1 日時

平成28年8月23日(火曜日) 午後7時~8時15分

2 場所 4階特別会議室
3 出席者

委員 奥村隆一、大塚隆人、藤川隆司、関幸一、島本和彦、松崎学、小川憲一郎、松本和美、平美和、愛甲悦子、内海貴美、宍戸泉、長谷川好道、西家將善、石田琢智(15名)

事務局 政策室長 田部井則人 政策室協働調整担当 鈴木知子、石由貴

4 欠席者 なし
5 提出資料

前回会議録

資料1 市民協働事業提案制度(平成28年度提案事業)について(答申案) 

資料1 審査票 [161KB pdfファイル] 

資料2 市民参加と市民協働の実施状況に関する総合的評価(初稿) [134KB pdfファイル] 

資料3 市民フォーラムについて [136KB pdfファイル] 

(参考)こまえくぼ1234開館状況資料 [104KB pdfファイル] 

6 会議の結果
  1.開会

(1)前回会議録の確認

 

2.議題

(1)市民協働事業提案制度の審査結果及び答申(案)について

-資料1に基づき、事務局から説明-

・今後の流れとしては、8月31日に会長から市長へ審議会として答申し、その後答申を踏まえ市の庁議で審議し最終的に決定する。

 

(会長)資料1の答申(案)のとおりに市長へ答申してよいか本日決定したい。審査表は例年通りなのか。

(事務局)項目は例年と同じ。点数は細分化した。

 

-審査委員から報告、感想-

・点数のつけ方が難しかった。審査結果がシビアに出たという印象。

・行政提案型はもともと行政からテーマを出しているので実施すべき事業であるが、内容をどう詰めていくかが重要。

・各分野に特化するのではなく、幅広い分野を絡めてやるべきである。

・「comaecolor」の取組みは、若者が提案したこともあり、プレゼンテーションが上手だった。

・若者の芽を摘まないよう、「comaecolor」のような事業を取り上げていくべき。

・行政提案型については採点に悩まなかった。

・「comaecolor」については審査会当日の発表の際、提案書にあったBBQについてまったく触れなかったので多少戸惑った。また市とどう協働するのかについて議論となり、その点をどう解決していくかが課題である。

・「狛江市平和祈念事業実行委員会」については、もう少し具体性が必要。

・「調布交通安全協会狛江支部」については、どう工夫していけるのか注目したい。

・「comaecolor」については、団体が研鑽を積んで、取り組んでもらえればと思う。

 

-質問、意見等-

(委員)具体的に事業実施までどのように進んでいくのか。

(事務局)庁議で決定後、団体と担当課で調整していく。市とどう協働していけるかを協議し、予算を積算する。3月議会で予算が決定し、次年度から開始する。

(委員)市長が提案を良しとしなかった場合、担当課はどう対応するのか。

(事務局)市長だけの意見ではなく市長と各部長等で構成する庁議で審議し決定する。協働事業としてどう実施できるのか、いかに課題をクリアしていくか等検討し、予算という形で具体化していく。

(委員)市長の判断によっては却下されることもありうるのか。

(事務局)公益性を重視して提案いただいているため、全く却下ということはないのではないか。仮に却下する場合は根拠を示す。また提案どおりではなくても、協働できる方法を模索できるとよい。

(委員)「川の家プロジェクト」のプレゼンの中で、具体的な例はあったか。

(委員)当日団体の冊子が配られ、狛江でやりたい8つのことなど提示された。

(事務局)当日プロジェクターを使用したパワーポイント資料をもとにプレゼンが行われた。当初提出された提案書ではBBQについて記載があったが、当日の説明では無かった。

(会長)審議会として、3つの提案を実施していく方向で答申したい。最初から不採択とするのではなく、何らかの形で市と協働する方法を考えていきたい。どうしても課題が解決できなければ、市と1年間協議を重ねた上で次年度リベンジもあるのでは。

(委員)「川の家プロジェクト」について、提案にある予算をどう使うか具体的な説明はあったか。

(事務局)細かい説明は無かった。事業実施が決定した後、内容を細かく調整し担当課で予算を決定していく。提案書の予算額は上限でもないし、提案どおりの予算額になるわけでもない。

 

(2)市民参加と市民協働の実施状況に関する総合的評価について

-資料2に基づき、事務局から説明-

・本日の資料をよく読んでいただき、主に10月の審議会で審議し決定していきたい。

 

(会長)1ページ目の提言が一番重要な部分であるので、そこを中心に確認いただきたい。

(委員)提言3.こまえくぼ1234を通じた市民提案型事業の提案はなかったのか。

(事務局)冊子は設置したが、相談や提案はなかった。

(委員)こまえくぼで相談を受ける職員に対して、市民協働事業提案制度の流れを説明することはないのか。

(事務局)来年度はこまえくぼに登録している団体に直接案内を送る等、アプローチしていきたい。

(会長)今のお話のように具体的なことを提言した方がインパクトがあると思う。こまえくぼから働きかけをする、提案に際しての講習を開催する等、こまえくぼを拠点とした働きかけを導入してもよいのでは。

(委員)行政から働きかけがあることで市民団体が興味をもつ可能性もある。

(会長)市民提案型と行政提案型の中間のような、行政から市の課題や協働できる可能性等アドバイスがあると提案してみようと思う団体があるかもしれない。

次回の審議会でもう少し議論していきたい。

(事務局)提言に具体性を持たせたい。

(会長)多様な視点から具体的なご意見をいただければと思う。申請する団体を促進する方法、市民モニター、こまえくぼの活用法等考えていただきたい。

 

(3)市民フォーラムについて

-資料3に基づき、松崎委員から説明-

・市民フォーラム担当委員で打ち合わせをして企画書を作成した。

・市民団体のサミットというイメージ。団体同士お互いの顔が見える関係づくりのきっかけに。

・例年との違いは多くの団体に参加していただき情報交流できるようにすることと、毎年単発ではなく継続できるように第1回とした。

 

(会長)企画書に基づき皆さんに広く意見をいただきたい。今年は団体の連携促進というような感じか。

(委員)団体同士の交流と、市民に対する団体の紹介を兼ねて行いたい。

(会長)課題に記載してあるどのような団体を呼ぶかについて、いかがか。

(事務局)フォーラムは1月21日、防災センター4階にて。10月の審議会にて詳細を決定し、その後団体に声をかける等、具体的に動きたい。12月の審議会は最終打ち合わせ。

(委員)広報こまえ等の締切を確認してほしい。

(事務局)確認する。

(会長)団体同士の交流の良いきっかけづくりになると思う。

(事務局)団体に声かけするために、団体にとってのメリットがあるとよいと思う。

(委員)ひとつ具体的なテーマを掲げた方がよいのでは。

(会長)どのようなテーマを提示するかが肝心なのでは。文科系団体もスポーツ系団体も議論できるようなテーマがよい。参加するメリットとして何かアイディアはないか。新規メンバー加入の促進になれば各団体のメリットになるのでは。

(事務局)各団体では発表の場を求めている。パフォーマンスの時間を設けたら団体のPRと集客につながるのではないか。

(委員)フォーラムを発表の場にするのではなく、市民まつりを良くするという話し合いの中で、パフォーマンス団体を募るという考え方もある。

(委員)発表の場を探している団体を上手に活用しては。

(委員)市に対する要望のみを言って終わりという形のフォーラムになってはいけない。

(委員)行動力のある人材をうまく使うべき。

(会長)市民参加と市民協働の先には市民自治がある。市民自身が地域をつくっていくまちを目指していきたいと考える。

(事務局)今回の審議会を参考に、また担当委員でまとめ次回までに具体的な計画を考えたい。

 

(4)市民モニター制度報告

-事務局から説明-

・パブリックコメント、市民説明会や市民委員募集について市民モニターへ案内を送っている。

・実際に、パブリックコメントや市民説明会への参加があり、委員の応募もあった。

 

3.その他

(1)市民活動支援センター運営状況について

-こまえくぼ1234開館状況資料に基づき、事務局から説明-

・次回以降の審議会にこまえくぼ職員を呼んで状況報告をしてもらいたい。

 

-こまえくぼ運営委員より報告-

・こまえくぼにて4つの分野にわけて専門部会を設け、各部会で部員を募集し、市民とともに具体的な運営を進めていく。

 

(2)今後の予定

・次回の審議会は、10月20日(木曜日)午後7時から。

・8月31日(水曜日)に会長・副会長から市長へ協働提案制度の答申を行う。

 

-閉会-