平成26年度 第2回狛江市外部評価委員会(平成26年6月18日開催)
1 日時 |
平成26年6月18日(水)午後7時00分~午後9時5分 |
2 場所 |
狛江市防災センター303会議室 |
3 出席者 |
委員長 都築 完 副委員長 福島 康仁 委 員 尾花 尚哉 委 員 原田 晃樹 委 員 楫取 静子 委 員 小島 恵理子 委 員 高橋 武 委 員 谷田部 武晴 委 員 石森 準一 事務局 小川政策室長 浅井企画調整担当主査 森企画調整担当主任 白石企画調整担当主任
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4 欠席者 |
委 員 唐川 稔英 委 員 中島 邦子 |
5 議事 |
(1)評価対象事業に係る資料の確認について |
6 会議概要 | |
◇分野Ⅰ ごみ対策 【事業①】ごみ減量・リサイクル等の啓発 ■ 追加要求のあった資料・データ ・ごみ半減新聞・リサイクルカレンダーの1回の発行部数。(原田委員) ・ごみ半減新聞の内容は重複する可能性が大きいことから,過去発行分の内容。(尾花委員) ・使用済小型家電実験回収時に実施したアンケート結果からごみ半減新聞の成果を確認することができたとあることから,当該アンケートの結果。(尾花委員) ■ ヒアリング時の確認事項 ・地域で市民が取り組んでいるごみ減量対策を紹介してみてはどうか。市民にも身近なものとして認知されやすいのでは。(楫取委員) ・狛江在住であるが,ごみ半減新聞を見たことがない。全戸配布しているのか疑問である。(小島委員) ・本事業がどれだけ認知されているかを把握することが重要である。(委員長)
【事業②】資源物集団回収事業奨励金 ■ 追加要求のあった資料・データ ・資源ごみの処理経費の削減効果。(副委員長) ■ ヒアリング時の確認事項 ・資料にある目的と根拠例規にある目的が異なる。目的により効果も異なることから,本来の目的を整理すべきである。(副委員長) ・財政支援により,集団回収実施団体が実施する他の取組み(ごみ対策分野以外のものも含む)を促進する目的はあるのか。あるのであれば,その効果を把握できる指標の設定が必要である。(原田委員) ・団体が増え続けることにより,逆にコスト増となる可能性はあるか。(楫取委員) ・小学校においても,少量ではあるが集団を実施していたと思う。ごみ問題に対する児童の意識を高める取組みであり良いと思う。(小島委員)
【事業③】生ごみ処理堆肥化容器等購入費補助金・集合住宅生ごみ処理協力負担金 ■ 追加要求のあった資料・データ ・妥当な補助率かどうかの判断要素の一つとするため,同様の事業における他市の補助率。(尾花委員) ・集合住宅用生ごみ処理機の集合住宅別の使用状況・住民の声など。(原田委員) ・生ごみ処理機等の普及率,実際の使用状況等。(尾花委員) ■ ヒアリング時の確認事項 ・効果の検証に際しては,購入費の助成を受けても実際に長く使わないなどのケースもあると思われることから,普及率,使用状況を把握する必要があるのでは。(尾花委員) ・根拠例規にある普及世帯の目標3,700世帯の根拠,資料の「昨年度の目標」にある生ごみ処理機年間50台の根拠は何か。(石森委員) ・循環という視点で捉えた時,堆肥化後のビジョンを明確にすべきでは。(原田委員) ・生ごみ処理機とコンポスト,どちらの普及をメインにしていきたいのか。(委員長) ・耐用年数を越えたこと等による買い替えの場合も対象となるのか。(楫取委員) ・生ごみ処理機購入費に対する補助額について,費用対効果としてはどのように考えているか。(原田委員)
◇分野Ⅱ 青少年の健全育成 【事業①】青少年育成委員会 ■ 追加要求のあった資料・データ ・各委員会の活動実績を把握するため,各育成委員会の事業に参加した合計人数。(委員長) ■ ヒアリング時の確認事項 ・事業実績(参加人数等)だけでなく,成果を把握したうえで事業展開を図るべきであることから,客観的に成果を把握できる指標,手法等を確立すべきである。(副委員長・原田委員) ・青少年健全育成委託事業については,成果が上がっているということであれば事業規模の拡大なども視野に入れていくべきである。(委員長) ・各育成委員会の実績報告書の内容に統一性を持たせるため,必要な情報を整理したうえでひな形を作ってはどうか。また,必要な情報として,イベントに参加した子どもの声なども含めてはどうか。(委員長) ・各委員会では,市への実績報告だけではなく,事業の振り返りや課題の把握等は行っているのか。(委員長)
【事業②】青少年問題協議会 ■ 追加要求のあった資料・データ ・青少年の健全育成に向けた調査・審議内容(委員長) ・協議会の実施する個別事業の各事業の位置付け,あり方等を整理・検証するため,概要と事業費(尾花委員) ■ ヒアリング時の確認事項 ・青少年問題協議会の所掌事項は「青少年の指導,育成,保護及び矯正に関する調査・審議」であるはずだが、実際には複数の個別事業を実施していることから,本来の形に整理するべきである。(楫取委員) ・実施している各事業は,それらの内容から同枠とするには違和感がある。それぞれの事業の目的,あり方を改めて整理すべきである。(原田委員) ・協議会開催数は年1回ということであるが,今後増やす予定などはあるのか。(委員長) ・すくすくコンサートの入場者数はここ数年1,000人ということであるが,どのように集計しているのか。(委員長) ・平成24年度の事業費増の理由はなにか。(尾花委員)
【事業③】青少年活動推進事業 ■ 追加要求のあった資料・データ なし ■ ヒアリング時の確認事項 ・実行委員の選定の仕方について詳細を伺いたい。(原田委員) ・資料にある指標(成人式出席者数,中高生フェスティバル来場者数)は,イベントの実績であり,本事業の成果を表したものではない。運営に携わった青少年の感想を聞くなどの手法により成果を把握すべきである。(委員長) ・平成26年度から青少年委員の会議へ委託化するとのことだが,その理由を伺いたい。(副委員長) ・平成23年度から年々事業費が増えている理由を伺いたい。(谷田部委員) ・事業目的に「居場所づくり」とあることに違和感を感じる。通常「居場所づくり」というのは,フリースペースなどの事業をいうのではないか。(小島委員)
【事業④】こども議会体験事業 ■ 追加要求のあった資料・データ なし ■ ヒアリング時の確認事項 ・事業目的に「子どもの意見や要望をまちづくりに反映する」とあるが,近年で具体的に反映したものはあるのか。(副委員長) ・子ども議員の選出方法を伺いたい。(副委員長) ・質問文の内容について,固定化・偏向化が懸念される。質問文作成までのプロセスを伺いたい。(委員長・谷田部委員) ・より多くの子どもたちに効果が及ぶよう取り組んでいることはあるか。また,その手法の一つとして議会の様子をVTR等で各学校で放映するということも考えられるのではないか。(委員長・谷田部委員) ・今年度の目標に「子ども傍聴人の枠をつくる」とあるが,今までなかったことが問題と感じる。(小島委員) ・資料にある指標(子ども議員数)は,本事業の成果を表すものではない。客観的に成果を把握できる手法を検討すべきである。(副委員長)
【事業⑤】青少年会議 ■ 追加要求のあった資料・データ なし ■ ヒアリング時の確認事項 ・課題に「内容の形骸化」とあるが,これを認識したのはいつごろからか。(尾花委員) ・成果を測る手法として,参加者に「この事業を通して気づきがあったか」等をアンケート等で問うのも良いと思う。(尾花委員) ・報告書の活用方法を詳しく伺いたい。学校に持ち帰ってフィードバックできているのか。(委員長) ・報告会に人を呼び込む工夫をすべきである。(楫取委員) 【その他】 ・今回の評価対象事業は,積極的に前に出てくることができる児童を対象としたものだが,前に出てくることができない児童を対象とした事業についても伺いたい。(小島委員)
◇分野Ⅲ 高齢者福祉 【事業①】敬老金 ■ 追加要求のあった資料・データ ・近隣他市の実施状況,実施している場合は支給内容・支給方法(委員長) ■ ヒアリング時の確認事項 ・敬意を表するという目的に対し,支給品が現金である必要性はあるのか。(委員長) ・本事業のように特定の年齢の人だけを対象とするのではなく,広く効果のある事業を対して財源を投入すべきではないか。(楫取委員) ・効果の検証についてどのように考えているのか。中止した場合との比較検証も必要である。(委員長) ・事業成果として生活実態の把握とあるが,本事業でなければ行えないのか。例えば民生委員の普段の活動では足りないのか。(尾花委員) ・対象者からは,支給品は現金が良いという意見が多数とあるが,当然のことと思われる。(尾花委員) ・現金以外のものを支給するとした場合の支給内容を具体的に検討すべきである。(谷田部委員) ・高齢化社会に伴い,今後対象者は増えていくことが予想されるが,これを見据えた長期的な考えを伺いたい。(小島委員) ・過去に絵手紙を付けて行ったことがあるとのことだが,その際の対象者の反応は。(委員長)
【事業②】高齢者福祉週間行事 ■ 追加要求のあった資料・データ ・高齢者福祉大会検討委員会の議事録(委員長) ・事業の効果を検証するため,来場した高齢者の感想,満足度等(委員長) ・都補助金(高齢社会対策区市町村包括補助事業補助金)の概要(尾花委員) ■ ヒアリング時の確認事項 ・資料では「受付業務,会場案内等は経験の少ない市職員,民生・児童委員,社会福祉協議会職員が対応を行っている」ことを課題としているが,このほかに目的の達成に沿った課題は認識しているか。(副委員長) ・特定年齢の高齢者と対象としている敬老金と比較しても,広く高齢者を対象としており,外出促進にも直接的に繋がることから,更なる充実を図るべきである。(委員長) ・指標に参加者数とあるが,これは高齢者のみの数なのか。また,高齢者の数は年々増えているはずだが,この指標値の推移をどう捉えているか。(委員長・小島委員) ・参加した高齢者に対して満足度を把握しているのか。(委員長) ・ほかにも同様の目的で実施している事業があるのか。あるのであれば本事業の意義を明確にすべきである。(尾花委員) ・広く高齢者を対象としているので,広報だけではなく,直接対象者に通知する等、周知の方法を工夫する必要がある。(谷田部委員)
【事業③】入浴券 ■ 追加要求のあった資料・データ ・交付枚数のうち,実際に利用されている枚数(副委員長) ・申請事由を整理し,真に必要な事業かどうか検証するため,平成25年度の申請事由に係る資料(各事由の件数等)(尾花委員) ・入浴券使用可能浴場一覧(委員長) ■ ヒアリング時の確認事項 ・月に4枚の交付による効果はどの程度と考えているのか。(委員長) ・対象者の要件を見ると該当者は多くないように思うが,券交付者の現状把握は行っているのか。またどのような形で行っているのか。(尾花委員) ・対象者が入浴時に介助者が必要な場合は,介助者分の入浴料は補助の対象となるのか。(楫取委員)
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