1 日時

令和5年8月24日(木曜日) 午後6時30分~9時

2 場所

狛江市役所504会議室

3 出席者

卯月委員長、寺内委員、加藤委員、小川委員、絹山委員、水田委員、福田委員

松野まちづくり推進課長、富永都市計画担当副主幹、齊藤まちづくり推進担当主査、阿藤主任、北川主事

4   欠席者

井上副委員長、佐藤委員、五十嵐委員、繁平委員

5 議題

条例第14条第2項に規定する地区まちづくり協議会の認定(喜多見駅改札口周辺まちづくり協議会)

委員長:狛江市まちづくり委員会(以下「委員会」という。)を開催する。本日は、「地区まちづくり協議会の認定」について、諮問を受けている。事務局から、簡単に喜多見駅改札口周辺まちづくり協議会の説明を受けて、申請書からのプレゼンテーション行い、委員で意見交換を行う。意見交換した内容を踏まえて答申とするが、まずは、今回の諮問について、まちづくり条例の規定などを事務局から説明してほしい。

 

事務局:【事務局より説明、前回諮問内容、協議会の目的、活動範囲の説明を行う】 

委員:岩戸北一・二丁目、東野川一丁目地区地区計画の範囲と岩戸北四丁目北部地区まちづくり計画の範囲を教えて欲しい。

事務局:配布資料2の青い水玉で囲われている範囲が岩戸北一・二丁目、東野川一丁目地区地区計画の範囲で、喜多見駅の南側の青い線で囲われている範囲が岩戸北四丁目北部地区まちづくり計画の範囲である。

委員長:事務局への質問は以上か。それでは申請者によるプレゼンテーションをお願いする。

申請者:【喜多見駅改札口周辺まちづくり協議会の申請者より活動内容等について配付資料を基に説明を行う】

委員長:プレゼンテーションの内容について、質問等あるか。

委員長:これまでの成果について、喜多見駅七差路交差点信号機の設置と電力中央研究所から3,000平方メートルの土地提供の実現、小田急電鉄社長から狛江市へ喜多見駅狛江市側改札口の提案が上がっているがこの3点は確認できる成果はあるか。

申請者:3点は決定ではないが確認はできる。

委員長:電力中央研究所から3,000平方メートルの公園用地の提供場所は決まっているか。

申請者:電力中央研究所敷地の中央の長細い土地のお話しを頂いている。

委員長:提供される公園用地は市が購入する予定か。

事務局:市では電力中央研究所から土地を購入して、公園をつくる考えはあるが、提供予定地は細長く、公園としては適切でないと考えているため現在検討中である。公園の用地は、購入も含めてこれから検討が必要である。

委員長:喜多見駅の狛江側の改札口について、小田急電鉄から改札口設置について積極的な問いかけがあったのか。

申請者:令和5年度小田急電鉄株主総会、令和4年度及び5年度の狛江市市議会での答弁、市長選の街頭演説の際に話が出ている。

委員長:令和5年度小田急電鉄の株主総会について喜多見駅改札口について確認したとあるが、決議されたのか。

申請者:決議されたのではなく、小田急電鉄株主総会で喜多見駅改札口について質疑を行って回答を頂いた。

委員長:どのような回答を頂いたのか。

申請者:小田急電鉄は、狛江市に改札口の提案をしていると聞いている。

委員長:狛江市は、申請者と同じ認識か。

事務局:小田急電鉄の社長と市長が改札口についてお話をしている認識はあるが、市に改札を提案しているという所までの認識はない。

委員:喜多見駅改札口の名称を国本学園前などの名称変更は考えているか。

申請者:考えていない。

委員:協議会の会員構成は、今後の見込みで小田急電鉄、小田急バスを見込んでいるのは交渉相手だから含めているのか、市民要望を3,000件集めたと書いてあるがどのような算出方法で行ったのか、喜多見駅周辺の歩道と道路の交通安全環境整備の提言についてどのような提言をしているか、調布警察と交通法規の検討についてどのような検討を行ったのか、国本学園の通学路の安全対策について、用途地域の変更はどの範囲を考えているか教えてほしい。

申請者:今後見込める会員については、小田急電鉄等の民間企業も積極的に会員になってもらいたいと考えているため含めている。市民要望の数は、まちづくりグループで行ったアンケートと狛江市が行ったアンケートを含めた数字である。喜多見駅周辺の歩道と道路については、高架下の道路のことを指しているが、保育園や店舗から出たらすぐ道路であり、歩道がなく危険な場所が多いこと、狛江市側の世田谷区側の歩道がずれている点も調布警察へ改善の提案を行った。国本学園の通学路について、現在、国本学園の生徒は登校時裏門を使用し、下校は表門を使用している。裏門は人道りが少なく、横断歩道がないためワーキンググループを創設し検討していきたい。用途地域の変更については、用途変更の可能性も含め検討していく。

事務局:狛江市でも岩戸北三・四丁目地区地区計画について懇談会を通じてまちづくりを進めており、地域交流地区は用途地域変更を含めて市も喜多見グループと同様に検討している。

委員:活動範囲について、電力中央研究所の北側や周辺はどのような取組を考えているか。

申請者:活動範囲は町別で考えている。電力中央研究所を含んでいるためこのような活動範囲になっている。

委員:喜多見駅から南側の協議会の範囲について、協議会の範囲と岩戸北三・四丁目地区地区計画の範囲が違うが、活動を行っていく中で不整合はないか。

申請者:活動をやっていく中で不都合がでてくる可能性がでてくるかもしれないが調布都市計画道路3・4・16号線を中心に活動をしたいと考えている。

委員:喜多見駅周辺の車の通行や人流の改善について、改札口を設置する以外にも方法はないか。

申請者:調布警察と協議をしたが、改札口への人流の一点集中が原因であり、人流集中点を分散するしかないと回答頂いている。

委員:会員の構成について、地権者、お店を営んでいる方等は会員になっているか。

申請者:地権者及び町会の方も会員になってもらっている。

委員:まちづくりグループの際は、改札口のことが中心だったが、協議会の活動は調布都市計画道路を中心として考えていくのか。

申請者:これまでの活動により、市民の要望を聞いた結果、市民の要望は安心、安全やにぎわいについての要望があったため市民要望に照らし合わせて今後も考えてきたい。

委員長:今後の活動について、2025年度の活動を詳しく教えてほしい。

申請者:地区まちづくり協議会の認定を受けると、構想案A・Bを提出することができると思っている。2025年の前半に構想案Aを半年で提案して2025年の後半に構想案Bを提出したいと考えている。

委員長:1年で構想案A・Bを出すことは難しいので再考すること。以上で質疑応答は終了する。

【協議会についての委員会の意見交換】
委員長:2年半の活動は良好である。まちづくり構想案を出している訳ではないため、活動の目的、活動範囲、活動の内容等を改善するところはあるが、電力中央研究所、調布警察、小田急電鉄等と積極的に折衝を行っていることは評価できるため、地区まちづくり協議会として認めていいと思う。部分的な変更や条件があれば議論したい。

委員:活動範囲が気になる。喜多見駅の南側は岩戸北三・四丁目地区地区計画の範囲を含め、北側は岩戸北一・二丁目、東野川一丁目地区地区計画の範囲を含めた方がいいのではと感じる。活動範囲が広すぎる懸念はあるが、検討の余地はあると思う。

事務局:地区計画と協議会の範囲が一緒である必要はないと考えている。前回の審議では、岩戸北と岩戸南を活動範囲にしていたが、活動範囲が広い、団体名に相応しい活動区域であるか再検討していただきたいという意見が前回あったため、その意見を反映した結果である。喜多見駅の北側は町丁目に合わせて活動範囲を設定している。南側の二の橋商店街は、協議会とは別に活動を考えている方もいるため現在の活動範囲から抜いている。

委員長:岩戸北三・四丁目地区地区計画と協議会で両方とも都市計画道路の整備についてのあり方を考えているが、地区計画の範囲の方が協議会に入れない可能性があり、意見を分断する可能性がないか。

事務局:構想案A・Bを出す際に判断、すり合わせすることもできると思う。地区計画と協議会の目的は違うところもある。地区計画では、都市計画道路を含めて低層範囲の用途地域を考えており、地区計画の範囲が広くなっている。

委員長:協議会の活動範囲については、提示している範囲でよいが、岩戸北三・四丁目地区地区計画との関わり等委員会では判断が難しいため、最終的な判断はまちづくり推進課で決めるでよろしいか。申請のあった、喜多見駅狛江市側改札口周辺まちづくり協議会と認定してよいか。

【一同了承】

委員長:意見等はないか。なければ本日の委員会は終了する。