狛江市都市計画審議会(令和7年8月28日)
1 日時 |
令和7年8月 28 日(木曜日)午後3時 00 分~午後3時 45 分 |
2 場所 |
狛江市役所 4階 特別会議室 |
3 出席者 |
委員: 臨時委員: 幹事: |
4 欠席者 |
二井 昭佳、茂木 竜一、小川 保、土橋 和美、華頂 宏基、 末 琳太郎 |
5 議題 |
1 調布都市計画生産緑地地区の変更について(報告) 2 神代団地地区のまちづくりについて(報告) |
6 提出資料 |
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7 会議の結果 事務局: ただ今より、令和7年度第2回狛江市都市計画審議会を開会いたします。 市 長: 皆さま、こんにちは。市長の松原です。本日は令和7年度第2回狛江市都市計画審議会にお集まりいただき、ありがとうございます。 事務局: 誠に申し訳ありませんが、ここで市長は公務により途中退席させていただきます。 (市長退席) 事務局: これより議事進行を町田会長にお願いいたします。 会 長: 狛江市都市計画審議会会長の町田です。本日の議事を進めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 委 員: かしこまりました。 会 長: 会議の公開について事務局から説明をお願いします。 事務局: 本日の審議会に先立ち、広報およびホームページで告知を行いました。本日の受付は14時30分より開始し、傍聴希望者はいませんでした。 会 長: それでは、初めに資料の案内をさせていただきます。事務局より説明をお願いします。 事務局: 本日の資料について説明します。 会 長: では議題1、調布都市計画生産緑地地区の変更についての報告案件です。事務局、説明をお願いします。 事務局: 議題1、調布都市計画生産緑地地区の変更について報告します。お手元の資料1-3はスクリーンに投影しているものと同じですので、適宜御覧ください。本日は、令和6年に行為制限が解除となった生産緑地地区について、12月に開催予定の狛江市都市計画審議会に諮るために事前報告を行うものです。 会 長: 御意見・御質問がある方はお願いいたします。 (意見・質問なし) 会 長: 御意見・御質問がないようですので、議題1は終了とします。それでは議題2、神代団地地区のまちづくりについての報告案件です。事務局、説明をお願いします。 事務局: 神代団地は調布市西つつじヶ丘4丁目と狛江市西野川にまたがっており、団地の9割以上が調布市域です。調布市立調和小学校を含み、小学校以外は全域がUR都市機構の所有で管理されている住宅です。団地の中心には都市計画道路3・4・9号線があり、団地内は整備済みですが、都道114号線に合流する区間は現在調布市が事業中です。本地区の用途地域は第一種中高層住居専用地域が大半を占めています。品川通り沿いの一部が第一種住居地域、第一種中高層住居専用地域の後背地に一部第一種低層住居専用地域もあります。 会 長: 確認させてください。今回、地区整備計画は住宅再生地区のみに適用するという理解でよいですか。 事務局: 地区整備計画は区域全体にかけます。地区施設については神代団地全域に設定します。職員棟部分に関してのみ配置するのは、歩道状空地および広場状空地となります。 会 長: 職員棟という言葉がありましたが、住宅再生地区に現在職員棟があるということですか。 事務局: 22ページを御覧ください。職員宿舎敷地を住宅再生地区として記載しており、そこにUR都市機構の職員宿舎が存在します。これを解体して種地とし、新たな移転先となるUR団地を建てる計画のため住宅再生地区として設定しています。それ以外の具体的な計画が定まっていない地区を住宅再生促進地区として位置付けています。 会 長: 住宅再生地区がUR団地を建てるための種地となり、用地を生み出すために先行して行うということですね。 事務局: 受皿住宅等と呼ばれるものです。 会 長: 24ページの地区施設については、現状あるものを地区施設として位置付け、建て替え計画の進捗に合わせて内容を見直して良好な街並みとするという理解でよいですか。 事務局: そのとおりです。 会 長: 壁面後退の実線表示と点線表示の使い分けについてですが、点線部分も今回の地区計画で決定するものですか。 事務局: 点線部分は都市計画図書の方針附図内で将来の予定として示すことを検討しています。 会 長: 点線部分は地区計画として決定するのではなく、将来の予定として示す段階に留めるという理解でよいですか。 事務局: そのとおりです。 会 長: 壁面後退については、今後、建て替え計画の進捗に応じて、都市計画審議会に諮り、地区計画の変更を行う理解でよいですか。 事務局: そのとおりです。点線部分については法的拘束力はありません。 会 長: 今回、方針に関する説明はありませんでしたが、今後UR都市機構と調整・精査していくと理解しました。意見ですが、これだけ広域な団地を建て替えるのであれば、狛江市の範囲は少ないとしても周辺地域への貢献要素があると思うので、その点を念頭においてUR都市機構と調整していただければと思います。 事務局: 承知しました。UR都市機構は団地住民にアンケートを実施しており、今後ワークショップも開催して住民意見を聞く予定と聞いております。いただいた意見を踏まえ、引き続き協議を行います。 会 長: 周辺地域にない生活関連施設を誘致するなど、公益的な施設ができればよいと思います。 委 員: 職員宿舎部分を種地として建て替えを進めるとのことですが、住宅再生地区が狭いように見受けられます。第1期で完成した建物に第2期の工事範囲となる全ての方が移れるのかが気になります。第1期工事で受け入れ可能な世帯数等を教えてください。 事務局: UR都市機構が建築物の内容等を検討しており、住民アンケートやワークショップの結果に応じて移転規模等を設定すると聞いております。UR都市機構の事業ですので、公表のタイミング等もあるかと思いますが、引き続き協議してまいります。 委 員: 現在職員として住んでいる方は別の場所へ引っ越されるのですか。 事務局: そのとおりです。すべてが住民のための施設になると聞いております。 事務局: 15ページを御覧ください。黄色で示されたエリアの方が赤色で示されたエリアに移転することになり、赤色エリアは家賃が上昇すると聞いています。したがって全員が赤色に移転を希望するわけではなく、現状と同等の家賃を望む方は緑色エリアへ移転することになると聞いています。赤色エリア完成時に黄色エリアがどの程度空くかは不明で、アンケートやワークショップを通じて調整していくことになるため、16ページの工期は期数未確定として示されています。 委 員: 2点あります。1点目、神代団地に住む狛江市民に要点を説明する場合に、まとめた内容について確認をお願いします。一団地からの都市計画変更により赤色で示したエリアに新しい住宅が建ち、黄色で示したエリアの方は近い将来移転が迫られることとなる。その際、家賃上昇が見込まれる赤色エリアか、家賃が現状維持となる緑色エリアに移転する可能性がある。黄色で示されたエリアの計画の後に狛江市民が住んでいる緑色エリアについても、壁面後退等の可能性がある。また、第一種高度地区に相当する斜線制限が係るのが今回の計画のポイントの一つ、という形で狛江市民に伝えればよいでしょうか。 事務局: よろしいかと思います。 委 員: 2点目ですが、神代団地地区内にはまちづくりで有名な手紙社があります。手紙社が主催する調布市でのイベントに私も参加したことがあり、UR職員も5、6名参加していました。手紙社周辺はテレビ等でも注目されているリノベーションエリアですから、調布市で行われるワークショップ等の情報を狛江市でもキャッチアップしていただければと思います。 事務局: 承知しました。 委 員: 住宅価格が高騰し、狛江や調布に住めない方がいると聞いています。URの段階的な団地再生は高級路線を検討しているのか、価格を抑えて多くの方が住みやすくする方針なのか、イメージを教えてください。 事務局: 現時点で詳細な情報は届いていませんが、新しい情報が入り次第、御報告します。 事務局: 現状としてはURの住宅は基本的に中所得者向けの住宅です。家賃設定は近傍類地の賃貸住宅の家賃等も考慮して決められると思われます。建物自体の断熱性能などが向上するため、その分家賃見直しの要素はありますが、一気に大幅に上がるわけではなく、一定の配慮措置等が取られることが想定されます。確定事項ではありませんが、URにおいても継続的な居住に配慮がなされると考えています。 委 員: 調布市と狛江市の境界について確認したい。狛江市民とされる条件があれば教えてください。 事務局: 確認してお伝えします。 会 長: ほかに何かありますか。 ないようですので、本日の狛江市都市計画審議会はこれにて終了いたします。 |
狛江市都市計画審議会委員・臨時委員名簿
肩書 |
選任の区分 |
氏名 |
---|---|---|
会長 |
学識経験者 |
町田 修二 |
職務代理 |
学識経験者 |
遠藤 正宏 |
委員 |
学識経験者 |
大矢根 淳 |
委員 |
学識経験者 |
二井 昭佳 |
委員 |
市議会委員 |
三宅 まこと |
委員 |
市議会委員 |
小木 哲朗 |
委員 |
市議会委員 |
太田 久美子 |
委員 |
市議会委員 |
宮坂 良子 |
委員 |
市議会委員 |
佐々木 貴史 |
委員 |
東京都多摩建築指導事務所長 |
茂木 竜一 |
委員 |
狛江市の住民 |
末 琳太郎 |
委員 |
狛江市の住民 |
土橋 和美 |
委員 |
狛江市の住民 |
華頂 宏基 |
臨時委員 |
調布警察署長 |
筒井 朝彦 |
臨時委員 |
狛江消防署長 |
渡邊 薫 |