1 日時

令和3年6月22日(火曜日)午後2時20分~午後3時20分

2 会場

狛江市ビン・缶リサイクルセンター2階会議室

3 出席者

会長:村上 義則
副会長:榎本 正樹 
委員:髙橋 眞太朗、加古 厚志、大門 ミサ子、杉田 三枝子、濱 惠子、伊佐 雅美、門井 淳(環境部長)

事務局:星野 清掃課長、吉田 業務係長、遠藤 主任、竹本 主事 以上13名          

4 欠席者

委員:勝又 壽美江、森山 和子

5 議題

議題
(1)委員の自己紹介について
(2)令和2年度ごみ排出量と処理経費について【資料1・2】
(3)廃プラスチックの現状と処理について【資料3・4・5】
(4)次回の開催について

6 配布資料
  1. 【資料1】ごみ排出量の推移 [35KB pdfファイル]
  2. 【資料2】ごみ処理経費の推移 [36KB pdfファイル]
  3. 【資料3】プラスチック製容器包装の分別収集について [64KB pdfファイル]
  4. 【資料4】プラスチック分別収集及び再商品化に伴う環境負荷の検証について [62KB pdfファイル]
  5. 【資料5】容器包装プラスチック分別収集及び資源化処理委託料試算 [48KB pdfファイル]
7 議事

(会長) 

これより第3回ごみ半減推進審議会を開会します。第2回の会議録について事務局よりお願いします。

(事務局)

 会議録は、委員の皆さまのご確認をいただき、修正がございませんでしたので、ホームページに掲載しております。

 

(会長) 本日の議題は、

 1 委員の自己紹介について、2 令和2年度ごみ排出量と処理経費について 

 3 廃プラスチックの現状と処理について、4 次回の開催についてになります。

 議題1 委員の自己紹介について、事務局より説明願います。

 

(事務局)

 初の参加となる伊佐委員、着席のままで自己紹介をお願いいたします。

 

(委員自己紹介)

 

(会長) 

 ありがとうございます。議題1については以上とします。次に議題2 令和2年度ごみ排出量と処理経費について、事務局より説明願います。

 

(事務局)

 お手元の資料1をご覧ください。令和2年度のごみ排出量の資料です。事業系のごみを除きごみと資源物の排出量が増加しています。増加要因は新型コロナウイルス感染症の影響により飲食店の営業制限や在宅勤務の普及等で在宅時間の増えたことと分析しています。

資料2をご覧ください。令和2年度ごみ収集運搬の経費の資料です。ごみは増加していますが、経費はほぼ横這いとなっています。

説明は以上となります。

 

(会長) 

 何か質疑などございますか

 

(加古委員)

 資源物の内訳にある生ごみ処理機とは処理量のことですか。

 

(事務局)

 そのとおりとなります。

 

(加古委員)

 資料2の中で発火物は収集運搬経費の不燃・有害に含まれているのでしょうか。

 

(事務局)

 含まれております。

 

(会長)

 他にございますか。

 

(会長) 

 ないようですので、議題2については以上とします。続いて、議題3 廃プラスチックの現状と処理について、事務局より説明願います。

 

(事務局)

 国が二酸化炭素排出量を2030年までに2013年と比較して46%削減する目標を掲げました。資料「プラごみ資源収集、市区町村の焼却場整備」をご覧ください。ごみ処理施設の改修工事を行う場合はプラごみを分別収集していない自治体は補助金の対象外とする記事です。

 現時点では市町村ごとの二酸化炭素削減目標を国から求められていませんが、今後、目標達成に向けた具体的な取り組みを求められる可能性もあるため、費用対効果を踏まえ二酸化炭素削減を検討するものです。

 資料3をご覧ください。プラスチックのリサイクルを行う場合の処理方法と現在の処理方法の比較となります。

 資料4をご覧ください。プラスチックのリサイクルと二酸化炭素排出量とそれに係る費用についてまとめたものです。

 焼却して発電した場合とマテリアル・材料リサイクルを比較するとリサイクルした方が二酸化炭素発生量は少なくなります。焼却して発電することとケミカル・組成変換リサイクルを比較するとリサイクルした方が二酸化炭素発生量は多くなります。

 次に、原材料から採掘して新規に製造した場合との比較では、マテリアル、ケミカルリサイクルともに大幅な減少となります。

 現状の可燃ごみとして焼却し熱回収する方法でも効率的であるにも関わらずなぜ多額の費用を投入してリサイクルを行うのかの理由ですが、二酸化炭素発生抑制は、パリ協定などで世界的な問題と位置づけされています。

 自治体でもこの流れからは逃れることができないと考えています。

 次に資料5ですが、プラスチック製容器包装リサイクルに取り組んでいる市の経費を基に、狛江市がプラスチックの分別収集及びリサイクルを行った場合の経費の試算になります。

 説明は以上となります。

 

(会長) 

 ご意見をお願いいたします。

 

(加古委員)

 現在のサーマルリサイクルが適していると思います。しかし、プラスチックリサイクルなどの大きな事業を行う場合、狛江市のような小さな市では負担が大きいため広域で協働して行うことが現実的だと考えております。

 

(大門委員)

 現在、プラスチック製品をリサイクルする場合には洗う必要がありますか。

 

(会長)

 必要になります。

 

(杉田委員)

 汚れの強いプラスチックをきれいにするため水を使うとかえってエネルギーを多く使うこと、プラスチックをリサイクルに出しても最終的には多くが焼却することを考慮するとプラスチックリサイクルに疑問を感じます。

 

(加古委員)

 プラスチックにも様々な種類があり、対象となるプラスチックは何かを明確とする、プラスチックの種別の資料提供をお願いします。

 

(事務局)

 次回の会議にて、資料を提供します。

 

(環境部長)

 プラスチック分別収集を行うとすると手間や費用の問題があり、市民が納得するために説明、分別方法などを丁寧に行うことが必要だと考えています。

 

(伊佐委員)

 リサイクルのための分別作業の大変さが理解できました。

 

(濱委員)

 以前他市のプラスチックリサイクルの施設見学をした際に分別レーンにおいて作業員の手選別による分別が困難だと感じ、問題だと思いました。

 

(髙橋委員)

 若年層が多いアパートなどの集合住宅ではごみの分別ができていない所が多いため、プラスチックの分別においても周知徹底をしなければ可燃ごみとして処理することになると思います。

 

(会長) 

 他にございませんか。ないようですので、議題3は以上とします。議題4 その他について事務局より説明願います。

 

(業務係長)

 次回の審議会ですが、8月24日でいかがでしょうか。

 

(委員同意)

 

(会長) 

 それでは、次回は8月24日、午後2時30分、ビン缶リサイクルセンターでの開催とします。これにて、第3回ごみ半減推進審議会を終了します。お疲れさまでした。