1 日時

令和7年1月10日(金曜日)午後2時10分~2時35分

2 場所

狛江市役所 4階 特別会議室

3 出席者

委員:
遠藤 正宏、大矢根 淳、二井 昭佳、三宅 まこと、山田 みちこ、三角 たけひさ、岡村 しん、佐々木 貴史、茂木 竜一

臨時委員:
宮坂 信孝、尾嵜 純

幹事:
都市建設部長(兼)和泉多摩川緑地都立公園誘致推進担当部長 小俣 和俊
まちづくり推進担当理事 竹之下 真也
まちづくり推進課長 岩渕 一夫
まちづくり推進課都主幹 萩原 豊

4 欠席者

町田 修二、末 琳太郎、土橋 和美、華頂 宏基

5 議題

調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更(原案)について(報告)

6 提出資料

  • 事前配布資料
    • 開催通知(A4・1枚)
  • 当日配布資料
    • 次第及び配布資料一覧(A4・1枚)
    • 資料1 原案説明会パンフレット(A4 6枚)
    • 資料2 計画書(A4 7枚)
    • 資料3-1 計画図2(A3 2枚)
    • 資料3-2 計画図3(A3 2枚)
    • 資料4 調布都市計画地区計画多摩住宅地区地区計画の変更(原案)について(スライド資料)(A4 16枚)
    • 狛江市都市計画審議会委員・臨時委員名簿(A4 1枚)

7 会議の結果

事務局:

 定刻でございますので、ただ今から令和6年度第3回狛江市都市計画審議会を始めさせていただきます。

 本日は御多忙の中、御出席を賜り、誠にありがとうございます。始めに、副市長の平林から開会の御挨拶申し上げます。

副市長:

 皆様こんにちは。本日は、令和6年度第3回狛江市都市計画審議会にお集まりいただきましてありがとうございます。また日頃から狛江市のまちづくりに御尽力、御協力いただきまして誠にありがとうございます。

 本日の報告事項は、

 ・調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更(原案)について

となります。

 本日の内容は、昨年の8月の都市計画審議会で一度御報告した調布市のハ号棟の変更に係るものとなります。

 なお、狛江市のニ号棟につきましては、皆様の御尽力もあって、令和3年に地区計画を変更し、1月21日に着工予定となっております。

 今後も魅力ある多摩川住宅の再生に向けて、調布市とも情報共有しながら、引き続き、支援をしてまいります。

 それでは、本日も活発な議論をどうぞよろしくお願いいたします。 

事務局:

 誠に申し訳ありませんが、ここで副市長は公務により途中退席させていただきます。

(副市長退席)

事務局:

 これより議事進行を遠藤職務代理にお願いいたします。

職 代:

 町田会長が欠席のため、本日は職務代理の遠藤が、議事を進めさせていただきます。宜しくお願いいたします。

 それでは、令和6年度第3回狛江市都市計画審議会を開催させていただきます。

 本日は、招集委員15名全員のうち11名が出席されております。狛江市都市計画審議会条例第7条第2項の規定に基づき、過半数以上の出席ということで本会議は成立いたします。

 次に、会議録の署名者を選出いたします。狛江市都市計画審議会運営規則第13条第3項の規定により、議長と議長が指名する委員が署名することになっておりますが、本日、山田委員にお願いいたします。

委 員:

 かしこまりました。

職 代:

 会議の公開について事務局から説明をお願いします。

事務局:

 本日の審議会に先立ちまして、広報及びホームページで告知を行いました。本日14時30分より受付を開始いたしましたが、傍聴を希望する方はおりませんでした。

職 代:

 それでは、初めに資料の案内をさせていただきます。事務局より説明をお願いします。

事務局:

 では、本日の資料について、説明いたします。

 事前配布資料は、

・開催通知(A4 1枚)

 当日配布資料は、

・次第及び配布資料一覧(A4 1枚)

・資料1 原案説明会パンフレット(A4 6枚)

・資料2 計画書(A4 7枚)

・資料3-1 計画図2(A3 2枚)

・資料3-2 計画図3(A3 2枚)・資料4 調布都市計画地区計画多摩住宅地区地区計画の変更(原案)について(スライド資料)(A4 16枚)

・狛江市都市計画審議会委員・臨時委員名簿(A4 1枚)

以上となります。

 御質問等ある場合は、挙手をしていただきますようお願いいたします。こちらでマイクをお持ちいたします。それでは、遠藤職務代理お願いいたします。

職 代:

 それでは、議題の調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更(原案)について、報告案件でございます。事務局から説明をお願いします。

事務局:

 それでは、調布都市計画地区計画多摩川住宅地区地区計画の変更(原案)について御説明いたします。

 今回の変更対象は、狛江市域ではなく、調布市域のハ号棟の変更内容となりますが、多摩川住宅の地区計画の区域は、多摩川住宅全域が対象となっているため、調布市と狛江市で併せて地区計画の変更を行う形となります。

 本議題につきましては、昨年の8月の都市計画審議会において御報告させていただきました。

 その後、11月に原案説明会を開催し、調布市が12月24日開催の調布市都市計画審議会で報告いたしましたので、その内容につきまして、御報告させていただきます。

 前方のスクリーンの内容は、お手元の資料4と同じものとなっておりますので、適宜御覧いただければと存じます。

 まず、地区計画変更の概要について御説明いたします。

 多摩川住宅地区は、調布市染地三丁目並びに狛江市にまたがっており、面積は約48.9haとなります。

 今回の変更対象区域は、赤塗りでお示ししている多摩川住宅ハ号棟の街区部分になります。

 変更内容は、

①地区公園(調7号)、地区広場(調8号)、ポケット広場(調3号)の位置・形状を変更

②コミュニティ街路沿いの5号壁面の位置の制限(地区施設境界線から2m以上後退)を削除

③コミュニティ街路を4mから8mに拡幅

となっております。

 地区計画の変更理由について御説明いたします。

 ハ号棟街区は、地区計画の土地利用の方針の中で、「定住性の高い良質な中高層住宅地の形成を図る地区とし、緑豊かで良好な住環境の形成及び防災性の向上を図るため、開放性のある広場等を適正に配置する地区」としていることから、地区施設の配置を見直しを行います。

 また、地区施設の「コミュニティ街路」については、回遊性の高い歩行者ネットワークの形成及び災害時における多方向への避難経路の確保を目的として整備することを位置づけています。

 そして、「多摩川住宅地区 空間形成の基本方針」を基本としつつ、街区内の賑わい、回遊性及び防災性の機能向上を図ることを目的とした地区施設の見直しを行うため、今回地区施設の位置・形状の変更とコミュニティ街路の拡幅を行います。

 まず、①地区施設の変更について御説明いたします。

 空間形成の基本方針を踏まえ、街区内の賑わい、回遊性及び防災性の機能向上を図ることを目的とした地区施設の見直しを行います。

 図を御覧ください。地区公園(調7号)は、南側に隣接する幼稚園との連携が可能となるよう、幼稚園側に近づける配置とします。

 地区広場(調8号)、ポケット広場(調3号)は、にぎわい軸周辺に面する広大な広場とし、防災機能の向上や生活拠点地区の地区広場(調4号)との賑わいの連携・強化を図るため、位置・形状の変更を行います。

 また、地区公園・地区広場・ポケット広場の変更に併せて、コミュニティ街路の線形を一部変更いたします。

 次に、②壁面の位置の制限の見直し及び③コミュニティ街路について御説明いたします。

 回遊性及び防災性の機能を向上するため、制限の見直しと、地区施設の変更を行います。

 図を御覧ください。まず、コミュニティ街路沿いの5号壁面の位置の制限を全て削除いたします。そして、コミュニティ街路を4mから8mに拡幅することで、もともと計画されていた空間を担保します。

 また、コミュニティ街路の拡幅に伴い、地区施設が重ならないように、紫の文字で記載しております広場・公園等の形状を変更いたします。

 なお、位置・形状の変更によって、紫の文字で記載しております広場・公園等の地区施設の面積に変更は生じません。

 地区計画変更の概要につきましては以上となります。

 続いて、都市計画法16条に基づく公告・縦覧及び原案説明会について、御報告いたします。

 原案説明会に開催にあたっては、8月の都市計画審議会における皆様からの御意見を踏まえ、事前に調布市に住棟配置図及びパースを提示することを要望し、調布市と調整の上、説明会では、住棟配置図及びイメージパースを提示しました。

 原案説明会は、11月1日(金)は38人、11月2日(土)は55人の参加がありました。

 また多摩川住宅地区地区計画の変更に関する原案について、11月1日(金)から11月14日(木)まで都市計画法第16条に基づき都市計画原案の縦覧を行い、11月1日(金)から11月21日(木)まで意見書の提出期間を設けました。

 調布市と同日程で行い、意見書の提出は0通でした。

 こちらが原案説明会で提示した配置図となります。

 こちらが原案説明会で提示したイメージパースとなります。

 続いて、説明会でいただいた主な御意見と、回答を御紹介いたします。なお、いただいた御意見に対しては、いずれも調布市から回答しております。

 地区計画の変更はどこからの提案なのかという質問については、提案はハ号棟、都市計画の視点での検討と都市計画手続きについては調布市が行った旨を回答いたしました。

 また、地区公園やポケット広場等の位置を変更した理由については、幼稚園との連携、にぎわいの向上、防災機能の向上などが期待できる旨を回答いたしました。

 コミュニティ街路は上部に建物が乗る部分だけ壁面後退の削除をすることはできないのかという質問については、建築計画が今後変更になる可能性があり、その都度地区計画の都市計画変更を行うのは不可能に近いことを御説明し、壁面後退を削除した場合も、もともとの計画されていた幅員8m分の空間は担保できることも回答いたしました。

 都市計画法16条に基づく公告・縦覧及び原案説明会についての御報告は以上となります。 

 最後に、地区計画の原案についてです。

 本日は既存の地区計画から変更がある箇所のみ御説明いたします。

 ページ右上にございますパンフレットのページ番号につきましては、参考資料1のパンフレットの該当ページを記載しておりますので、お時間あるときに合わせて御覧いただければと思います。

 地区計画の目標ですが、こちらは、調布市・狛江市ともに都市計画マスタープランの改定があったため、赤字の箇所を現在の都市計画マスタープランの文言に修正しております。

 目標の方向自体に変更はございません。

 17~27ページについては変更がないため、説明を割愛いたします。

 地区施設の変更内容、配置及び規模について御説明いたします。

 今回、変更する地区施設のうち、地区公園3箇所、地区広場4箇所、ポケット広場4箇所につきましては位置・形状の変更のみで、面積は変更ございません。

 赤字のコミュニティ街路につきましては、幅員を4mから8mに拡幅し、この拡幅に伴い面積が増えております。

 地区施設の配置と規模を、計画図2でお示ししております。

 ハ号棟街区の中心を斜めに通っているコミュニティ街路調7号を拡幅し、地区施設が重ならないように、コミュニティ街路の両側に接している広場・公園等の位置・形状を変更しております。

 計画図3の壁面後退につきましては、ハ号棟街区の中心を斜めに通っているコミュニティ街路両側に設定していた5号壁面を全て削除しております。

 なお、コミュニティ街路の幅員は、8mに拡幅することで、もともと計画されていた空間を担保しております。

 最後に、地区計画の変更に関するスケジュールについて説明いたします。

 11月に16条の原案の公告・縦覧と、原案説明会を実施し、本日の都市計画審議会で原案の報告をいたしました。

 1月6日から17条の公告・縦覧を行っており、令和7年3月の都市計画審議会で諮問の上、令和7年4月頃に都市計画決定・告示の予定でございます。

 説明は以上となります。

職 代:

 御意見・御質問があればお聞きします。

委 員:

 コミュニティ街路を拡幅し、上に住戸を建てるということになっていますが何階から住戸を建てるかは決まっていますか。

 そういったことが予定されているにも関わらず、パース上に反映されていない理由は何かありますか。

事務局:

 調布市からは、3階以上から住戸になると聞いています。

 パースは最新の内容を反映したものが完成していないので、現在もっとも分かりやすいものとして、今回のパースを使用して御説明させていただきました。

委 員:

 コミュニティ街路の幅員が8mになっていますが、もともと2mの壁面後退があるため、通路の幅自体は変わりません。街路と捉えるのか、壁面後退と捉えるのかで、何か違いはありますか。

事務局:

 壁面後退部分は、工作物の設置が制限されておりますが、公益上必要なもの等については適用除外される部分があります。今回、街路とすることで、8mすべてが街路空間となります。

職 代:

 他に何かありますか。

 ないようですので、本日の狛江市都市計画審議会はこれにて終了いたします。


 

狛江市都市計画審議会委員・臨時委員名簿

肩書 選任の区分 氏名
会長 学識経験者 町田 修二
職務代理 学識経験者 遠藤 正宏
委員 学識経験者 大矢根 淳
委員 学識経験者 二井 昭佳
委員 市議会委員 三宅 まこと
委員 市議会委員 山田 みちこ
委員 市議会委員 三角 たけひさ 
委員 市議会委員 岡村 しん
委員 市議会委員 佐々木 貴史
委員 東京都多摩建築指導事務所長 茂木 竜一
委員 狛江市の住民 末 琳太郎
委員 狛江市の住民 土橋 和美
委員 狛江市の住民 華頂 宏基
臨時委員 調布警察署長 宮坂 信孝
臨時委員 狛江消防署長 尾嵜 純
臨時委員 マインズ農業協同組合理事 松坂 進
臨時委員 狛江市農業委員会会長 小川 保