1 開催日時

令和4年6月9日(木曜日)午後6時30分~8時17分

2 開催場所

狛江市防災センター302・303会議室

3 出席者

【委員】加藤会長、太田副会長、松田委員、毛塚委員、矢﨑委員、川﨑委員、猪瀬委員、富永委員、梅本委員、小西委員、野木委員、稲葉委員、惣川委員、山本委員

【事務局】片岡子ども家庭部長、浅見子ども家庭部理事(兼)子ども発達支援課長(兼)教育部教育支援課長、鈴木健康推進課長、山口子ども政策課長、三宅児童育成課長、鵜澤和泉児童館長、寺西児童発達支援センター長、西村企画支援係長、相川企画支援係主任

4 欠席者  市川委員、豊田委員
5 傍聴者  2名
6 議事内容

1 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(令和4年度版)案について(資料2)

2 令和4年度 待機児童数について(保育所及び学童クラブ)(資料3-1・3-2)

3 狛江市子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)の利用状況について(資料4)

4 若者相談の実施状況について(資料5)

5 子ども・若者・子育て会議連絡部会の設置について(資料6)

6 その他

7 配布資料
  • 資料1-1 狛江市子ども・若者・子育て会議 委員名簿(令和4年6月9日現在)
  • 資料1-2 狛江市子ども・若者・子育て会議条例
  • 資料1-3 狛江市子ども・若者・子育て会議条例施行規則
  • 資料2 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(令和4年度版)案
  • 資料3-1 保育所入所待機児童数について
  • 資料3-2 学童クラブ入所(入会)者数(令和4年4月1日現在)
  • 資料4 狛江市子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)の利用状況について
  • 資料5 若者相談チラシ
  • 資料6 子ども・若者・子育て会議連絡部会の設置について
8 会議の結果

〇事務局より資料1-2、1-3の説明 (会議名称変更について報告)

◆議事1 第2期こまえ子ども・若者応援プラン実施計画(令和4年度版)案について

〇事務局より資料2の説明

委員 :産後ケア事業について、利用申請107件に対し利用延57件ということは、残り半数の方は利用できなかったのか。

事務局:利用申請に関しては、出産前に登録している方も多くケア施設も調布市と共同で使用しているため、利用の必要がなくなった場合もありこのような結果になった。

委員 :予約を取ることができず、利用できなかったケースは何件ほどあったのか。

事務局:令和2年度では3件ほどそういったケースが存在した。また、令和3年度からは、産後ケアを受けられる期間を4か月から7か月に変更したため、必要がなくなりケアを受けない申請者も増加した。

委員 :各事業の評価について、ひとつの事業に複数の部署が連携している場合の評価はどのように行っているのか。

事務局:部署により評価の分かれる部分もあるが、部署ごとに行った評価をまとめ、総合的に見て評価を行っている。

委員 :それぞれの部署が自己評価をし、次年度に向けて行動するのは良いことだが、結果や評価のみで議論するのは一概に良いことだとは言えず無用なことなのではと思う。

会長 :子どもに関わる総合相談窓口について、事務局の説明の中で「相談の敷居が低くなった」とあったが、そう感じた理由をお聞きしたい。

事務局:総合相談窓口は、相談内容が多岐に渡るため、相談先が分からない方や、相談したいが内容がまとまらないといった方のために開設したものであり、実際にそのような方への相談に応えられたケースがあったため、このように感じている。

会長 :総合相談窓口にアクセスできない方への対応については今後も含めどう考えているのか。

事務局:メール・電話相談に加えて、昨年12月からオンライン相談も導入している。ただ、相談の件数は少なく、相談希望者の多くが、子どもを預けての対面での相談を求めているのが現状である。  

委員 :この評価はあくまでも行政内での自己評価だと認識しているが、当事者である市民からの評価も汲み取って施策の改善に活かされるのかについてお聞きしたい。

事務局:基本的には行政内部での自己評価であるが、この会議でご意見をいただいた上での評価となる。他の意見に関しては、それぞれの事業内で頂いたものを踏まえて評価に反映している。

委員 :妊娠期から青年期までの切れ目のない支援が必要と言われている中で、「概ねできている」という評価が適切なのか。厳しい自己評価が必要なのではないか。

委員 :実際にひきこもり相談をされていた方で、担当職員の変更の際に切れ目ができてしまい、相談を続けられなくなってしまったというケースを聞いたため、そういったことのないようにする意識が必要だと思う。

委員 :数をこなしたから良い評価となっているのか、具体的な評価の指標などが気になる。

事務局:狛江市総合基本計画の中で子育て関連も含めた指標をいくつか決定しており、その推移も注視しながら施策の方向性を検討していくことになる。

会長 :本計画の策定に係る今後の予定について説明をお願いする。

事務局:会議後も、一定の期間を設けご意見等を受け付ける。いただいたご意見等は、委員に共有する。決定については、会長一任としていただきたい。

委員 :会議メンバーについて、家庭内保育の現場の声を直接届けられるような方がいないのではないか。民間の子育てサークルの方などを会議に加えてみるのはどうだろうか。また、そういったサークルなどの活動に、行政がアウトリーチを行うことで、より多くの現場の意見を取り入れることができるのではないか。

会長 :声を多く拾うことで、行政と市民間での評価の乖離をなくし、より正確な評価に繋がるのではないか。

委員 :一時保育など、現状、量の拡充が追い付いていない中で、量の拡充を図るのか、質の向上を目指すのか、大まかな基本方針を打ち出して頂きたい。

会長 :その他意見や質問等は6月15日までに事務局へ連絡いただきたい。いただいた意見等の取り扱いは、会長一任とさせていただく。

 

◆議事2 令和4年度待機児童数について(保育所及び学童クラブ)

○事務局より資料3-1、3-2の説明

会長 :数字だけ見て、待機児童が減っているから良いということではない。結婚しない人や子どもを産まない人、産んでも一人しか産まない人などが増えている。子どもを育てていく親や子どもをどう支援していくかが重要だと思う。

委員 :学童保育に関する事務局の説明の中で、待機児童増加の理由のひとつに、「小学生人口の増」とあったが、増ではなく微増ではないか。待機児童の増加には他の原因もあるのではないか。

事務局:人口は微増。例年より学童保育への申し込み者数が多く、想定していた人数を超えていた。

委員 :数年前の時点で、保育園での待機児童増加が問題になっていた。その際、将来的に学童保育が不足すると会議内で話題が出ていた。対策がなされておらず、現状の結果となっている。また、学童保育への希望者の割合が増加するような社会情勢に対応できていないことは、我々大人の明確な反省点だと考える。早々に行動していかなくてはならないと思う。

会長 :そういった点を施策に反映させる仕組み作りを検討して頂きたい。

事務局:いただいたご意見も踏まえ、待機児対策推進本部でも検討していく。

委員 :静岡県の「マキノハラボ」という事業所を参考にしてはどうか。また、今年度待機児童対策のベビーシッター利用支援事業の具体的な利用実績について伺いたい。

事務所:詳細な数字は持ち合わせていないが、利用状況は前年度の10件より増加している。

委員 :学童保育の職員は増加したのか。

事務局:施設等の拡充に伴って、人員も増員している。

委員 :今現在、待機児童解消に向けた構想などがあればお聞きしたい。また、この会議で具体的な対策案等が出ず、待機児対策推進本部で対策を検討し立案するのであれば、この会議で意見を伺う意味は薄いのではないか。

事務局:未就学児向けのベビーシッター利用支援事業を拡大し、小学校低学年の児童も対象とする制度を計画している。現状でも、児童館やKoKoAなどの申請が通らなかった家庭に対して紹介を行っている。また、実態調査を行うことを検討している。今後について、待機児対策推進本部での方策の進展に関しては、今後の会議で報告していきたい。

委員 :千葉県の部活動顧問を民間に委託するといった取組のように、民間に協力を要請し、地域と一体となって子育てに取り組むのもよいと思う。

 

◆議題3 狛江市子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)の利用状況について

〇事務局より資料4の説明

委員 :入場者数や相談者数などは、延べ人数だけでなく実人数も資料に付け加えた方が分かりやすいのではないか。

委員 :一時保育やファミリーサポートについて、利用希望者に対する実際の利用者の割合などが気になる。

事務局:一時保育については、1日2名程度の枠があるが、取りにくいという声  は届いている。他事業とのセットで利用することが多い。ファミリーサポートに関しては利用できないといった声は特に聞いていない。

委員 :一時保育が利用できなかった方へのフォローについて伺いたい。

事務局:保育園の一時保育もあるため、そちらなどを紹介している。

委員 :保育園の一時保育については予約が取りにくいのか。また、0歳児の一時保育についてもお聞きしたい。

委員 :駅付近の保育園に関しては予約が取りにくい。また、幼稚園の夏休み期間なども同じく取りにくい。0歳児の一時保育については、保育園ごとに対応が異なる。

委員 :0歳児の保育が大変だと感じる親も多くいると思うため、0歳児の一時保育の受け入れ先が増加すれば、救われる家庭も増えると考える。

委員 :保育所等訪問支援について、狛江市として利用人数の上限はあるのか。

事務局:利用人数の上限は特に設けていない。現状の相談者は実人数が2名のため特に増加する必要はないと考えている。

委員 :巡回相談等の保育園からの支援依頼は減少していないのか。

事務局:保育園側には予算の範囲内で支援依頼などを活用して頂いているが、希望者は増加傾向にある。子どもの指導に関する相談が多い。

 

◆議題4 若者相談の実施状況について

〇事務局より資料5の説明

委員 :チラシ記載の連絡先が市役所代表電話となっているが、相談希望者にとっては、交換を通すことも負担になるのではないか。直通のホットラインの設置などについては考えているのか。

事務局:開始して間もない事業のため、相談者の利用状況に応じて検討していく。

委員 :チラシ記載のQRコードも、市役所のホームページではなく申し込みフォームへのリンクで良いのではないか。また、電話申し込みよりも電子申請の方が相談者にとって負担が少なく、より深刻な相談者も救えるのではないか。

会長 :始めたばかりの事業であり、現状は対面相談のみを受け付けているが、将来的には対面以外の方法での相談方法も用意することで、より相談しやすい場をつくることを事務局には検討してもらいたい。

 

◆議題5 子ども・若者・子育て会議連絡部会の設置について

〇事務局より資料6の説明

会長 :意見等もないため、資料のとおり決定とする。部会の設置について、今後、事務局に準備をお願いする。

 

◆議題6 その他

事務局:次回の会議について10月上旬で調整させていただく。

 

会長 :これで本日の会議を終了する。