土に親しみレジャー農園
都市化が進み、土と親しむ機会がますます遠のいていく現代。市民の余暇利用の一環として、自らが野菜や草花を栽培し、家族ぐるみで土に親しみ、健康増進と豊かな情操を養うことを目的として、昭和49年6月にレジャー農園の第1号として岩戸みしま農園が開園した。この農園は、狛江市空地利用に関する要綱を適用し、農地の固定資産税を免除するかわりに、使用料を無料とし5年契約で借りることとなった。続いて同年度中に和泉おばら、和泉こまえ、いずみの3園を開園した。
開園当初、1区画は、13.2平方メートル(約4坪)で、全体では453区画を職員が地縄をはり区画し公募したところ、希望者は約2倍もあったため抽選で対応した。使用料は無料で、2年間の継続使用とした。
このしジャー農園は好評を博し、54年に、みやまえ農園を開園したが、57年、和泉こまえ農園を、61年に岩戸みしま農園を地主の都合で廃園とせざるを得なくなった。
そこでほかの農地所有者に協力を求め、61年に岩戸みなみ農園といのがた農園を開園し、63年に、みやまえ農園を拡張、平成元年に岩戸みなみ第2農園を開園し、市民の要望に応えてきた。
また、高齢化社会への対応として、老人にも余暇を楽しんでもらうため、全体の30パーセントをシルバー区画として、普通区画より競争倍率を緩和させ、老人の希望者にはほぼ100パーセント応えた。
しかし、63年にはいずみ農園も返還の申し出があり、廃園せざるを得なくなった。返還の理由は、地主の相続税対策ということで、その対応策がないため、今後のレジャー農園の存続が危ぶまれている。地主への理解と協力を訴えるほかにはない。
開園当初、1区画は、13.2平方メートル(約4坪)で、全体では453区画を職員が地縄をはり区画し公募したところ、希望者は約2倍もあったため抽選で対応した。使用料は無料で、2年間の継続使用とした。
このしジャー農園は好評を博し、54年に、みやまえ農園を開園したが、57年、和泉こまえ農園を、61年に岩戸みしま農園を地主の都合で廃園とせざるを得なくなった。
そこでほかの農地所有者に協力を求め、61年に岩戸みなみ農園といのがた農園を開園し、63年に、みやまえ農園を拡張、平成元年に岩戸みなみ第2農園を開園し、市民の要望に応えてきた。
また、高齢化社会への対応として、老人にも余暇を楽しんでもらうため、全体の30パーセントをシルバー区画として、普通区画より競争倍率を緩和させ、老人の希望者にはほぼ100パーセント応えた。
しかし、63年にはいずみ農園も返還の申し出があり、廃園せざるを得なくなった。返還の理由は、地主の相続税対策ということで、その対応策がないため、今後のレジャー農園の存続が危ぶまれている。地主への理解と協力を訴えるほかにはない。
登録日: 2001年10月19日 /
更新日: 2003年12月9日