1 日時 平成30年10月4日(木曜日) 午後2時~4時
2 場所 市役所2階 市史編さん室
3 出席者

委員長    森 安彦
副委員長 菅原 昭英
委員   新井 勝紘
     谷川 章雄

     冨永 春芳
     長沢 利明
     谷ヶ城 秀吉
事務局  宇佐美 哲也、清水 聡(市史編さん室)

4 欠席者 なし
5 議題

1.『新狛江市史資料編 近現代4』について

2.『新狛江市史資料編 絵図・地図』について

3.『新狛江市史民俗調査報告書5 覚東の民俗』について

4.(仮)『新狛江市史関連調査報告書1 狛江の板碑』について

5.『市史研究狛江』第6号 について

6.『新狛江市史』本編の目次・構成について

7.その他

6 提出資料

1.『資料編 近現代4』掲載候補目録

2.『資料編 絵図・地図編』用総目録

3.『資料編 絵図・地図編』割付レイアウト案

4.(仮)『新狛江市史関連報告書1 狛江の板碑』目次案

5.市史本編の刊行に向けたスケジュール案

6.『新狛江市史』本編 目次立て案

7.『新狛江市史』本編 執筆要領(案)

7 会議の結果

  

・委員長が開会を宣言。

 

議題1.『新狛江市史資料編 近現代4』について:資料1

・事務局から、平成30年度刊行予定の『資料編 近現代4』の構成と掲載候補史料について説明しました。主に昭和初期から昭和20年代初頭までの史料を掲載対象とし、これまでに刊行した『資料編 近現代3』の章立てに準拠して構成したこと、ページ数は『資料編 近現代3』と同じくらいになりそうなこと等を説明しました。

・本資料編を担当する委員からは、『資料編 近現代3』と同じように、市史本編の章立て項目を意識しつつ掲載史料を選定した旨の説明がありました。

・委員からは、小田急線開通によって、小田急の関係者や文化人などが狛江に住むようになったが、そのことが地域に与えた影響を知ることができるような史料があれば、掲載を検討したい旨の意見が出されました。

・委員からは、戦時中に陸軍登戸研究所や市内にあった軍需工場への地域の人々の就労状況や学童疎開に関する史料で資料編に掲載できるものが確認できないことから、聞き取り調査や座談会を実施し、その成果を市史本編に活用するべきとの意見が出されました。

 

議題2.『新狛江市史資料編 絵図・地図』について:資料2・3

・事務局から、平成30年度刊行予定の『資料編 絵図・地図』は、市内に残された近世から現代の絵図類を中心として、世田谷区や国立公文書館が所蔵する絵図等を加え、さらに近代以降の地形図等を含めて、近世から近・現代の地域の変遷がわかるよう構成している旨の説明をしました。

・委員からは、できるだけ絵図を大きく見ることができるようにレイアウトを工夫する必要があるとの意見が出されました。

・委員からは、大判の絵図は、刊行物では細部まで読み取ることが困難であることから、画像データを収録したDVDを添付したほうがよいとの意見が出さました。

・委員からは、戦後すぐから現在までの変化がわかるよう航空写真を冒頭に掲載する旨の意見が出されました。

・委員会としては、本書の体裁はA4判縦とし、DVDを添付することで一致しました。

 

議題3 『新狛江市史民俗調査報告書5 覚東の民俗』について

・事務局から、平成30年度刊行予定の新狛江市史民俗調査報告書5『覚東の民俗』について、現在それぞれの調査担当者が原稿を執筆中である旨を説明しました。

 

議題4.(仮)『新狛江市史関連調査報告書1 狛江の板碑』について:史料4

・事務局から、報告書の目次案と、ボリュームが130~140ページほどになる旨の説明をしました。また、掲載する予定の板碑が116基に及んでおり、旧『狛江市史』に掲載されている86基から大幅に増えたことや、悉皆調査を実施したが旧『狛江市史』掲載の板碑で不明分がある旨の説明をしました。

・委員からは、板碑の拓本を掲載すべきとの意見が出され、事務局から報告書は拓本と観察表から構成する資料収録が基本となる旨の説明をしました。

・また委員からは、板碑の他にも泉龍寺の位牌の報告書を刊行する予定であり、330基の位牌の調査を終了していることの説明がありました。

 

議題5.『市史研究狛江』第6号について

・事務局から『市史研究狛江』第6号の掲載内容について、平成29年度に実施した谷ヶ城委員の講演会の記録1本と、永江雅和専門調査員による小田急関係の論文1本、中島恵子氏による和泉地域における民俗の聞き書きの記録、長沢利明委員と井上孝市史編さん委員による連載などを掲載する予定である旨を説明しました。

 

議題6.『新狛江市史』本編の目次・構成について:史料5~7

・事務局から、市史本編の刊行に向けたスケジュール案と目次案について説明しました。目次案については、それぞれの時代・分野の委員や専門調査員・調査員に意見をいただきながら構成した旨の説明をしました。

・委員からは、現代史のなかで、市の行政史についてどのように叙述すべきかを検討したい旨の意見が出され、別の委員からは総合計画や基本計画など市の基本となる施策を中心に取り上げて現代の行政に触れるべきとの意見が出されました。

 

議題7.その他

・平成30年度の講演会は、3月頃に谷川委員に講師を依頼し開催することになりました。

 

・委員長、閉会を宣言。

 


狛江市市史編集専門委員会委員 名簿

肩書 選任の区分 氏名
委員長 学識経験者(市史編さん委員) 森 安彦
副委員長 学識経験者(市史編さん委員) 菅原 昭英
委員 学識経験者(市史編さん委員)

新井 勝紘

委員 学識経験者・文化財専門委員
(市史編さん委員)
谷川 章雄
委員 文化財専門委員
(市史編さん委員)
冨永 春芳
委員 学識経験者 長沢 利明
委員 学識経験者 谷ヶ城 秀吉