令和2年度 第3回 狛江市子ども・子育て会議(令和2年10月15日開催)
1 日時 |
令和2年10月15日(木曜日) 午後6時30分~8時19分 |
2 場所 |
防災センター402・403会議室 |
3 出席者 |
委員:熊井会長、中川副会長、太田委員、秋元委員、日下委員,富永委員、波田委員、石谷委員、加藤委員、渡辺委員、稲葉委員、豊田委員、惣川委員、石森委員、小川委員、上田委員 関係者:狛江市青少年問題協議会 会長 櫻井 信吾 事務局:銀林子ども政策課長、浅見子ども発達支援課長(兼)教育支援課長、鈴木健康推進課長、片岡児童育成課長、西村企画支援係長、猪野主事
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4 欠席者 | なし |
5 傍聴 | 1名 |
6 議題 |
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7 配布資料 |
資料1 第2回 子ども・子育て会議 会議録 |
8 会議の結果 | |
議事1 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画について事務局より前回の会議の医療的ケア児の事業委託についての補足説明 委員:医療的ケア児の相談・関係機関の調整などコーディネーター事業や会議体を設置する上での実態調査、分析を委託している。コーディネーターの配置については担当課で定めており、その中で医療的ケア児のコーディネーターとしての資格については明記していないが、「東京都が実施している研修の受講、もしくは医療的ケア児に関する相談の実績があること」を必要としている。現在、相談実績もあり、東京都の研修も受けたコーディネーター1名が業務にあたっている。会議体の設置については、行政が主導することとなっており、障がい小委員会の下部組織として位置付け、市としての支援体制を検討し、構築することを目的としている。また、今後医療的ケア児のニーズ調査も行う予定である。委員については、医療関係者、相談支援専門員、教育関係者などから選出する予定である。 会長:コーディネーターはどこにいるのか。 委員:医療的ケア児のコーディネート事業を始めたことを紹介するパンフレットを用意した。医療機関や訪問看護ステーションに配布しており、相談支援センターみずきに配置している。 会長:実施計画の中で、保育園で医療的ケア児の受入れの推進という項目があったので、このような議論になったが、児童育成課で課題の整理・検討はどこまで進んでいるのか。 事務局:新年度入所に向けて、個別に対応している。 会長:どのようなメンバーで検討しているのか。 委員:去年からは、保育園のしおりのなかで、医療的ケア児の受入れについてご相談くださいとしている。訪問看護ステーションからの派遣を考えているので、その中で対応できるかどうかを検討している。 会長:医療的ケア児の会議体と連動して、保育園での受入れの検討をお願いしたい。 事務局より資料2の説明 委員:フェイスブックに、狛江市で入園が決まったが障がいがあることで自宅待機が続いているという書き込みがあった。金銭面等で解決できることがあれば、対応してもらいたいと思うが、どのようになっているのか進捗状況を聞きたい。 事務局:その件は、把握しているが、当人の方でもコロナウイルスのこともあり、登園をためらっている。受入れの準備を進めているが、集団保育に対しても心配があるようだ。金銭面等についての問題はない。 議事2 主な事業の中間報告・子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)について 事務局より資料3の説明 委員:民生委員・児童委員の記述がないが、民生委員・児童委員の市の事業の中での役割はどういうことか。 委員:民生委員・児童委員は要保護児童対策地域協議会の構成機関。日々の活動で、主任児童委員と共に相談に乗ってもらうこともある。資料には記載がないが、協力はしてもらっている。 委員:民生委員・児童委員の方から、どこまでが自分の仕事なのか分かりにくいという声があった。相談があった時に、どこを紹介すればいいのか分からない。 委員:どこに相談していいか分からない場合は、総合相談窓口であるひだまりセンターへ相談してほしい。地域で日常的に気になることがあれば、民生委員・児童委員に相談してもらえれば、必要な部署につなげてもらえると思う。 会長:児童発達支援センター長から補足説明などないか。 関係者:10月になって利用者の数がまた増えており、通所事業の個別指導クラスはもう定員に達している。今日だけでも、3歳児健診であいとぴあセンターから紹介された方が4名いるなど、相談が増えている。外来訓練の法外・集団クラスは、親子で参加するが、現在定員を半分にしているので、6名定員で空きは1名となっている。学齢期事業は9月末で募集を締め切ったが、14名の応募の中から8名を必要度に応じて決めていく。地域のニーズは高いと実感している。 委員:定員があるものについて、明確な審査基準があるのか。定員に達した後、必要度の高い子どもが申し込んできた場合、どうするのか。 関係者:東京都の条例で、部屋面積における定員が決められているので、増やすことはできない。法内と法外で使う部屋は厳密に分けられていて、片方の事業の部屋が空いていても他方の事業で使用することはできない。審査基準を明確にすると、色々な意見が出てくるので、どの施設でも明確にしていない。私の意見としては、基準は2点あり、1点目はどこでも支援を受けられていない子ども。2点目はニーズに応じた判断。発達障害に関しては、医療でも明確な基準がないので、そのような対応になる。 会長:児童発達支援センターを作るという計画が始まったときに、他市の状況を見て、狛江も希望者は多いだろうと思っていたが、建てる場所が決まっていたので、施設の規模も受け入れられる子どもの人数も決まっていた。今まで、児童発達支援センターは療育システムの中核であるが、「ぱる」などと連携していかなくてはいけないという議論をしてきた。これからの児童発達支援センターの役割を整理する必要があると思う。会議で連携の大切さを議論してきたので、どのように連携するようになったかの報告を今後して欲しい。 委員:幼稚園も、障がいのある子などの相談窓口が分からないので、保護者などに紹介できるように分かりやすくして欲しい。
・ママパパ応援事業について 〇事務局より資料4の説明 委員: 産後ケア事業について、もう少し詳しく教えて欲しい。 事務局:基本的に誰でも利用できるが、退院後不安な母親や、体調の悪い子ども、上に兄弟がいるなどの場合、また新型コロナウイルスの影響で実家に帰れないため、手伝いがいない場合など、助産師に話を聞いてもらったり、育児の手助けをしてもらったりすることを目的とした事業である。 委員:女性の20代、30代の自殺が増えている。出産後の母親の心のケアをして欲しいと思う。明石市は産後、オムツを配布しながら面談するという事業をしているが、狛江市では、産後ケア事業は今年から始めたのか。 事務局:産後ケア事業は、今年の7月から始まった事業である。 委員:前回の会議で、母子手帳をもらうときに保健師と会える方が良いという話が出たが、その後何か進展はあったか。 事務局:母子手帳に関しては、市役所でほとんど配布しているが、そのあと、保健師が全件連絡して妊婦面談を行っている。 委員:資料のファーストバースデーサポートのアンケートの回収率はどのくらいか。アンケートにどのようなサービスを必要としているかなどの自由記述欄はあるか。 事務局:9月にアンケートを送付したばかりで集計は出来ていない。自由記述欄は設けていて、やって欲しい事業などの記述も出来る。なにか困っていることがあれば保健師や助産師が対応できるように考えている。 議事3 狛江市における新型コロナウイルスの対応について〇事務局より資料5の説明 委員:インフルエンザの予防接種の費用助成について、予防接種を受けてから効果が出るまでに2週間程度かかることから、スピードが求められると思うが、現状どの程度進んでいるのか。 事務局:10月15日の市報で周知したところ。10、11月に予防接種を受けていただき、年末から年明けの流行に備えることを目的としている。制度としては、各自で予防接種を受けた後、領収書を添付して申請し、払い戻しがされるものなので、まずは予防接種を受けて欲しい。 関係者:インフルエンザワクチンの量が足りないと言われている。医療機関で、絶対数が足りないので予約をしても、その数が確保できるか分からないと言われた。費用助成が始まっても、受けられるかどうかが心配。 事務局:インフルエンザワクチンについては、医療機関に問い合わせている。昨年よりは増やしていると聞いているが、どの程度の量になるかは分からないということ。出来るだけ早く予防接種を受けて欲しいというお願いをするしかないのが現状である。 会長:新型コロナウイルス影響で、非正規雇用の女性の休業率が高まっているので、若い女性の貧困率も高まっている。その他にも、色々な影響が出てくると思うので、教えてもらいたい。子どもへの影響がどのように出てくるのかを長期的に見ていく必要があると思う。 議事4 その他・次回の会議について 第4回の会議は令和3年2月下旬開催予定。 会長:これで今日の会議を終了する。 どうも皆さんありがとうございました。 |