1 日時

令和3年2月17日(水曜日) 午後6時30分~7時24分

2 場所   狛江市防災センター402・403会議室(オンライン含む)
3 出席者

委員:奥村隆一、大塚隆人、島本和彦、松崎学、深谷慎子、内海貴美、宍戸泉、篠宮悠子、石田琢智、西智子、野口潔人、伊東達夫、伊藤秀親、森早矢香

事務局:政策室長 冨田泰、政策室市民協働推進担当 馬場麻衣子、高橋健太朗

4 欠席者

委員:平川亮二

5 提出資料 前回会議録 

資料1 令和2年度市民参加と市民協働の実施状況に関する総合的評価と提言について(案)

資料2 令和3年度市民公益活動事業補助金について

資料3 令和3年度市民協働事業提案制度について 

資料4 「第5回狛江☆サミット」チラシ

資料5 「第5回狛江☆サミット」アンケート(案)

参考資料 狛江市市民協働事業提案制度(制度概要/マニュアル)

6 会議の結果

1.開会

(1)配布資料の確認

 

2.議題

(1)市民参加と市民協働の実施状況に関する総合的評価と提言について

-資料1に基づき、事務局から説明-

・今日の審議会で答申として確定していただき、市長へ答申する形となる。

・提言2については、前回の審議会での意見を踏まえ、網掛けをした部分について修正をしているので御確認いただきたい。修正した提言内容に合わせてタイトルを変更している点、庁内推進体制において会長に御意見をいただいた内容を追加した点、表現を分かりやすくした点等が主な修正点になる。

(会長)前回と比較すると具体的な文言が入り、より明確なメッセージになっているかと思う。特に御意見等なければこちらで確定したい。

 

(2)令和3年度市民公益活動事業補助金ついて

-資料2に基づき、事務局から説明-

・選考方法について、今年度は書面審査としたが、来年度は例年どおり公開プレゼンテーションを行う形とする。そのため、例年同様のスケジュール感で進める。

・審議会でも御意見いただいたように、市の考え方等が分かりやすく伝わるようマニュアルを作成する。

(会長)大きく2点ポイントがあり、1つ目は審査を公開プレゼンテーションに戻したという点で、やはりプレゼンテーションを行って、書類だけではなかなか見えない点もあるので、実際に考え方を聞くことによって公正な判断を行うということで、前回の反省も踏まえたよい改善だと思う。もう1点、補助の目的が団体に伝わるようにマニュアルで強調するという点についても、今年度の状況を踏まえたうえでの対応かと思うので、よい方向への改善かと思う。その他何か御意見、御質問等あればお願いしたい。

(委員)スケジュールに関して、4月1日から申請期間になっているが、周知をどの時期から行っていくのか、既存の団体には案内を送る予定があるかという点について教えていただきたい。

(事務局)例年、4月1日の申請開始と同時にホームページへの情報の掲載やマニュアルの配布等により周知を行っており、今回も同様の形で予定している。

(委員)例えば、こまえくぼ1234から案内をメールで送るなど、団体への積極的な働きかけは特にないのか。

(事務局)今いただいた御意見も踏まえて、周知については検討させていただく。

(会長)本来であれば提出期間の前に周知があるとよりスムーズかとは思うが、申請期間が1か月ちょっとあるので、よしとするという感じがしている。ホームページにいつ掲載されるかと頻繁にチェックしている人は少ないかと思うので、可能な範囲で今御指摘いただいた団体への案内等していただけると有効かと思う。

 

(3)令和3年度市民協働事業提案制度について

-資料3・参考資料に基づき、事務局から説明-

・令和3年度の行政提案型市民協働事業について、団体からの募集時期やテーマの提示方法等の変更を予定している。また、募集時期については市民提案型、行政提案型を同一の時期とし、団体は事前相談を経て申請を行う形を検討している。

(会長)来年度以降条例等の検証を行う予定で、令和3年度については、その前段ということで検証も含め、試行的な形で、説明のあった内容での実施を予定しているということで認識している。

 主なポイントとしては、行政提案型の募集テーマを具体的にしすぎることによって、対応できる団体が初めから限られてしまい、それによって手が挙がりにくい可能性があるということから、団体側も判断したり、企画が出せるような少し緩やかな、広いテーマを出すということが1つと、行政提案型についても市民提案型と募集時期を合わせたという点になる。また、事前相談を前提にし、すり合わせを十分に行う時間を設ける点、後、審査基準を明確化し、何が審査のポイントとなるかという点を点数も含め開示する点ということで、どれも望ましい修正かと思うが、質問、意見等あればお願いしたい。また、事務局から何か確認したい点はあるか。

(事務局)応募するにあたり、具体的な事業が示されるのと大まかなテーマが示されるのとどちらが手を挙げやすいか。

(会長)団体はそれなりのミッションを持って活動していると思うので、団体の状況に引き合わせて、これなら手を挙げられそうとか判断がつくのではないかと感じる。やはり実施してみないと分からないということで、うまくいかなければまた令和4年度に更新していくという形でよいかと思う。

 

(4)市民フォーラムについて

-資料4・5に基づき、事務局から説明-

・定員を15団体、30名としていたが、緊急事態宣言が延長されたこともあり、12団体、24名で締め切らせていただいた。

(会長)第5回目を迎えるということで、企画・運営に多くの方に関わってきていただいているが、そういった観点で、変則的な状況となっているので、重視したらよいポイント、また質問などあれば御発言いただきたい。なお、資料のアンケート案に関して言うと、基本的には例年と同様の内容を聞く形になっているが、「本日お話しできなかったコロナ禍における活動の工夫などがあれば御記入ください」ということで、今回別な事情を踏まえた内容を加えている。

(委員)当日は会場に何人くらいいることになるか。

(事務局)事務局等も含め約30名くらいになると思う。部屋の広さとしては、今日の会議室に隣の部屋も加えた広さになり、防災センターの1フロアを使用する。

(委員)希望を言うと、数年前に市の若い職員が参加した形が好評だったので、可能であれば同様な形でできればと思う。

(事務局)今年度は難しい。

(委員)人数や時間が限られているという最近の集合型の事業だが、必ずそういう場合は基調講演などのオンライン配信があったりするが、そのような対応は考えているか。職場ではよく求められて、期間限定で後日配信を行ったりしているが、例えば、関係団体やこまえくぼを通じて配信ができるとかはどうか。

(事務局)オンラインでの配信は考えていないが、コメントなどを取りまとめたものをホームページへ掲載する予定である。

(委員)なかなか文字だけだと普及しないのと、例えば、行政提案型がなかなか内部からテーマが出てこないということで、今回、若手職員の方が参加できないのであれば、何かの時に内部で共有するようなことを通して協働できる場面ができるといいなとは思う。そうすれば一歩進むのかなと思った。

 オンライン配信のような、期間限定でどこかにアクセスすれば開けるとか、基調講演の部分だけとか、こんな意見が出ましたよということをオンライン配信できると若い人もちょっと見るかなということと、庁内で共有していただくと、今後の行政提案のアイデアにもつながり、市民にも還元できるかなと思った。すぐにできないとは思うが、今後、オンラインという部分がずっと続いていくと思うので、考えていただけるとよいかと思う。

(事務局)実施後になるとは思うが、録画したものを配信するという形は今後検討させていただく。

(委員)蓄積していって、何かの折でもよいとは思うが、今後を考えると、集合型が実施しにくい時代になってきているので、ぜひお願いしたいと思う。

(会長)今年だけこのような形とも思っていたが、もしかすると来年も同様の状況になる可能性も否定できないので、この形でもうまく実施していく方法を模索していく第一歩として今回続けるということはあるかもしれない。

 また、周知といった視点で言うと、ラジオで音声だけでも同時配信というかやり取りだけでも流すというのはあまり意味がないものか。

(委員)同時というのは番組との関係上難しいが、例えば、録音しておいて、重要なところを編集して流すということはできると思う。編集せずにそのまま流せると1番よい。

(会長)ラジオのリスナーの層の中でも、参加の気持ちはあるけど参加したことがないという人もいるかもしれないので、そういった掘り起しといった観点からも何かコラボレーションできればいいなと思った。

(委員)J:COMが来る予定はあるか。

(事務局)現時点でその予定はない。

(会長)過去に来たことはあったか。

(事務局)この事業に限らず、市のイベントの際にはそのようなところにアナウンスをして、先方に興味を持っていただいた場合に来ていただくこともある。

(委員)サミットを検索するとネットでなかなか出てこなかったので、何か検索上工夫ができないかなと思った。

(事務局)市のホームページのほか、ツイッターやフェイスブックなどに掲載して周知に努めているところだが、幅広い世代の方に興味を持っていただくということは今後の課題と感じている。

(会長)行政機関では検索でヒットしやすいような取組みなどをするのか。

(事務局)基本的には実施していない。

(委員)今回参加される12団体とはどのような団体なのか。

(事務局)今回、子ども、福祉、まちづくりの3分野で募集をかけたが、2分野にまたがる団体の方が結構多かった。年齢層はあまり若くないかもしれない。例年参加していただいている団体の方もいる。

(委員)年齢層がなかなか下がってこないという点がここ数年の現状か。

(事務局)年齢層は下がっていないかなとは思うが、去年立ち上がった団体の方なども今回参加していただく予定である。

(委員)各団体のホームページやフェイスブックなどで、サミットで実施したことなどを上げてもらうといったことなどもしていただけると、意外と情報が広がりやすいのかもしれないと思った。行政から発信されるものは、皆さんあまり見ない気がする。

(事務局)確かに行政が発信するものはあまり皆さん見ないかもしれない。せっかく参加していただいた団体の方もホームページなど何かしらページを持っているかと思うので、そこからアナウンスなどをしていただく形でお願いしたいと思う。

(委員)今市のホームページで告知を見ていたが、まだ募集している状況と採れる内容だが問題ないか。

(事務局)募集はストップしているので、こちらについてはその旨分かるよう変更する。

 

3.その他

-事務局から報告-

・今回が委員任期中の審議会としては最後となり、3期務めていただいた方は今回で終了となるが、その他の方については、改めてお願いする際は御協力いただきたい。

 

-閉会-