1 日時 平成30年3月30日(金曜日) 午前10時~12時
2 場所 市役所5階 502会議室
3 出席者

委員長  森  安彦
副委員長 菅原 昭英
委員   新井 勝紘
     稲葉 和也
     井上  孝
     谷川 章雄
     冨永 春芳
     堀井 美智子

事務局  安江 真人、宇佐美 哲也、清水 聡(市史編さん室)

4 欠席者 なし
5 議題 1.平成29年度市史編さん事業報告について

2.平成29年度の刊行物について

3.平成30年度市史編さん事業(案)について

4.『新狛江市史』本編の刊行に向けたスケジュール等について

5.その他の刊行物の刊行計画について

6.その他

6 提出資料

1.平成29年度 市史編さん事業報告

2.平成30年度 市史編さん事業(案)

3.市史本編の刊行に向けたスケジュール

4.今後の刊行計画

7 会議の結果

 

・委員長が議長を務め、議事を進行。議長、開会を宣言。

 

議題1 平成29年度市史編さん事業報告について:資料1

・事務局から、平成29年度の市史編さん事業について報告しました。

・平成29年度には、市史編さん委員会を2回、市史編集専門委員会を2回開催したこと、また資料調査の状況や古文書の修復委託の状況、古文書マイクロ撮影・デジタル化委託の状況等について報告しました。

・さらに、平成29年度には覚東地区において民俗調査を進めたことや、小足立地区の墓地調査の状況についてそれぞれ説明しました。

・また、「昭和はじめ頃の小学校と村の生活」と題した座談会を開催したことを報告しました。

・なお、事業成果の公表として、『新狛江市史 資料編 近世2』、『新狛江市史 資料編 近現代3』、新狛江市史民俗調査報告書4『小足立の民俗』、『市史研究 狛江』第5号の印刷製本が完了した旨を報告しました。

・普及・啓発事業としては、市史編さん関連講演会を『史料にみる20世紀前半の狛江村』と題して、専修大学准教授で市史編集専門委員の谷ヶ城秀吉さんに、平成30年3月17日(土曜日)14時からご講演いただき、36名の参加があったことを報告しました。

また、古文書講座を平成29年9月と平成30年1月・2月の2回開催したこと、古文書講座は1回、2日間で開催し、それぞれ15名・27名の参加があったことを報告しました。

 

議題2 平成29年度の刊行物について

・事務局から、平成29年度の刊行物である『新狛江市史 資料編 近世2』、『新狛江市史 資料編 近現代3』、新狛江市史民俗調査報告書4『小足立の民俗』、『市史研究 狛江』第5号の内容等について説明をしました。

・近現代を担当する委員からは、『資料編 近現代3』は明治30年代から大正末年までの史料270点ほどを掲載していること、近現代の資料編は残り2冊あり、すでに掲載史料についての議論を進めていること、さらに資料編は本編の構成を意識した形で編成している旨の説明がありました。

・近世を担当する委員からは、『資料編 近世2』には、新たに発見された和泉村松下領の名主を勤めた石井家の史料のうち、支配、土地、租税、村政に関する史料を掲載していること、それ以外の石井家の史料は、『資料編 近世3』に、市外所蔵史料などとともに掲載する予定である旨の説明がありました。

  

議題3 平成30年度市史編さん事業(案)について:資料2

・事務局から、平成30年度の市史編さん事業について説明しました。

・編さん委員会は、年間3回を予定しており、おもに本編の刊行に向けて、刊行計画の見直しについて議論をお願いする予定であること、また、編集専門委員会では、平成30年度刊行予定の刊行物に加えて、市史本編の体裁、執筆要項、構成、目次、執筆担当等についての議論をお願いする予定であることを説明しました。

・資料調査としては、古文書整理や修復委託、マイクロ撮影・デジタル化委託、民俗調査等に加えて、墓塔と位牌の補足調査を進めていくことを説明しました。

・刊行物として、『新狛江市史 資料編 絵図・地図編』、『新狛江市史 資料編 近現代4』、『新狛江市史民俗調査報告書5 覚東の民俗』、『市史研究 狛江』第6号を刊行する予定であり、また、調査報告書として、市内の板碑調査、泉龍寺の位牌調査の報告書を刊行する予定である旨を説明しました。

・関連事業の開催予定として、市史編さん関連講演会を2回、また古文書講座を2回開催する予定である旨を説明しました。

・委員からは、市内にある社寺が所蔵する史料や市内の旧家に残された史料について、所在の有無を含めて改めて確認作業が必要であること、調布市や川崎市など市外への史料調査が必要であるといった意見が出されました。

  

議題4 『新狛江市史』本編の刊行に向けたスケジュール等について:資料3

・事務局から、平成32年10月の市制施行50周年にあわせて市史本編を刊行するためのスケジュール案について説明しました。

・委員からは、市史本編が1冊となるのか、ページ数によっては分冊も考慮しておく必要があるとの意見が出されました。

・委員からは、既刊の『狛江市史』との関連性を理解しつつ、資料編の成果を反映した章立て案を時代ごとに検討し、市史本編の枠組みを固める必要があるとの意見が出されました。

・『新狛江市史』本編の体裁、構成、目次などに関しては、引き続き編集専門委員会で議論を進め、その結果を受けて本委員会で検討していくこととなりました。

 

議題5 その他の刊行物の刊行計画について:資料4

・事務局から、平成32年度に本編を刊行するために、資料編や調査報告書の刊行時期を一部再検討する必要があり、今後市史編集専門委員会にて議論していただく旨を説明しました。

・委員からは、資料編の刊行時期を変更すると、資料編刊行前に本編の執筆をすることなり、難しいのではないかといった意見が出されました。

  

議題6 その他

・情報交換

 

・議長、閉会を宣言。

 


狛江市市史編さん委員会委員 名簿

肩書 選任の区分 氏名
委員長 学識経験者 森 安彦
副委員長 学識経験者 菅原 昭英
委員 学識経験者 新井 勝紘
委員 学識経験者 稲葉 和也
委員 文化財専門委員 井上 孝
委員 学識経験者・文化財専門委員 谷川 章雄
委員 文化財専門委員 冨永 春芳
委員 公募市民委員 堀井 美智子