1 日時 平成28年10月26日(水曜日) 午後6時15分~9時
2 場所 市役所2階 市史編さん室
3 出席者

委員長    森 安彦
副委員長 菅原 昭英
委員   新井 勝紘
     冨永 春芳
     長沢 利明
事務局  宇佐美 哲也、清水 聡(市史編さん室)

4 欠席者 谷ヶ城 秀吉
5 議題

1.委員長・副委員長の選出について

2.  『新狛江市史資料編 近世2』について

3.『新狛江市史資料編 近現代3』について

4.『(仮)新狛江市史民俗調査報告書3 岩戸地区の民俗』について

5.『市史研究狛江』第4号について

6.本編の構成・目次について

7.その他

6 提出資料

1.資料編近世2・3掲載史料分類項目表(案)

2.資料編近世2・3掲載候補史料目録

3.『新狛江市史資料編 近現代3』目次案

4.資料編近現代3掲載候補史料目録

7 会議の結果

・議長、開会を宣言。

 

議題1 委員長・副委員長の選出について

・事務局の進行で委員長、副委員長の選出を行い、引き続き委員長を森委員に、副委員長を菅原委員にお願いすることが全会一致で決定されました。

 

議題2 『新狛江市史資料編 近世2』について:資料1・2

 ・事務局から、平成29年度刊行予定の『資料編 近世2』と平成31年度刊行予定の『資料編 近世3』に掲載する候補の史料目録について説明をしました。

・『資料編 近世2』と『資料編 近世3』は、旧和泉村石井家の近世文書を中心として掲載すること、また『資料編 近世3』には、市内の社寺所蔵文書や、世田谷区など市外で所蔵の文書を掲載したい旨の説明をしました。

・近世を担当する委員からは、貼紙が多い文書のうち、貼紙のもとの位置が確認できない史料が多くみられることから、どのようなかたちで資料編に掲載するのか検討する必要がある旨の説明がありました。

・事務局からは、各委員に目録を精査していただき、資料編の章立て、節立てを検討していただくとともに、『資料編 近世2』と『資料編 近世3』の2冊の構成を検討していただきたい旨を説明しました。

 

議題3 『新狛江市史資料編 近現代3』について:資料3・4

・事務局から、平成29年度刊行予定の『資料編 近現代3』の目次案と掲載候補目録について説明をしました。

・『資料編 近現代3』は、明治30年代~昭和初期までを掲載対象としていること、章立てを構成するにあたっては、『資料編 近現代2』に準拠した上で、銀行町の形成や小田急線の開通、関東大震災など、その時代のトピックとなる項目を含めたことを報告し、市史本編の構成を踏まえた上で、資料編の章立てについても検討いただきたい旨を説明しました。

・近現代を担当する委員からは、章立てごとに担当を決め、それぞれの担当者が本編を執筆する際に使用する史料を選んでいること、また事務報告書など数字が並ぶ史料は図表化して掲載することの説明がありました。

・各委員からは、市史では、行政史のみではなく、村における人々の生活の様子や、文化的な事象、観光資源などについて、さらには当時、狛江出身で市域外に出て活躍した人々を取り上げる必要があるのではとの提案があり、近現代を担当する委員からは、本編執筆にあたって念頭においておきたい旨の説明がありました。


議題4 『(仮)新狛江市史民俗調査報告書3 岩戸地区の民俗』について

・平成28年度刊行予定の『岩戸地区の民俗』について、民俗を担当する委員からは、調査は平成27年度中に終了し、現在それぞれの調査担当者が原稿の執筆中である旨の説明がありました。


議題5 『市史研究狛江』第
4号について

・事務局から『市史研究狛江』第4号の掲載内容について、平成27年度に実施した新井勝紘委員と津山正幹専門調査員による講演会の記録2本と、中島恵子氏による旧覚東村地域における民俗の聞き書きの記録、長沢利明委員による連載などを掲載予定であり、他の原稿については今後検討したい旨の説明をしました。


議題6 本編の構成・目次について  

・事務局から、編さん事業も半ばを経過していることから、本編の構成を検討する必要があること、そのため、今回配布した目録や目次案を踏まえて本編の章立てを検討していただきたい旨を説明しました。

・委員からは、本編の頁数や活字の大きさなどについては、市民の皆さんの手にとり易さに配慮する必要があること、また内容についても分かりやすい記述に努める必要がある旨の意見が出されました。

・近現代を担当する委員からは、現代史の叙述をどの時期までするべきかという課題があるとの意見が出され、事務局からは、市史編さん事業の基本構想にある「近郊住宅都市として、狛江が発展してきた過程」をどの時期までとするのかを検討していただきたい旨の説明をしました。


議題7 その他  

・委員からは、編さん委員会においても議論となった市内に残された高度経済成長期の集合住宅など、伝統的な民俗学の扱う領域ではない分野の調査の進め方について意見が出され、今後検討する必要がある旨の説明がありました。
 

・議長、閉会を宣言。 

 

  狛江市市史編集専門委員会委員 名簿

 

肩書 選任の区分 氏名
委員長 学識経験者
(市史編さん委員)
森 安彦
副委員長 学識経験者
(市史編さん委員)
菅原 昭英
委員 学識経験者
(市史編さん委員)
新井 勝紘
委員 文化財専門委員
(市史編さん委員)
冨永 春芳
委員 学識経験者 長沢 利明
委員 学識経験者 谷ヶ城 秀吉