議題1 会長・会長代理の選出について
委員の互選により会長に田中委員が就任。会長代理は田中会長の指定により馬場委員が就任。
議題2 狛江市環境基本計画及び第2期狛江市環境保全実施計画に基づく進捗状況報告書(2023年度実績)について
事務局より資料を説明。
(委員)
1ページの計画期間に「狛江市環境保全実施計画」とあり、表紙には「第2期狛江市環境保全実施計画」とあるが同じものか。同じものであれば標記を統一すべきである。
また表題に計画年度を標記した方がわかりやすいと考える。
(事務局)
同じ計画である。表題と合わせて記載を修正する。
(委員)
事業評価について、「大きく寄与した」「一定程度寄与した」など基準が曖昧である。そのため、A評価について、何をもってAとしているかがわかりにくいのではないか。数値等の基準を設けるべきではないか。
(事務局)
事業によっては数値化が困難なものもあり、全事業に数値化した一定の評価基準を適用することは難しい。ただし、評価基準が明確でないことについては、課題として認識している。
(委員)
明確な評価基準と数値化した成果がないと客観的な評価とそれに基づく以降の改善につながらない。これらに適した事業に絞って評価を行うべきではないか。
(会長)
成果が数値として見えづらい事業であっても、実施内容を振り返り評価することは適切かとも考える。
(委員)
C評価とされた事業を見ると前年度の実績値との比較で評価していると思われる。その他の事業においても前年度との比較がある程度有効な評価材料になるのではないか。
(委員)
施策評価について、資料でA評価とされている施策を見ると、概ね事業評価のうち過半数がA評価であるものが施策評価もAとされていると見受けられる。施策評価については、「実施事業のうち○%が○評価」とするなど、明確化してもいいのではないか。
(事務局)
記載等について検討する。
(委員)
7ページ以降の施策名の前にある「∟」は何を表しているのか。
(事務局)
各基本目標の下に施策がぶら下がっていることを表現しているが、不要のため削除する。
(委員)
14ページの「地球温暖化対策用設備導入助成事業」について、年度途中で予算がなくなったということも、家庭の脱炭素の推進に寄与したという評価につながるのではないか。
(事務局)
その旨記載する。
(委員)
B評価の事業について、A評価にするための課題を書くべきではないか。
(事務局)
明らかな課題が生じているもの等については記載も検討される。ただし、B評価については悪い評価ではなく一定の推進が図られたものである。
(会長)
B評価についてはそのような認識でよろしいかと思う。ただし、C評価の事業等は評価理由と課題を明記することも検討されたい。
(委員)
ナッジ、アドプトなど、一般市民には聞き馴染みのない用語や専門用語なども多く、内容が理解しづらい部分もある。公表の際には誰もがわかる報告書とするべきではないか。
(事務局)
注釈もしくは用語集を付すなどで対応する。
(委員)
51ページについて、上部表に温室効果ガス排出量の合計欄と積算根拠となった排出係数があった方が、下部のグラフとの関連性がわかりやすいのではないか。
(事務局)
追記する。
(委員)
先に評価材料として前年度との比較が有効との意見があったことについて、前年度との比較は有効な評価材料になると考えられる一方で、今年度の実績自体がどの程度施策の推進に貢献したか、事業内容として十分なものかを考える必要があるとも思われ、評価の難しさを感じる。
(会長)
最近報道でPFAS(有機フッ素化合物)による水質汚染について耳にするが、狛江市では調査等は実施していないのか。また、本報告書については記載はしないのか。
(事務局)
東京都により市内の水質調査が実施されている。
(会長)
既に公表されているものであれば、本報告書への記載も差し支えないと考える。記載を検討していただきたい。
議題3 その他
(委員)
なし。
(事務局)
第2回狛江市環境保全審議会については、今後開催について検討し案内する。
|