1 期間

令和5年1月24日(火曜日)~2月3日(金曜日)

2 開催形式

書面による開催

3 出席者

委員長:森 安彦
副委員長:菅原 昭英
委員:新井 勝紘、稲葉 和也、井上 孝、谷川 章雄、堀井 美智子

4 欠席者

冨永 春芳

5 議題
  1. 令和4年度刊行物について
  2. 令和4年度事業について
  3. その他
6 提出資料
7 会議の結果(委員からの意見)

会議の開催については書面開催とし、あらかじめ事務局から資料を送付し、期間中に委員から意見を求めました。

議題1 令和4年度刊行物について:資料1・2

資料1・2に基づき事務局から説明

  • 令和4年度の刊行物については、『新狛江市史 普及版』、『新狛江市史 考古』、『市史研究 狛江』第9号、『新狛江市史関連考古学調査報告書3』の4冊の刊行を予定していたが、『新狛江市史 考古』、『新狛江市史関連考古学調査報告書3』については、今年度内の刊行が難しい状況にあるため、来年度以降、準備が整い次第、刊行することにしたい旨を報告しました。
  • 『新狛江市史 普及版』(案)(以下、『普及版』)については、中世から現代の部分は、これまでの委員会においていただいたご意見を中心に修正を加えたこと、原始・古代の部分を新たに作成したので、ご確認いただきたい旨を説明しました。
  • 『普及版』は、巻末に付録として、歴代村長・町長・市長一覧、略年表等を加えて、A4判、約110ページほどのボリュームになり、700部の印刷予定である旨を報告しました。
  • 『市史研究 狛江』第9号については、昨年度実施した講演会の記録2回と、今年度に実施した講演会の記録4回、計6回分の講演録を掲載し、内容は江戸時代1、近現代3、民俗1、地形・地質1となっており、400部を印刷する予定である旨を報告しました。
議題1についての委員意見
  • 『普及版』については、出来具合も良く、購入希望者が多くあると予想され、大変結構であると考える。
  • 『普及版』については、若干誌面構成が整理できていないところがあり、視線の流れに迷うところもあるが、手に取りやすく読みやすいものになっていると考える。
  • 『普及版』については、写真(図版)が多いため、印刷が鮮明になるようにすべきと考える。
  • 『普及版』については、講演会などを開催して、通史編を購入しない人へも普及できるようにすべきと考える。
  • 『新狛江市史 考古』と『新狛江市史関連考古学調査報告書3』の内容を確認するため、委員会開催を検討すべきと考える。
  • 『新狛江市史 考古』については、時間が許す限り、充実したものにすべきと考える。
議題2 令和4年度市史編さん事業について:資料3

資料3に基づき事務局から説明

  • 市史編さん委員会は、令和4年9月に開催した第1回目と、今回開催の第2回目ともに、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、書面開催とさせていただいた旨を報告しました。
  • 編集専門委員会は、令和4年5月12日に第1回の会議を行った後、『新狛江市史 普及版』の内容について、逐次各委員に確認していただきながら編集作業を進め、第2回目を令和5年1月に書面にて行い、内容の最終的な確認とさせていただいた旨を報告しました。
  • 資料調査の状況については、市内諸家からご寄贈いただいた資料などの再整理を進めたこと、考古編の刊行に向けて、遺物の実測や写真撮影などを進めたこと、古文書の撮影とマイクロ化を委託にて進めたことを報告しました。
  • 事業成果の公表については、『新狛江市史 普及版』と『市史研究 狛江』第9号を年度末に刊行する予定である旨を報告しました。
議題2についての委員意見
  • 新型コロナウイルスの感染状況から、委員会が書面開催となったことは止むを得ないが、書面開催では大きくも、細かくも検討するのが著しく困難であると考える。
  • 委員会を書面ではないかたちで開催すべきと考える。
  • 今年度は編さん事業の最終年度であり、事業の終結の仕方や、今後の継続性という課題があるため、その点の提言を委員会として行う必要があると考える。
議題3 その他
議題3についての委員意見
  • 市史編さん事業を閉じるにあたって、狛江にかかわる地域資料を狛江市として今後どのように保存し、活用し、公開していくのかといった締めの議論を行う必要があると考える。
  • 市史編さん事業は終了するが、今後の展望を示すためにも、まずは「郷土資料館準備室」といったような名目を掲げて作業を続けつつ、見通しを立てていく必要があると考える。
  • 市史編さんの過程で集められた資料は、すべて現物を永久保存する必要があると考える。
  • 市史編さん事業の次なる課題として、市史編さん過程で集められた資料を散逸することなく、安全に保存・管理し、市史編さん事業を若い世代に継続させていくことだと考える。

 


狛江市市史編さん委員会委員 名簿

肩書 選任の区分 氏名
委員長 学識経験者 森 安彦
副委員長 学識経験者 菅原 昭英
委員 学識経験者 新井 勝紘
委員 学識経験者 稲葉 和也
委員 文化財専門委員 井上 孝
委員 学識経験者・文化財専門委員 谷川 章雄
委員 文化財専門委員 冨永 春芳
委員 公募市民委員 堀井 美智子