(事務局)
皆様こんばんは。
本日はお忙しい中、令和5年度狛江市民福祉推進委員会高齢小委員会・医療と介護の連携推進小委員会(合同)にお集まりいただきましてありがとうございます。
今回の会議は、ハイブリッド方式で開催をさせていただきます。ウェブで御参加の方は、議事進行中は音声をミュートにして、発言をする際は挙手にてお願いいたします。その際は委員長から指名させていただきますので、ミュートを解除してから御発言ください。
本日は、両委員会の合同開催となっておりまして、合同開催の際は議事の進行は高齢小委員会の髙橋委員長にお願いさせていただいております。こちらに関しましては、医療と介護の連携推進小委員会、吉川委員長にも御了承いただいております。
それでは髙橋委員長、よろしくお願いいたします。
(髙橋委員長)
皆様こんばんは。
高齢小委員会委員長の髙橋です。合同会議の際は、今事務局より説明のあったように、進行を務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。
それでは本日の欠席者について事務局からお願いします。
(事務局)
本日、高齢小委員会としては長谷川委員が御欠席です。医療と介護の連携推進小委員会としては花岡委員、大橋委員及び渡邊委員が御欠席です。
(髙橋委員長)
高齢小委員会委員9人のうち8人が御出席、医療と介護の連携推進小委員会委員11人のうち8人が御出席であり、狛江市福祉基本条例施行規則規則第29条で準用する第25条第1項の規定による「委員総数の半数以上の委員の出席」という会議開催の要件を満たしております。よって、本委員会は有効に成立しております。
それでは、事務局より資料の確認をお願いします。
(事務局)
まず、アジェンダを御覧ください。本日の会議の目的を御説明いたします。
(目的の読み上げ)
次に、議題について簡単に説明させていただきます。
(議題の説明)
それでは、資料の確認をさせていただきます。
【資料1】令和5年11月1日 高齢小委員会・医療と介護の連携推進小委員会(合同・臨時会) 各施策に対する委員からの御意見・御質問と事務局発言まとめ
【資料2】地域共生社会推進基本計画 変更点についての整理
【資料3】地域共生社会推進基本計画に対するパブリックコメント及び市民説明会の実施結果
【資料4】地域共生社会推進計画(最終答申案)
【資料5】高齢小委員会・医療と介護の連携推進小委員会(合同・臨時会)会議録案
【資料6】令和6年度高齢小委員会全体工程表(案)
資料の確認は以上です。
(髙橋委員長)
それでは議事に入っていきたいと思います。
(1)報告事項 狛江市地域共生社会推進基本計画素案に対する変更点についての整理
(髙橋委員長)
事務局より説明をお願いします。
(事務局)
通し番号3ページ【資料1】を御覧ください。前回会議で皆様よりいただきました、各施策に対する御意見・御質問と事務局の回答をまとめた資料になります。
(【資料1】抜粋して読み上げ)
通し番号8ページ【資料2】を御覧ください。
今後の流れについて御説明いたします。後ほど議題2で御報告させていただきますが、令和6年1月4日から2月2日までの間にパブリックコメントを、令和6年1月14日(日曜日)と15日(月曜日)に市民説明会を実施いたしました。そこでいただいた御意見を踏まえて最終答申案を作成しております。その後、障がい小委員会と権利擁護小委員会にそれぞれ諮りまして、本日高齢小委員会と医療と介護の連携推進小委員会に諮らせていただいております。
こちらを踏まえて、令和6年3月4日に予定しております市民福祉推進委員会で御議論をいただき、最終答申案を固めていく予定です。
説明は以上となります。
(髙橋委員長)
御意見・御質問のある方は、挙手をお願いします。
(なし)
それでは、次の議題に移ります。
(2)報告事項 狛江市地域共生社会推進基本計画素案に対するパブリックコメント及び市民説明会の実施結果について
(髙橋委員長)
事務局より説明をお願いします。
(事務局)
通し番号10ページ【資料3】を御覧ください。
(【資料3】に基づき説明)
説明は以上です。
(髙橋委員長)
御意見・御質問のある方は、挙手をお願いします。
(なし)
それでは、次の議題に移ります。
(3)審議事項 狛江市地域共生社会推進基本計画(最終答申案)について
(髙橋委員長)
本日の重要な議題の1つです。最終的には来週月曜日の市民福祉推進委員会で議論するということですが、その前に本日の合同会議でも御審議いただきたいと思います。
それでは、事務局より説明をお願いします。
(事務局)
通し番号17ページ【資料4】を御覧ください。
まず、計画について全般的な話をさせていただきます。
(【資料4】通し番号17~44ページに基づき説明)
本日は、高齢者の支援に関することとして挙げられております、施策No.2-5、2-6、3-4、4-6、4-7、5-5の内容について御確認をいただき、高齢小委員会及び医療と介護の連携推進小委員会からいただいた最終答申案としてまとめさせていただきたいと考えております。
一度ここで説明を区切らせていただきます。
(髙橋委員長)
なかなか膨大な計画ですが、私共2つの小委員会では、特に高齢者に関わることについて、施策としてこれで答申してよろしいかというのか重要な点となります。
ただいま事務局より説明のありました、計画の全般的な部分について御意見・御質問のある方は挙手をお願いします。
(なし)
では次に、個別の施策について事務局より説明をお願いいたします。
(事務局)
通し番号54ページを御覧ください。個別の施策について御説明いたします。
(【資料4】通し番号54ページ・施策No.2-5、2-6について説明)
まずはこの施策No.2-5、2-6について御意見を伺えればと思います。
(髙橋委員長)
施策No.2-6について、認知症の人や家族を見守り支援する体制に、「医療機関」を加えたということですね。
施策No.2-5、2-6について、御意見・御質問等ある方はいらっしゃいますか。
(なし)
それでは説明を続けてください。
(事務局)
通し番号58ページを御覧ください。
(【資料4】通し番号58ページ・施策No.3-4について説明)
こちらの施策について、御意見をお願いします。
(髙橋委員長)
施策No.3-4について、御意見・御質問等ある方はいらっしゃいますか。
(なし)
それでは説明を続けてください。
(事務局)
通し番号62ページを御覧ください。
(【資料4】通し番号62、63ページ・施策No.4-6、4-7について説明)
こちらの施策について、御意見をお願いします。
(髙橋委員長)
施策No.4-6、4-7について、御意見・御質問等ある方はいらっしゃいますか。
(なし)
それでは説明を続けてください。
(事務局)
通し番号68ページを御覧ください。
(【資料4】通し番号68ページ・施策No.5-5について説明)
こちらの施策について、御意見をお願いします。
(髙橋委員長)
施策No.5-5について、御意見・御質問等ある方はいらっしゃいますか。
(なし)
来週の月曜日が市民福祉推進委員会ですので、そこに小委員会からの案として上げていくということになります。ここまで議論を重ねて固まってきていますので、内容を今大きく変えるということにはなりませんけれども、まだ完成されたわけではありませんので、御意見・御質問があれば遠慮なくおっしゃってください。
事務局、意見の提出に、数日もらっても構わないのですよね。
(事務局)
はい。期間としては短いのですが、令和6年2月29日(木曜日)までに御意見をいただければと考えております。
(髙橋委員長)
明後日までということですね。本日御意見が出なくても、2月29日(木曜日)までは事務局で受付けているということです。
今、御意見・御質問等ある方は御遠慮なくおっしゃってください。
(なし)
本日のところはこれでよろしいでしょうか。
皆様お持ち帰りいただいて、また気が付いた点がありましたら、明後日までにメール等で事務局の方へ御連絡ください。
それでよろしいでしょうか。
(委員了承)
それでは、次の議題に移ります。
(4)報告事項 介護保険サービスの保険料推計について
(髙橋委員長)
事務局より説明をお願いします。
(事務局)
【資料4】を用いて説明いたします。通し番号70ページを御覧ください。
(【資料4】通し番号70~83ページに基づき説明)
(髙橋委員長)
市民の皆さんからすると、4月以降介護保険料がいくらになるかというのは一番敏感になられる部分かと思います。今、説明にあったように、基金を取り崩すことで介護保険料の急激な上昇を抑えるという形をとっても、月額を少しは増額しないとならないということですね。将来推計についても説明がありましたが、やはりどんどん少子高齢化が進んでいきますから、大変厳しい状況といえると思います。ただ、そういった前提条件はあるにしても、円グラフにもあったとおり、介護給付費については1号被保険者、2号被保険者、市、都、国等でどう負担していくのかという割合が国全体で決まっているので、その枠の中で保険料を計算していく他ないということですね。保険料の問題、介護保険料の給付費の負担をどうすべきかという問題は介護保険制度が始まって以降、改定のたびに大きく議論されてきましたが、これまでのところ大きくは変わらず、現在はこの資料にあるとおりとなっています。
それでは、御意見・御質問のある方はいらっしゃいますか。
(委員)
準備基金というのは、毎年度増えていくものなのでしょうか。取り崩しても問題ないのですか。
(事務局)
介護保険準備基金は、過去の保険料推計で出した金額と実際の収納額を照らし合わせ、介護保険特別会計で余った金額を積み立ててきているものです。実際、全て使って足りなくなってしまうと、市のお金を充当するという事はできず借金という形になってしまいますので、将来の見通しを踏まえて、充当額を算出する必要があります。
(髙橋委員長)
少し補足しますと、それで借金をしてしまうと、次の介護保険事業計画3年間でそれを返さなければなりません。その返済分をどこから出すかというと、介護保険料を増額して作り出すことになります。だから、基金をたくさん取り崩しすぎると、その期は保険料金額を抑えられたとしても、次の期でそれが跳ね返ってくることになります。そこはバランスをとるのが難しく、市の方も計算する際に悩まれる部分かと思います。
他に御意見・御質問のある方はいらっしゃいますか。
私から1つ事務局に聞きたいのですが、この計算をするにあたっては、それぞれの来年度の介護保険サービスの単価の案をベースにしているかと思うのですが、それは国としては既に固まったのでしょうか。
(事務局)
国の方からは、介護報酬の改定率は出されております。試算にあたっては、国が開設している「地域包括ケア『見える化』システム」を利用しており、国の方からの介護報酬の改定率がマスクデータという形で入っておりますので、それを使って推計しております。
(髙橋委員長)
ここのところ、訪問介護の報酬が下がるということで問題になっていますが、そこが変わるということはあり得ますか。
(事務局)
現時点では、国から示されているとおり進めていくものと認識しております。
国の方から示されている改定後の報酬単価でいいますと、訪問介護の基本報酬は減額と示されております。ただ、厚生労働省によると、介護職員処遇改善加算が見直されるため、結果としては増額となるという説明になっております。
(委員)
計算しましたが、私の事業所ではプラスにはなりません。
(髙橋委員長)
ヘルパーさんは、ただでさえ募集に対しての応募が少ないので、悩ましいですね。
(委員)
今、訪問介護の報酬について関係団体が色々意見を出していると思いますが、それを受けても変わらなければ、もう仕方ないといった感じでしょうか。
(事務局)
基本的には、今の時期に国から示されている報酬改定で動いていると聞いております。
(髙橋委員長)
1つだけ引き上げる手があります。狛江市独自で上乗せするという方法です。ただし、上乗せした金額は、100%保険料から出さなくてはなりません。先ほど見た円グラフでは、介護保険事業の財源構成は、1号被保険者の負担割合が23.0%でした。これを単価を引き上げた分の差額については100%1号被保険者の保険料に跳ね返して負担せざるを得ないので、それはそれで、対応できませんよね。
(委員)
これ以上保険料を高くするのは難しいと思います。
(髙橋委員長)
難しいですよね。今回に限った事ではありませんが、介護保険制度が持続可能な制度になっているかという議論はずっと続いてきています。円グラフにあるように、財源負担としては例えば、居宅サービスだと第1号被保険者が23.0%負担していますが、給付費が増えてもそれで良いのか、被保険者の負担割合が増えないような財政構造が作れるのか、もし被保険者の負担割合を増やさないとすると、給付費が増えた分はどこが負担するのか、市なのか国なのか、という議論になるわけです。あるいは、少し前にあった議論だと、2号被保険者を40歳以上ではなく20歳以上にして、障がい者サービスと一緒にして、20歳以上の人や、障がいのある方からも保険料を負担していただくという議論もありました。しかし、それもなかなか難しいようです。障がいサービスと介護保険サービスを1つの枠組みでできるかという議論は、全く決着しないままです。ただ、これからますます少子高齢化が進み、後期高齢者が増えていく中で、介護を社会全体で支えていくためには、どのように皆で費用負担をするのかという問題は、真剣に議論していかなければなりません。国、都、市が負担するといっても、それは税金が財源となります。非常に難しく悩ましい問題です。私達がここで相談して簡単に案が作れるわけではなく、もし案ができればもちろん国に提案したいとは思いますが、それはなかなか難しいと、私もずっと考えております。
(委員)
この財源構成の円グラフでは、居宅サービスと施設サービスで、国や東京都の負担率が異なりますが、これはどのような考え方に基づいているのでしょうか。
(事務局)
大分前の話になりますので、事務局でわかっている限りの回答になりますが、三位一体の改革の際、東京都と国の負担割合をどうするかということで、施設サービスと居宅サービスに分けてこのように定めたと資料で拝見したことがあります。
(髙橋委員長)
もう大分前の話になりますね。
(委員)
この負担割合は決まっているということですが、今後パーセンテージが変わる可能性もあるのでしょうか。
(髙橋委員長)
議論は長年されています。可能性がないとは言えないと思います。ただ、どう変わるのかということで考えると、方向性は全く出ておりません。今度の介護保険事業計画は第9期ですが、あと3年経った時に変わるのかというと、その間にどれだけ国民的な議論がどのようになされるのかによると思います。必ずしも変わるとは言い切れないし、変わらないとも言い切れません。しかし、きちんをそこを議論して調整していかないと、介護保険制度そのものがダウンしてはいけませんから、持続可能な介護保険制度にするにはどうしたら良いのかということを軸にして、誰がどのように負担していくのかという議論が建設的に積みあがっていかないといけませんね。変わる可能性の有無について、どちらとはいえませんが、議論は続けていくべきですね。
今度の保険料の具体的に示されている数値を見ても分かるように、第1段階から第3段階までの人については減額率が高くなっていますが、その分を、他の所得段階を細分化して、より倍率を高めることになっています。そこに現れているのは、随分前からいわれていることではありますが、高齢者の中で高所得者と低所得者が二極化しているという現状です。そうすると、どこまでいっても低所得の方は負担しきれないという話になりかねないので、それで良いのかという話ですね。それは介護だけの問題ではなく、高齢者の貧困をどうするかというのは、同時に子どもの貧困をどうするのかにも関わってきます。全体の施策に関わってくる問題ですね。そういうことも含めて、きちんと議論していかなくてはならないと思います。
御意見・御質問がある方は他にいらっしゃいますか。
事務局に聞きたいのですが、介護保険料の通知を出す際に、毎年、反発のようなものはあるのでしょうか。
(事務局)
例年、色々な御意見をいただきます。ただ、皆様で支え合う制度ということを説明させていただいて、何とか御理解をいただきながら、納めていただいている状況です。市民の皆様へは、丁寧な説明を心がけています。
(髙橋委員長)
それこそ、低所得者の方にも寄り添った丁寧な説明が必要ですよね。御理解をいただいてお支払いただくということですよね。一括が無理だったら分割でも良いので、お支払いただくということですよね。
他に、御意見・御質問のある方はいらっしゃいますか。以上でよろしいでしょうか。
(委員了承)
それでは、次の議題にうつります。
(5) その他
(髙橋委員長)
事務局より説明をお願いします。
(事務局)
3点御連絡いたします。
通し番号181ページ【資料5】を御覧ください。前回会議録案です。御確認いただき、御指摘がございましたら、3月12日(火曜日)までにメール・電話等で事務局まで御連絡ください。
次に、通し番号198ページ【資料6】を御覧ください。令和6年度の高齢小委員会全体工程表(案)です。第1回は令和6年5月27日(月曜日)を予定しております。議題としては、高齢者保健福祉計画令和5年度進捗管理報告書の検討と、高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画の報告を予定しております。第2回は令和6年7月8日(月曜日)を予定しております。議題としては、高齢者保健福祉計画令和5年度進捗管理報告書の確定を予定しております。第3回・第4回については、日程は【資料6】にあるとおりですが、議題内容はまだ未定となっております。
以上2点について、何か御意見・御質問等ある方はいらっしゃいますか。
(なし)
最後に、長年にわたり高齢小委員会の委員長として御尽力いただきました髙橋委員長が、3月31日をもって御退任されるため、今回が最後の高齢小委員会となります。髙橋委員長、よろしければ御挨拶をいただけますでしょうか。
(髙橋委員長)
(御挨拶)
(事務局)
髙橋委員長、12年間にわたり、高齢小委員会及び介護保険推進市民協議会を支えていただき、ありがとうございました。
共通の議題は以上で終了となります。
高齢小委員会委員の方は単独議題がないため、本日は以上となりますので、御退出ください。ありがとうございました。
|