令和7年度 第2回市民福祉推進委員会(令和7年7月1日)
1 日時 |
令和7年7月1日(火曜日)午後6時30分~7時42分 |
2 会場 |
防災センター4階会議室およびオンライン |
3 出席者 |
委 員:北澤 智子、宮本 ゆかり、細谷 明美、蒲池 美緒、梶川 朋、 竹中 石根、南谷 吉輝、東 貴宏、吉川 哲也、大橋 晃太、 加藤 雅江、中村 美安子、大森 顕、谷田部 茂、宗像 秀樹、 冨田 泰 関係者(再犯防止):辰野 文理 福祉保健部長:宗像 秀樹 事務局: 福祉政策課 福祉政策係(齋藤 佑樹) |
4 欠席者 |
委員長:宮城 孝 委 員:白川 正和、河西 あかね、眞保 智子、波瀬 公一 |
5 議題 |
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6 資料 |
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7 会議の結果 |
(事務局)
みなさんこんばんは。本日はお忙しい中、令和7年度第2回狛江市市民福祉推進委員会に御参加いただきまして、ありがとうございます。
本日、委員長が急用のため御欠席となっております。また、副委員長につきましても、少し遅れて参加されるとのことですので、イレギュラーではございますが事務局で進行させていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。
防災センターの会場とオンラインとのハイブリット方式で開催させていただきます。オンラインで参加されている方は、議事進行中は音声をミュートにしていただき、発言をする際には挙手をお願いします。その際、ミュートを解除してから御発言ください。
また、本委員会は会議録作成のため、音声認識システムを使い文字起こしをしています。音声を確実に拾うために、各テーブルにマイクを設置しております。会場参加の方は、御発言の際はマイクをオンにし、マイクに向かってお話しください。オンライン参加の方は、大きな声でゆっくりとお話いただきますよう、御協力をお願いします。
では定刻になりましたので、議事を開始します。
欠席者・遅刻者の確認を事務局から説明します。
(事務局)
本日は、宮城委員長、眞保委員、河西委員、波瀬委員、白川委員より御欠席の御連絡をいただいています。
本委員会の委員総数は21人となっており、上記の委員以外の方々からは御出席の御連絡をいただいております。また、現時点では12名の出席がございます。狛江市福祉基本条例施行規則第25条第1項の規定による「委員総数の半数以上の委員の出席」という会議開催の要件を満たしております。
なお、先ほど申し上げましたように、本日は急遽委員長が御欠席となっています。狛江市福祉基本条例施行規則第23条第2項の規定において、「委員長は、委員会を代表し、会務を総理する。」となっていますが、第3項の規定において、「副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故がある時又は委員長が欠けたときは、その職務を代行する。」となっています。このため、副委員長が御出席されるまで、審議事項である、議題2から議題4までの審議は行わず、議題1、議題5の順番に進めさせていただけたらと存じますので、御了承いただければと思います。
また、第1回市民福祉推進委員会に引き続き、本日も、再犯防止推進計画取組状況確認表の進捗管理に関する意見聴取のため、国士舘大学の辰野教授に御参加いただいています。辰野教授、どうぞよろしくお願いします。
欠席者・遅刻者の確認は以上となります。
(事務局)
それでは、議題1に入る前に、本日の資料の確認をします。事務局より説明します。
(事務局)
アジェンダに基づき説明します。
議題1、狛江市第1次地域共生社会推進基本計画の改定ということで、市長から市民福祉推進委員会への諮問します。
なお、委員長が御欠席で、副委員長もオンラインで御参加になりますので、市長に代わりまして、福祉保健部長が市民福祉推進委員会に対して諮問をいたします。
議題2、狛江市第1次地域共生社会推進基本計画の改定に関する小委員会の付議についての審議で、市長から市民福祉推進委員会へ諮問をさせていただいた内容につきまして、高齢小委員会と障がい小委員会に付議する内容について御審議いただきたいと思います。
議題3、狛江市第1次地域共生社会推進基本計画実施計画(以下「実施計画」という。)の市の評価結果の評価方法について報告・審議です。これまで、5段階で御評価をいただきたいと第1回の市民福祉推進委員会にて御案内しましたが、評価方法について修正をさせていただきたいと考えています。修正内容を御説明しますので、御審議いただければと考えています。
議題4、実施計画及び狛江市第1次再犯防止推進計画取組状況確認表(以下「確認表」という。)の市民福祉推進委員会における評価結果について審議です。こちらは、評価項目の修正は考えていませんが、皆様からいただいた御意見の取りまとめ結果について御報告をいたします。御審議お願いします。
議題5、狛江市単身高齢者等支援事業の開始についての情報提供です。7月1日から委託業務として開始し、サービスの提供は10月1日から予定しており、狛江市単身高齢者等支援事業の開始について、情報提供をさせていただきます。
最後に、次回の会議について御報告をさせていただきます。
資料としては、議題1については、資料1(P.3)、資料2(P.4)を、議題2については、資料3(P.5~6)を、議題3については資料4(P.7~13)を、議題4については、資料5(P.14~38)、資料6(P.39~62)を、議題5 その他については、資料7(P.63~66)、資料8(P.67)を使用します。
皆様には資料一式としてPDFデータをお送りしています。ページ数を御確認ください。
資料の説明は以上となります。
(事務局)
それでは議事に移ります。
議題1 諮問 狛江市第1次地域共生社会推進基本計画の改定等について
です。本日市長に代わりまして福祉保健部長より御挨拶、また、諮問書の読み上げをしますので、よろしくお願いします。
(福祉保健部長)
皆さまこんばんは。本日、市長より挨拶を預かっていますので、代読いたします。
『皆様、本日はお忙しい中、御出席いただきまして誠にありがとうございます。日頃より、市民福祉推進委員会の皆様には、狛江市の福祉施策に対し、多大なる御尽力を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
本日諮問申し上げるのは、「狛江市第1次地域共生社会推進基本計画」の構成計画である「狛江市第5次地域福祉計画」、「高齢者保健福祉計画」及び「障がい者計画」の中間見直し並びに「第8期障がい福祉計画・第4期障がい児福祉計画」の策定についてでございます。
狛江市では、皆様に御協力をいただき、令和6年3月に狛江市第1次地域共生社会推進基本計画を策定いたしました。地域共生社会推進基本計画は、これまで独立した計画の合冊であった「地域福祉」、「高齢者福祉」、「障がい者福祉」、「権利擁護支援」に係る計画を、共通の基本理念及び基本目標のもと、一体的に策定した計画となってございます。構成計画のうち「高齢者計画」の「介護保険事業計画」部分、「障がい者計画」の「障がい福祉計画」及び「障がい児福祉計画」部分については、法令の定めに従い3年間の計画となってございます。
今回は、その3計画のうち、「障がい福祉計画」及び「障がい児福祉計画」の策定と、その3計画の策定に伴い、必要があれば施策の見直しを行うとしております、「地域福祉計画」、「高齢者保健福祉計画」及び「障がい者計画」の中間見直しも予定しております。
なお、「第10期介護保険事業計画」の策定につきましては、「狛江市介護保険推進市民協議会」に諮問する運びとなっております。
本日、諮問申し上げる2計画の策定及びそれに伴う中間見直しに関して、詳細につきましては、後ほど事務局から御説明させていただきます。
よろしく御審議のうえ、答申をいただきますようお願い申し上げます。
今後も、皆様のお知恵を拝借しながら、全ての市民が、生涯にわたり個人として尊重され、支え合って、誰もが排除されない地域社会の実現を目指してまいります。
どうぞ、よろしくお願いいたします。 狛江市長 松原 俊雄』
以上です。
続きまして諮問を行います。こちらも代読します。
『狛江市第1次地域共生社会推進基本計画の改定等について(諮問)
狛江市福祉基本条例(令和2年条例第8号)第32条第2項第2号に定めるところにより、下記の事項について貴委員会の意見を求めます。
狛江市第1次地域共生社会推進基本計画の構成計画である狛江市第5次地域福祉計画、高齢者保健福祉計画及び障がい者計画の中間見直し並びに第8期障がい福祉計画・第4期障がい児福祉計画の策定について』
以上です。
(事務局)
それでは、詳細について事務局より説明をします。
(事務局)
資料一式の3ページ目、資料1を御覧ください。狛江市第1次地域共生社会推進基本計画等の改定等についての諮問です。福祉保健部長より代読しましたが、狛江市第1次地域共生社会推進基本計画の構成計画である、狛江市第5次地域福祉計画、高齢者保健福祉計画及び障がい者計画の中間見直し並びに第8期障がい福祉計画・第4期障がい児福祉計画の策定についてです。
令和6年3月に地域共生社会推進基本計画を新たに策定しました。新たな取り組みとして、今まで地域福祉分野、高齢者福祉分野、障がい者福祉分野、権利擁護支援分野において、それぞれ異なる基本理念、基本目標が定められていたものを1冊にまとめたものを計画としていましたが、地域共生社会推進基本計画では、共通の基本理念及び基本目標のもとに一体的に計画を策定しました。
この中で、法定計画である障がい福祉計画、障がい児福祉計画につきましては計画期間が3年間となっており、また、高齢者計画と一体的に策定します介護保険事業計画につきましても、計画期間が3年間になります。こちらの3計画について法定計画ということで見直し及び新たに策定する必要があります。
なお、介護保険事業計画については、策定を担う審議会等として狛江市介護保険推進市民協議会がございます。そちらへ諮問を行います。市民福祉推進委員会では、障がい福祉計画と障がい児福祉計画を法定計画として策定するとともに、必要に応じ、高齢者計画、地域福祉計画についても中間見直しを検討します。
続きまして4ページ目、資料2です。
策定スケジュールです。前回お示ししたものと同じものですが、本日諮問をさせていただきました。続いて、第3回市民福祉推進委員会において、市民意識調査の調査項目についての御審議をいただく予定です。
市民意識等調査を年内に完了し、令和8年2月26日に予定しています、第4回市民福祉推進委員会において、単純集計の結果を御報告させていただきます。
年度が変わり、令和8年5月の第1回市民福祉推進委員会では、クロス集計の結果の報告を、第2回市民福祉推進委員会では、計画の内容として取り組む分野について、御審議いただきます。第3回市民福祉推進委員会では、中間見直しの中間答申を御審議いただきまして、パブコメ等を実施した上で、第4回市民福祉推進委員会にて最終答申を御審議いただくというようなスケジュールを考えています。
また、先日、計画策定業務委託の事業者を選定しますプロポーザル及び審査会を実施しました。狛江市指名業者選定委員会を経まして、事業者が「株式会社ぎょうせい」に決定しましたので、御報告いたします。
今後の委員会、各小委員会の中で、株式会社ぎょうせいの担当者が同席させていただくことがありますので、よろしくお願いいたします。
説明は以上です。
(事務局)
諮問内容について御説明しましたが何か御意見、御質問等ありますでしょうか。
(委員)
特になし
(事務局)
では、副委員長が御出席されましたので、ここからは副委員長に司会・進行をお願いいたします。
(副委員長)
よろしくお願いいたします。遅れて申し訳ございません。現在の進行状況を教えてください。
(事務局)
議題1 狛江市第1次地域共生社会推進基本計画の改定等について の諮問が終了しました。このため、議題2 小委員会への付議について から進行お願いします。
(副委員長)
ありがとうございます。
議題2 審議 小委員会への付議について
です。事務局より説明をお願いします。
(事務局)
資料5ページ目を御覧ください。
高齢小委員会委員長に対する市民福祉推進委員会委員長からの付議内容です。
狛江市福祉基本条例施行規則(平成6年規則第30号)第28条第1項の規定に基づき、狛江市福祉基本条例(令和2年条例第8号)第32 条第2項第2号に規定する事項として、下記について貴小委員会に調査及び審議を求めます。
内容は、高齢者福祉の推進に関する以下の事項についてとなり、狛江市高齢者保健福祉計画の中間見直しに関する調査及び審議、なお介護保険推進市民協議会と調整し行うものとする。となります。
続きまして6ページ目です。
障がい小委員会委員長に対する市民福祉推進委員会委員長からの付議内容です。
狛江市福祉基本条例施行規則(平成6年規則第30号)第28条第1項の規定に基づき、狛江市福祉基本条例(令和2年条例第8号)第32条第2項第2号に規定する事項として、下記について貴小委員会に調査及び審議を求めます。
狛江市障がい者計画の中間見直し並びに第8期障がい福祉計画・第4期障がい児福祉計画の策定に関する調査及び審議、となります。
資料の説明は以上です。
(副委員長)
ただ今、小委員会への付議について説明がありました。何か御質問、御意見等ありますでしょうか。
(委員)
特になし
(副委員長)
では、議題2 小委員会への付議について、賛成の方は挙手をお願いします。
(過半数の挙手を確認)
(副委員長)
過半数の賛成がありましたので、本議案を可決とします。本内容で、小委員会への付議をしますので、よろしくお願いします。
それでは、次の議事に移ります。
議題3 報告・審議 市の実施計画の評価結果の評価について
です。事務局より説明をお願いします。
(事務局)
資料一式の7ページ目を御覧ください。資料4 市の実施計画の評価結果の評価についてです。
第1回目の市民福祉推進委員会において、評価結果を皆様に御確認をいただくに当たり、1.当初の評価結果の評価、を御確認ください。①推進会議の評価のとおりとする。②推進会議の評価のとおりとする。(目標数値には達しているが、取組に関して見直しが必要である。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)③推進会議の評価のとおりとする。(目標数値には達していないが、取組に推進がみられる。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)④推進会議の評価のとおりとする。(目標数値との乖離が大きく、取組に関して見直しが必要である。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)⑤推進会議の評価と異なる評価とする。(意見については「進捗状況評価報告書」のとおり)の5段階での評価を御依頼しました。推進会議の評価のとおりとするというものが4段階、異なる評価とするものが1段階で整理をし、当評価基準で評価をいただきたいと、御依頼を行いました。
しかし、2.評価結果の評価のとりまとめについて、にありますとおり、想定していた評価基準をマトリックス化しますと、見直しが不要なものと見直しが必要なもの、意見がないものと意見があるものとなります。評価の見直しが不要で、かつ意見がないものを①番、評価の見直しが不要だが、意見があるものが②から④番、評価の見直しが必要で意見があるものを⑤番ということで想定しましたが、大変分かりづらいという御意見をいただきました。こちらを受け、資料8ページに記載の、3.評価結果の評価の整理について、を本日御提案させていただきます。
内容は、①を選択され、御意見がなかったものは、①に、①を選択され、御意見があったもの、また②から⑤番を選択いただいている中で、意見の中で、評価の見直しが必要ではないというような評価の見直しに関する御意見がなかったものを②に、①から⑤を選択いただいている中で、意見の中に、評価の見直しが必要ではないかとの意見を、いただいたものを⑤と整理をしました。
当内容で整理しますと、①が6件、②が17件、⑤が2件となりました。①につきましては意見がないものということでわかりやすいかと思いますが、②と⑤の部分で、どういう差があるかというのがわかりづらいかと思いますので、実際の御意見を用いて説明します。23ページ目を御覧ください。取組No.4‐2‐1です。⑤推進会議の評価と異なる評価とするとさせていただいています。
いただいた御意見の7番を御覧ください。「前年度と同様の取組であれば、「現状維持」が妥当である。実態調査を見据え、目標(値)の設定を見直した方が良い。」という御意見でした。当取組Noの地域共生社会推進会議における評価は「A:進捗している」評価であることから、「B:現状維持」の方がいいのではないかという御意見をいただいたということで、⑤推進会議の評価と異なる評価とする。(意見については「進捗状況評価報告書」のとおり)といたしました。
②の評価としたものについて御紹介させていただきますと、同じページの取組No.4-1-1ですが、御意見として「解決率の目標値50%に達しているため、評価のとおりで結構だが、「評価の理由」を「多くの相談者を解決できた」としているので、「解決率」だけではなく、「相談件数」と「解決件数」も記載していただきたい。」というもので、評価を見直す必要はないけれども、記載方法について見直したほうがいいのではないかという御意見をいただきました。まとめますと評価の見直しが必要だという御意見をいただいたものを⑤に、そちらについての言及がないものについては、②と整理を行いました。
再度8ページ目に戻ります。4.今後の評価結果の評価について、です。
当初の5段階で御評価をいただきたいということで提案を行いましたが、3.評価結果の評価の整理についてで、整理しましたとおり、3段階での評価結果の評価に変更したいと考えております。
先ほどお示しした、評価の見直しが必要なのか不要なのか、意見があるのかないのかという点で整理をしますと、こちらの(2)評価結果の評価区分の文言について、ということで記載をしておりますとおり、「① 推進会議の評価のとおりとする。」、「② 推進会議の評価のとおりとする。(意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)」、「③ 推進会議の評価と異なる評価とする。(意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)」と整理する考えとなります。
こちらは、最後に御審議をいただきます。
9ページ目です。実際に、いただいた御意見が今後にどう反映させていただくかを説明します。5.委員会等の意見の次期実施計画への反映について①を御覧ください。まず、仮定の意見ですが、取組No.1-1-1「福祉のつなぐシート登録システムの民間事業者等への拡大の推進」です。福祉のつなぐシート登録システムの活用民間事業者を拡大という事業(取組)内容の、成果(活動)指標として、令和6年度が15事業者以上、令和7年度に25事業者以上、令和8年度30事業者以上という目標を実施計画で立てています。結果、令和6年度に実績値として17事業者を、確保できました。このため、担当課では、進捗しているという評価をしました。10ページ目になりますが、評価の評価として、②推進会議の評価のとおりとする。(目標数値には達しているが、取組に関して見直しが必要である。意見については「進捗状況評価報告書」のとおり。)として、委員から「目標(値)が単年度の数値目標なのか、累積での数値目標なのかを統一すべきではないか。」という御意見をいただいたとします。意見の内容を説明しますと、他の取組No.において、会議を開催するという目標(値)で、各年度6回、6回、6回というように設定しているものがあります。このため、単年度の数値目標と、累積数値目標が設定されているものが混在していると、わかりにくいという御意見が出た場合に、15事業者以上、25事業者以上、30事業者以上と設定していた目標(値)を、例えば10事業者以上、10事業者以上、10事業者以上と改めさせていただいたといたします。この意見への対応をどのようにしたのか、担当課でどのように考えたかが12ページ以降になります。今回いただいた御意見を踏まえ、現在各担当課に、新しい実施計画である、令和7年版の実施計画の作成依頼をしています。当依頼において、いただいた御意見を受け、変更をしたのかしないのか、また、その理由を記載するというチェックシートを作成しました。当チェックシートを第3回の市民福祉推進委員会に、御意見をいただいたものを踏まえて、担当課で回答を取りそろえ、実施計画とともにお示しさせていただきたいと考えています。
記載方法等は、変更の有無というところで、いただいた御意見によって又は事業の進捗によって内容が変わることもありますので、変更があるのかないのかという項目と、いただいた御意見が、あったのか、なかったのかというところでも続けて整理をします。続いて、意見をいただきましたが、直せなかったものというのがどうしても出てくる可能性がありますので、そちらについても回答を記載するという形としています。なお2番に記載をしております事業(取組)内容、成果(活動)指標は、経年での進捗を評価することから、追加をする場合は必要最低限とすることということで各担当課に依頼しています。続きまして13ページ目です。実際に理由としてどのように記載するかというものを書いたものです。例えば、今回3番の目標(値)の内容になりますが、先ほど、15事業者、25事業者、30事業者という目標が10事業者以上というふうに記載内容を変更したと仮定しました。3番の目標(値)の①のように、「委員会等からの意見を受け、目標(値)を累積の目標(値)から、単年度の目標(値)に変更したと。」いうような回答を書かせていただく想定です。
資料の説明は以上となります。
今回皆様に御審議いただきたい内容は、先ほどお示ししました、評価段階の整理させていただきたいというものとなっています。
(副委員長)
今御説明がありました内容について、何か御質問等ございましたら、挙手をお願いします。
(関係者(再犯防止))
出された意見を受けて目標値を見直し、あるいは変更しますという説明ですが、タイミングとしては、いつを想定されますか。
(事務局)
令和6年版の実施計画の評価を皆様にいただきました。いただいた御意見を踏まえ、新たに令和7年から9年にかけての目標(値)の設定を行う必要があります。各担当課に、令和7年から令和9年の実施計画と再犯防止推進計画取組状況確認表も同じように、目標(値)の設定の依頼を行っているところです。イメージとしましては、8月中に令和7年分の実施計画、取組状況確認表の作成を完了させたいと考えてございます。説明は以上となります。
(副委員長)
他の方で御質問、御意見等ございますか。
(委員)
特になし
(副委員長)
評価の方法が変わるということと、出た意見についてはチェックシートを用いて、各部局で改めて目標値を検討していくというところを、皆さん御承認いただけるかどうかという議論になります。
では、市から提案されました市の実施計画の評価結果の評価について、賛成の方は挙手をお願いできますでしょうか。
(過半数の挙手を確認)
(副委員長)
では、本議案は可決となります。
それでは次の議事に移らせていただきます。議題4審議 実施計画及び確認表の市民福祉推進委員会における評価について
です。事務局から説明をお願いします。
(事務局)
では引き続き画面共有をさせていただきながら御説明します。
資料の14ページ目を御覧いただければと思います。
こちらは、皆様からいただいた評価の評価を一覧化したもので、先ほど御説明しましたとおり、E欄に、①、②、⑤いずれかで整理を行ったところでございます。資料の右端に小さな字で書いている数字があります。こちらは実際にいただいた御意見です。例えば18ページ目中段の取組No.4-2-1です。重点取組「ケアラーに関する情報提供相談支援窓口の周知」という項目ですが、①が6人、②が2人、④が1人、⑤が1人ということで、評価の評価が分かれる結果となりました。事務局の集約の中でも、整理に手間取り、先ほど申し上げました、3段階で整理をさせていただきたいとの提案になりました。14ページ目から20ページ目までが、今皆様からいただいた御意見の最終的な評価を記載したものと、それぞれの内訳を記載したものとなっています。
21ページ目に移ります。実際に皆様からいただいた御意見を一覧で表示をしたものとなります。21ページ目から24ページ目になりますが、こちらで、委員会等からの評価として、①、②、⑤を委員会等からの意見として、それぞれ記載しました。文言等の整理を行ったところもございますが、原則いただいた御意見を、記載しています。こちらの内容で問題がないか、御確認ください。続きまして、実際に皆様からいただいた御意見がどういう形で整理するかの説明します。資料25ページ目を御覧ください。地域共生社会推進基本計画実施計画に関する市民福祉推進委員会、高齢小委員会、障がい小委員会及び権利擁護小委員会による進捗状況評価、令和6年度報告書(案)です。題名のとおり、委員の皆様からいただいた御意見を報告書として取りまとめました。26ページから29ページまでは、地域共生社会推進会議で出た意見のとりまとめとなります。それぞれ、A評価が何件、B評価が何件、C評価が何件、D評価が何件と記載しています。続きまして、29ページ目、合計したものと評価の体系を記載しています。30ページに移ります。いただいた御意見を整理したページとなります。先ほど申し上げましたとおり、意見がなかったものについては「推進会議の評価のとおりとする」として、2-2-1、2-2-2、2-2-3、4-4-1、5-1-1、5-1-3うぃ記載しています。続いて、②推進会議の評価のとおりとする。(意見についてはア(イ)のとおり。)では、それぞれ対応する施策No.を入れさせていただいております。③推進会議の評価と異なる評価とする。(意見についてはア(イ)のとおり)では、4-2-1と5-1-2を記載しています。
以上までが、地域共生社会推進基本計画実施計画の内容です。
続きまして、再犯防止推進計画取組状況確認表です。39ページ目を御覧ください。資料6狛江市第1次再犯防止推進計画取組状況確認表に関する市民福祉推進委員会及び”社会を明るくする運動”狛江市推進委員会令和6年度 報告書(案)です。
先ほど、実施計画は、評価の見直しをさせていただくという御提案しましたが、取組状況確認表につきましては、当初のとおりとさせていただければと思います。
先ほどと構成は同じですが、地域共生社会推進会議の評価の項目として、どういう評価であったかを、40ページ、41ページに記載しており、42ページに合計、現状の評価体制図の説明となります。続きまして43ページです。
取組状況確認表は、実施計画では文章量の関係で違うページとなっていたものを、基本的には1項目で表示をしています。事業概要、取組、取組目標、それに対する担当課の取組状況評価という項目と、実際にどういう取組をしたのかを記載をしながら、地域共生社会推進会議での評価と、委員会等評価を記載しました。44ページ、下段に記載があり、基本目標1について地域共生社会推進会議からの助言は特にありませんでしたが、委員会等意見では、1-1-1、1-2-2で、それぞれいただいた御意見を記載しています。
意見としていただいたものとして、基本目標1に対して2件の御意見を、基本目標2は、4件の御意見を、基本目標3は、9件の御意見を、基本目標4は、12件の御意見を、基本目標5は、7件の御意見をいただき記載をいたしました。中身について御確認お願いします。説明は以上となります
(副委員長)
たくさんの資料をありがとうございます。整理が大変だったと思います。
皆さん、御自身が提出された御意見等が反映されているかどうか、御確認をいただけたらということと、今の御説明に対しての御質問、御意見等がございましたら挙手をお願いいたします。
(関係者(再犯防止))
議題3で、評価の見直しについて、①②⑤を①②③にするというのは、先ほどの案件だったと思うのですが、これはいつから反映されるのでしょうか。現在の資料では①②⑤が残っています。
(事務局)
当初5段階で御提案をさせていただいておりまして、この委員会で3段階に整理をさせていただくことについて御審議をいただきました。当審議結果を踏まえて修正を行う想定をしておりましたので、混在する部分が、現状ありますが、最終的には先ほど御審議いただいた3段階にするということを決していただきましたので、3段階に見直した形で修正させていただきます。
(副委員長)
今後修正されるということですね。
(事務局)
最終的に清書させていただきましたものを、今日御審議いただいて、修正等もなければ、整理のうえ皆様に共有させていただきます。
(副委員長)
分かりました。ありがとうございます。他に御質問等いかがでしょうか。
(委員)
詳細の説明ありがとうございました。
この評価は、地域共生社会推進会議の評価と内容について意見を求められているかと思いますが、実際には、計画の内容自体への意見がほとんどだと思います。もちろんその意見は大変重要なことであるのですが、例えば21ページの委員会からの意見の中には、評価内容はこれでいいのではないか、評価内容のこの部分をもっと整理した方が良いのではないか、というタイプの意見と、それとは別に、もっとこういったことをやって欲しい、こういうことを期待する、という意見と、2つに分かれています。後者の方がより重要だと思うのですが、今回のテーマではないというところでは、評価の評価の内容と、それ以外に今後の計画にこういったことを反映して欲しいという委員の意見を2段書きにするなどして整理し、中間見直しの時など、次の計画に生かすということで、整理した方が良いかと思います。
(事務局)
御意見いただきましたとおり、実施計画で修正できる内容と、基本計画本体に言及をいただくような内容もいただいておりますので、そちらについては整理をさせていただいた上で、中間見直しが迫っておりますので、その中で修正できるものについては、御意見を踏まえて、修正をさせていただきます。また今後、市民意識調査等を踏まえて、計画の見直しをさせいただく際に、今までいただいていた御意見ということで、そちらもお示しさせていただきながら、どう修正できるかという形で検討いただければと思います。貴重な御意見ありがとうございました。
(委員)
今回は試みということですが、次回は2段書きにするなり、御意見の性質で分けた方が良いかと思いました。提案です。ありがとうございました。
(副委員長)
今のお話でいくと、例えば次年度評価の時に、今回の意見も見える形にして、合わせて評価をするということも良いかもしれません。
(事務局)
検討させていただきます。
(副委員長)
お願いいたします。
他の方はいかがでしょうか。
(委員)
特になし
(副委員長)
よろしいですか。議題4に関して、審議をいたします。実施計画及び確認表の市民福祉推進委員会における評価について、この進捗報告書作成案について御賛成の方、挙手をお願いできればと思います。
(過半数の挙手を確認)
(副委員長)
ありがとうございます。過半数の賛成がありましたので、本議案を可決とさせていただきます。
議題5 その他について、事務局から御報告、御連絡はありますか。
(事務局)
ではその他につきまして2点、御説明をさせていただきます。
まず資料7です。狛江市単身高齢者等支援事業の開始についてです。
こちらは、宮城委員長から今回御意見としていただいていた内容です。狛江市に限らず日本全国、特に都内は単身高齢者の数が多くいらっしゃいます。単身高齢者の増加が進む狛江市におきまして、身寄りのない高齢者が、将来の生活、医療、終末期、死亡事務などに対しまして、様々な不安を抱えていらっしゃいます。このため、国が示す包括的な相談調整窓口の整備、総合的な支援パッケージの提供を一体的に行います。
当事業を、狛江市単身高齢者等支援事業として実施し、これらの不安を解消し、市民が地域で安心して生活を送れるようを支援することを目的として実施をさせていただくものとなります。
内容は、大きく分けまして2つあり、一つ目が相談コーディネート事業で、2点目が直接支援事業です。こちらの相談コーディネート事業は、事業対象者に記載がございますとおり、所得要件等を設けず、誰でも受けることが可能ということで、市民の方で御不安に思われている方につきまして、御相談に乗るという形です。続いて、2番目、直接支援事業でございます。狛江市内に居住する、65歳以上で支援を望める親族等がいない判断能力のある方を対象といたしまして、資力基準を設定させていただきます。ただし、一律に線引きするというところにつきましては、生活状況等を勘案しまして、身寄りのない高齢者等として認めることができる方も、上記に準じるものとして対処することによって、本当に必要な方へしっかりサービスを届けることができるような柔軟な対応をするように制度設計をしています。状況を勘案しても対象とはならないといった方も一律に対象外ということではなく、地域権利擁護事業や、成年後見制度など適切な支援につなげればとしています。資力要件は、居住用不動産を除く3,000万以下の資産がお持ちの方、また、収入所得ということで、住民税が非課税または課税者、総所得が160万以下、不動産収入がないこと、生活保護受給者ではないこと、住宅ローン等を除いた負債がないこと等を掲げています。実際に、サービス内容といたしまして4に記載をさせていただいているとおりです。相談コーディネート事業は、福祉施設等への入所を含む福祉サービスの利用・医療施設の入院手続き等、単身高齢者等であることによって、例えば保証人がいないといった形でお断りされるようなことがありますので、相談に乗り情報提供、助言をさせていただくものと、いうものになります。
また、相談のうち、必要な場合におきましては、本人の意向を踏まえつつ、本人がサービスを利用するために、必要な連絡調整等も行うものとしています。直接支援事業については別表2のとおりということで、例えば、基本サービスで、日常生活の見守りで選択サービスとして、福祉施設への入所を含む福祉サービスの利用援助や、日常的金銭管理、入退院の支援、公正証書依存及び集合事務に関する支援、書類等の預かりというような形で、支援を考えています。なお別表3のとおり、内容によっては、1回当たり利用料を徴収する形で整理をしています。
5.関係機関との連携ということで、地域包括支援センター、障害者地域自立支援生活支援センター、医療機関福祉サービス事業者等と包括的かつ一体的な支援体制を構築すること、6.実施体制ですが、市が主体となりつつも、当事業について、サービスの提供は、社会福祉協議会に委託をして実施させていただくとしており、7月1日から委託を開始しました。今後の予定ですが、関係様式の作成、関係機関への周知を踏まえまして、10月1日から単身高齢者等支援事業を開始させていただく予定です。支援事業に関する説明は以上となります。
最後、67ページ、資料8です。次回は、11月4日(火)、第3回市民福祉推進委員会を開催します。先ほど申し上げました、皆様からいただいた御意見を受けての進捗管理報告書についての御報告、令和7年度の実施計画、取組状況確認表について、先ほどのチェックシートとともに、お示しさせていただきます。また、計画策定に伴う市民意識調査の調査項目について、皆様から御意見を賜れればと考えております。
資料の説明は以上となります。
(副委員長)
ありがとうございます。新しい事業の御説明と今後の予定のお話でした。この点について何か御質問等ございますでしょうか。
(委員)
資料7のことについて御質問させていただきたいです。この事業は、あんしん狛江をそのまま使っての事業なのでしょうか。
(事務局)
あんしん狛江も非常に多くの案件を抱えておりますので、新たに社会福祉協議会で、職員を採用いただいておりまして、あんしん狛江とは同じ部署ではありますが別の担当職員をつけて、事業を実施します。
(委員)
分かりました。あんしん狛江に依頼をかけても1年間待機というような状況と聞いていて、実際に必要な方が、制度につなげないというような状況が起きています。制度に繋がる前にお亡くなりになったりというようなことが実際に起きています。そのようなことを踏まえて、今御質問をさせていただきました。この事業に関しては素晴らしいことだと思うのですが、あんしん狛江に負担をかけて、さらに悪循環が進むようなことがあってはいけないということで御質問させていただきました。
(事務局)
補足ですが、あんしん狛江と今回の単身高齢者等支援事業では、対象者は別で考えております。実施していただく社会福祉協議会の部署としては同一ですが、対象者としては判断能力のあり・なしで分かれてくるのかと思います。今回の単身高齢者支援事業については正規の職員1名増員しているのと、委員が御心配されていた地域福祉権利擁護事業ですが、1年待機の方がいらっしゃることについても、正規1名増員させていただいているので、改善されていく方向かと認識しています。
以上でございます。
(委員)
すごく良い事業が始まると思いました。私は国の動きの詳細があまり分かっていないのですが、これは国庫補助金が入っているのか、狛江市独自の取組なのでしょうか。
また、この動きは、今の国の検討状況を踏まえて、全国的に同じような動きが起きそうなことなのでしょうか。
それから3つ目は、見守り巡回のような基本サービスが恐らくすごくニーズが高いのではないかと思うのですが、これについての職員はついているのか、どのくらいの頻度を想定した制度設計なのでしょうか。この3点について、いかがでしょうか。
(副委員長)
ありがとうございます。事務局からお願いできますか。
(事務局)
1点目といたしまして、国のモデル事業に申込んでこちらの事業を実施します。また、このモデル事業を受けまして、今地域共生社会のあり方検討委員会でも、権利擁護に関する見直しでも、新しく出ております新しい日常生活自立支援事業を、「新日自」と言われるような事業等の見直しが進んでおります。今後、全国的に単身高齢者、特に今後で2045年には、単身世帯が倍増していくというような、特に就職氷河期の世代の今の40代50代が高齢者を迎えていくに当たりまして、独身の方が非常に多い世代ですので、単身高齢者の増加が喫緊の課題となると言われています。国としても、この事業は拡大していくと考えています。見守る職員は、生活支援員が対応させていただく予定ですが、具体的な人数はまだ決められていないので、未定という回答になります。
(委員)
ありがとうございました。基本サービスがしっかりしてくると、色々なことが整理されるかと思います。ボランティアのふんわりとした見守りではなく、しっかりと信頼される定期的に来てくれる見守りを確立することが狛江市の先進地たる形かと思うので、是非しっかり実施していただきたいと思います。よろしくお願いします。
(副委員長)
ありがとうございます。
他には御意見いかがでしょうか。御質問等でも構いません。オンラインの方もよろしいでしょうか。
(委員)
特になし
(副委員長)
本日準備しました議題が、こちらで終了となっております。
私も会場参加できればよかったのですが、仕事の関係で伺いませんでした。なおかつ遅刻をいたしまして申し訳ございません。
皆さん御協力いただきましてありがとうございます。予定時刻で終了ができそうです。
本日はお忙しい中お時間をいただきましてありがとうございました。今日はこれで閉会といたします。ありがとうございました。
(了)