1 日時

令和3年10月14日(木曜日)午後6時30分~8時30分

2 開催形態

防災センター4階会議室

3 出席者

委員:熊井会長、中川副会長、太田委員、秋元委員、宮内委員、富永委員、杉委員、鵜澤委員、稲葉委員、豊田委員、惣川委員、小川委員、片岡委員、上田委員

関係者:狛江市児童発達支援センター長 早川 信之

事務局:山口子ども政策課長、浅見子ども発達支援課長(兼)教育支援課長、鈴木健康推進課長、三宅児童育成課長、西村企画支援係長、菅主事

4 欠席者

桜井青少年問題協議会会長、羽田委員、渡辺委員

5 傍聴

3名

6 議題
  1. 第2期こまえ子ども・若者応援プラン実施計画(令和3年度版)(案)等に関する意見・質問等及び対応のまとめ(令和3年度第1回子ども・子育て会議後)について
  2. 第2期こまえ子ども・若者応援プラン実施計画(令和3年度版)について[報告]
  3. 狛江市子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)の利用状況について[報告]
  4. その他
    ・コロナ禍における子ども、若者、家族への影響について
    ・次回以降会議日程 2月下旬の開催を予定 
7 配布資料

資料1 狛江市子ども・子育て会議 委員名簿

資料2 第2期こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(令和3年度版)(案)等に関する意見・質問等及び対応のまとめ(令和3年度第1回子ども・子育て会議後)

資料3 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(令和3年度版)

資料4 狛江市子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)利用状況について

資料5 新型コロナウイルス感染症に関わる調査結果

8 会議の結果
議事1  第2期こまえ子ども・若者応援プラン実施計画(令和3年度版)(案)等に関する意見・質問等及び対応のまとめ(令和3年度第1回子ども・子育て会議後)について

○事務局より資料2の説明

会長:量の見込みにおいて、保育園のニーズに関する推計は、市民が入った子育て会議で議論し決定することが、国の指針となっている。会議で議論する前に市として検討して欲しいということが質問の趣旨だったが、待機児対策推進本部で事前に検討した上で、本会議に上げるという事である。

委員:資料の「保育サービスの利用率」のグラフについて、人口比でデータを取ると時期によって人口の移動があるなどにより、正確なデータが取れなくなる。狛江市の人口の頭打ちに関する予想を加味した数字を出した方が、より正確なグラフになると思う。

委員:人口動態も大事だが、0歳児に関しては子どもが生まれる環境に関する婚姻率なども考慮するべきだと思う。

議事2 第2期こまえ子ども・若者応援プラン実施計画(令和3年度版)について[報告]

○事務局より資料3の説明

議題3 狛江市子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)の利用状況について[報告]

〇事務局より資料4の説明

委員:児童発達支援センターの通所が定員の9割前後となっているが、今後申請が出た場合はどのように対応するのか。

事務局:児童発達支援センターの相談業務で対応し、クラスに空きが出た時点で検討するという対応になる。

委員:児童発達支援センターへの通所が必要だが通えていない方はどれくらいいるのか。

関係者:園に通ってみて、集団活動の中で課題があることが分かり、相談してくるケースはある。児童発達支援センターの通所のクラスは現在、定員に達しており、受入れが出来ないが、初回の相談で時間をかけて保護者の相談に応じ、専門職が子どもに必要な事を見極めるような対応をしている。その上で、集団生活の訓練が必要な場合は「ぱる」を紹介している。作業療法などの個別訓練が必要な場合は、それができる事業所が狛江には少ないので、受け入れ先の確保が難しいのが現状である。心理士が専門相談として、相談に乗るなどの対応をしている。

委員:乳児期の発達支援が十分にできなければ、学童期の不登校などにつながっていくと思う。コロナ禍で子どもの自殺者や不登校が増えてきている。他の自治体では保育士への住宅補助等の労働条件の改善を行っているところもあるが、狛江市として、今後の対応をどのように考えているのか。

委員:現在の施設では、これ以上定員を増やすことが難しいため、「ぱる」を紹介するなどの対応を続けていくことになる。保育園以外で働く保育士の労働環境に関しては、検討していく。

委員:保育園等の宿舎の借り上げは、待機児対策としての東京都の政策である。高齢者施設や児童発達支援施設は包括補助金制度となり、保育園の積み立て式補助金とは財政的な差が出て来てしまうのではないかと考える。

委員:施設のスペースに限りがあり、保育を受けられない場合、ベビーシッターなどの支援をして、保護者の不安を和らげられるよう、支援を検討して欲しい。

副会長:3つのセンターを連携させることは、狛江市として一貫した支援を行うという意思表示だと思う。以前は児童育成課が行っていた幼稚園・保育園の巡回やサポーター養成講座も子ども発達支援課の所管となった。市立だけではなく私立保育園にも巡回しているのは、狛江市の優れたところだと思うので、ひだまりセンターとしてだけではなく狛江市全体としての取組の報告をして欲しい。

会長:前回の会議でも提案したが、ひだまりセンターの利用状況について、活動状況も併せて報告して欲しい。ひだまりセンターの施設の規模からも、以前から、この会議の中でも、受け入れ人数に関しては不安視されていた。「ぱる」との関係など、市として早急に対応を考えなければいけないと思う。

委員:この数年で待機児対策として保育園の数を増やしてきた。そのノウハウがあれば児童発達支援の通所施設を作ることもできると思う。

議題4 その他

・コロナ禍における子ども、若者、家族への影響について       

〇事務局より資料5の説明

会長:資料2の追加質問・意見に対する市の回答の中で、コロナ禍における子ども、若者、家族への影響に関する調査をヒアリングなどで行うことについては、「(市の)人員体制の面で困難」との回答もあったが、今後の方向性が、もしあるならば、教えてほしい。

事務局:事務局としては、人員体制の面で、ヒアリングなどにより調査を行うことは難しい。子ども・子育て会議としてとりまとめるということであれば、可能かと考えている。

委員:資料5-7で対面による相談ができないため相談件数が減っているのは、危機的な状況だと思う。オンラインでの相談業務ができないかなど、何が求められているのかを把握し、危機感を持って対応して欲しい。

事務局:相談員も各々の業務の中で課題は感じていて、オンラインでの相談は検討し始めている。

委員:私は、主に地域活動をしてきたが、現在はコロナ禍で活動を止めている。本当に困っている人は外に出かけられないので、このような状況の中でこそ、町内会や民生委員の活動が重要だと思う。先ほどの児童発達支援も施設を作るのではなく、普段の生活の中で見守ることができる社会を作ることが必要だと思う。

委員:コロナ禍で子育てひろばでの子ども同士、親同士の関わりが減ってしまって、人との関わり方を学ぶことができず、子どもの発達について何が正しいのか分からないという親も増えていると思う。リモートワークが増え、子どもも大人もストレスが溜まっている状況もある。追い詰められて孤立してしまわないような環境を作っていきたい。

会長:困っている人ほど声を上げられないので、こちらから見つけに行かないといけない。

・次回以降会議日程

次回は2月下旬の開催を予定。

〇委員による退任・就任の挨拶

会長:これで本日の会議を終了する。