1 日時

令和2年7月31日(金曜日) 午後6時30分~8時9分

2 場所

防災センター402・403会議室

3 出席者

委員:熊井会長、中川副会長、太田委員、秋元委員、日下委員、富永委員、加藤委員、稲葉委員、豊田委員、渡辺委員、惣川委員、石森委員、小川委員、上田委員
 

関係者:狛江市青少年問題協議会 会長 櫻井 信吾
狛江市児童発達支援センター長 早川 信之
 

事務局:銀林子ども政策課長、片岡児童育成課長、
浅見子ども発達支援課長(兼)教育支援課長 鈴木健康推進課長
西村企画支援係長、猪野主事
 

4 欠席者

波田委員、石谷委員

5 傍聴 なし
6 議題

1 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画について
2 狛江市における新型コロナウイルスの対応について
3 狛江市子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)について
4 令和2年度 待機児童数について(保育所及び学童クラブ)
5 その他
次回以降会議日程 8月下旬を予定
 

7 配布資料

資料1    狛江市子ども・子育て会議 委員名簿
資料2    第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画(案)
資料3    狛江市における新型コロナウイルスへの対応
資料4    狛江市子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)について
資料5-1  保育所入所待機児童数について
資料5-2  学童クラブ入所(入会)者数(令和2年4月1日現在)
参考資料   令和2年度組織改正の概要(子ども関係部署のみ抜粋)

8 会議の結果

 

◆議事1 第2期 こまえ子ども・若者応援プラン 実施計画について
○事務局より資料2の説明
委員 : 21ページの発達障害のある児童・生徒への支援事業の年次計画で三小あおば学級の運営とあるが、一小のいずみ学級、緑野小のえのき学級はなぜ入っていないのか。
事務局:確認する。
会長 :21ページの「自閉症・情緒障がい特別支援学級(中学校)設置・運営」について、年次計画で準備期間があるものとないものがあるが、何が違うのか。
事務局:準備とは、内部的な調整期間を示すもので、ハードの部分は実施のみとなる。
会長 : 74ページのひとり親家庭への学習支援事業について、いきなり実施となっているが経過について説明して欲しい。
事務局:事業の準備の表示について統一されていない部分があるので、事務局で再度調整する。
会長 :17ページの保育園等における障がい児の受入の推進で医療的ケア児の受入が課題整理・検討となっているがどういう意味か。
事務局:来年度からの対応について、課題整理・検討をしていくということ。
会長 :医療的ケア児の受入は、市町村で受け入れなくてはいけないと法律で決まっているのか確認して欲しい。55ページの学童クラブの新設・定員拡大について、六小校舎内と高架下の定員も決まっていたら載せて欲しい。高架下の場所はどこか。
事務局:狛江と和泉多摩川の間に設置予定。

 

◆議事2 狛江市における新型コロナウイルスの対応について
○事務局より資料3の説明
委員 :緊急事態宣言の期間に中止された定期健診やママパパ学級のフォローはどのようにされたのか。
事務局:3、4ヶ月健診は個別で実施している。中止になった1歳6ヶ月健診と3歳児健診は6月から個別に医療機関での受診で対応。7月からは予約制で集団であいとぴあセンターで実施している。ママパパ学級は電話での対応や個別にあいとぴあセンターで対応している。希望があれば育児相談も個別に訪問して対応するなどしている。
委員 :初めての子育て中のお母さんは、新型コロナウイルスの状況の中で、増々不安になるほか、虐待の危険も高まっていると思うので、いつもよりもフォローをしっかりして欲しい。
会長 :特別なフォローなどはしているのか。
事務局:特別に決まったことはないが、電話等で不安があれば聞き取って、対面での対応をするなどしている。
会長 :施設について、新型コロナウイルスによって、どのような影響があったか。
委員 :子ども家庭支援センターは、虐待の件数が約3倍になった。ただし、新型コロナウイルスの自粛等によるストレスの影響とは言い切れない部分もあり、もう少し経過を見る必要がある。他の自治体の子ども家庭支援センターと比較しても、狛江は増加率が高い。
委員 :行事や会合が中止になり、ストレスを発散する場所がないので、通常通りの行事や教育がなされるようになれば、元に戻るかもしれない。
委員 :保育園では、例年、4月は忙しい時期だと思うが、テレワークなどで子どもとゆっくり過ごす時間が出来たという親御さんもいた。
会長 :児童館ではどうか。
委員 :学童クラブの待機児の親御さんからその子たちだけでも児童館で預かってくれないかとの問い合わせがあった。自粛期間、親御さんと過ごしたため、親と離れられず、学校や学童に通えない子どもが増えた。
委員 :公立の学校に通うお母さんが、学校のIT化が進んでいないために、勉強など見なくてはならず、家事負担も増え、相当ストレスをかかえていると聞いた。

◆議題3 狛江市子育て・教育支援複合施設(ひだまりセンター)について
〇事務局より説明
委員 :児童発達支援センターのところで受給者証が必要とあるが、受給者証とは何か。
委員 :児童福祉法に基づいたサービスを受ける際に1割負担で受けられる制度を受けるための証明書である。
会長 :市民の側からは複合施設はどう見えているのか。
委員 :周知はしっかりされていると思うが、どのようにされたのか。
委員 :移転の半年前から母子バックの中にお知らせを入れていた。説明会にもたくさんの市民の方に来て頂いた。
委員 :周りに中学生の不登校などで悩む親御さんがいるが、複合施設がこのような悩みにも対応していることが伝わっていないようだ。
事務局:広報等で知らせてはいるが、今時点ではパンフレットを全小中学校に配る等はしていない。今後相談窓口等についても周知していこうと思っている。
委員 :年齢があがるにつれ、相談場所がなくなるので、18歳までの子どもとその親御さんも相談できる場所だということを周知して欲しい。

◆議題4 令和2年度 待機児童数について(保育所及び学童クラブ)
〇事務局より資料5-1、5-2の説明
会長 :待機児のカウント方法について、希望する学童が空いていない場合、他の空いている学童に入ることになるのか。
事務局:第一希望の学童に入れず、それほど離れていない空いている学童に入らなかった場合は待機児にはならない。
会長 :その基準は、どこにあるのか。
委員 :基本的には、同じ学区内で対応している。
会長 :なぜここまで待機児が増えてしまったのか。
委員 :低学年に手厚くしているので1~3年生は、ほぼ待機児はいない。学区によってバランスが取れていないところがあるので、第六小学校の学区に放課後クラブを新設し、第一小学校と和泉小学校の学区に関しては、高架下に学童クラブを新設することで対応する。
会長 :3月に作成した計画では、量の見込みが807としていたが、実際は844でその分待機児が増えてしまったのだと思うが、令和3年は量の見込みを増やす予定か。
事務局:実数でどれだけ増えているかなど検討して、数字を出す予定。
委員 :待機児のベビーシッター事業は継続して行っているのか。
事務局:行っているが、今のところ利用者は1名である。
委員 :ベビーシッターの制度はどのようなものか。
事務局:5回分の無料のベビーシッターの券を利用してもらっている。
委員 :ベビーシッターは色々と問題になっている。利用者が1人しかいないのは、何か瑕疵があるのではないか。
委員 :待機になったご家庭には、制度の案内をしているが、1年目ということもあり利用は進んでいない。東京都の補助に関して、所得として課税になってしまうということが、利用が進まない一因になっているのではと懸念している。
会長 :計画でも、保育の質を担保するとともに、利用料を助成するとあるので、利用しやすい制度を作って、ベビーシッターの質に関しては、きちんと議論することが必要だと思う。
委員 :小規模保育事業や施設の付随事業としての保育は議題に上がっていないか。
事務局:0~2歳までの待機児童が多いので、地域型保育として小規模託児事業の新設も検討している。

 

◆議題5 その他
・次回の会議について
8月下旬で調整する。
会長 :これで今日の会議を終了する。
どうも皆さんありがとうございました。