(1) 「狛江市環境保全実施計画(令和2年度~令和4年度) 令和2年度進捗状況報告書(狛江のかんきょう)」について
事務局より資料1を説明。
併せて、記載している評価については、庁内委員会の指摘を踏まえ、一部評価を変更する旨説明。
(委員)
12ページ、2-2の環境基本計画の指標・目標における「太陽光発電設備、家庭用燃料電池等に対する市の助成金交付事業の利用件数(累計)」418件と、29ページ、関連指標の21における累計188件+173件=361件で、異なるのはなぜか。
(事務局)
12ページの418件のうち、家庭用燃料電池と家庭用発電システムに限定したものが29ページの361件となる。
(委員)
418件という実績は、評価Aとしてふさわしいものか等を精査すべきではないか。※
また、上の例のように、関連がある環境基本計画の指標・目標と、後半の関連データわかるように工夫されるとよい。
※補足:評価Aは、個別施策毎の評価のため、ここでいう2-2全体としての評価は行っていない。
(委員)
3ページから4ページについて、個別施策の評価はAとBしかないが、別の委員会での経験を踏まえると、3-1-2プラスチックごみの削減については、これから進めていく印象がある。Aとした理由はなにか。
(委員/環境部長)
プラスチックごみの削減については、委員の指摘どおり、これからも推進していくべき事業だが、プラスチックの削減がどの程度なされたかを知ることが難しく、現行の計画においては、周知の部分での評価とせざるを得ない。そのため、新しい周知の実績を踏まえ、Aとしている。
(会長)
本冊子は、題名が「狛江市環境保全実施計画(令和2年度~令和4年度) 令和2年度進捗状況報告書(狛江のかんきょう)」となっており、また5ページの見出しが「5.狛江市環境保全実施計画の進捗評価」となっているが、どの部分が実施計画にあたるのか。冊子名・見出し・内容が一致していないのではないか。
(事務局)
本冊子は、令和2年度から令和11年度までの市の環境保全分野の施策を示す「狛江市環境基本計画」と、その推進に向けて令和2年度から令和4年度までの事業を示す「環境保全実施計画」の着実な進捗を図るための評価を記載している。併せて、従来から「狛江のかんきょう」で公表している市の環境に関する各種データについても掲載している。
(1)「狛江市環境基本計画」部分
5ページから24ページまで、全て本計画を推進するための事業だが、記載としては各施策の「環境基本計画の指標・目標」について、また「令和11(2029)年度までの施策推進に向けた方針」等が主に該当する。
(2)「環境保全実施計画」部分
5ページから24ページまで、個別施策欄が主な該当部分。令和2年度については、「【評価】具体的内容」欄に計画上の個別施策内容及び評価、「成果」欄にその進捗状況を記載している。令和3・4年度については、計画上の個別施策を記載している。なお、個別施策については、計画から追加しているものもあり、下線で表現している。
(3)「狛江のかんきょう」部分
25ページから40ページまでの関連データが該当する。
(委員)
評価について、全体的にAが多い印象。新型コロナウイルス感染症の影響により、評価-※となった事業が各所にあるが、それらは施策全体の推進に影響がないという整理でよいのか。
※補足:評価-は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止等の観点から、事業を中止した事業に表記している
(事務局)
評価については、全体的に整理する。
(委員)
小中学生に向けた啓発事業等、未来を担う子どもたちに向けた事業が記載されている点はよい。事業者としても、子どもたち向けの事業は行っているところなので、関心が高い分野。
(委員)
SDGsについて、市の個別施策にアイコンが記載されているが、全体が見えるようなマトリクス表があるとよいのではないか。
(会長)
以前の「狛江のかんきょう」※には、狛江市についての基礎データが掲載されていたため、掲載すべきではないか。
※令和元年(2019)年11月発行の「狛江のかんきょう(平成30年度実績)」
(事務局)
掲載方法や内容について検討する。
(会長)
ゼロカーボン宣言について、経緯と、計画への反映について考えを求める。
(事務局)
経緯について説明。計画への反映については、現時点において現行の計画を改定する予定はない。
(2) その他
(委員)
なし。
(事務局)
「狛江市環境保全実施計画(令和2年度~令和4年度) 令和2年度進捗状況報告書(狛江のかんきょう)」について、今後のスケジュールを説明。完成後、各委員に配布する。
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