1 開催日時

令和4年11月15日(火曜日)午後6時30分~7時50分

2 開催場所

狛江市防災センター402・403会議室

3 出席

【委員】加藤会長、市川委員、毛塚委員、川﨑委員、猪瀬委員、富永委員、梅本委員、野木委員、稲葉委員、惣川委員、豊田委員、山本委員

【事務局】片岡子ども家庭部長、浅見子ども家庭部理事(兼)子ども発達支援課長(兼)教育部教育支援課長、山口子ども政策課長、三宅児童育成課長、鵜澤和泉児童館長、宮内子ども家庭支援センター長、西村企画支援係長、相川企画支援係主任

4 欠席

太田副会長、松田委員、矢﨑委員、小西委員

5 傍聴

1名

6 議事内容

  1. 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(令和4年度版)について(資料2・3)
  2. 子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保の方策について(資料4-1・4-2・5)
  3. その他(資料6)
    (1)子ども・若者・子育て会議連絡部会について
    (2)次回の会議日程

7 配布資料

  • 資料1
    狛江市子ども・若者・子育て会議 委員名簿(令和4年11月15日現在)
  • 資料2
    第2期こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(令和4年度版)(案)に関する意見・質問等のまとめ
  • 資料3
    第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(令和4年度版)
  • 資料4-1
    子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保の方策
  • 資料4-2
    別紙「量の見込み」計算方法について
  • 資料5
    令和5年度学童クラブの待機児対策について
  • 資料6
    狛江市子ども・若者・子育て会議連絡部会委員名簿(令和4年9月26日現在)

8 会議の結果

議事1 第2期こまえ子ども・若者応援プラン実施計画(令和4年度版)について
事務局より資料2・3の説明

委員:民間学童クラブの参入について、どの程度進んでいるのか。既に委託先等決まっているのか。

事務局:現在、打診をしている段階であり、業者が確定しているわけではない。今後の待機児対策について、庁内でも検討している最中であり、対策の一つとして民間の学童クラブ参入がある。

委員:民間業者の決め方は、プロポーザル方式なのか。

事務局:現段階では未定である。

委員:「(仮称)子ども条例」について、年次計画をみると、令和5年度から検討となっているが、来年春から検討に入るのか。

事務局:令和5年度から、2年間かけて検討する方向で考えている。

委員:策定するということか。

事務局:その予定。

会長:策定の過程で、この会議に意見等を求められるということか。また、その時期はいつごろか。

事務局:そのとおり。時期は、大まかなスケジュールで、令和5年度の半ばくらいを考えている。

委員:検討は、誰がどのようにするのか。

事務局:具体的には決まっていないが、行政だけでなく、しかるべき委員会等や当事者である子どもたちに意見を求め、反映させていきたいと考えている。  

委員:全国的にも、子どもの意見を聴くという流れがある。必ず、子どもの声を取り入れてほしい。

会長:子どもの声を聴くということは、大事なポイントであるので、機会を設けて進めてほしい。

議事2 子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保の方策について
事務局より資料4-1・4-2・5の説明

委員:東京都では、「潜在的な保育ニーズ量」について算出しているが、狛江市ではそこまでは出さないのか。また、家族類型や世帯の分布図があるとより実態に即した実情が見えてくる。

事務局:ガイドラインで示されているように、市の実態に即した形で対応している。

委員:和泉小学校放課後クラブ定員数が50人から70人に増加するとのことであるが、この数字の根拠は何か。

事務局:面積基準により算出した数字である。

委員:土日の一時保育(乳幼児対象)は、市で用意しているのか。

事務局:家庭福祉員(保育ママ)が土曜日に実施している。

委員:世田谷区は、休日保育を行っている。ニーズに対し、どこまで応えられているのか。そういったニーズを量の見込みに反映させているのか。

事務局:量の見込みに関しては、一時保育等を反映したものではない。

委員:保育園関係者としては、土曜日は、病院が休みであったり安全面に不安があるため、ベビーシッター利用支援事業を促している。

委員:学童クラブに関して、資料では100人以上の不足となっている。今後はどのようにしていくのか。

事務局:現在、短期的に直近の課題をクリアするために、学校施設を借りて運営するが、いつまでも借りられるものではない。長期的にどのようにしていくかについては、検討していく必要がある。

委員:中学校で、小学生をみるというのは、賛否あると思うが、異年齢交流という観点からとても良いことだと思う。

委員:体の大きい中学生と、小さい子が環境を共にすることで今後、詰めていかなければいけないことが様々出てくるが、中学生も良い経験となり成長できるものである。

委員:新型コロナウイルス感染症が拡大する前は、職場体験で中学生が幼稚園にきていた。今は、訪問のみで残念であるが、共生することで、学べることが多いと感じている。

委員:私立幼稚園は、今年も各地区で出願者・入園者が激減している。狛江市に限らず他の自治体でも、量の見込みと確保の方策については、計算方法を新たに変えていかなければ、実態と乖離していると思う。

委員:保育園に関しては、駅に近い園は人気がある。0歳の定員が埋まらないと困る。兵庫県明石市では「5つの無料化」を行っており、児童数を増やす試みも必要だと感じている。狛江市に人を呼び込める政策を発信してほしい。

委員:資料2の中で、中高生の居場所に関する事項に対し、事務局の回答が記載されている。その中で、「対象者が自分に合った居場所を選べるように選択肢が用意されております。」とあるが、選択肢は多くないと思っている。行きたいと思える場所がない。市の担当者は、対象者が本当に選べる選択肢が揃っていると思っているのか。

事務局:回答文は、言い切るような表現で問題があった。揃っているとは思っていない。

委員:居場所に関して、公民館、図書館が火曜日休館日となっている。正月等を除いて毎日開館することはできないのか。

委員:学習フリースペースに携わっているが、市民まつりが開催された11月13日(日)にも実施した。誰もこないのではと思っていたが、中高生が6人程度来てくれた。現在、部屋が空いている時に使用できる形となっており、不定期で開催している。定期開催出来れば、参加者の生活の中に入っていき、参加しやすくなる。

会長:市民等の声が行政に届くことは大事なことである。すべてがすべて、行政ができるものでもないので、市民の方がやりたいという気待ちになった時に、場の提供ができる形になると良い。

委員:参加者の個々に合わせることは難しいことであるが、意見を吸い上げ、「(仮称)子ども条例」にも反映させていくことができれば良いと思う。

委員:学校の中でも、教室に入れない生徒がおり、専用の部屋を用意しているが、対応する人がいない。支援員の制度もあるが、毎日ではないのでタイミングが合わない場合がある。

委員:コミュニティ・スクールにより、教員の負担を軽減する動きはあるが、デジタル化をもっと進めるべき。また、地域をどうやって育てていくかも重要である。

会長:私も、小学校の家庭科室を借りて、「朝ごはん」をやらせてもらっているが、「場に子どもがくる」とともに、「大人が場に行って支援する」ことも大事だと感じている。視野を広げて、ここで出た意見を行政の方に吸い上げてもらいたい。

議題3 その他
(1)子ども・若者・子育て会議連絡部会について

事務局より説明

委員:各団体の情報交換を行った。新型コロナウイルス感染症の影響で活動が出来ない部分もあるが、工夫し対応している。現場レベルの活動を知ることができ、今後、更に活発な意見交換の場となればよい。

委員:連絡部会で、障がいのある子の声をどう拾い上げていくのか。どなたか専門の方がいらっしゃるのか。

事務局:連絡部会の成り立ちが、旧青少年問題協議会の流れを組んでいる。そのため、障がいのある子に関する専門施設等の委員がいない状況である。

委員:障がいがある子に関する施策等が出てきた場合に、専門の方がおられた方が良い。

委員:非行、不登校、発達障害のある子たちの声をしっかり聴いていかないといけない。

委員:子育てサポーター養成講座を受講しているが、多くの参加者が集まっている。地域の資源、地域の支援者を育てている。そういった人材を、他の場でも活かしてほしい。

委員:連絡部会での意見等は、だれが親会である本会に持ってくるのか。

事務局:事務局が取りまとめ、本会議に提出する。

委員:旧青少年問題協議会からの流れだと、非行に関する事項がメインになると思うが、不登校も今問題となっており、許容できる社会づくりが大切である。そういった意味でも、次に始まる「(仮称)子ども条例」が大事である。先ほど事務局から、しかるべき委員会等で検討するとあったが、この会議で検討した方が良いのではないかと思う。

委員:非行も発達障害と同じくらい大事な問題。「(仮称)子ども条例」には、障がいがある子も含まれることを忘れてはいけない。

会長:子どもたちに線を引くということはあってはならない。子どもたちには線はなく、私たちが、そういう子どもたちがいるという配慮が必要である。

(2)次回の会議日程

事務局:次回の会議について令和5年2月下旬で調整させていただく。

会長:これで本日の会議を終了する。