1 日時

令和元年5月31日(金曜日)
高齢小委員会 午後6時~7時30分

2 場所 狛江市防災センター302会議室
3 出席者

【高齢小委員会】

委員長 髙橋信幸

副委員長 小楠寿和

委員 石黒委員 堀越委員 勝田委員 鈴木委員

 長谷川委員 大谷委員


【事務局】 

地域福祉課長 (岡本起恵子) 

高齢障がい課長(加藤達朗)

地域福祉課 地域福祉係長(佐渡一宏)

高齢障がい課 介護保険係長(長村卓也)

高齢障がい課 高齢者支援係長(森旦憲)

地域福祉課 地域包括ケアシステム担当主任(野村淳一郎)

地域福祉課 地域福祉係主事(横山由香)

 

傍聴者 3名

4 欠席者 萬納寺委員  末田委員
5 議題

(1)【審議事項】高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画の平成30年度進捗状況(案)について

(2)その他

6 提出資料

【資料1】 あいとぴあレインボープラン狛江市高齢者保健福祉計画進捗管理平成30年度報告書(案)

【資料2】 平成30年度第4回狛江市市民福祉推進委員会高齢小委員会議事録

【資料3】 平成31年度高齢小委員会予定表

【資料4】 介護ボランティアポイント事業(試行実施)について

【資料5】 狛江いきいき介護ボランティアポイント

7 会議の結果

○開会

(委員長)

皆さんこんばんは。本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、ありがとうございます。市民福祉推進委員会高齢小委員会を開催いたします。

議事に入る前に、4月の人事異動により事務局に変更があったようですので、紹介をお願いします。

 

(岡本課長)

4月1日付けの人事異動により、事務局に変更がございます。高齢障がい課長が中村から加藤に代わりました。

 

(加藤課長)

皆さんこんばんは。一言ごあいさつさせていただきます。前任の中村に代わり、4月の人事異動により高齢障がい課長を拝命しました加藤です。日ごろより市の福祉政策にご協力いただきありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。

 

(岡本課長)

次に、新規採用職員で地域福祉課に配属になり、鈴木の代わりに高齢小委員会の担当となりました横山です。

 

(横山)

こんばんは。横山と申します。よろしくお願いいたします。

 

(委員長)

それでは始めさせていただきます。なお、欠席は萬納寺委員、末田委員のお二人です。

まず、配布資料の確認をいたします。事務局より、配布資料の説明をお願いします。

 

(事務局)

(配布資料説明)

 

(1)【審議事項】高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画の平成30年度進捗状況(案)について

 

(委員長)

それでは、議題に入りたいと思います。高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画の平成30年度進捗状況について、事務局より説明をお願いします。

 

(事務局)

(【資料1】により、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画の平成30年度進捗状況について説明)

 

(委員長)

意見を出してもらう期限はいつまでですか。

 

(事務局)

2週間を目処にさせていただいておりまして、本日が5月31日ですので6月14日(金曜日)までにご意見を頂戴できればと考えておりますのでよろしくお願いします。

 

(事務局)

すみません、最初に訂正箇所がありまして、【資料1】の18ページ、「DO(実行)」欄の句読点が間違えておりまして、「プランを作成した」の後の「。」を取っていただいて、「プランを作成した介護専門員」としてください。

 

(委員長)

高齢者保健福祉計画の進捗確認シートということで、内容が相当細かく、量も膨大です。したがって、今ここでこのシートについて委員の皆さまから意見をお出しいただき、委員会としての意見を議論するのは限界があると思います。でも、皆さんのほとんどは高齢者保健福祉の現場にいらっしゃる方ですから、高齢者保健福祉計画・第7期介護保険事業計画が平成30年4月から始まって計画で定められた取組みが開始されておりますので、それについて今のご自分の立場から見て新しい計画が開始されてから1年を経過してどういう進捗があったと感じているか、何が課題だと感じているのかをシートの個別の意見はそれはそれで2週間で出すとして、大まかなところで今のご自身の立場や地域での生活を通して何がどう変わったのか進展しているのか後退しているのか、何が課題かという点について率直な感想を総論でも構わないので、お一人ずつ話していただきたいと思います。このあと2週間、個別のことを考えるときの方向性が見えるのではないかと思います。

では、端から順にお願いします。

 

(委員)

私どもの施設の中には地域包括支援センターがありまして、認知症カフェを開催しています。しかし、幅広く高齢者に来ていただこうと思っていますが、なかなか集まりません。他の地域で働きかけ、どういう風に広げていけばよいかという点が課題です。

あとは【資料1】の18ページにある、ケアプラン点検で評価がAとなっていますが、実際アセスメント向上の研修を実施しました。

また併せて196ページの給付適正化計画ですが、「給付適正化のため、ケアプラン点検をはじめとする各事業を実施します」というのがあって、給付適正化につなげていくというところです。

それと、ボランティアポイントが明日から始まるということですが、この事業は計画に載っていて、本当にできるのかなと思っていたのですが、6月からスタートされるということで、よくスタートできたなというのが率直な感想です。

 

(委員長)

次の方、地域から見ていてどうですか。

 

(委員)

率直な意見で、地域の人たちにはあまり浸透していないというか、あまり関心がないのではないかと思います。いろいろ講演会等が計画されていますが、参加する人は大体決まった人で、本当はもっといろいろな人にも参加してほしいのですが、なかなか浸透していないような気はします。

 

(委員長)

どうしてなんでしょうね。

 

(委員)

関心をどうやって持たせるかということですね。

もう1つは、地域には元気老人がいます。こういう人たちを引っ張り出そうというか、参加させようという方法でいい案があればと思います。我々は主に高齢者に声掛けをしますが、60代くらいはだめなんですよね、仕事を持っていたり、「俺は退職したから徹底的に遊ぶんだ」等と言われてしまい、福祉や地域活動にはなかなか出てきてくれない状況です。

 

(委員長)

いろいろな問題をどうしたら自分のこととして考えてもらえるかという、その辺の仕組みなのでしょうか。

 

(委員)

意識改革が難しいと思います。我々が必要だから参加してくださいといっても「今まで一生懸命働いたから、遊ばせてくれよ」って言われてしまうことが多いです。

 

(委員長)

古くて新しい問題ですね。

 

(委員)

自治会とか町会の役員をやってくれないかということと共通しているのではないかと思います。

 

(委員長)

分かりました。これからも考えていきましょう。次の方、いかがでしょうか。

 

(委員)

25ページのこまほっとシルバー相談室の件で、昨年の夏からこまほっとシルバー相談室多摩川住宅が開設されましたが、毎月1回、地域包括支援センターとこまほっとシルバー相談室で会議をするようにして、地域住民との関わりをリサーチするようにしていますが、なかなか70代前半の人たちが出てきてくれなくて、その辺がすごく難しいという話をしています。我々を頼ってもくれない、という状況で、具合が悪くなって初めて発覚という状況になることがここ数週間で2件くらいありました。すごく難しいなと思っているところです。

 

(委員長)

歯科医師会から見ていて、いかがですか。

 

(委員)

市からの委託で介護予防事業をやっています。口腔ケア講座で(けん)(こう)講座というのですが、一番最初始めたころは1クール6回を年間3回の開催でしたが、参加者がなかなか集まらず、だんだん縮小して、今は年に1回の開催となっています。

 

(委員長)

最初は参加者も多かったのですか。

 

(委員)

実は1番最初に立ち上げた時に、介護予防事業なので国が示した基本チェックリスト等により抽出された対象者だけだったのですが、それだと対象者の抽出も大変だし、人数も集まらないので、一般の方で年齢が達している方は希望があれば参加できるということになりました。定員は20名でしたがそれ以上来ました。1クール申し込むと、6回来ることになる。それを年間3回やっていました。途中から市民からの希望で、スライドでいろいろ口腔の話を毎回テーマを分けてやり、その後に毎回健康体操をやっていただいてというのを6回やっていました。かなり評価が高くて、市長への手紙がきて、それまではあいとぴあセンターでしかやっていませんでしたが、市内各所でやってもらえないかという希望が出て、単発の講座を5回やろうと集会所等を借りて実施しました。内容は歯科衛生士が最初にブラッシングをして、染口(染め出し)を体験していただいて、口腔ケアが自分でどれくらいできているのかという実体験をしてもらおうと、やっていたのですが、それも地域によっても何だかんだ集まりが悪かったり良かったりばらつきが多くて、結局今は年に単発で3回やっています。結局元の健口講座の方も、総合事業が始まる少し前くらい、地域包括支援センターの方たちが、元気なんだけど口腔ケアが大丈夫かなという方たちをピックアップしてくれて、教室の参加者を決める前に会議を開いてそこで拾い出しをしてくれました。地域包括支援センターの方たちが声掛けをしてくれたので、それなりに集まっていました。総合事業に移行した後はこまえ苑の介護予防事業でも講演をしたり指導をしたりしているのですが、こまえ正吉苑では、独自の教室を開いたり、結構ばらつきが出ているように思います。現在はこの事業も縮小してしまっていると感じています。

今年度の講座が始まりましたが、初回は2人しか参加者がいませんでした。今は地域包括支援センターからの声掛けがないので余計に集まりが悪いように思います。昨日はクールの2回目の講座をやりましたが、事前に老人クラブの講演会でチラシを配布したり、地域で介護予防活動を行っている団体に働きかけたところ昨日はどっと十数人が来ました。本当は1クール6回の講座なので6回参加してもらいたいのですが、広報の仕方を工夫する必要があります。

 

(委員長)

介護予防が大事だというのは常に議論していて、口腔ケアの要望もその中の1つの重要な要素なので、考えないといけないですね。

 

(委員長)

進捗管理シートの中で、広範にかつ体系的に組織的にどう展開するのかという意見をぜひ出していただければと思います。

 

(委員)

先程のお話にもありましたが、こまほっとシルバー相談室狛江団地のエリア内にいらっしゃる方で、多分この方は自分で口腔ケアができていないのではないかと現場の方が感じる方たちの健康相談を今年度から出張してやることになりました。

 

(委員長)

分かりました、ありがとうございます。次の方、いかがですか。

 

(委員)

あまり具体的にはないのですが、いま先生方がおっしゃったところに近いですが、私は町会に加入しているのですが、当番が回ってくるはずがなかなか連絡がなく、先日やっと私どもが回覧板を回す担当だと分かったという感じなのです。

以前いたマンションでは、古い住宅地だったので、老人クラブも充実していましたが、今住んでいるところでは老人クラブの話も来ないです。去年回覧板でこまえ正吉苑がいろいろな講座をやっているのを知りました。結果的には参加しませんでしたが、割と興味を持てるものがありました。そういう情報が回覧で回ってきても参加する気になるというのはなかなか難しいです。進捗管理の中にも出てきていますが、草の根で行うような周知の仕方があまりないですね。町会・自治会のようなベースがないと、回覧自体が回って来ないですし、回覧だけ回ってきてもイベントに参加するには至りません。多分、もう一声掛かると違うのではないかと思います。まだ市民の中には、老人クラブもあるのかないのか分からないという人も多いのではないでしょうか。先程のお話にも繋がりますが、ベースになるところが必要ですよね。このような会議に参加していると、こういう事業をやっているというのがだいたい分かるので、介護予防が必要な状態になったらここに行けば良いのかというのが分かるのですが、「ホームページを見てください」では高齢者には通用しないです。少なくとも我々の年齢以上の人たちには難しいのではないかと思います。町会や老人クラブを市が運営していく必要があるとは思いませんが、そこにも目配せが必要ではないでしょうか。

 

(委員長)

次の方、いかがですか。

 

(委員)

1点ですけど、特殊詐欺から高齢者を守るという取組みを、重点施策に追加して評価すべきだと思います。これは調布警察署の担当課長に現状について話を聞いたのですが、調布狛江地区は発生件数被害額が全国ワースト1という実態があります。今年度も件数被害額は変わらないようです。狛江調布地区が狙われているようですが、理由ははっきりしています。犯罪グループが、狛江調布地区がやりやすい、だから狙われやすいと調布警察署は言っていました。これは狛江という地域における個別の事情、課題であります。それを具体的なディフェンスをするという施策を地域で考えないといけないと思います。調布警察署もパトロールをしたりしますが、とてもそんなことで防げるレベルではないです。犯罪組織の手口が高度化、巧妙化、凶悪化しています。被害を受けましたといってから警察が動いても、とても捕まらないのです。まさに被害が起きそうだというところで動かないと防げないのです。策定している計画を見たときに、171ページ③の項目ではうたっていますが、重点施策にはなっていません。しかし、②の自然災害に対しては重点施策になっています。もちろん自然災害も重要ですが、それよりも全国1番の被害を受けている人的被害に対する取組みは狛江市にとっても非常に重要ではないでしょうか。これは重点施策にして取組みを強化すべきではないかと思います。

安心安全をうたう狛江市にとっては非常に大きな問題ではないでしょうか。

 

(委員長)

悪徳商法、特殊詐欺については市ではどこの課が対応しているのですか。

 

(事務局)

安心安全課です。

あとは消費者被害については消費生活センターが市の地域活性課に設置されています。

基本目標に(1)③が重点施策にされていないことについては、高齢者福祉保健計画の中での施策としての位置付けなので、当然特殊詐欺等の被害をなくそうということについては、市の防災の方の防犯のところで最重要課題としています。市の職員も青色パトロールという形でパトロールをしています。特殊詐欺の電話が入った際は、防災行政無線で「この地区で特殊詐欺の情報が入っています」等と流したり、安心安全メールでも登録いただいた方へは送っています。それでもまだまだ追いつかないという実情はあります。

おそらく、地域のつながりが脆弱(ぜいじゃく)になっているというところも悪徳特殊詐欺に狙われる土壌の1つとしてあるのではないかと思います。知り合いや相談する人が身近にいれば、そこで何か地域でできるということもあるかと思います。公助だけで何とかできるという問題ではなくなっているというのが、おそらく実情だと思います。

 

(委員長)

そういう意味でいえば、福祉保健部の守備範囲をはるかに超える問題ですよね。市全体としては、それなりに対応はしているということですよね。

 

(委員)

特殊詐欺の被害の8割は高齢者といわれています。ケアマネジャーや福祉サービス事業者が、日常的にそういう人たちと関わっている中で、もう少し具体的、かつ、効果的に対策していく必要があると思います。

 

(委員長)

老人クラブ等でも、何か対策を行っているのではないでしょうか。民生委員・児童委員の中でも特殊詐欺等の対策についての話が出ていますか。

 

(委員)

私自身も皆さんに注意喚起しています。防犯関係のボランティアをしているので、委員がおっしゃった話は調布警察署から何度も聞いています。詐欺師の手口が高度化して細分化しているからいろいろな例を出して注意喚起しています。私が話したことを、まず家に帰ったら家の人に、集会に行ったら仲間に同じ話をしてねといい、口コミ戦術でみんなが気を付けてくれることを願っています。

調布警察署が管轄する地区の人口が、都の警察署の中では多いようなので、発生件数も自然と多くなります。しかしながら逆に抑止、銀行の窓口で振込みを止める件数も全国で1位となっています。警察署の味方をするわけではありませんが、警察署はやることはやっていただいております。放置して件数が1番になっているわけではないと思います。

 

(委員長)

高齢者保健福祉計画の中にも書いてはありますが、福祉的な側面では地域福祉計画の進捗管理の中で、今の意見を少し反映させることができればいいですね。

 

(事務局)

地域福祉計画の中にも、98ページにあります。地域福祉計画の課題ではありますが、仰るように、被害に遭うのは高齢者がメインなので高齢者保健福祉計画にも書かせていただいています。重点施策になっているかというと、現在の計画の中では設定されていないのが実情です。

 

(委員長)

進捗管理表についての意見を言う中で、重点施策ではないけど「その他」のような項目はないのですか。

 

(事務局)

おっしゃっていただければ、特殊詐欺のところを取組みの内容として何か載せて、その事業を追加するということでよろしいでしょうか。

 

(委員長)

このような趣旨のことを、簡潔に文章化して最後の総括的な所に書くということですね。

 

(事務局)

そうですね、その他の事業で「委員の皆さまからいただいた意見」という欄を作らせていただくので、そこに今頂いた意見も載せさせていただくという形にしたいと思います。

 

(委員長)

はい。では次の方、いかがですか。

 

(副委員長)

今回の計画と実際の取組みは、ズレというところは少ないのではないでしょうか。ただ、1年間やってみて計画以上の成果を出した部分と、なかなか難しいなという部分が見えてきました。まず計画以上の成果を出したところでは14,15ページの生活支援体制整備協議体の住民の方に参加していただいて、さまざまな意見をいただきました。評価の中だと「平成30年度に3回の会議を開催し、地域の見守り体制の強化について多職種で意見交換を行った」というだけの評価となっていますが、実はここ、2つの性格を兼ねた協議体なので、見守りに関するところと、具体的に生活の課題、買い物が不自由な地域がありましたので、そこに販売者を誘致したり、そういった取組みをやっているので、プラス評価のところはもう少し書き込んだ方が良いのではないかと思います。

なかなか難しいところですが、21,23ページの地域活動支援センターこまえくぼ1234のところは、評価自体は政策室がなされているので、政策室から見た評価はこういうことだと思います。市民活動の推進団体なので、特に高齢者と限定してやっているわけではないので、そこは難しいところです。23ページの「住民主体で買い物、調理、掃除等の家事支援を行います」とあるのは、具体的にはシルバー人材センターと社会福祉協議会でやっている笑顔サービスを示しているのですが、ここもやはり、今のやり方だけではなかなか会員が集まらないし、高齢者のさまざまな生活課題に全て対応できているかというとそうでない部分もありますので、全体的な見直しは必要なのではないかと思います。

計画の中で、表現で少し気になる点がありまして、11ページの小地域活動のところで、改善点「新たな小地域活動の形を模索すべく、住民懇談会等で出てきたニーズ等も含め、団体等への助成金の見直しを検討する」というところです。この書き方だと、助成だけを見直すようにとれるので、もともと計画の事業内容の書き方のように、「地域の見守りとか新たなネットワークをつくるために助成金を活用していく」というようにした方が良いのではないかと思います。27ページについても、「意見交換や課題の共有だけでなく」とあると、これだけしかやっていないような感じがするので、「意見交換や課題の共有を元に」に改めた方が良いのではないかと思います。

 

(事務局)

11ページは社会福祉協議会のところでもあるので、改善点のところについては文言訂正させてください。

 

(委員長)

ありがとうございました。具体的には、2週間あるので、ぜひ意見を出していただきたいと思います。意見を出すときはネガティブなものばかりでなく、褒めるべきところは褒める。こういう風にすると、もっとここが前進するだろうという提案に近い前向きな意見をぜひたくさん出していただきたいと思います。もちろん、これは違うのではという点があればそれは出してください。でもそれだけでは前進しないので、改善点についても書いていただくようお願いします。

では、6月14日までによろしくお願いします。

 

(事務局)

では、その他といたしまして、介護ボランティアポイント事業(試行実施)について、高齢障がい課からご説明します。

 

(事務局)

(【資料4】・【資料5】について説明)

 

(委員長)

ふるさと納税の景品みたいですね。いろいろ問い合わせがきていますか。PRは、どのようにしていますか。

 

(事務局)

市役所にも問い合わせが来ており、老人ホームにもすでに入っているとのことです。

 

(委員長)

チラシはどこに置いてありますか。

 

(事務局)

市の施設、活動ができる老人ホーム、公的施設、地域センター等です。あと、ポスターを市内掲示板に掲示しています。これから協力してもらえる民間企業を開拓して、置かせてもらえるところを増やす予定です。

 

(委員長)

分かりました。皆さん何かありますか。

 

(委員)

活動施設はどうやって選ばれたのですか。3カ所の特別養護老人ホームは分かります。有料老人ホームは、グランダに集中していて、他の有料老人ホームも市内にはあります。私の認識では、グランダの入居者は狛江市民より他市の方が多いはずです。

 

(事務局)

市内の有料老人ホームすべてに声を掛けた上で、ご協力の申し出をいただけたのがグランダでしたので、こういう形になりました。入居されている方が狛江市民でない方が多いというところもあるのですが、事業のねらいの1つとして、ボランティア活動をする方、ボランティア意識というものを市民に浸透させていきたいというところがあるので、ボランティア活動する市民の方を増やしたいということからこのような形で進めさせていただいてます。

 

(委員長)

まずは活動の場を確保しましょうということですね。せっかく声を掛けて手を挙げてくれたのに、結構ですというのはおかしいですからね。

他の方いかがですか。

大分これも計画策定の中で議論してきたことですから、裾野が広がるといいですね。

入所施設でなくてもよいのかなと思います。

 

(事務局)

この事業は、対象とするボランティア活動をどこまで広げるかという、捉え方によってものすごく幅が広いので、難しいです。今回は、あくまでも施設スタッフがいて、ポイント管理もきちんと行えるところということで試行実施することになりました。

次年度以降はどういう形で活動を広げていくかは、実績をみて検討していく必要があります。

 

(委員長)

年度末で、どうだったのかというまとめをして、今後はどのように広げるのか、深めるのかを検証することが大事ですね。

 

(委員)

すでに長年自主的にボランティア活動している方々がいます。

このような方々には介護ボランティアポイントはもらえないということです。今後新たにやる人にはそういう特典があるのは結構なのですが、すでにボランティア活動されている方たちはこういうものが欲しいとは思わないのかもしれませんが、ただ、ボランティア活動をしていることも評価する必要があるのではないでしょうか。

 

(事務局)

まさにそれが課題であると思います。同じボランティア活動していて、もちろん今活動している方を応援したいし、優劣をつけるということは考えていません。きちんと公平にしていきたいと思います。今回の試行実施で整理をしていくなかで、考えていきたいと思います。

 

(委員長)

そのことも含めてやってみて、来年度はどういう枠組みにするのかということを議論してみるといいと思います。

 

それでは今日の議題を終わります。

 

(事務局)

事務局から2点ほど連絡があります。

【資料2】として、前回の議事録案を配布しています。訂正箇所等あれば連絡ください。

【資料3】として、今年度の高齢小委員会の予定表を配布しています。

次回は8月27日(火曜日)午後6時から、防災センター302会議室です。

 

(委員長)

何かご質問ありますか。よろしいでしょうか。

本日はこれにて閉会します。大変お疲れ様でした。ありがとうございました。  

(了)