1 日時

令和7年1月28日(火曜日)午後6時30分~8時10分

2 場所

狛江市防災センター402・403会議室(オンライン含む)

3 出席者

委員:重藤 さわ子、深谷 慎子、麻宮 百、西 智子、伊東 達夫、伊藤秀親、遠藤 貴美子、鳥塚 鈴子、吉田 明広

政策室長 杉田 篤哉、政策室市民協働推進担当 馬場 麻衣子、白鳥 美嘉

  4 オンライン

関谷 昇、上野 良歌

5 欠席者

岡本 千栄子、千葉 尚政、松浪大輔

6 配布資料

7 議題

(1)市民公益活動事業補助金について

-資料1に基づき事務局より説明-

・11月15日から1月8日までを募集期間とし、スタート補助金1件、チャレンジ補助金8件の申請があった。

(会長)委員の方で申請団体の情報、共有したい情報等あれば発言をお願いしたい。

(委員)デフリンピックが今年あるので、簡単な手話をみんなで共有できるということはとても大切なことだと思うので応援したい。

(会長)こちらは新規だったか。

(事務局)その通り。

(委員)ぽかぽかマルシェもコマラジをやっていた時に出演していただいたお店等が和泉多摩川駅前のぽかぽか広場でマルシェで順番に出店していて、いろいろなお店が協力して盛り上げているイベントである。

(委員)comaecolorは過去に申請されたことがあったか。今回今までと違う雰囲気の内容での申請な気がした。

(事務局)過去に、えきまえ広場で本のマルシェのような内容で申請があったかと思う。

 

(2)分科会等の役割分担について

-資料2に基づき事務局より説明-

・令和6年度市民公益活動事業補助金交付事業選考会の選考委員について、今回改めて選出させていただく。

・第1回審議会において選出していただいた深谷委員、遠藤委員は引続き担当していただき、伊藤秀親委員については、5月の選考会委員を担当していただく予定だったので、今回選出していただければと思うがどうか。

-了承-

・もう1名可能であれば、今期分科会を担当されていない今年度新規委員の方で協力いただける方がいればお願いしたいがどうか。

-吉田委員より了承いただく-

(会長)深谷委員、遠藤委員、伊藤委員、吉田委員を審議会から選出する形でよいか。

-了承-

 

(3)市民参加と市民協働の実施状況に関する総合的評価について

-資料3~6、参考資料に基づき事務局より説明-

・市民参加については、市民参加と市民協働に関する基本条例第5条において、市民参加手続の義務があるものを評価対象とする。

・市民参加の評価において使用する想定の事前シート、実施結果シートに対象となる事業を入れたものを配布しているが、事前シートは年度当初に実施予定を把握することを目的として実施する。実施結果シートをもとに、資料6の市民参加評価シートを用いて評価を行うイメージである。

・市民協働については、提案制度による市民協働事業を評価対象とする。審議会において、事業審査を行うので、事業終了後のみ行政、団体両者が作成する資料5の事業評価シートをもとに、資料6の市民協働評価シートを用いて評価を行うイメージである。

(会長)評価シートについて具体的に資料の内容でどうかということではなく、市民参加、市

民協働の評価について、今説明のあった流れに従って進める方向でどうかということを審議し

ていただく。流れや説明内容について不明点等あれば発言をお願いしたい。

(委員)改めて基本条例を確認してみたが、第12条のパブリックコメントについては、30日以上の期間を設けることが必要で、やむを得ない理由がある場合は3週間とすることが可能という記載があった。また、第20条ではその他の市民参加手続に関する内容で、ワークショップ等のことも書かれていたので補足までに発言させてただいた。

(会長)市民参加の評価にあたり、各事業でどのように市民参加手続を選び、それがどのように遂行され、その結果どうだったかについて自己評価してもらい、その内容を審議会で評価するという流れについては特に問題ないか。

-了承-

(会長)市民協働事業についても同様の流れでよいか。

-了承-

(会長)評価対象の事業をいくつ選択して審議会で評価するかについては、現場の判断もあると思うので、まずは現場の方でも検討していただいて、今後具体化していくということにしたい。評価のための記入シートについても、今回事務局で具体的な事例を入れた形で作成してもらったが、現場側としては、評価のために別途資料を作る、といった二度手間にはならない形が好ましいと思う。そのため、現場で実際に入力してもらいながら、現場サイドと評価サイドの双方で最善のものを検討していく必要があるため、今回の内容はあくまでも例ということで了解していただきたい。では、来年度より審議会で市民参加の具体的な事業をいくつか選んで、審議会で事前、事後評価をもとに評価をするという流れで答申には盛り込む形としたい。

(委員)評価の流れについては理解しているが、シートの中身や評価対象の件数の選び方等について要望したい。実施結果シートで、選択した市民参加の部分で「意見の反映」という項目があり、「意見を反映した」、「しなかった」、「その他」と選択肢があるが、どのような意見があって、具体的にどのように変わった等情報として分かるようなシートがあればよいと思った。また、例えば、審議会においても40以上あると思うが、その中からどのような基準とか、また件数の上限等どのように考えているか、今分かる範囲で教えていただきたい。

(会長)件数というのは年に評価する件数という理解でよいか。

(委員)はい。

(事務局)審議会等のみで言うと、件数は多いが、評価対象とする条例第5条第1項に規定する条例や計画の策定等のための審議会等が対象となるので、恐らく10もないと思うが、それを全て対象にするか、その中から選択するか等は来年度決めさせていただきたい。

(会長)件数も含め、具体的な進め方等については、今後審議会で諮る形になるが、評価対象を選択して行うという点で、流山市では評価する事業数をどのように決めているか補足説明をお願いしたい。

(副会長)事業数はそれほど多くないのが実情である。基本的には該当するものは挙げて、そこまで議論しなくても大丈夫なものは事務局の方である程度采配したり、担当課でここまでは上げない等ある程度柔軟に行っている。

(会長)この情報量では評価できない等、今後色々な意見が出てくると思うので、決め打ちでこれで評価する、としてしまうよりは、やりながら検討し改善を重ねていかないと現実問題難しいかなという感触がある。副会長にもアドバイスをいただきながら今後具体化していこうと思うが、今回は方向性を審議いただいた。

(委員)基準に合わせて評価対象を選択するのは事務局、その基準のようなものは、この条件に合うから抽出する等審議会で検討する、または案が出たところで、みんなで納得するという理解でよいか。

(事務局)市民参加でいうと、条例第5条第1項のみだが、ここで規定するものが義務となっているので、調査の段階で対象となる事業は全て出てくる。

(委員)一覧で提示されて、その中で選択が必要がどうか、全て評価した方がよいかを含め審議する場があるということでよいか。

(事務局)その通り。今年度で言うと、10はないと思うが多い方だと思う。そこで、全部評価しようとか、まずはじっくり評価しよう等、次年度調査の結果を出した段階で審議会で議論していただければと思う。

(委員)関わっている事業が例となっているので、周りから見てどうなのかと思った。先ほど指摘があったように、意見を反映したという点で、どの部分が反映されたかというのは難しい。議論を重ねた中で、市民委員の方からすごく活発に意見が出されていたので、全体に反映したという形になるのかなという部分もあるので、この欄でいいのかどうか少し疑問が残った。

(事務局)パブリックコメントは意見の反映の有無は分かりやすいと思う。審議会等での審議内容等は基本的にはある程度反映しているとは思うが、資料として出す場合、難しい部分があるかもしれない。

(会長)参考資料のアンケート結果で、出口が決まっているような会議だった、といった感想もあり、会議によってもいろいろだと思うが、意見の反映について確認することはよいと思う。柔軟にブラッシュアップしていくことができる形で最初から考えたほうがよい。来年度から市の市民参加と市民協働に関する状況を審議会で評価をして、答申に上げるということで、今回の答申に盛り込ませていただく。また、スケジュールについて少し意見をいただきたいと思っていて、資料3で評価スケジュール案が掲載されているが、市民参加については、7月ごろに各委員に評価していただき、8月、10月頃に各委員による評価を踏まえて審議会で検討、最後、12月頃に答申という流れになる。市民協働も同じようなスケジュールで予定している。また、来年度の審議会の開催スケジュールについては、こちらの両方を合わせたものになる。事務局からも提案があったが、市民参加の事業評価と市民協働事業の評価の2つがあるので、それを審議会全体で行うのか、例えば、市民参加の評価の分科会、市民協働事業の評価の分科会に分けて評価自体は行い、それを審議会でお互いに報告し合いながら、全体評価をして答申に持っていくという形も考えられるがどうか。負荷としてはそれほど変わらないかもしれないが、やり方が少し変わるパターンもあり得るということでこの件についてはどうか。分科会の形にすると、今の人数よりは少人数で行うことができるので多くの意見が出る。ただ、審議会で、人数が多くても時間制約を考えなければ、議論をしていただくこともできるし、両方のパターンがあると思う。

(委員)分科会の方が意見が出しやすかったり話しやすかったりする気はする。

(会長)ただ、市民協働事業の方は件数自体があまりない、というのは気になるところである。

(事務局)来年度は1件実施が決定しているが、例年で言うと1件あるかという感じだが、それは少ないという点を評価していただくことになると思う。

(会長)課題についてより議論していただくなど、対象に合わせて、非常に深い意見交換はできるのではないかと思う。

(委員)市民公益活動事業補助金も含まれるのか。

(事務局)市民協働事業のみ対象として考えている。

(委員)分科会に分けるのはよいとは思う。市民協働事業が少ない原因についても、深く、狛江市の状況と合わせて建設的な意見を逆に提言できるのかなと思う。

(会長)審議会となると審議をしなければいけないとなってしまうため、よりいろいろな意見を集めて、議論をしてといった時間が取りづらい部分はあるかもしれない。

(委員)件数次第なのかなという気はする。対象が多いのであれば、大人数で議論すると効率が悪くなってしまうので、分科会で揉んでもらって、報告を受けるほうが合理的だとは思うが、1件を分科会でということは普通やらないのではないかと思う。

(事務局)参加と協働できちんと分けなくてもよいかと思う。例えば件数を分けて分科会で行うということも選択肢としてはあるかもしれない。今年度は市民参加の対象となるものが多いので、多分10件ぐらいになるかと思うが、それを分科会で全部行うのか、それを含めて分けて行うのか。

(会長)市民参加の評価を各分科会に分けると、違う意見の中で、評価の視点が変わってしまう場合もある。分ける可能性も確かに捨てがたいが、来年度は初めてなので審議会全体で実施してみるか。また、分けた方が深く議論できるとか、もっと分科会で深めた方がよいのではないかといった意見が出れば分科会で実施してみてもよいのではないか。

(事務局)来年度は、その翌年に評価対象となる事業も把握でき、その件数も踏まえて、令和8年度どうするかということは検討できるかと思うので、会長の提案していただいた形でよいかと思う。

(委員)今、分科会でやろうといった意見が多く出ていたのに、そうではない方向になったので気になった。

(会長)分科会の方がよいか。

(委員)初めてのことだからということもあるが、初めてだから分科会で行ってもよいのかなと思った。

(会長)評価の形も新しく作っていこうとしているフェーズである。皆さんの意見を聞き、市民協働事業をより評価したりより活発にするための分科会、それから市民参加の評価をするための分科会で分けてもよいかなとも思ってきたがどうか。

(委員)どちらの形にしても利点があるとは思うが難しい。

(委員)初回ということで、忌憚のない意見とかも出しやすいので、1回分科会ではなく、審議会全体で進めた方がよいのかなと思う。

(委員)どちらもメリット、デメリットがやはりあるかなと思うので、分科会のイメージがまだわかないが、実際どんなふうにできるのかということをもう少し分かってからでもいいのかなという気がする。

(委員)市民協働事業が1件という点は私も気になるところだが、実際に市民協働事業については、審査に携わった委員とそうでない委員で少し情報量やイメージの差が出てしまうこともあるので、その中だけで進むというよりは、そこには参加しなかったが審議会の中で得た情報の中から評価するといった委員全体の公平性というか、どう保たれるか分からないが全体の方がよいのではないかと思った。

(委員)分科会にする理由について考えた時に、意見が言いやすく、深い議論できるという話があったが、意見を言いづらいメンバーでもない気もするし、1案件当たりの審議時間を細かくコントロールする等で運営の工夫でやってはどうかなという気はする。

(委員)誰も分からないのであればまずは全員でやってみることがよいかと思う。

(会長)皆さんの意見も踏まえて副会長に御意見をいただきたい。

(副会長)流山市の場合は委員の数があまり多くはないので全体で議論している。毎回議論する時も結構いろいろな意見が出て、いろいろな立場の方からの声を聞くことによってまた自分の評価が変わってくるということもあるので、議論はできるだけ充実させたほうがよいかと思う。後、基準は決めるが、どのように自分で評価するのかということについては結構分かれてくると思うので、このあたりも運用しながらたぶん行うしかない。そのあたりを踏まえた上で、委員の方の負担にならなければ、全体で議論するということで、いろんな意見を聞くことができるかなとは思う。また、分科会の方がより少人数で踏み込んだ議論ができるかもしれないので、どちらがよいかというと悩ましいところだと思う。

(会長)評価の体制については、答申に入れる内容ではないので、引続き検討する形としたい。来年度にまた改めてスケジュールを考える時に、どちらの方が現実的かということもあると思う。今日欠席の方にも意見を聞いてみて、どちらがよいかということは、次回改めて意見をいただくということでよいか。

-了承-

(委員)参考資料のアンケート結果で、参加してよかったという意見もあればもちろんなかなか難しくてという意見もあったが、4ページにある「今後も市の審議会等に応募したいか」という質問に対して、「もう応募しない」という回答が41.9%で、これが令和4年以前に比べて、急に増えている。数字上だけだが、この部分について事務局ではどのように読み解いているか。今まで大体20%、多くても30%ぐらいだったが、もう応募しないという回答が突然増えている。理由はそれぞれだと思うが、よくなかったという人でも応募はしたい人もいると思う。あるいは非常に満足したから応募しない方がもちろんいると思って、他の方に譲りたいという意見もあると思うが、流れとして少し急な数字の変化があったのではないかと思ったが、何か理由が考えられるか。

(事務局)「応募したい」も少し上がっている。「分からない」が急に下がってその分が流れた形になっている。明確な理由は分からない。

(委員)このアンケートの結果についても、総合的評価にある程度影響があるかと思い確認した。

(委員)参加するのが難しいという部分と、市民委員としての活かされ方に関して若干疑問が残った等はっきり書いていただいた方がたくさんいると思った。会議の持ち方というのはその中身だけではなくて、時間等どこに設定してどのくらいの長さでやるか、そういうこともかなり大きく影響しているのかなと自由記述の中で書かれた内容を見て思った。そういうことも今後の市民参加については考えていかなければならない視点なのかなということがはっきしりしている気はした。

(委員)1期目の人といろいろな所で関わっている人のそういう割合で何か回答の仕方というのも決まってくるかなという感じもある。

(会長)属性を分析しないと判断しづらいかもしれない。本資料も参考にしていただきながら、答申の中に今日審議していただいた内容以外にも、日頃思っている市民参加、市民協働に関して提案や意見を盛り込みたい思っているので、一人ずつ発言をお願いしたい。市民参加、市民協働に関しての御自身の経験でも、その他思うこと等何でもよい。

(委員)私も個人的なきっかけで参加してみないかという声があり、とりあえず応募して、選ばれて参加している。それまではこうした機会があることも知らなかったので、参加する機会があることをもっと多くの人に認知される機会があれば、参加したいという考えを持つ人も増えてくるのかなという気持ちがある。また、時々専門的な内容だったりすると自分でもどこまでちゃんとついていけているのか疑問や不安が強くなり、自分の理解度等が少し不安になったりすることもあり、そういう場合にもしかしたら上手にこの会議に参加できなかったかもしれないという気持ちが残ったりするのかもしれない。

(会長)重要な意見だと思う。ちなみに広報で募集していることは知っていたか。

(委員)最初は知らなかった。

(委員)会社の理解が一番かなと思う。毎回自分でいいのかなと思いつつ、何か成長、進歩できるかなということで、審議会に参加させてもらい、突拍子もない意見もあろうかと思うが、忌憚のない、本当に市民の素朴な意見を言うようには心がけている。

(委員)勉強させていただいているということの一言に尽きる。こういった意見もあるんだとか、こういう考え方あるんだとか一つ聞くだけでも、日々成長してるというか市民としてはよかったなと思っている。

(会長)市民委員の公募をする際に、市民委員の方の声を掲載していくということも重要かもしれない。

(委員)無作為抽出で応募したのが最初だった。公募を広報で周知していることをそれまでは知らなかった。結局仕事を続けていると狛江市を知らないので、皆さんと全く同じで、狛江市を知るという点ではすごくよかったし、多くの市で活動している方を知ることもできたというメリットもあったので、無作為抽出はすごくよいと思う。逆に言えば、無作為抽出でとりあえず委員を務めたが、これだけ時間がない中なかなか融通がきかないとなると、もう応募しないということにも繋がっている背景はあるのかなという気は少しだけした。そうすると会議の持ち方を考えなくてはいけないだろうし、やはり市民委員がいて初めて、協働事業の意味等は伝わっていくだろうし、市の中に住んでいるからこそ本音が出やすいとすごく思う。何に対してももっとアピールが必要かと思う。やはり働きかけがなければなかなか入れない。広報も興味がある部分しか見ないし、LINEもホームページもそうなので、何らかのアクションは、市側からこれからも続けてほしいなと思う。

(委員)内容的には専門分野とは全く違うものだったので、引き受けたが初年度すごい戸惑った。何年かやっていくうちに理解でき、1年でちょっと理解しきれないっていうのが本音ではあった。最近ようやく理解しつつ、もっとこうしたらいいのではないかとか考えられるようになったが、自分の専門分野とかではないところから始まって、それを自分の中で咀嚼して意見をちゃんと言えるまでになるのは結構大変なことなので、1年目とか、1期とかでちょっと無理という方が出てくるのも分からなくもない。相当関心があって、前向きに、勉強熱心でやられる方に関しては、次もとか積極的に参加されるのかと思う。そして、以前の審議会より雰囲気がよくなったと思う。

(委員)そういう場でないと市民参加、市民協働については意見が言えないと思う。

(委員)今まだ審議会で、自分が何をしているのか、何ができているのか、何の力になれるのか等自分自身まだ全然分かっていないが、ただ存在しているということで、何か今後協力できるのかなとは思うが、ボランティア自体も私があまりまだ理解できていない。ボランティアは大変なことだと思う。自分の人生を考えたらどのようなところに重点を置いて、人生設計を考えるとか、みんな真剣だが、やはり稼がないといけない。人の力になることができるとそれは自分の喜びでもあるが、ただ、こまえくぼ自体もボランティア活動を推奨するということも、心からそう本当に言えるのかといった時に、いや、大変だよなとか、だから市民参加や市民協働事業とかもやるってことは大変なことだよなと思うので、それをここで私もどんな意見を言えるんだろうとかすごく考えてしまう。

(会長)ボランティアと有償のところの垣根がやはりあってしかるべきだし、その部分をどのようにに調整していくのか。時代に合わせて、こまえくぼも、市民参加、市民協働についても進化していかなければいけないし、そのあたりの議論もするべきである。時代に合わせたボランティアとは何か、要は参加しづらい状況があって、ボランティアしづらい状況があって、それを代弁して参加が少なければこうした方がよい等議論するべきかもしれない。

(委員)以前区役所に勤めていたので、市の行政に関しては関心が結構ある。市民参加という形は非常に大事だと思っていて、私は無作為ではなく作文を書いて応募した。現役時代は、市民の声、市民目線は非常に大事だと思いながらも応募しなかったし、参加することは絶対無理だと思っていた。当審議会は年に多くても10回行かないぐらいなので、自分の生活の中にきちんと組み込めるボリュームだと思ってやっているが、これが月1回とかだったらどうだろうとか、実際に仕事をしていない身であっても、かなり負担になってしまうのではないかと思う。仕事をされていて、ここに参加している方には本当に頭の下がる思いである。アンケートの結果等を読んでも、市民の中で仕事や家事等で忙しい生活している人の声がもっとたくさん反映できるような形にするには一体どうしたらよいのだろうと今答えのない状況である。忙しくても市民参加しているという方もいると思うが、そうはいかない方の方がきっと多いのではないかと思った。今は自分のできる範囲で参加していきたいと思っている。

(委員)現役の会社員で、暇なわけではないが、そのモチベーションが何かというと、狛江市が好きということである。横の繋がりはいろいろできたが、ちょうどその時に公募委員のはがきが届いて、公的な部分をちゃんとやってみたら面白いかなということで申し込み、結果当審議会に決まった。実際に参加して、小さな市の中でいろんなよい活動をされている方を多く知ることができ、余計また狛江が好きなった。小さいし、手触り感があるのは狛江市のよいところだと思っている。公募市民なので、結構責任を感じるという意見があったが、あんまり肩肘を張る必要はないのかなと思っていて、所詮はたかが公募市民というか、最低限のモニタリングができればよいのではないかと思っている。もちろんそれ以上の能力がある方はいろいろな意見を言うべきだと思う。更には、例えば私の場合だと、こういう活動に参加することで、狛江の良さがよく発見できたというのもあるので、こういうことに参加して、自分が住んいる狛江市をより身近にというか、より知ってもらう人が増えていくという地道な活動に副次的だがなっていくとまたいいのかなという感想を持っている。最後にこのアンケートの結果はこの審議会だから見ることができているのか。各審議会でアンケートに答えてくださった方に見てもらい、みんなこういう意見なのかということを知ってもらうとまた違う発見もそれぞれの審議会の中であるのかなと少し思った。

(委員)率直に時間がないなというか、調整しづらく、20代、30代がいないということは非常に妥当なアンケート結果だと理解している。今後もし20代、30代に参加してほしいのであれば、やはり会議体や、オンラインツールを拡充等のソフト面の改善、ハード面の改善のどちらも必要だと思う。後、会議時間が自然と20時を過ぎてしまうのも正直辛い。もう少し市民の皆さん時間をいただいているということを意識して、会議構成等を我々参加しているメンバーもしていかなければならない。

(副会長)審議会や会議の場での前提とされる情報が全然足りてないのではないかという印象がある。意見を言うといっても、何をどこからどう言えばいいのかなかなかイメージしづらいというのは、やはりその前提となる情報、当該テーマについて、一般的な情報は多分、行政の部署も出すと思うがそれだけでは全然足りないからだと思う。課題について、行政としてはどういうことをやっているのか、地域の方ではどういう活動団体がどういうことやってるのか、それでどこまではできているが、どこができていないのか、こういう具体的な情報が見えてこないと、なかなか関心というものは広がってこない。また、市民参加については行政が設定して課題について何かを言うだけではなく、課題設定そのものがずれているよといった意見を言える場でもあるはずである。いろいろな立場の人たち、いろいろな世代の人たちが、現場の問題、状況等踏まえながら、何が問題なのか、何をしなければいけないのか、そういうことをもっと豊かに言えるような環境づくり、そのための前提としての情報の徹底した発信と共有が大前提になるかと思う。そこがどの地域の市民参加を見ていてもやはり圧倒的に弱い。今後に向けて、一般的な情報だけではなく、掘り下げた情報をどう発信、共有できるか、このあたりが一つの工夫のしどころになるかと思う。

(会長)答申に向けて、各委員の意見もいただいたので、これらも踏まえて、次回答申案を示し、確認をいただくということになる。

 

(4)その他

・第6回審議会は3月4日(火)午後6時30分より開催する。

 

-閉会-