(1)令和6年度多職種連携研修会結果報告について
〈事務局より資料1、資料2に基づき報告〉
(委員)
一部の通所事業者が、研修会の開催を知らなかったようである。団体によっては、周知が上手くいっていないのではないか。また、当日参加していた、東京多摩病院の看護師も、これまで研修会をやっていることを知らなかったと言っていた。新しいネットワークを構築できたいい機会であったが、研修会の潜在的ニーズの高さを意識するとともに、より周知を徹底しなければならないとも感じた。
(委員長)
東京多摩病院へは、医師会経由で情報が共有されたのではないか。恐らくは、これまでも情報共有していたはずであるが、病院の考え方として、院内周知まではしていなかったのかもしれない。
今回の研修会グループワークでは、PasCal等のICTツールの確認ができたり、グループワークではデイサービス事業所が送迎に用いている車両を被災者輸送に使用するといった意見が出たりと、来るべき災害を見据えた非常にリアルな内容であったと思う。しかし、災害時に非常に有用であるはずのPasCalであるが、災害医療コーディネーター会議で話題に出した時には、だれも存在を知らない状態であった。災害時の連絡ツールについても、変更されたということは聞いていたものの、何に変わるのか、いつ変わるのかは知らされていない。アンケート結果を見てもわかるように、近年発生した様々な災害を通して、災害への対策への関心が今までになく高まっている。PasCalという実効性の高いツールも実用化され始めている以上、今こそ様々な事業所、部門の枠組みを超えて、市全体としての大きな勉強の場につなげていきたいと思う。
(委員)
先日、CMAT(東京都介護支援専門員研究協議会)での会議があった際、PasCalについて情報共有を行ったが、PasCalのようなシステムが完成している自治体は狛江市の他になかったため、非常に心強かった。
(委員長)
とても喜ばしいことである。先日の会議で紹介した、看取り実施件数が東京都全域で2位であったこともそうであるが、狛江市が他自治体と比較して先進的な取組を行っているということは、現場の人間にとって非常に励みになることである。
(2)令和7年度医療と介護の連携推進小委員会の予定について
〈事務局より資料3に基づき報告〉
(3)医療と介護の連携推進における課題の検討について
〈事務局より資料4に基づき説明〉
(委員長)
資料4中、「介護職等に対しての立場を超えた要求について」の「課題」欄にある、「身寄りがないため、レスパイト入院を断られるケースもある。」については、「身寄りがない方の支援」へ移動させた方がよいのではないか。
(事務局)
承知した。
(委員)
前回の会議で、エンディングノートの活用について議論となった際、記入を要する分量の多さが問題になったと思う。しかし、記憶では、エンディングノートは冊子版とは別にページごとに分割できる仕様のものがあり、記入したページをリングファイル等に保管し、必要に応じて逐次更新できるようになっていたはずである。
(事務局)
現在発行しているエンディングノートは、先ほどの意見にあったような仕様にはなっていない。しかし、以前発行していたエンディングノートがそのような仕様となっていたようである。
(委員長)
資料4中、「関係者間の連携体制の構築」に、今回の研修会で出た意見を追記してほしい。
(事務局)
承知した。
(委員長)
本議題については、次年度も引き続き意見交換を続けていきたい。
(4)その他
(事務局)
令和7年度第1回目の本委員会の日程を決定いたしたい。日程については、8月を予定している。
(委員長)
次回の本委員会の日程について、意見はあるか。
〈多数委員が、令和7年8月25日(月)を希望〉
(委員長)
では、次回の医療と介護の連携推進小委員会は、令和7年8月25日(月)開催とする。
<閉会>
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