1 日時 令和3年3月2日(火曜日) 午後6時~6時45分
2 場所

オンラインによる開催

3 出席者

委員長  眞保智子

副委員長 竹中石根

委 員  阿部利彦  橋爪克幸  梶川朋  中原弘隆  東貴宏

事務局  福祉政策課長(岡本起恵子)
     高齢障がい課長(加藤達朗)
     福祉政策課課長補佐兼福祉政策係長(佐渡一宏)
     福祉政策課福祉政策係主事(大久保里美)
     高齢障がい課障がい者支援係長(九鬼統一郎)
     高齢障がい課障がい者支援係主任(阿内洋子)

4 議題

(1) 報告事項 あいとぴあレインボープラン(狛江市障がい者計画・第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画)素案に対するパブリックコメント及び市民説明会の実施結果について
(2) 審議事項 狛江市障がい者計画・第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画(最終答申案)について
(3) 審議事項 狛江市障がい者計画(令和3年度~令和5年度)進捗管理報告書(案)について
(4) その他

5 資料

【資料1】あいとぴあレインボープラン素案に対するパブリックコメント及び市民説明会の実施結果について

【資料2】狛江市障がい者計画・第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画(最終答申案)

【資料3】狛江市障がい者計画・第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画(中間答申)と同(最終答申案)との主な変更点について

【資料4】あいとぴあレインボープラン障がい者計画進捗管理報告書(案)

【資料5】令和2年度障がい小委員会委員名簿

【資料6】令和3年度障がい小委員会日程

【資料7】第3回障がい小委員会議事録

6 会議の結果

(1)あいとぴあレインボープラン(狛江市障がい者計画・第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画)素案に対するパブリックコメント及び市民説明会の実施結果について

事務局

 【資料1】について説明

委員長

 御意見・御質問等はありますか。

委員

 感想となりますが,新型コロナウイルス感染症の影響で,参加人数や意見も少なかったように思います。

委員

 2ページ目の3番に,ヘルパーが見つからないという意見があります。先日,自立支援協議会でもヘルパー事業者からサービスの状況について,このコロナ禍でかなりタイトな危険を感じているという回答がありました。この回答に付け加えられるなら,現状のことも記載しておくことが後々の資料として必要ではないかと感じました。

委員長

 現状のことを記載するとして,どの辺りを考えていますか。

委員

 2ページの中段あたり,ヘルパーを利用する側も事業者側も,コロナ禍で担い手が見つからなかったり,サービス提供が難しかったりといった事情を書いておいた方が良いのではと思いました。何か注釈として,パブリックコメントへの回答欄などに追加できればと思います。

事務局

 パブリックコメントへの回答については,市として既に回答したものであり,追記は難しいので,必要であれば何らかの形であいとぴあレインボープランの方に記載したいと思います。

委員長

 どこか追記できそうな箇所はありますか。

委員

 資料1,235ページ第2節障がい福祉福祉サービスの見込量の箇所に,注釈として入れておくのが良いかと思います。私もヘルパーの調整をしていますが,今は介護保険サービスを優先しており,障がい福祉サービスは断られることが多く,見込の数値を記載しても実態は現れません。またコロナの影響で,訪問系の仕事に就きたいと思う方も減っていて人材確保に苦慮している事業所も多いです。また,ヘルパーが高齢で御自身がコロナに感染するかもしれない,ヘルパーが感染させてしまうかもしれないといった現状もあり,数字以外の実態を記載しておくことは重要なことだと思います。こうした現状は注釈に入れていただければありがたいと思います。

委員長

 ご意見のとおりで,コロナ禍ということだけでなく,長い目で見てもヘルパーが働きやすい環境を作っていくことは国全体の課題でもありますが,地域の高齢者,障がい者のヘルパーをどのように確保していくか自治体の力も問われてくると思うので,財源等も厳しい中ですが,どんな形で魅力を出すことが出来るかだと思います。以前から委員に御指摘頂いている通り,人材育成が充実しているところは,既存のサービスの中で魅力を作れると思いますので,知恵を出していきたいところだと思います。
 今から追記するのが難しければ,コロナのことはまだ現在進行形なので,今後この障がい小委員会で振り返っていく中で,今頂いた意見を次の計画に反映させ,今回は議事録として意見のあったことを残し,次に繋げていくという方法もあるかと思います。事務局としてはいかがでしょう。

事務局

 まず反映させる場所として,2箇所が考えられます。1つは先ほど委員の言われた数値の箇所,もう1つは人材育成の箇所があるので,検討させて頂き,難しいようであれば次期計画の中で実際の実施の中で反映させていくという方法もあると思います。委員長と調整させて頂いてよろしいでしょうか。

委員長

 この委員会の中でも現状を引き継いで議論して今後に繋げていくことが大切だと思います。
 これまでの計画策定の都度,パブリックコメントを行っていますが,それを振り返ることをした方が良いと思います。次年度の委員会で,これまでのパブリックコメントをまとめ,その回答のうち何が達成されて、何が残っているか等,次に繋げる議論の材料にしたら良いのではと思います。今回のパブリックコメントの意見を拝見し,切実になってきたと思うのが,例えば英国では医療が無料でも盲腸の手術に1箇月半待ちなど現実的な問題が起こっています。日本では余りそのようなことは言われて来なかったのですが,高齢化や障がい者の家族のニーズの高まりを考えると,給付決定が下りてもサービスが使えないということが残念なところで,事業者の状況も委員のおっしゃるとおりで,コロナのことを割り引いても,長期的に考えていかなければならないところです。パブリックコメントでどのような意見があり,どこまで反映できて課題として残ったか,継続的に見ていく必要があると考えました。

(2)狛江市障がい者計画・第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画(最終答申案)について

事務局

 【資料2】,【資料3】について説明

委員長

 御意見・御質問等はありますか。

委員

 質問です。【資料2】228ページ,地域生活移行者数の箇所ですが,目標値44人,9.6%となっておりますが,これは2人で9.6%ではないでしょうか。
 もう一箇所,238ページ,生活介護の計画値のうち,令和4年度の平均利用量が年々利用量が上がっているのに,この年度だけ下がっているので,合っているか気になりました。

事務局

 ありがとうございます。精査して修正いたします。

委員

 218ページの2のところは何か入るのでしょうか。

事務局

 こちらは継続事業のため,215ページに主な事業として「居住支援協議会における相談支援・マッチング」と記載しております。218ページの個票は拡充と新規事業だけ掲載することと今期計画から変更となっており,継続事業は項目のみ記載となっております。

委員

 了解しました。

委員

 最終案なので反映できないかもしれませんが,226ページの1福祉避難所の運営体制の整備のところですが,もし可能であれば令和3年度に改正される内容を少しでも入れてもらえると具体的で分かり易くなるかと思います。

事務局

 まだ省令等が全く出てきていない段階であり,全国局長級の会議資料で改正が行われるという話が出ている程度であり,具体的な記載は難しいと思います。いま承知している情報は,現在の福祉避難所はまず指定避難所に避難し,トリアージして福祉避難所へ移動となっていますが,これを例えば重度の障がいのある方などを対象者として特定するという動きもあるようです。それを踏まえ検討しなければならないので,抽象的な表現にせざるを得ない状況です。

委員

 特定の方を対象とするとなると,今後色々と考えなければいけないことが増えますね。
 他に御意見ありますでしょうか。最終答申案なのでもう一度よく見てもらった方が良いと思いますが,最終的にいつまでに事務局に伝えればよろしいでしょうか。

事務局

 できれば明日までにお願いしたいのですが,市民福祉推進委員会が3月8日に行われるので,そちらでも修正等があると思いますので,その後でも結構です。

委員

 令和3年度に行われる報酬改定の資料が出て,特に自立生活援助とピア相談の部分が大きく変わったという印象ですが,地域生活支援拠点の設置の有無により事業所の加算に影響するという話になっています。,地域生活支援拠点がく,加算がつかないと事業所も収支が合わずに参入しない時代になってくるのではと思っています。相談支援の体制と障害児相談支援が,地域生活支援拠点があって面的整備などで特定相談事業がその一部として担っていると,計画作成時の単価が高くなり仕事がしやすいという仕組みになってきていて, 資料2の230ページに,地域生活支援拠点が3年後にはできるという表記だと,狛江に事業所を広げる必要はないだろうという印象をわざわざ与えているようで,危機感を持っています。事業所の数,スタッフ数が少なくて,今から修正しづらいところだとは思いますが,狛江は障がい福祉等の事業をやるのに魅力的な地域だと思ってもらわないと参入してこないだろうと感じます。相談支援部門や居宅介護部門は特に今後3年で自治体ごとに差がつきそうだという印象です。

委員長

 事務局も報酬改定の情報などは得ていると思いますが,いかがでしょう。

事務局

 貴重な御意見をありがとうございます。今から記載内容を変更することはかなり難しいので,今後3年間のうちになるべく早く実現に向けた取組みを進めて参りたいと考えております。

委員長

 日本の場合,事業者も民間なので参入しやすい自治体に事業所を設けるとなってくると,当市は誰もが暮らしやすいまちをうたっているので,事業所にも参入をしてもらわなければなりません。一方で,介護保険の時には,集まり過すぎて困るという自治体の問題もありした。しかし,少子高齢化が著しく,将来的な成人の数も分かっているため,これまでとは考え方も変わってくると思っています。先日,厚労省か内閣府の調査で,地域生活に望むことという質問に対し,これまではインフラ整備や経済向上に国民の関心が高かったのですが,1に福祉,2に医療という回答だったそうです。一方で,地域の暮らしぶりの満足度は地方も含め85%と非常に高く驚きました。これから先は一定程度財源を福祉や医療に振り向けて整備していかないと,逆に住民に住んでもらうということに対して選ばれないということも考えられます。次の計画に向けてその辺りも課題として,進めていけたらと思います。
 先程事務局からありましたように,他に何か気付いたこと等ありましたら,3月3日までに事務局にお願い致します。

(3)狛江市障がい者計画(令和3年度~令和5年度)進捗管理報告書(案)について

事務局

 【資料4】について説明

委員長

 御意見・御質問等はありますか。今の段階ではこれまでの進捗管理報告書のフォーマットを使用するということです。御意見があれば,明日までに事務局までお願い致します。

委員長

 以上で本日の議題は全て終了いたしました。その他事務局から何かありますか。

事務局

 【資料6】を御覧ください。令和3年度の障がい小委員会全体工程表となります。コロナウイルス感染症の状況にもよりますが,通常開催を予定しております。今年度Web開催を行った成果を踏まえ,委員の皆さまが委員会に多様な方法で参加できる方法を今後も継続したいと考えておりますが,いかがでしょうか。

委員長

 事務局から委員会への参加方法について提案がありましたが,いかがでしょうか。通常どおり集まって参加するのと,オンラインで参加するハイブリッド型にするということでよろしいでしょうか。

事務局

 委員の皆さまの御都合により,オンラインによる参加もありと考えています。

委員長

 それでは,事務局も準備等が大変だと思いますが,ハイブリッド型での開催をお願い致します。

事務局

 【資料7】を御覧ください。第3回の会議録(案)です。修正点等がございましたら,他の議題と同じく3月3日(水曜日)までに事務局にメール,電話等で御指摘いただきますようお願い致します。

委員長

では,本日の委員会はこれで終了とします。

 (閉会)