狛江市ごみ半減推進審議会(平成28年11月22日開催)
1 日時 | 平成28年11月22日(火曜日)午後2時30分~3時35分 |
2 会場 | ビン・缶リサイクルセンター2階会議室 |
3 出席者 |
小川浩志、渡辺和夫、加古厚志、金久保慶子、重国毅、杉田三枝子、大門ミサ子、濱惠子、森本浩一(環境部長) |
4 欠席者 |
武田新栄、高橋眞太郎、辻村和江 |
5 議題 |
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6 配布資料 |
【資料1】 ごみ処理経費の推移 【資料2】 ごみ減量の取組 【資料3】 入賞作品一覧 |
7 会議の結果 | |
議題1 諮問1「さらなるごみ減量方法の検討について」
諮問2「ごみ処理費用の検証について」 議題2 諮問3「狛江市一般廃棄物処理実施計画について」 議題3 ポスター、標語コンテストの入賞作品の選出について 議題4 その他
副会長: これより第6回ごみ半減推進審議会を開会します。第5回の会議録の確認について事務局よりお願いします。 事務局: 会議録ですが、期限までにご意見をいただいき、反映させたものを、決裁終了後、ホームページに掲載します。よろしいでしょうか。 委員一同: 了承。 事務局: ありがとうございます。 副会長: 本日の議題は、議題1 諮問1「さらなるごみ減量方法の検討について」 諮問2「ごみ処理費用の検証について」 議題2 諮問3「狛江市一般廃棄物処理実施計画について」 議題3 ポスター、標語コンテストの入賞作品の選出について 議題4 その他 になります。 それでは、本日の議題に入ります。議題1について、事務局より説明をお願いします。 事務局: 前回の審議会で、諮問1と諮問2を審議するうえで、狛江市のごみ処理の実態を踏まえるためには、過去の推移と取り組みを知ることが必要であるとのご意見をいただいたため、資料1ごみ処理経費の推移、資料2ごみ減量の取組を作成しました。お手元の資料1をご覧ください。 ごみの有料化が行われた平成17年10月の前後で比較ができる資料を作成しました。有料化前の平成16年度と比較しますと、一人当たりのごみ処理経費は21,571円から平成27年度は14,364円と7,207円、33.4%の減となっています。ごみ総量についても、多摩川衛生組合の処理量をご覧いただきたいのですが、平成16年度の19,952トンから平成27年度は14,188トンと5,764トンの28.9%の減となっています。ただし多摩川衛生組合処理量には許可業者による持ち込みも含まれているために可燃・不燃ごみなどの合計とは一致しません。資料1からは、現在まで継続してごみ減量とごみ処理経費の削減が図れていることが読み取れます。 次に資料2をご覧ください。さまざまな取組を行っていますが、一言で申し上げるなら市民の皆さまと協調して行ってきた清掃行政の歩みとも言えます。 委員の皆さまが今いるビン・缶リサイクルセンター建設にあたっては、瑞穂町におけるビン・缶の受入拒否からはじまり、自区内での処理を行うために市民の皆さまとの委員会を設立し、ごみに関する駅前スピーチ等を行い、市民と行政が一体となってごみ問題に取り組んだ結果として、ここに建設されました。 ごみ減量には、現実に発生している問題とさまざまな制約を認識して市民の皆さまの理解と協力を得ながら進めていくことが絶対条件であると考えています。人口が増え続け、宅地化の著しい狛江市で、市民の皆さまが現実的に実践できるごみ減量への方策を考えていきたいと思います。 副会長: 資料1は、前回の審議会の要望で非常に分かりやすい資料を作成して頂きました。資料に関して、何か質疑はございますか。 加古委員: ごみ袋を販売した収入はどのくらいなのでしょうか。ごみ処理に要する経費に対して、ごみ袋の購入で、市民1人あたりどのくらいの割合で費用負担しているのでしょうか。 事務局: 概ねごみ処理に要する経費の4分の1から5分の1になっています。 加古委員: 市民1人あたりのごみ処理の負担費用は、ごみ有料化以前の21,000円から14,000円となったことは確認しています。一方で、市民が7,000円分のごみ袋を費用負担しているわけではないので、市民が有料化に伴い、ごみ減量に努力していることが確認できます。その内容が分かる資料があると良いと思います。 事務局: 現在、有料化後のごみ袋の販売額(市民のごみ減量の努力)について、分かりやすい資料を作成していないため、必要ということであれば作成していきたいと思います。 大門委員: ごみ袋の価格は、どのように決定されたのでしょうか、市民・ごみ半減推進審議会で議論されたのでしょうか。 事務局: ごみ袋の価格に関しては、ごみ半減推進審議会で議論され、適切であると決定した価格となりました。ごみ有料化の説明会の際にも、説明を行っています。 加古委員: ごみ処理に要する経費の4分の1程度を市民に負担してもらっているという考え方でよろしいのでしょうか。 大門委員: 近隣の市と比較して、ごみ袋の価格はどのような状況になっているのでしょうか。 事務局: 平成17年度にごみ有料化した当初から近隣市と比較して高い価格帯となっています。 重国委員: 有料化の前後で、ごみの収集方法に変更はあったのでしょうか。 事務局: 有料化の前後では変更を行っておりません。ごみ収集は、当初から個別収集を実施しています。 副会長: 加古委員から要望のあったごみ袋等の収入に関する資料を作成するということで良いのでしょうか。 事務局: 可燃ごみ、不燃ごみ及び粗大ごみの収入を分けた形で資料を作成していきたいと思います。 重国委員: 可燃ごみの収集に関して、平成24年度と平成27年度を比較した場合、ごみの収集量が減少しているにも関わらず、処理経費が若干増額しているところがありますが、これはどういうことでしょうか。 事務局: 消費税の増等により、処理経費が増額となりました。 重国委員: その場合、純粋に収集量と処理経費が比例しているわけではないということで良いのでしょうか。 事務局: 比例していない部分もあります。前々年度の収集量に応じて、予算措置を行うため、該当する年の収集量と直接比例していない部分があります。 重国委員: 基本的には、収集量に比例して、処理経費が増加していくということですが、消費税の改正等以外に、他に大きく処理経費が変動する要因はありますでしょうか。 加古委員: 運賃(燃料費)で大きく変動するのではないのでしょうか。 事務局: 委託費の中に、既に運賃等が全て含まれています。 重国委員: 多摩川衛生組合を構成する市に変更があった場合、負担金に大きな変更がないように配慮されているのでしょうか。 事務局: 分かりにくいのですが、途中から加入した府中市の多摩川衛生組合の負担金の加入清算処理は、歳入で処理を行っております。そのため、歳出である処理経費には、影響がない形となっており、この資料に掲載されている多摩川衛生組合の負担金には含まれていません。なお、加入清算は今年度で終了します。 重国委員: 多摩川衛生組合に歳出として支出した負担金の中で戻ってくる金額は、大まかにどのくらいになるのでしょうか。 事務局: 多摩川衛生組合の負担金のうち、かなりの金額(数千万円)が翌年度に前年度分の精算金という形で戻っています。資料については、ごみ処理量との関係が分かりにくくなってしまうため、単年度で処理を行うという考え方で資料を作成しています。 副会長: 以上で、議題1についてはよろしいでしょうか。 委員一同: 同意。 副会長: 続いて、議題2 諮問3「狛江市一般廃棄物処理実施計画について」、事務局より説明願います。 事務局: 事前に配布しました、平成29年度狛江市一般廃棄物処理実施計画(案)ですが、28年度の計画との変更点は、4ページの一般廃棄物の減量のための方策を表形式での表記に改め、内容についても大幅な見直しを行いました。 大きな部分として、昨年の茨城での水害、今年になってからは、熊本や鳥取での地震で、災害廃棄物の迅速な処理が当面の復旧の障害になることが明らかであるために計画に計上しました。16ページ以降に前回計画の取組状況について記載しました。取組が不十分な点としては、販売店との連携を強化していくことが課題であることです。 計画策定のスケジュールですが、この案を皆さまでご検討いただき、12月中には審議会として固めていただきます。 1月に市の計画方針として承認を得て、2月の建設環境常任委員会に報告をした後、市議会に諸手続きを経て公表となります。 本日の審議会で内容についての検討は終了し、あとは、誤字脱字の校正やレイアウトなどの見直しと確認を行い、最終案としてまとめたものを委員の皆さまにお配りして意見がなければ、審議会として決定したこととします。 お配りしている案を11月中に確認していただきたいと考えております。その後、最終案の配布は近日中に行い、確認などの期限は12月中旬を予定しています。 副会長: 内容について問題がない場合は、皆様に見ていただいて、誤字脱字等を11月中に事務局に連絡していただき、その上で12月中旬までに最終案を決定していくとのことでした。何か質問はございますか。 重国委員: 平成28年度の狛江市一般廃棄物処理実施計画がないため、比較ができないのですが、減量目標についてこれまで話題にしてきました。最近の長期計画の中では、具体的な数値計画はなかったと把握していましたが、6ページに462グラムの減量目標が記載されています。この数値はどういう根拠となるのでしょうか。 事務局: 申し訳ありません。平成27年度の可燃ごみの排出量が、447.4グラムと実績より多くなってしまっており、数字の根拠がなくなっているため、こちらの数字については修正させていただきたいと思います。 重国委員: 全国的な状況を見ると、ごみの排出量が下げ止まっています。排出量が増加している市町村もあります。 事務局: 狛江市は、1人当たりの排出量は、全ての排出項目で前年度を下回ってきていますが、人口が4000人弱増加しているため、全体のごみの排出量は増加しています。 加古委員: 客観的に評価指標として、人口が増加しているため、ごみに要する費用の総量及び総額ではなく、一人当たりの数量でみていく必要があると思います。環境の審議会でも、同様の数値がある場合には、一人当たりの数量に改める必要があると思います。 重国委員: 個人的な意見として、1人あたりのごみの排出量を300から400グラム減少させることができれば良いと考えていますが、何も制度がないのに数字だけ出しても仕方がないことになります。そこで、制度を変更して、ごみを減量することができれば良いが、新たな費用負担が発生する場合もあり、適切な制度について研究及び検討が必要だと思います。さきほどの462グラムの減量目標は、マイナスとなってしまっているので、修正していただくようにお願いします。 副会長: 特になければ、狛江市一般廃棄物処理実施計画についてもう一度確認していただいて、誤字及び脱字等があった場合には、事務局に連絡するということでよろしいでしょうか。 加古委員: 内容に関する指摘でも良いのでしょうか。 事務局: 申し訳ありませんが、内容に関する指摘があった場合は、平成29年度ではなく、平成30年度に反映させていただきます。 副会長: 以上で、議題2についてはよろしいでしょうか。 委員一同: 同意。 副会長: 続いて、議題3 ポスター、標語コンテストの入賞作品の選出について、事務局より説明願います。 事務局: 資料3をご覧ください。委員の皆さまに審査していただいたポスター・標語について最優秀賞1作品と優秀賞2作品を選出しました。 今後の流れとして、本日の審議会でお認めいただいた後に、受賞者がいる学校ごとに表彰をしていただき、校長会で受賞者の発表を行い、応募作品のすべてを12月16日(金曜日)から12月27日(火曜日)までの期間、市役所2階ロビーに展示します。最優秀賞・優秀賞のポスターは、市内のごみ回収をしている収集車にマグネットシートにして貼り出すように平成29年度予算要求しています。 なお、入賞したポスターは、多摩川衛生組合に一年間、展示することになっております。標語の最優秀賞・優秀賞の三作品は、平成29年度「ごみ・リサイクルカレンダー」の6月・8月・2月の上部欄に掲載します。 大門委員: 最優秀作品と優秀作品のポスターが、非常にインパクトが強烈で、色彩の使用方法もきれいで類似しているなと感じていましたが、兄弟だったということで納得しました。 副会長: 事務局から説明がありましたとおり、応募作品を12月16日(金曜日)から12月27日(火曜日)まで、市役所2階ロビーに展示するので、友人をお誘いあわせの上、是非見に来ていただきたいと思います。また、多摩川衛生組合にも1年間展示し、収集車にマグネットシートにして貼り出しを行う予定です。このような啓蒙活動は、今後も継続していただきたいと思います。 大門委員: これからごみを出すことになる子どもたちにこの様な取組みを実施することに意味があると思います。収集車に掲示するマグネットシート大きさはどのくらいなのでしょうか。 事務局: 選挙の投票日を周知する際に、掲示するマグネットシートと同様の大きさとなる予定ですが、なるべく大きく目立つような形としていきたいと思っております。また、市内のごみ収集車が30台程度あるため、各作品10台程度の収集車が走るように考えております。 杉田委員: 12月に実施する市役所2階ロビーでの応募作品の展示は、広報では周知はするのでしょうか。 事務局: 広報で周知する予定はありませんが、市のホームページ及びツイッターで周知する予定です。優秀作品の広報については、全世帯に配布するカラー刷りのこまえエコ通信の2月号の1面に掲載する予定です。 副会長: 以上で、議題3についてはよろしいでしょうか。次に議題4 その他についてですが、10月25日に国立市環境センターを視察したご意見、ご感想をお聞かせください。 加古委員: ごみ行政が、遅れていると感じました。ごみの有料化について、早急に取り組む必要があると感じました。分別についてもかなりの費用を要していると感じました。 事務局: 国立市は、狛江市と異なりステーション回収を実施している点も大きいと考えられます。 重国委員: 国立市の施設が古いため、狛江市で同様に、施設を建設するということにはならないと感じました。プラスチックの大部分が再生に適さず、可燃ごみとなっています。その中で、リサイクルできる綺麗なプラスチックと汚れたプラスチックは、分けて考えることができるのかなと感じました。今後、もし、狛江市で将来的にプラスチックの回収を行うことができるようになった場合には、プラスチックの素材で分けるということよりは、リサイクルの可否で分けた方が良いと思います。その様な形で分別して収集することができれば、狛江市でもプラスチックの収集が可能ではないかなと感じました。そのためには、いなげやや小田急OXで実施している食品の残渣が付着していない綺麗なトレイの様な形で、段階を経ながら、プラスチックの回収を実施することができれば、あまり費用をかけずに、リサイクルとして有効なのではないかと思いました。 副会長: 国立市の施設で、再度分別を行い、徹底できていないことは、分別してごみを出した市民の立場から見た場合、疑問に感じる部分もあると思います。 大門委員: プラスチックを出す際に、台所も汚れてしまうので、一度ティッシュで拭いてから、水洗いして、プラスチックを細かく切って出していまいます。 しかし、その場合、ティッシュの分だけごみが増加し、また水も使用してしまいます。施設を見学して感じたことは、国立市でプラスチックの分別している場合には大変だなということで済みます、狛江市で同じことを実施する場合には、実際に大変な作業に従事してくれる人がいるのかなと感じました。そのため、現状自分が行っている方法が一番良い方法だとは思いませんが、重国委員が述べたように、分別する人のことを考慮し、きれいなものは、スーパー等の販売店に持参すべきであるというのが感想です。 濱委員: 国立市環境センターを見学した時に感じたことは、しっかり分別がされていないなと感じました。分別する事がずっと良いという思い込みがあったが、費用も非常にかかるため、そうではないということが良く分かりました。焼却されてしまうプラスチックも多いため、国立市環境センターの作業で分けた方の努力が、報われていない気がしました。そのため、重国委員が述べたように、狛江市は、スーパー等で確実にリサイクルできるプラスチックのトレイと綺麗な白い発泡トレイのみを回収することが良いと思います。狛江市では、しっかり広報して、リサイクルできるものは確実にリサイクルしていきたいと考えました。 また、スーパーのトレイの回収箱を見てみると、ほとんどのトレイがきれいに洗われているが、一部茶色く汚れているものも見受けられます。スーパーに持参しない方も多いと思われます。今後、別に収集することになれば、新たに曜日を設定しなければなりません。 事務局: 新たに収集日を設ける場合は、別途費用が発生してしまいます。 加古委員: スーパーに持参しない人が多いのかもしれません。自分は、妻に言われて、牛乳パック、白いトレイ及びプラスチックのトレイをスーパーに持参しています。 重国委員: 発泡トレイの回収は、狛江市内のスーパー全てで実施しています。一方で、透明なお惣菜用のトレイは、いなげやと小田急OXのみで回収を行っています。費用対効果で考えた上で、透明トレイの回収の取組を他のスーパーへ広げていくこともリサイクルを推進する一つの方法だと思います。ごみを排出する市民が、自分で分別して、リサイクルを推進していくことが基本だと考えます。 杉田委員: マンション等が増加しているため、マンション等で分別を徹底し、白い発泡トレイの収集も実施することがリサイクルの推進につながると思います。 大門委員: 国立市環境センターにおいて、この現代に、人手をかけて、分別を実施していることが信じられなかったです。 加古委員: 議員等の有識者が施設を見学して、サーマルリサイクル方式に移行していくべきだと感じました。 杉田委員: 見学した際に確認したところ、あまり議員等の見学はないとのことでした。 加古委員: サーマルリサイクル方式においても、発電及び熱を発生させることができるため、原料として戻すことだけがリサイクルではないと考えました。見学した際、国立市でも回収したプラスチックの多くを焼却処理していると聞きました。 また、ペットボトルの処理費に、狛江市では205円かかっているにも関わらず、石油から製造した場合は、その4分の1の50円程度で製造することができます。その様な価格で、事業者が使用するわけがないと思われます。そのため、ペットボトルのリサイクルしたものは、税金が投入されて、中国へ輸出等を行ってつじつまを合わせているのが現状です。資源が有限だということで、その様な矛盾した状況となってしまっています。 重国委員: 本来、製造者がペットボトルの収集、運搬及びリサイクル費用を負担すべきであると考えますが、それができないため、この様な状況となってしまっています。 加古委員: ペットボトルを使用している受益者である事業者が費用を負担していないことが問題であります。 重国委員: 東日本大震災で発生した災害廃棄物を、長い間、人手で分別し、賃金を支払い、被災した現地の雇用を生んでいるという側面もあります。 加古委員: ペットボトルの分別についても、雇用対策ということで実施することであれば賛成です。 重国委員: 家庭でしっかり分別されていれば、国立市環境センターの様な状況にはならないと考えられます。一方で、分別せずに全てのごみを一緒に出して、機械で分別するシステムもあります。しかし、うまくいかずに、費用がかかっている面もあります。リサイクル費用との折り合いをどのように考えていくかは、検討しなければならない課題だと感じています。 大門委員: 国立市の環境センターを見学して、ごみを出す際は、心をこめてごみを出していきたいと感じました。 森本委員: 他の委員と同様の意見になりますが、多額の経費をかけてプラスチックを分別することは懐疑的になりました。その一方で、白色トレイ等の分別については、具体的どのよう方法が可能であるかについて、この審議会で検討していく意義はあると感じました。 渡辺委員: 当日見学をしていませんが、小田急OXの白色トレイの回収ボックス中にも、家庭ごみを入れられてしまうことが多くあり、家庭ごみを固くお断りする張り紙しなければならない現実があります。分別は、個人の倫理観から始める必要があり、簡単に始められることではありますが、一方で困難なことだと感じます。 事務局: 回収ボックス中にどの程度、家庭ごみが含まれているのでしょうか。 渡辺委員: 詳細は把握していませんが、1回の45リットルの袋の中に1つ2つの家庭ごみが含まれている状況です、そのため、家庭ごみを固くお断りする告知を行わなければならない現実があります。 加古委員: モラルが低い人がかなりいると感じます。世田谷区喜多見の知人の話によると、狛江市との境界付近で、世田谷区はごみの収集が無料であるため、狛江市からごみが持ち込まれているとのことでした。 事務局: 清掃課でも、年に数回、砧の清掃事務所に、狛江市のごみがあると呼び出されて、ごみを回収に行き、廃棄した者に注意することがあります。 大門委員: 居住しているマンションでも、世田谷区にごみを廃棄した人がいて、実際に注意したことがあると聞いたことがあります。 渡辺委員: 狛江駅前の小田急OXの駐車場で流し台が廃棄されたことや、事業者の搬入場所に小田急OXの粗大ごみ置場がありますが、そこに見たことがない粗大ごみが置かれていたこともあります。 大門委員: ルールを遵守してごみを出している方もいるにも関わらず、このような事例があると悲しくなります。 副会長: ごみ行政は、一人一人の生活に関わる行政であるため、ごみ半減審議会の中で、ごみを出す人の姿勢を考え、モラルに訴えていければいいなと感じました。皆様ご意見ありがとうございました。次回の日程について、事務局で確認をお願いします。 事務局: 次回の審議会ですが、1月17日もしくは24日の火曜日でいかがでしょうか。 委員一同 24日で同意。 副会長: それでは、次回1月24日、午後2時30分よりビン缶リサイクルセンターでの開催とします。通知は後日、事務局より送付します。これにて、第6回ごみ半減推進審議会を終了します。お疲れさまでした。 |