討について
  • 事務局(課長)
    ごみ半減推進審議会では、『さらなるごみ減量方法の検討について』検討することとなっております。そこで、まずは現在の狛江市のごみについて説明します。
    資料1ごみ組成分析結果をご覧ください。
    過去3年間の狛江市の可燃ごみ及び不燃ごみの組成について分析を行った結果です。
    可燃ごみの3年間の平均では厨芥(ちゅうかい)、いわゆる生ごみが最も多く、次いでプラスチック類ごみ、紙類が多くなっており、それ以外のごみはかなり少なくなっています。直近の令和4年度においては、プラスチックが最も多く、次いで厨芥、紙類となっています。特徴としては、紙類、厨芥は徐々に減少していることに比して、プラスチックが増加傾向にあります。
    厨芥については、生ごみ処理機やコンポストの購入費助成に加え、小型生ごみ消滅器である「ベランダdeキエーロ」の普及に力を入れており、この成果が徐々に表れてきていることと、新型コロナウイルスの影響が落ち着いてきたことから、外食が増えていることも影響しているのではないかと考えられます。
    紙類についても、コロナ禍においては自宅の片づけ等を行っていたものが令和4年度は落ち着いたことから減少したものと考えております。
    不燃ごみについては、プラスチックが大きな割合を占めており、次いで金属、分類以外の不燃物、ゴム・皮革などです。不燃ごみについては、おおむね適正に分別されています。
    ごみ半減推進審議会においては、市長より『さらなるごみ減量方法の検討について』諮問されています。
    可燃ごみ・不燃ごみともにプラスチックの割合が多くなっています。これについては、令和5年4月より、プラスチック類ごみの分別収集を開始しましたので、来年度以降この推移を検証していただきたいと思います。
    可燃ごみにおいては、プラスチックに次いで多くを占めているものは生ごみです。このことから、事務局としましては、生ごみの減量について検討していただきたいと考えております。不燃ごみについては、おおむね適切に排出されておりますが、一部資源物の混入が見られることから、効果的な啓発方法についても検討していただければと思います。
    説明は以上です。
  • 会長
    何かご意見はございますか。
  • 委員(加古)
    さらなる4Rの周知徹底と厨芥の減らし方、堆肥化を進めるべきではないか。あるいは生ごみは分別して飼料にするなどの別の方法を考えるべきではないか。
  • 委員(大門)
    自分の食べる量を把握するべき。市全体で厨芥をどうしていくべきか考える必要がある。
  • 委員(勝又)
    生ごみと乾いているほかのごみを一緒に出すのは良くない、分けて捨てるべきではないか。生ごみ処理機やキエーロの普及を進めていけばよい。
  • 委員(環境部長)
    4Rを推進してごみになるものを受け取らない。
  • 委員(森山)
    キエーロの普及の方法を考えるべきではないか。
  • 委員(濱)
    分別などやる気がある人とそうでない人がいるので減らすことは難しい。
    また、組成分析のその他不燃物が増えた理由はなぜですか。
  • 事務局(係長)
    可燃ごみの中に不燃物が塊で入っているところを取ると割合が上がってしまうので平均の数値を載せている。
  • 委員(榎本)
    小学校や中学校の厨芥はどのように処理しているのか。以前は生ごみ処理機で処理していた。
  • 事務局(係長)
    アルフォという生ごみを飼料化する工場に生ごみだけ集めて送っている。以前使用していた生ごみ処理機は動いていない。学校系の生ごみは多摩川衛生には入ってこない。
  • 会長
    堆肥化の工場は持っているのか。
  • 事務局(係長)
    埼玉に工場がある専門業者に持って行って飼料化や堆肥化している。
  • 会長
    この議題については以上になります。
  • 会長
    議題1については以上とします。次に議題2 令和4年度の実績について事務局より説明願います。
  • 事務局(清掃課長)
    資料2令和4年度狛江市清掃概要をご覧ください。狛江市のごみ・廃棄物の排出量・処理状況をまとめたものです。主な内容について説明します。
    1ページは、市の概要です。2ページから7ページは、ごみ処理のあゆみを記載しています。
    10ページは、歳入歳出決算額について記載しており、歳入は、令和3年度と比較して、2,344万9,558円6.09%の増となっています。主な要因は「ペットボトル」売り払い代金 866万1,587円・161.73%増、「ビン・缶」売り払い代金 393万3,601円・22.56%増、「古紙」売り払い代金 280万4,290円・109.72%増によるものです。
    歳出は、令和3年度と比較して、2,329万8,817円・2.05%の減です。
    主な要因は、多摩川衛生組合負担金 4,206万9,000円・12.24%の減によるものです。
    13ページは、ごみの科目別排出量、年間1人当たりの排出量の推移を記載しています。令和3年度より減少しています。
    21ページは資源化量です。左側は資源として収集、または選別して資源としているものの合計で5,499トン、右側はクリーンセンター多摩川での焼却処理時に回収している鉄類及び、焼却灰をエコセメントとしている量の合計で、1,799トン、総資源化量は7,298トンです。
    24ページは資源物集団回収です。令和3年に引き続き団体数、回収量ともに減少しております。主な理由は、回収業者廃業による業者の減と、住民の高齢化による活動中止によるものです。
    28ページは、使用済小型家電回収実績で、内訳はビン缶リサイクルセンターでの窓口回収が451kg。宅配便回収が7,137kg。合計7,588kg回収しています。
    29ページは、補助や貸し出し一覧表です。生ごみ処理機やコンポストの補助台数、キエーロのモニター数を記載しています。
    説明は以上となります。
  • 会長
    何か質疑などございますか。
  • 会長
    多摩川衛生組合の負担金が減っているのはなぜですか。
  • 事務局(係長)
    2年に1回行っている発電用のタービンのメンテナンスがなかったことと売電による収入が増えたことが要因です。
  • 会長
    議題2については以上とします。議題3その他について事務局より説明願います。
  • 事務局(課長)
    先日町田に向かうバスの車内で、旧可燃ごみ袋をプラの排出に使用させてもらいたいという意見について、皆様にご検討いただき、現在の運用を続けるという結果としたところですが、新指定収集袋について他にも様々なご意見を頂いております。
    新指定収集袋の厚さは0.025mm、旧指定収集袋の厚さが0.03mmでしたので、わずかに薄い仕様となっています。一方、袋の強さは、強度試験の結果では、以前の袋よりも強く、JIS規格の基準も上回る仕様となっていますが、「裂ける」という声を多くいただいている状況です。
    我々の分析では、袋に無理に押し込んで入れたり、尖ったものを入れるなど一点からの圧力が加わることが原因と捉えておりますが、使い勝手なども含めて、委員の皆さまのご意見をいただけたらと思います。
  • 会長
    何かご意見などございますか
  • 委員(大門)
    プラスチック類ごみはそのままではかさばるので、ある程度細かく切って出すなど各自で工夫して出すほうがよい。また、それをどう伝えるか。
  • 委員(濱)
    プラスチック類ごみは油汚れ等洗うのが大変、洗うにしてもどこまで洗えばよいかが分からない。
  • 事務局(業務係長)
    次回の審議会ですが、10月24日(火曜日)午後2時30分から開催を予定しています。
  • 委員同意
  • 会長
    これで、第4回ごみ半減推進審議会を終了します。お疲れさまでした。