1 日時

令和5年4月24日(月曜日)午後6時30分から午後7時40分

2 場所

ハイブリッド開催 防災センター3階会議室

3 出席者

【高齢小委員会】
髙橋委員長、小楠副委員長、勝田委員、長谷川委員、石黒委員、末田委員、堀越委員、大谷委員、大橋委員

【医療と介護の連携推進小委員会】
吉川委員長、織田委員、南谷委員、石渡委員、小木委員、森委員

【両委員会所属】
大谷委員、大橋委員

【事務局】
髙橋課長、保田係長(高齢障がい課)
佐渡課長、小嶋係長(福祉政策課)

4 欠席者

【高齢小委員会】田中委員

【医療と介護の連携推進小委員会】工藤委員、渡邊委員

5 議題
  1. 報告事項 高齢者保健福祉計画工程表について
  2. 審議事項 市民意識調査について
  3. その他
6 資料
7 議事  

(事務局)
 皆様こんばんは。本日はお忙しい中、令和5年度狛江市市民福祉推進委員会第1回高齢小委員会・第1回医療と介護の連携推進小委員会(合同)にお集まりいただきまして、ありがとうございます。
 今回の会議もハイブリッド方式で開催いたします。議事進行中は、音声をミュートにしていただき、発言をする際には挙手をお願いします。その際、ミュートを解除してからご発言ください。
 また、本日は両委員会の合同開催となっております。今年度は、計画策定年度のため、合同開催が多い予定です。合同開催の際は、議事の進行は高齢小委員会の髙橋委員長にお願いさせていただきます。こちらに関しましては、医療と介護の連携推進小委員会の吉川委員長にもご了承いただいております。
 それでは髙橋委員長、よろしくお願いいたします。

(髙橋委員長)
 こんばんは。高齢小委員会委員長の髙橋です。よろしくお願いいたします。それでは進めて参ります。

(欠席者の確認)

 本日、欠席の連絡等はありますか。

(事務局)
 本日、高齢小委員会の田中委員と、医療と介護の連携推進小委員会の工藤委員・渡邊委員より欠席のご連絡をいただいております。
 今回の会議は合同開催ですが、委員総数については、高齢小委員会10人、医療と介護の連携推進委員会は11人であり、そのうち兼任の方が2人おりますので、合計19人となります。本日16人の委員がご出席されておりますので、狛江市福祉基本条例施行規則規則第29条で準用する第25条第1項の規定による「委員総数の半数以上の委員の出席」という会議開催の要件を満たしておりますので、本委員会は有効に成立しております。

(髙橋委員長)
 では定刻になりましたので、議事を開始させていただきます。 
 まず、事務局より資料の確認をお願いします。

(事務局)
 資料の確認をさせていただきます。

【資料1】高齢者保健福祉計画工程表
【資料2】令和5年度高齢小委員会・医療と介護の連携推進小委員会(合同)全体工程表
【資料3】単純集計結果の主要ポイント
【資料4】狛江市介護予防・日常生活圏域ニーズ調査(単純集計結果)
【資料5】狛江市在宅介護実態調査(単純集計結果)
【資料6-1】介護予防・日常生活圏域ニーズ調査 クロス集計項目(案)
【資料6-2】介護予防・日常生活圏域ニーズ調査 クロス集計例
【資料6-3】前回調査結果報告(介護予防・日常生活圏域ニーズ調査 抜粋)
【資料7】令和4年度第4回高齢小委員会会議録(案)
【資料8】高齢小委員会名簿
【資料9】医療と介護の連携推進小委員会名簿

 資料の確認は以上です。

(髙橋委員長)
 それでは議事に移ります。

 

(1)報告事項 高齢者保健福祉計画工程表について

(髙橋委員長)
 事務局より説明をお願いします。

(事務局)
 令和5年度高齢者保健福祉計画の工程につきまして、ご説明いたします。【資料1】通しページp.1をご覧ください。今年度の高齢者保健福祉計画工程表となります。現在詳細な工程について、事務局内及びコンサルで日程の調整を行っているところです。
 本日、クロス集計項目についても後ほどご説明いたしますが、本日ご審議いただくとともに、5月1日(月曜日)までご意見をいただく期間を設けた上で、委員長と最終調整をさせていただき、コンサルにクロス集計を依頼予定です。
 6月下旬の第2回は、当初は高齢小委員会の単独開催を予定しておりましたが、計画策定に係る議題のため、医療と介護の連携推進小委員会との合同開催に変更させていただきたいと思います。日程については、両委員長と調整の上、委員の皆様には改めてご連絡いたします。第2回では、クロス集計も含めた市民意識調査結果を報告させていただき、当該結果も踏まえて、次期計画に向けた課題、基本理念・基本目標修正案、施策体系・施策案についてご審議いただく予定です。充実したご審議をいただくため、審議方法についてもコンサルと調整の上、委員長に事前にご提案させていただき、審議に臨んでいただく予定です。

 第3回につきましては、基本理念・基本目標、施策体系・施策について中間答申案を固めた上で、新事業案及び重点事業案についてご審議をいただく予定です。

 9月中に、日程・内容等調整中ですが、住民懇談会を開催いたします。
 10月下旬に高齢小委員会・医療と介護の連携推進小委員会の合同の臨時会を開催させていただく予定です。日付につきましては、こちらも両委員長と調整の上、委員の皆様には改めてご連絡いたします。この臨時会で中間答申をしていただきます。

 11月2日に臨時開催の市民福祉推進委員会であいとぴあレンボープラン全体を審議していただき、委員長から市長へ中間答申をしていただき、中間答申されたプランをもとに素案を作成し、12月にパブリックコメントの募集及び市民説明会を開催する予定です。年明けに住民懇談会、市民説明会、パブコメのご意見を反映した最終答申案を作成し、2月5日に開催予定の第4回高齢小委員会にてご審議いただき、市民福祉推進委員会の審議を経た上で、最終答申を2月下旬にいただき、年度内に計画として確定する予定です。

【資料2】p.2の全体工程表は、ただいま説明した高齢者保健福祉計画工程表のうち、会議のスケジュールを抜き出したものとなります。

 説明は以上です。

(髙橋委員長)
 委員の方より、ご意見・ご質問等はありますか。

(なし)

(髙橋委員長)
 それでは、次の議事に移ります。

 

(2)審議事項 市民意識調査(単純集計結果)・クロス集計案について

 

(髙橋委員長)
 事務局より説明をお願いします。

(事務局)
 まず、単純集計の結果についてご説明します。

【資料3】p.3をご覧ください。今回【資料4】p.5及び【資料5】p.30として、単純集計の結果をお配りしておりますが、結果の主要ポイントをまとめたものが、この資料3です。

(資料3について読み上げ)

 なお、こちらにつきましては、比較分析前の段階にて重要と思われる点を抜粋したものです。今後、集計方法等により、作成する報告書の数値と異なる可能性があり得る点をご了承いただけますと幸いです。

 単純集計の結果説明は以上となります。

(髙橋委員長)
 集計等から、何をどう読み取っていくかということは、課題を整理してその課題に対応した施策をどうとっていくのかということと、直接的に繋がっていますから、非常に大事な部分です。次の議題がクロス集計案についてということですが、単純集計から何が読み取れるのか、さらにそれをより深めていくためには、何と何をクロス集計して、どういう課題を見つけ出していくのか、というところが大事であると思います。 
 今、事務局より、単純集計表から特にポイントになるような部分の報告がありました。全国値と比較すると狛江市がどういう特徴を持っているのかということも見て取れると思います。後日、5月1日までにクロス集計案へのご意見を出していただく際に、単純集計についてもご意見をいただいても良いのですが、今この場で、事前の資料や事務局の説明を受けまして、ご質問・ご意見がある方はいらっしゃいますか。

(委員)
 今回提示されたデータの中で確認いただきたい箇所があります。12ページ問3(5)にグラフがありますが、このグラフは間違っているのではないでしょうか。

(事務局)
 はい。ご指摘ありがとうございます。申し訳ありません。修正させていただきます。

(委員)
 これと同様のグラフの誤りが13,15,16ページにもありました。グラフそのものを一度全部ご確認いただいた方が良いと思います。

(事務局)
 ご指摘ありがとうございます。大変失礼いたしました。改めて確認し、修正させていただきます。

(髙橋委員長)
 事務局には再点検をお願いするということでよろしいでしょうか。

(委員了承)

 その他に、何かご意見・ご質問ある方はいらっしゃいますか。先ほども申し上げたように、ご質問・ご意見については後日でも受け付けますが、今確認したいということがあれば、どうぞご遠慮なくおっしゃってください。

(委員)
 p.4【資料3】の在宅介護実態調査の「調査対象者」について、「要支援1・2」が皆無となっている、とありますが、この意味について教えてください。

(事務局)
 今回、調査対象者として回答いただいた方の中に、要支援1・2の方がいらっしゃらなかった設問があったため、国の集計結果とは単純に比較できないということです。

(髙橋委員長)
 よろしいでしょうか。

(委員了承)

 他にご意見・ご質問ある方いらっしゃいますか。

(委員)
 私も、同じ箇所を疑問に思いました。資料3、在宅介護実態調査の冒頭に「調査対象者」とあり、「調査対象者のうち「要支援1・2」が皆無となっている。以下の項目で全国値をいくつか引用しているが「要支援1・2」の割合が異なるため単純比較できない。」とありますね。これはどういう意味なのでしょうか。調査の結果を読み取ることが、ある意味で難しいということでしょうか。

(事務局)
 今回、調査対象者として回答いただいた方の中に、要支援1・2の方がいらっしゃらなかったということなので、その部分を踏まえながら検討をしていかなければいけないということだと思われます。

(委員)
 全国比較ができないから、実態調査を踏まえて独自に考えなければいけない、ということでしょうか。

(事務局)
 全国比較ができないという部分を踏まえつつ、計画を検討していくという形になると思います。

(委員)
 やむを得ないということですね。新たに要支援1・2の方に調査をするという訳にはいかないでしょうから。

(事務局)
 はい。

(委員)
 事務局がおっしゃったように、全国比較ができないという部分を踏まえつつ、計画を検討していくということですね。

(事務局)
 はい。

(髙橋委員長)
 よろしいでしょうか。

(委員了承)

 他の方はいかがですか。今ご意見・ご質問がなくても、あとでメール等で、クロス集計案へのご意見と併せて出していただいて構いません。

それでよろしいでしょうか。

(了承)

 

(髙橋委員長)
 では、次へ移らせていただきます。
 事務局の方からクロス集計案について、資料の説明をお願いします。

(事務局)
 【資料6-1】p.42をご覧ください。介護予防日常生活圏域ニーズ調査のクロス集計案となっております。左側が令和元年度の調査、右側が今回の集計案となっております。前回クロス集計を行いましたのが、性別でのクロス集計、日常生活圏域3圏域でのクロス集計、6年齢階層でのクロス集計という形でした。

 性別と日常生活圏域につきましては、変更はありませんが、年齢階層につきまして、6年齢階層から3年齢階層に変更する提案をコンサルの方から受けております。変更の理由として、6年齢階層でのクロス集計すると結果が非常に見づらいのではないか、グラフを含めて見やすい形とするために、3年齢階層ではどうだろうかという提案を受けております。ただし、懸念事項として、年齢階層を変更した場合、前回の調査との比較が困難となるか、比較できた場合でも時間がかかるという可能性があります。

 続きまして【資料6-2】p.43をご覧ください。今回の調査について、6年齢階層とした場合のクロス集計結果となっております。例えば(2)の部分ですが、年齢を教えてくださいというところと、性別、日常生活圏域、6年齢階層という形で数値を出しております。(3)以降も同じような形で、前回と同じ条件で分析してみた場合ということで、数値を記載しております。ご参考までにご覧ください。

 次に【資料6-3】p.87をご覧ください。前回調査結果の抜粋です。こちらも参考に見ていただければと思います。こちらの前回の調査結果については、全体が627ページと多量なため、今回共有としてはお作りしておりません。明日以降、改めて前回調査の全体のデータについて、皆様へ共有いたしますので、ご参考になさってください。

 先ほども申し上げたとおり、今回、資料のご提示が会議日程近くになったため、この場でもご意見をいただきながら、委員の皆様には1度お持ち帰りいただきまして、5月1日(月曜日)までに事務局にメールや電話等でご意見をいただければと思っております。

 説明は以上となります。

 

(髙橋委員長)
 クロス集計については、全てをクロス集計すると膨大な資料となってしまいます。「どういう課題を明らかにするのか」という視点をきちんと持って、その上で、「この設問とこの設問をクロス集計すると、そこから何が分かるのか」という事をある程度仮説的に考えて指定しないと、時間とお金と紙代が非常にかかることになります。大変難しいかとは思いますが、最初にお話したようにこの市民意識調査からどういう課題を見つけて次期計画に向けて何を盛り込んでいくのかという一番基礎の所になりますので非常に大事だと思っております。
 かなり膨大な中身になることもあり、今日直ちにご意見をいただくことは難しいかと思いますので、5月1日までに皆様に考えていただき、事務局の方へ意見を挙げていただきたいと思います。それを吉川委員長・私・事務局で調整させていただいて、最終的に何をクロス集計して、何を明らかにするのかということを皆様にお伝えしたいと思います。

 全体としてはそのような流れですが、今この場でご意見・ご質問がある方はいらっしゃいますか。

(委員)
 p.18問5(1)地域活動への参加について、私の方で、今回事務局から提示された調査結果と3年前の前回調査、そして6年前の前々回調査の値とを比較してみました。すると、社会参加に係る参加のパーセントが明らかに落ちていることが分かりました。ちなみに申し上げますと、今回、(1)ボランティア活動への参加が8.2%ですが、3年前は16.4%ありました。(2)スポーツ関係でいうと、今回の参加率は19%ですが、3年前だと25.1%という数値が出ていました。以下、⑧まで同様の傾向を明らかに示しています。今回の調査結果は、この3年間の新型コロナ感染症対策によって、社会参加の機会が失われてしまったということを明らかに示していると思います。それを検証するためにも、社会参加については、できれば6年前・3年前・今回という経時的な変化をクロス集計に含めていただき、次期計画の中でこれをリカバリーするための方策を示唆するための根拠にするべきだと思います。

(髙橋委員長)
 大変貴重なご意見だと思います。事務局の方でも、この点についてはよく考えていただきたいと思います。

(事務局)
 はい。

(髙橋委員長)
 他の方はいかがでしょうか。かなり膨大な資料を突き合わせて、組み合わせて考えていただかないとならないので、この場ですぐにというのは難しいかもしれませんが、何かありましたらご遠慮なくおっしゃってください。いかがでしょうか。

(なし)

 それでは、1週間時間をいただいて、十分に皆様にアイデアを出していただき、それを事務局の方で集約させていただくといことでよろしいでしょうか。

(了承)

 それでは、5月1日(月曜日)までに事務局の方へ、メールやFAX等で提出をお願いいたします。

(事務局)
 よろしくお願いいたします。

 

(3)その他

(髙橋委員長)
 事務局より説明をお願いします。

(事務局)
 【資料7】をご覧ください。前回の会議録案です。修正点がありましたら、こちらにつきましては、5月8日(月)までに、事務局にメール・電話等でご指摘ください。
 なお、次回の会議ですが、報告事項1の中でご説明をさせていただきましたが、現在6月下旬に合同開催を予定しております。日程につきましては、両委員長と調整の上、改めてご案内させていただきます。なお、次回・第3回、及び臨時会につきましては、ハイブリッド開催をいたしますが、できる限り会場の方にお集まりいただきまして、意見交換が活発になるような形で実施したいと考えておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

 最後になりますが、【資料8】、【資料9】として、委員の皆様の名簿を配付しております。後程ご覧ください。事務局からは以上となります。

(髙橋委員長)
 今、事務局からも説明がありましたが、次回の合同会議は、新型コロナ感染症の状況にも左右されるとは思いますが、できる限り対面式でやりたいということを、私の方からも先日事務局へ伝えたところです。こうやってウェブ上でも意見交換はできますが、皆さんどうお感じでしょうか。私は、ウェブ会議は参加しやすさという点はありますが、議論を深めていくときは、対面の方が深まりやすいのではないかと、この3年間の経験で実感をしています。
 ご無理をなさることはありませんが、次回の会議は可能な限り対面で集まっていただいて、議論を深めていけたらと思っております。ぜひ、皆様よろしくお願いいたします。

 今のことも含め、最後に皆様から何かご意見があればお願いいたします。

(なし)

 よろしいでしょうか。それでは、5月1日(月曜日)までにご意見を出していただくということ、それをベースにして開かれる次回の合同会議は可能な限り直接会場参加していただくこと、この2点をお願いいたします。

 それでは、本日の会議はこれで終了いたします。皆様ありがとうございました。