1 日時

令和3年6月28日(月曜日) 午後7時~8時21分

2 場所   狛江市防災センター402・403会議室(オンライン含む)
3 出席者

委員:奥村隆一、関谷昇、西智子、深谷慎子、岡本千栄子、麻宮百、石田琢智、伊東達夫、伊藤秀親、小林未結希、大門孝行、馬場正彦、箕輪明久、若山拓也

事務局:市長 松原俊雄、企画財政部長 髙橋良典、政策室長 冨田泰、政策室市民協働推進担当 馬場麻衣子、高橋健太朗

4 欠席者

なし

5 提出資料   委員名簿 

資料1 令和3年度狛江市市民参加と市民協働に関する審議会の進め方

資料2 令和3年度分科会等の役割分担について(案)

資料3 狛江市市民公益活動事業補助金活用マニュアル

資料4 狛江市市民公益活動事業補助金選考結果

資料5 狛江市市民協働事業提案制度(令和3年度募集要領)

資料6 「こまえくぼ1234」総合評価関連資料

6 会議の結果

1.開会

(1)市長あいさつ

 ・新任期のスタートということで、継続の方、新規の方ともに参加と協働の推進に向けて御協力いただきたい。

 ・市民参加と市民協働の推進に関する基本条例は市の根幹となる条例で、まちづくりの主となる条例である。

 ・コロナ禍においては、今回もウェブで参加していただいてい方もいるとおり、現実に一堂に集まることが難しい中ではあるが、この形態もこれからの会議 の在り方の1つだと思う。現状では、市の内部会議もウェブ会議を行っているが、環境を構築しながら、これからの市民参加の在り方についても検討していただければと思う。

 

(2)会長・副会長の選出

 (事務局)狛江市の市民参加と市民協働の推進に関する基本条例第32条第1項の規定により委員の互選とされている。会長の推薦、立候補等あるか。

(委員)前期も会長を務めていただき、推進に関して積極的にまとめていただいた奥村委員にぜひお願いしたい。

-承認-

(事務局)続いて副会長の推薦、立候補等あるか。特になければ会長より推薦いただきたい。

(会長)今年度から来年度にかけて、条例の検証等大きな動きも予定されているので、数多くの自治体において協働のまちづくりに関して実績がある関谷委員にお願いしたい。

-承認-

 

(3)諮問について

-市長から会長へ諮問書の交付-

 -市長退席-

 

2.議題

-委員紹介-

(1)今年度の審議会の進め方について

-資料1に基づき、事務局から説明-

 ・審議会は会長が招集し、委員の過半数をもって会議が成立する。

・審議会は非公開と決定した場合を除き原則公開とし、非公開と決定した場合はその理由を公表する。

・会議録については要点筆記とし、発言者は会長、副会長、委員と表記することとし、全委員の確認をいただいた後、市ホームページで公表する。

-承認-

・資料にある主な議題が審議会で審議していただく内容になる。今期については条例、制度等の検証を今年度第3回以降行っていただく予定である。

・審議会については年6回の開催を予定しており、市民フォーラムについては1月の実施を予定したいと考えている。

(会長)市民参加の点では、多面的な視点がとても大事である。そういった中では、皆さん一人ひとりの意見・アイデアが全て生きてくる場だと思うので、ぜひ積極的に議論に参加いただきたい。

 今回初めて参加していただいた方は、何が何やらといった感じだと思うが、基本的には資料にある6つの項目が我々委員の主な役割と捉えていただければよいかと思う。1つ目は、参加と協働の推進に関わる条例等いろいろな仕組みがあるが、その仕組みの見直し等について意見を言うこと、2つ目は市民公益活動補助金という補助金によって市民公益活動を促進する仕組みだが、その補助金の選考を行うこと、3つ目が市民協働事業という行政と市民が一緒になって行う事業の提案制度について審査を行うという役目、4つ目が総合的評価ということで、市民参加・市民協働の政策に対して審議会の立場で評価をするものである。市民フォーラムは、啓発的なイベントでこちらの企画、運営、実施、最後がこまえくぼ1234の活動の評価、また、よりよく活用していくための推進に関わる助言等を行うといった以上6つになる。

 ハイブリットの形で、オンラインとオフラインの併用の会議が今後も続く可能性があるので、この状況をニューノーマルというかある程度維持できるような形で私も進行を務めていきたいと思う。

 

(2)分科会等の役割分担について

-資料2に基づき、事務局から説明-

・役割分担として4つ示しているが、「市民参加方法提案の審議」については提案があった際に調整させていただくので、その他の「市民協働事業提案制度審査」、「市民フォーラム実行委員」、「市民公益活動事業補助金選考」について、資料のとおり担当をお願いしたい。なお、一部委員の方の御都合により変更させていただくため、資料の修正をお願いしたい。

 

(3)市民公益活動事業補助金ついて

-資料3・4に基づき、事務局から説明-

・市民公益活動を行う団体の成長・発展を図ることを目的として「先駆的な活動」や「特色ある活動」等を行う団体の事業に対し、その経費の一部を補助するものである。

・補助金については、スタート補助金とチャレンジ補助金の2種類があり、スタート補助金は設立3年以内の新しい団体を対象とし、1団体あたり申請上限額が5万円、選考方法は書類のみとなる。チャレンジ補助金は1団体の申請上限額が20万円で、プレゼンテーションによる選考となる。各団体等の評価を行っていただく選考委員については、審議会の委員及び審議会委員経験者7名程度となる。

・今年度はスタート補助金2団体、チャレンジ補助金4団体から申請があり、5月29日に選考会を実施した。

(会長)選考に御協力いただいた委員より感想等いただきたい。

(委員)コロナ禍で、それぞれの団体が何か市に貢献しようという点と、何か自分たちの持っている力を一緒に活かしていこうというその積極性にすごい元気をもらうようなプレゼンテーションを伺うことができた。ほとんど交付額が満額になっていると思うが、意欲があり、0歳から90歳代までの方が対象となる事業に取り組む幅広い世代の方たちの団体だったので、ぜひ頑張ってほしいなということが委員の一致した意見だった。1団体、タルトタタンだけ交付決定額が減額となっているが、発足が4月で実績がない点と団体として動くということの中身が整っていない点があった。ただ、大学生が高校生を支援していこう、しかも地域の居場所を作っていこうという趣旨と考え方は賛同できるものではないかということが委員の一致した意見で、それこそ協働のやり方になると思うが、こまえくぼ1234もそうだが、何かバックアップしないと根付いていかないし、この次に繋がっていくような、そういう意味でのスタート補助金になってほしいなというのがほぼ全委員の意見だった。

(委員)今言っていただいたとおりだが、補足という点で申し上げると、非常に心根はよく感動するものだが、タルトタタンはメンバーが3人で、会計の方は市外で、人数的にも少なく、実際の動かし方がうまくできていない気がした。できるだけ今後もこまえくぼ1234等で勉強していただいて進めていただければ、非常によい考えは持っているので期待している。皆さん積極的で、市のために何かしたいという気持ちがよく伝わってきたので非常によかったと思う。

(会長)市民活動もマンネリ化して、活動者も固定化しがちだが、こういう形で新しく大学生が入ってくる等広がっていくように、体制的にいろいろ問題があるだろうが、そういった動きを加速できるような形で支援できるとよいかと思う。

 

(4)市民協働事業提案制度について

-資料5に基づき、事務局から説明-

・地域にある自然・環境等の様々な分野の公共的な課題を解決するために、団体と市が一緒に事業を行う制度である。

・市民活動団体の活動内容を十分に活かせる分野で、団体自身が自由にテーマを設定し、市と協働で実施することで、団体のステップアップ等に繋げる市民提案型事業と、市の担当部署が抱える行政課題に基づいて、市がテーマを提示し、市民活動団体と協働で取り組むことで、より効果的・効率的な課題解決に繋げる行政提案型事業の2つがある。

・事業の主な流れとしては、今年度は7月9日を申請期限としているが、申請前に政策室とこまえくぼ1234との事前相談等を経て、団体に申請していただく形としている。8月21日に申請団体にプレゼンテーションを行っていただき、審議会で事業の実施が望ましいか否か市に答申していただいた後、最終的に市で決定する流れとなる。

・審査のポイントとして挙げている項目が事業評価の際の視点となる。

(会長)この制度は昔からずっと同じ形で実施しているわけではなく、審査を行い、審議会の場でいろいろ議論しながら、毎年改善をしながら更新は行っている。今回も審査を行っていただく方を中心に、今回の中で課題等見えてきたものに対して、少しずつより良い制度にしていく形にすることも今回この審議会の重要な役割だと思う。

 

(5)市民活動支援センターの評価について

-資料6に基づき、事務局から説明-

・次回の審議会で、市民活動支援センター長に来ていただき、評価項目の説明、質疑応答、評価の流れでヒアリングを実施するため、今回は事前に資料を配布している。

・評価については、指定管理者との協定において第三者評価を行うことを規定しており、市民協働の推進を目的として設置している当審議会において実施していただいている。

・資料6の各資料を基に事業評価票の8つの評価項目について評価していただく。また、総合評価にある「3つの目標」については、令和2年度の事業計画において重点項目として位置付けている項目になる。

 

3.その他

・今後の審議会については、第2回を8月2日(月曜日)、第3回を9月9日(木曜日)、両日とも午後7時からの開催とする。

 

-閉会-