1 日時

令和元年8月29日(木曜日)午後1時30分~午後3時15分

2 場所

503会議室

3 出席者

部会長:田中 充
部会員:桑原 一将、秋元 慈一、薄井 東子、櫻井 正子、植木 崇晴

事務局:
環境部環境政策課環境係長 田中 靖泰
環境部環境政策課環境係 小野 敏樹
環境部環境政策課水と緑の係長 海老原 悠輔
環境部環境政策課水と緑の係 原田 章秀
環境部環境政策課水と緑の係 丸山 雄規

4 欠席者

神村 佑、大矢 美枝子、勝又 壽美江

5 議題

(1)【報告】エコ体験型ワークショップ実施報告について
(2)【審議】施策の方向性等について
(3)【審議】重点環境プロジェクトについて
(4)その他

6 提出資料

資料1 エコ体験型ワークショップ実施報告
資料2 施策体系(案)
資料3 環境基本計画(たたき台)

7 会議の結果

(1)【報告】エコ体験型ワークショップ実施報告について

 事務局より資料2を説明した。
 

(2)【審議】施策の方向性等について

事務局より資料2を説明した。

(部会員)

 施策の方向性2-3の指標である市内における熱中症患者数は、最近の動向を踏まえた良い指標である印象を受けた。

(部会員)

 施策の方向性2-2にある水素エネルギーの取組について、先日開催されたワークショップで燃料電池車を見学してきた。ワークショップ参加者の間でも水素エネルギーについてまだあまり知られていない印象を受けた。また、小学生環境サミットにおいても、燃料電池車が展示されてたようであったが、認知度は低いようであった。水素エネルギーの取組はまだ始まったばかりで普及啓発が必要と感じた。

(部会員)

 取組の中に石油由来プラスチック代替品の利用促進とあるが、身の回りでも新聞の袋などにバイオプラスチックなどの表記がある。バイオプラスチックを普及させていくことか。

(部会長)

 バイオプラスチックの定義は何か。石油由来以外のプラスチック製品も存在するのか。

(事務局)

 石油由来プラスチックの代替品として、生物が分解できる生分解性プラスチックの利用を促進することを想定している。

(部会員)

 生分解性プラスチックについて調べたところ、分解して細かい分子にできるものを指すようである。特別な微生物ではなく、自然界の微生物で分解できるものを指すようである。

(会長)

 了解した。水素エネルギーの啓発についてはどうか。

(事務局)

 水素エネルギーに対する認知度は低いと認識しており、今後の普及啓発の必要性を感じている。

(会長)

 基本目標1には緑の基本計画と生物多様性地域戦略の施策が並列して記載されている。この施策体系とするのか、今後整理するのか。

(事務局)

 整理する予定である。

(会長)

 基本目標1の指標・目標はどのようにするか。

(事務局)

 両関連計画の指標・目標から整理して掲載する予定である。

(会長)

 基本目標1には人づくりの施策が含まれていたり、ボランティアに関する指標が含まれていたりして、他の基本目標との整合も求められる。両計画で指標も異なったりしている。整理に当たっては工夫が必要である。

(部会員)

 各指標は施策の方向性を代表するものが設定されていて良いと思うが、施策の方向性2-2の指標は太陽光発電の導入量で代表するといえるのか。

(会長)

 指標を施策単位とするか、大きな枠組み単位とするか整理も必要である。

(会長)

 指標の緑被率と緑の量は同じ意味か。

(事務局)

 同じである。

(会長)

 生物多様性地域戦略の施策の柱の3つ目は、環境基本計画ではどのように取り扱うのか。

(事務局)

 基本目標5に包含させている。

(部会員)

 基本目標2でエネルギー消費量と温室効果ガス排出量の両方の指標が掲げられているが、どちらがメインなのか。それによって取組内容も変わるのではないか。

(事務局)

 温室効果ガス排出量は基本目標2全体の指標、エネルギー消費量は施策の方向性単位の指標という位置付けである。

(部会員)

 基本目標4-2に雨水浸透の施策が掲げられているが、市民センターにかつてあった湧水の活用には取組むのか。

(事務局)

 市民センターの湧水は湧水ポンプで維持管理している。エネルギーとしての活用は難しいと考えている。

(課長)

 弁財天にもかつて湧水があったが、野川の付け替えでなくなっている。

 

(3)【審議】重点環境プロジェクトについて

 事務局より資料3を説明した。

(会長)

 施策と重点環境プロジェクトの関係は何か。施策横断的な取組を重点環境プロジェクトとしているのか。

(事務局)

 そのとおりである。

(部会員)

 重点環境プロジェクトはどのような位置付けか。どのように進めていくのか。

(事務局)

 計画全体の中で特に重点的に進めていくものという位置付けである。

(会長)

 協働や市民参加のための重点環境プロジェクトということか。

(事務局)

 行政が単独で進められるものではなく、市民参加が必要なものを中心に選定した。施策のメリハリをつける意味もある。

(部会員)

 重点環境プロジェクトに関連施策が結びづけられいてよいと思う。団体や事業者の参加も取り入れると良い。

(部会員)

 重点環境プロジェクトの各タイトルが現行計画と異なり対象範囲が狭く、特定の事業だけを推進するようにみえてしまう。プロジェクトの選定方針と各プロジェクトがリンクしていると良い。

(部会員)

 公園の管理の在り方に重点を置くべきだと感じる。現状、生きものがすめないような管理がされている公園がある。市民の意見を吸い上げた管理方法も必要である。

(会長)

 各プロジェクトの名称について部会員から何か提案はあるか。

(部会員)

 現時点で具体的な案はないが、現行計画より具体的になっている印象を受けた。具体的にすることで、重点プロジェクトに選ばれていない他の施策がおろそかにならないように配慮が必要である。

(会長)

 重点環境プロジェクト3は熱中症対策を前面に出すと良いと感じた。重点環境プロジェクトは他の施策を引っ張るリーディングとして位置付けられると良い。市民の意識改善を促す面も打ち出すと良い。

 

(4)その他

(事務局)

 次回の部会の日程は10月3日(木曜日)の午後1時30分から開催する。

(会長)

 本日の議事は全て終了した。