令和6年度 第9回 狛江市子ども・若者・子育て会議(令和6年11月15日開催)
1 開催日時 |
令和6年11月15日(金曜日) 午後6時30分~午後8時40分 |
2 開催場所 |
防災センター402・403 会議室及びオンライン |
3 出席者 |
委員 加藤会長、市川副会長、松田委員、毛塚委員、富永委員、梅本委員、小西委員、野木委員、山本委員、稲葉委員、豊田委員、北澤委員
事務局 冨田子ども家庭部長、山口子ども若者政策課長、岡本子ども家庭課長、中村子ども発達支援課長(兼)教育部教育支援課長、松岡教育部理事(兼)指導室長、西村企画政策係長、梶山企画政策係主事、大橋北部児童館長 |
4 欠席者 |
馬場委員、矢﨑委員、細谷委員、植村委員 |
5 傍聴者 |
2名 |
6 議事内容 |
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7 配布資料 |
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8 会議の結果 |
議題1 第3期こまえ子ども・若者応援プラン 素案(案)について
事務局より資料1-1、1-2、1-3の説明
【委員】
「1-3学び、遊び、経験の機会の推進」の中の「学童期や青年期に経験する」というのは乳幼児期も含んでいるか。
【会長】
「学童期や青年期」はなくても文章はつながるため、そこの縛りはなくして良いと思う。
【委員】
「2-3 幼児教育の振興と保育における質の向上」について、幼児教育で教育という言葉を使っているが、保育という言葉の中には基本的教育の意味合いが入っており、重言になってしまうため、保育だけでも良いのではないか。幼児教育の文章の後に保育とつながると良いが、もう少しニュアンスの違った言葉の方が丁寧で優しいのではないか。
【委員】
幼稚園的には併記でも良いのではないか。幼稚園は文部科学省の管轄で、保育所はこども家庭庁が管轄している。内容的には保育園はもちろん教育的な内容も含まれているが、この計画は行政計画であるため分けた方が良いのではないか。
【会長】
資料1-2の95ページの重点項目として位置付ける施策・事業の★印の説明について、すべての施策が大切だと思うが、例えば「本計画において」のところに「特に」の言葉を入れるだけでも全然捉え方が変わる。
【委員】
「こども誰でも通園制度」は重点項目になっている「2-3-4 一時保育(一時預かり)、延長保育等の充実」の部分に該当するという認識で良いか。
【事務局】
「2-3-4 一時保育(一時預かり)、延長保育等の充実」に位置づけている。
【委員】
国のパブリックコメントで、最初は保育ではなく、預かりという言葉が使われており、保育という言葉まで行かないような形で書いてあったが、今度は保育と記載されており、少しぶれている。今後どちらになっても対応できるように、預かりという言葉になった場合は別項目で柔軟に対応することも検討してもらいたい。
【委員】
「2-3-4 一時保育(一時預かり)、延長保育等の充実」の2段落目の「多様な他者との関わりの機会の創出事業」については、令和6年度から実施しているため、文章を修正した方が良い。
【委員】
「1-3 学び、遊び、体験の機会の推進」について、遊びを通して、学びということが指導要領にも掲載されているため、「遊び、学び」の順番の方が良い。
【委員】
保育園の場合は勉強や学習時間を設けている園もあるが、大体の園では学習の時間としては設けておらず遊びを発展させて、気づきを得て、学びを深めていくという流れであるため、遊びが先の方が保育園としては良い。
【委員】
学びと書いてあるが、遊びと認識する。幼稚園では教科学習はしないため、この学びは学習ではない。学びは遊びの中に入っているため、遊びだけでも良いくらいである。かっこ書きで(学びにつながる)等とするのも良いが、遊びと学びは同等ではないため、このままでは学びが学習や習得の意味合いに取られてしまい、違和感を覚える。
【会長】
「遊びを通した学びの機会の促進」という文言でも良いのではないか。
【事務局】
年齢に応じたところもあるが、「1-3-6 読書を通じた学びの機会の提供」では「読書」が、「1-3-7 郷土学習の支援」では「郷土学習」が記載されており、学齢期になると学習と学びが入ってくる項目もあるため、全部取ってしまうとその部分との整合性について考える必要がある。
【委員】
「1-3 学び、遊び、体験の機会の推進」の文章の最後に、「子どもの健全な育成のため、様々な場面で、生活に必要な知識や技能を育むことのできる学習活動や体験活動を提供していきます」とあるが、遊びを通した学び、学習活動、体験活動の3つということか。
【事務局】
学びを取ってしまうよりはこの3つの方が良いと考えている。
【委員】
一番最後の文章「様々な場面で、生活に必要な知識や技能を育むことのできる」と記載されているが、指導要領だと知識や技能だけではなく、意欲や非認知能力等を育むことも記載されているため、知識や技能に限定して記載されているのが気になった。
【会長】
遊びを通した学びから、学習活動や体験活動を発展させていくというニュアンスが分かれば、すべてのつじつまが合うのではないか。遊びの中から学ぶことが楽しいと子どもたちが思うようになり、様々な体験に参加して、学習意欲につながっていくような働きかけができるようにする、ということが言えたら良い。
【委員】
「1-3-6 読書を通じた学びの機会の提供」について、読書は娯楽にもなるから学びではなく遊びに含まれるのではないか。
【事務局】
修正する。
【委員】
「遊び」を平仮名で書いた方が良い。漢字にすると娯楽的な「遊び」になるが、平仮名の「あそび」には様々なことが含まれている。
【委員】
「1-1-7 不登校対策事業の推進」について、「在籍学校への復帰を目指し」という文言と「学校復帰のための」と書いてあり、ゆうゆう教室の目指す場所ではあると思うが、今は絶対に学校という考えではないので、この文言はなくても良いのではないか。
【子ども発達支援課長(兼)教育部教育支援課長】
ゆうゆう教室の方針としては、最終的には学校復帰を目指すこととしており、現状としては残している。社会的な流れはやはり学校復帰だけではないため、「社会的な自立を目指す」、「自分たちの進路を主体的に捉えて」という形で記載している。
【会長】
自分たちの進路について考えるきっかけを持てるように指導する、支援するという文言が入った方が現実的である。
【子ども発達支援課長(兼)教育部教育支援課長】
その部分は「児童生徒が自らの進路を主体的に捉えて」という文言で表現している。
【会長】
「適切な指導」という抽象的な言葉よりも先程の説明の言葉をそのまま書き、「子どもたちが自らの進路を考えるような支援をする」の方が一般的に読むときに分かりやすい。
【委員】
今は多様な学びや公的にも学校だけではないという流れになっている。
【会長】
例えば「長期にわたり不登校状態になっている児童・生徒に対して」を先にし、「児童生徒の思いに寄り添い、在籍学校等の復帰を目指す」にした方が印象は違ってくる。「子どもたちの気持ちに寄り添い」という文言や「自分たちの進路を主体的に捉えて」という文言が入るとより良いと思う。保護者の方からすると「在籍学校への復帰」が記載されていることで行けないことに対する負い目を感じてしまう可能性があるため、「学校復帰等」とする方が良い。
【子ども発達支援課長(兼)教育部教育支援課長】
学校復帰という文言は残したいが、全体を少し柔らかい表現できるか検討する。
【会長】
在籍学校にこだわる必要はなく、教育機関や教育の場等の文言でも良いのではないか。
【委員】
「2-5 子育て家庭の負担軽減に向けた相談支援の推進と環境整備」の中で「男性が積極的に家事や育児に参加できるよう」と書いてあるが「男性も」に変えた方が柔らかいのではないか。お父さんたちが朝お弁当を作ったり、送り迎えをしたりしているため、「も」としないとみんながやっていないように捉えられてしまう。
【会長】
文章の後半に「男女がともに」と記載されているため、同じように「男女がともに」と書くのはどうか。
【事務局】
修正する。
【委員】
不登校に戻るが、重点項施策として位置付けた方が良いのではないか。長期的に学校に行けない子に対して、家ではない居場所、活動できる場は社会で様々である。具体的に言うと幼稚園等に来て、発揮できれば居場所として認知でき、発展していくことができる。ゆうゆう教室等だけではなく、本人が希望する場所であれば、積極的に社会が受け入れてくれる場になるように、令和11年度までの取組の中に入ると良いのではないか。また、進路の部分で、居場所は学校だけではないことや本人の居場所作り、居場所を求めて、というような文言が加わり、重点目標にするとより良いのではないか。
【委員】
「1-1-9 社会参加・ひきこもり支援の推進」も重点項目として位置付けた方が良いのではないか。
【会長】
注釈として、「重点項目でないがここに挙げている項目は施策として力を入れています」という文言があれば良い。特に自分に関わることが重点でないと、なぜ重点でないのかと言われてしまう。計画に記載しているものは市の施策として、重要だと考える項目であり、その中で特に重点施策として考えるところに★印がついている、と書くとみんなの納得のいく文章になる。
【委員】
先程「男女がともに」という文言に修正するという話があったが「2-5-5 子育てや家庭教育に関する学びの機会の充実」についても「母親ばかりではなく父親も含めた子育て」という書き方が古い。子育てはお父さん主体かお母さん主体か関係なく、どちらかが大変な思いでふさぎこんではいけない。子育ては両方参加して、地域も参加するのが望ましい姿であり、どちらかが悪者のような書き方ではなくなるように文言を精査してもらいたい。
【委員】
「1-2-7 子どもの意見表明の場の提供」の中の「引き続き、各学校で主権者教育が推進されるよう」と書いてあるが、主権者教育で良いか。他のページで人権教育と書いてあるのを見たが、どちらが良いか。
【事務局】
一般的には投票の文脈等で使われることがあるが、狛江市では全国に先駆けて主権者教育計画を策定し推進している。選挙だけではなく、自分たちで決める社会的意思決定を学ぶという文脈で使っている。
【委員】
注釈を追加した方が良いのではないか。
【子ども家庭部長】
主権者教育の事業として地域課題解決型子ども議会があるが、小学生と中学生が自分たちで課題を見つけて考えて、議場で様々な提案をし、そこから意見表明につながっている。
【委員】
「1-2-3 相談・カウンセリング事業の推進」のところで、教員も相談することはできるか。若しくは教員のスーパーバイザーのような部分はどこかに入っているか。
【委員】
狛江第一小学校と緑野小学校では人数が多いため、先生用のカウンセリングがある。
【子ども発達支援課長(兼)教育部教育支援課長】
3段目の2行目に「また専門家チームによる巡回相談を実施し、学校における相談支援体制の強化に取り組みます」と記載している。
【会長】
文言修正や追記等、ご意見が出たためご検討いただきたい。最終的な決定は事務局と私に一任させていただき、11月22日に市長に報告する予定である。
議題2 (仮称)子ども条例制定にかかる取組について
事務局より資料2-1、2-2の説明
【委員】
WEBアンケートについて、資料に記載されているLoGoフォーム案は実際の画面か。
【事務局】
仮だが同様の画面の予定である。
【委員】
動画について、QUOカード等の金券の扱いは問題ないか。
【委員】
募集期間は決定か。
【事務局】
予定であり決定ではない。
【委員】
以前も別のアンケートで市が条例制定を検討していることを知っているかという設問があった。市が条例を検討していることや子どもの権利条約を聞いたことがある子はどのぐらいいるかということを知りたいという目的はあるか。もしなければ、アンケートの募集のときに市が条例を検討していることについて周知すれば設問の②と③はなくても良いのではないか。⑦、⑧も前のアンケートに同じような設問があり、設問数はあまり多くない方が良い。
LoGoフォームは案とのことだが、振り仮名が横にあると分かりづらいため、文字の上にルビがあったり、また、絵があったりすると分かりやすい。
【会長】
WEBアンケートとLoGoフォームは別で、モヤモヤを書いてもらうのはLoGoフォームである。WEBアンケートの質問の前に市で条例制定に向けた概要や子どもの権利条約についての説明をすると良い。沢山の権利がある中で特に8つに関して意見を聴くということを書くと子どもたちにとっても分かりやすく、スムーズにアンケートに入れると思う。そうするのであれば②と③はなくても良い。
【委員】
アンケートフォームだが、説明に問題数と回答時間を載せるだけで回答率が全然違うため、それを入れてもらうと良いと思う。先程別のアンケートと重複した設問になっていると意見があったが、同じ子が受けているわけではないので、重複しても良いのではないか。
【会長】
目的で主語が混在している。「なぜやりたいか」をもう一回精査した方が良い。子どもから大人まで幅広い年代の方から意見を聴き、子ども条例について考えるきっかけ作りとしての主語は市、行政であるが、後半は市民や子どもであり、おそらく2つの言葉が1つになってしまっているため、整理してもらいたい。子どもと若者世代に子ども条例のことを知ってもらうことと、情報提供をすることも含めてアンケートをすることが目的になってくるのではないか。そうするとアンケートフォームの作り方が決まってくる。
【委員】
市内の小中学校に依頼し、タブレットで回答するのは全児童生徒か。学校の授業中にやってもらう想定か。
【事務局】
授業中に回答してもらうことは想定してない。ホームルームや帰りの会等において、アンケートの周知をお願いしたいと考えており、回答自体は時間があるときに取り組んでいただきたい。
【委員】
各自その場でやる時間をとるのではなく、各自で持ち帰って、自分でやるということか。
【事務局】
学校のホームルームの時間ではやることが決まっており、条例に関して時間は割けないということを聞いている。できる限りたくさんの方に回答をしてもらいたいが、学校の授業の中で大々的にやるというよりは時間があるときに回答をしてもらいたいと考えている。
【委員】
主権者教育を推進している狛江市としてはとても大事なことであるため、そこは強気で言ってもらいたい。
【会長】
回答時間が短いアンケートであれば、学校内でやってもらう働きかけをしてもらった方が回答率は上がると思う。「やっておいて」では回答率が上がらない。学校側が教育として時間を割けないかもしれないが、大事なことなので、読んで知ってもらうことで子どもたちが知る機会を得られるのであれば、そういう目的のLoGoフォームを作れば良いのではないか。
【委員】
調査期間は冬休み期間と重なり、小学校でタブレットを使うトラブルが発生する場合もあり、持ち帰りが禁止になることもある。なかなか家で取り組めない可能性もある。冬休みが重なることを考えると、回答期間が短いのではないか。
【委員】
アンケートを取ると不平不満のある方はすぐにアンケートを書いてくれる。現状に満足している方はなかなか書かないので、締切を延長する等、ある程度学校の中でやってもらわないとかなりマイナスの意見に引っ張られてしまうため、アンケートの取り方自体を検討しないといけない。
【副会長】
アンケートに回答をするか、しないかということを決めるのは子どもであり、学校の時間でやると「やりなさい」になってしまうため、子どもの権利を考えている中で違和感もある。
【委員】
そういう場合は例えば、知っているか、知らないかの部分は全員回答とし、そのあとは回答、不回答の項目を用意することで、回答したくない、文章を読みたくない子は出てくる。回答しても良いと思う子はそこで回答できるため、設問の中で分岐を一個作れば良いのではないか。
【教育部理事(兼)指導室長】
タブレットは基本的には持ち帰ることになる。使い方や指導の場面が出てくる時は置いていくこともある。アンケートについては回答期間があるため、学校がその期間で、周知していく形になる。
【委員】
パンフレットは小中学生に配布しているため、パンフレットの内容を前段に載せるのはどうか。設問の中で年代を回答する項目があれば、年代別の仕分けができる。
また、LoGoフォームについては、命に関わることや緊急のことについては具体的に「虐待とかある子はすぐに連絡してね」と言っておいた方が良い。子どもの中では命に関わるとこまではないが、日頃に叩かれたりすることはある。
【会長】
怖い思いをしたり、辛いことがあったり、すぐに助けが必要な場合は先程のところに相談してくださいとした方が良い。虐待だと子どもたちは虐待と認識していないことが多いため、怖い思い、辛い思い、嫌な思いとかの方が表現として良い。
【委員】
そのようなイラストが入ると視覚的にも良い。
【委員】
そういうことは相談して良いと気づく子はなかなかおらず、子どもたちは相談することは頭にないため、WEBでやることによって、気づく仕組みにしていくとアンケートをする意味が出てくる。
【委員】
④の「8つの権利の中でどれが大切だと思うか」は1つだけ選択か、それとも複数回答か。全部大切だと思う人もたくさんいると思うため、1つだけだと選べないのではないか。
【事務局】
複数回答で考えている。
【委員】
小学生向けの注意事項について文章にふりがなを振れば良いわけではない。「記載」「個別」等の難しい単語ではなく、「一人ひとりに返事することはできません」とか、小学1年生が読んで分かる単語を使って書かないと漢字を読めても意味が分からない。
【会長】
「8つの権利の中で大切と思うものはどれですか」という書き方の方が回答しやすいと思う。子どもたちが理由を書けるかを考えると、⑤で理由を聴いているため、④は大事だと思うものを聴き、⑤はなぜその権利が守られていないと思うのかとし、「守られていないと思う権利はどれですか。どんなときにそれを思いますか」のような書き方の方が良い。
【副会長】
先程②と③を入れるか、入れないかの話になったが、その説明の際にそもそも、子ども条例を市が検討していることを説明するということで良いか。目的がないと、このアンケートは何のためにあるか分からないし、子どもに対してもきちんとアンケートをする意味を話す必要がある。
【委員】
そこの文末を「知っていましたか」にするのはどうか。知っていなかった層や回答率等が見えてくると思う。将来的に子ども条例ができた後で同じ質問をすることで傾向が見られる。作り始めるときは5%以下だが、作っていくうちにだんだんと20%、30%まで来て、最終的にできたときには60%の子たちは作っていることを知るようになったら、あと40%に対し、周知するような展開になっていくのではないか。この設問はずっと聴いてほしい。
【会長】
回答の項目を「知っていた、知らなかった、今回初めて知った」の3つにする。説明することでわかってくるのであれば、調査の時に毎回聴くと良い。
【副会長】
③は聞いたことがあるかではなく、子どもの権利条約について簡単に知らせたら良いのではないか。また、文言の問題だが、④の最後のところに「大人が子どもに関係することを決める時に、最もよいことを考えてもらう権利」の中に「子どもにとって最もよいこと」にした方が良い。中学生なら自分のこととして考えるが、高校生になると社会一般の話なのか、自分個人で経験した話なのか判断に迷うのではないか。
【会長】
「自分にとって大切だと思う権利を次の中から」にするのはどうか。自分のことで考えてもらう方が小学生と比べて、誤差はあまり出ないと思うため、制限する形で質問を検討してもらいたい。
【委員】
「8つの権利の中のどれが大切か」から始まると読み手には感覚が分からず、実感がない項目もある。回答するのは大変だが、8つの権利について自分にとって守られているか、守られていないかを1~5段階で〇をつけるとその子の生活感が見えてくるのではないか。
【会長】
回答の仕方については今のやり方がわかりやすいと思う。アンケートフォームについては検討してもらう。モヤモヤについては言葉の精査をお願いしたい。
【委員】
動画企画については市としてチャレンジしたと思う。狛江市としてインスタグラムで発信した方が同じ媒体を見ているお子さんが同じように見ると思う。ハッシュタグについては、条例を知らない方が、狛江市のハッシュタグをつけてもらえば、たくさん見てもらえるのではないか。地域の団体に協力してもらって、地域の方が選んだものも選考対象にすると全体的にやっていると伝わる。市全体を巻き込んだようなものができると良い。
【事務局】
ハッシュタグは「#狛江」と「#(仮)みんなの声で狛江が変わる動画チャレンジ」の2つを想定している。最初の「#狛江」は狛江に関連する投稿をする際に使ってくれている。後者のハッシュタグは動画チャレンジオリジナルのハッシュタグになっている。今後、投稿する人が投稿の動画をこちらのハッシュタグで検索すると一覧が出てくることを想定している。
【委員】
概要のところで市全体で楽しみながらやっているためとあるため、ぜひ他の団体にも宣伝して、狛江市はこんなことをやっていると声掛けをして、選考をするときも一緒に入ってもらうと皆で動画チャレンジをやっていると思える。
【事務局】
選考はせず抽選することを考えている。
【委員】
ぜひ、市役所の皆さんと市長にも動画を作ってもらって、市長自ら子どもの権利の動画をやってもらうと良い。市民団体や子どもにも声をかけて、報酬が当たるから、ぜひ作ってくださいと声をかけると良い。
【委員】
市民団体にこの企画に協賛いただき、そうすることで報酬を上げることもできるかもしれないため、そのような協力の依頼も良いかもしれない。
【委員】
協賛であれば商工会への依頼がまずは良いかもしれない。
【子ども若者政策課長】
今回は賞を設けない予定であるため、まずはどのようなクオリティの動画が投稿されるのかやってみる。次の機会に実情をもとに協賛を募ることは考えられる。
【委員】
インスタグラムをやっている人は見えるが、インスタグラムをやっていない人は見えるのか。
【事務局】
インスタグラムのアカウントを持っている人しかログインできないため、アカウントを持っている人が対象になる。
【会長】
やはり市のホームページで流せるようにする等、高齢者はインスタグラムをやっていない人が多いため、市のホームページにアクセスすると動画が見られる仕組みを作り、その旨を募集の際に書き添えると良いと思う。
【事務局】
応募方法の2つ目の手順で規約をチェックする欄があり、動画の広報活動への使用許諾も含む予定である。
【委員】
規約に反することがあった場合、削除依頼はできるのか。
【事務局】
個人のアカウントであるため、そこまで関知できない。もちろん誹謗中傷になるような目的にそぐわない場合は抽選から外したり、場合によっては削除依頼も行う。
【委員】
動画を撮ってからどうするかがはっきりしない。「楽しみながら条例を作る」ということに少し引っかかる。今真剣に作っているのに、楽しいというもので良いのか。狛江の皆に周知するために使う目的で動画を作ってみないかというのが流れなのではないか。
【会長】
「市全体で取り組み、楽しみながら、条例を作るための動画チャレンジ」はどうか。テーマをもう少し絞った方が良いかもしれない。好きなこと、モヤモヤをどう感じているのか、ということについて、権利から離れるかもしれないが、子ども条例を皆で考えるための啓発の動画という観点でテーマを少し縛った方が良いのではないか。
【委員】
デジタルサイネージを使って、入選したものの中から動画の一部分を取って流すととてもキャッチーにできると思った。
【委員】
「子ども条例を皆で作っていこう」を子どもたちに言わせたいのか。せっかく「みんなの声で狛江が変わる」という統一のキャッチフレーズを作ったため、それで良いのではないか。決まり事が多く、読むだけで動画を作るのが面倒に感じないか心配である。
【委員】
「みんなの声で狛江が変わる」は絶対に入れて、テーマが8つの権利ではどうか。
【委員】
動画の目的は動画チャレンジは周知を目的としている。「選挙に行こう」のようにYouTubeで流れたようなものでも良い。子どもたちに関係する内容が発信の中に入っていれば良い。テーマとして子ども条例として、子どもに狛江の好きなところ等を例題するのは良いと思う。子ども条例のPRや8つの権利等を発信してくれる子もいるかもしれない。
【委員】
動画チャレンジは動画を作ることが目的ではなく、子ども条例の動画を作ることが目的である。
【会長】
啓発が目的であり、資料2-2の概要に記載されているのは題名である。概要は狛江市が子ども条例を作ろうとしていることをまず知らせて、子ども条例の内容や8つの権利の話をし、市民に周知する。条例制定に向けて市全体で取り組みたいため、動画を募集するということを説明の中に入れると、目的から外れるものが少なくなり、自分たちが何のために動画を作るかが見えてくるのではないか。
【委員】
狛江の好きなところを作るときに権利の方に結びつくか疑問である。参考のテーマを出すにしても権利につながる内容のテーマを参考例として出した方が良い。
【会長】
「子ども条例を作っていこう」を募集テーマにすれば良いのではないか。そこから大きく外れるものは抽選対象から外す。例題を書くのであればテーマで書くのではなく、子どもの8つの権利をキャッチーにまとめてみた等でも良いのではないか。
【委員】
子どもは楽しいことに興味を示す。本末転倒かもしれないが、動画を作って子どもが興味を持ってくれれば良いのではないか。
【会長】
以上の意見や提案について、事務局に持ち帰っていただき、検討していただきたい。
【委員】
次の会議は2月になると思うが、経過について、共有いただきたい。
【事務局】
メールでのやり取りができれば、調整をしながら経過を連絡する形で進めていく。
議事3 その他
事務局より次回の日程について
【事務局】
次回の日程は令和7年2月に開催予定である。
【副会長】
前回の会議で話題になったアウトリーチによる意見聴取についての進捗状況はいかがか。
【事務局】
有志の検討会を実施し、委員からも議事録が皆さんに共有されている。事業者と持ち帰って今検討しているため、逐一アナウンスできればと思う。次回は12月5日(木)に有志の検討会を行う予定のため、参加可能であれば参加をお願いしたい。
【委員】
リーフレットについては広報に掲載されなかったのか。広報に掲載してほしかった。LINEには掲載されているか。
【子ども若者政策課長】
子育てサイトに掲載されている。
【子ども家庭部長】
LINEはあまり掲載しすぎるとブロックされるため、そのような点も考慮し、検討する必要がある。
【委員】
広報こまえや市ホームページは難しいがLINEならできると以前伺った。ここまで作ったので、ぜひこの機会で出来ればと思っていた。
【子ども若者政策課長】
地域課題解決型子ども議会でLINEでの周知について担当課と協議したが、掲載には課題があるのが実情である。
【会長】
市の広報紙に載ると高齢者たち等多くの人が見るのではないか。
【子ども家庭部長】
人権条例に基づく人権の啓発紙を、毎年12月頃に戸別配布をしている。今回「子ども条例を検討している」という内容の一面を載せる形で調整している。
【会長】
他に意見等なければ、以上をもって会議を終了する。