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狛江市健康づくり推進協議会運営規則第5条の規定に基づき、半数以上の委員が出席しているので、本日の協議会は成立。
(1)狛江市健康づくり推進協議会委員名簿
《【資料1】に基づき、事務局より説明≫
・事務局自己紹介
(2)諮問事項
1.各種健康診査、健康相談、保健栄養指導、健康教育その他市の保健事業に関すること。
2.市の健康づくりに関する計画について。
《ウェルこまヘルスプラン概要版に基づき、事務局より説明》
・各種健康診査と保健指導について
・がん検診について
(会長)ウェルこまヘルスプラン概要版を政策のベースにして、具体的に何をしていくのが良いかをこれから決めていきたい。様々な目標がある中で、がんに関しては数値的にかなり低いことや、国の目標との乖離が大きく見られることが事務局の説明から分かる。
(委員)特定健診の受診率は高い一方で、がん検診の受診率は近隣の世田谷区と比べて明らかに低いという事実がある。この状況を非常に懸念している。具体的には、40代、50代、60代前半の女性には、特に子宮頸がんと乳がん検診の受診を強く勧めている。実際、乳がんは驚くほど多くのケースが見つかっている。ぜひ、受診率を向上させるための様々なツールを作成したり、特定健診の際にがん検診の案内を同封したりするほか、狛江市の特定健診に参加していない方々にも情報を届ける方法を考えていければと思う。
(会長)皆さんもご存知の通り、がんは我が国の医療において非常に重要な課題である。早期に発見すれば治癒率が高くなることが分かっており、検診が非常に重要である。逆に、発見が遅れると死亡する確率が高くなることも明らかになっている。会社の検診から漏れた部分については、狛江市の検診と組み合わせて、市民全体を網羅するような形を目指さなければいけない。
子宮頸がんに関しては、世代や性別に関連した要因もあり、ターゲットを絞った対策が重要であるというご意見もいただいた。また、近隣の市町村と比較した場合、狛江市の特定健診受診率は高いものの、がん検診受診率は低い。この問題は、改善に向けて一生懸命に取り組まなければならない課題であることから、がん検診受診率の向上に取り組んでいきたい。異論や反対意見はあるか。
《委員、了承》
(3)【審議事項】受診率向上大作戦~狛江市がん検診の現状~
《【資料2】に基づき、事務局より説明》
(委員)レントゲン写真から異常を見つけ、その結果、がんが見つかったのは、ここ5年ほどで大体全員である。一方で、痰の検査で見つかった人は1人もいないというデータがある。現在、喀痰検査は実施されているか。
(事務局)今年から喀痰検査は行っていない。
(委員)今までの検診は2人の医師が確認していたが、1人の医者とAIで行うことを検討しているという話もある。三鷹市のがん検診で、実際に呼吸器内科の医師とAIを比較した際、呼吸器内科の医師は44人の肺がんを見つけた一方、AIは2人しか見つけられなかったというデータがある。まだまだ発展の余地があると思いつつも、将来的にはAIも必要になるのではないかと思ったりもする。狛江市でもこの件について検討しているのか。
(事務局)現在のところ、まだ具体的な検討は行っていない。
(委員)肺がん検診は、レントゲン撮影を行うということか。
(事務局)胸部レントゲン撮影のみ実施している。昨年度まではたばこを多く吸う方などを対象に、喀痰検査も実施していたが、痰が出るということは症状が出ているということであり、今年度からは、国の指針に基づき、喀痰検査は行っていない。
(委員)X線検査や大腸がんの検便は、特定健診で行うものとは異なるのか。特定健診を受けた人は、大腸がん検診を受けたことになるのか。
(事務局)受けたことになる。
(委員)クリニックの医師が読影する場合と、専門の呼吸器内科医が読影する場合では、発見率が異なるとはいえ、クリニックの医師も、かかりつけ医として5年前又は10年前の検査結果と比較することができるため、どちらが良いかは一概には判断できない部分がある。
(委員)現在、大腸がんの検診はオプションで申し込むのか。特定健診ではないのか。
(事務局)特定健診ではない。ただし、特定健診の受診者で74歳までの方には、受けていただきたいと考えている。そのため、オプションとして大腸がん検診を追加している。ただし、申込制であるため、受ける方もいれば受けない方もいる。
(委員)75歳以上で大腸がん検診を受けたい方は、通常の健康診断では受けられないため、がん検診として便潜血検査を受けることになるのか。
(会長)市としては、特に課題は乳がんと子宮頸がんであるという認識でよいか。
(事務局)全てのがん検診が課題である。
(委員)年齢によって伝えるメッセージが変わってくるのかもしれない。特に乳がんについては、若い方へのメッセージなのか、それとも「痩せは良くない」というメッセージなのか、あるいは「太りすぎも良くない」というメッセージなのか、判断が非常に難しい。しかし、一般の方に届けるメッセージはシンプルでなければならないと思う。両方のメッセージを伝えると混乱を招くのではないかという意見もあり、私自身、この点についてはただ単に体重を取り上げることは難しいと、栄養士として考えている。どの年齢層が多いかに応じて、メッセージをシンプルに絞った方が良いのではないか。このような部分については、かなり説明しにくいと感じている。
(会長)がん検診を受けてもらいたくなるメッセージ内容として、単に病気の説明だけを書くのではなく、様々な特徴を盛り込み、展開を少し加えたチラシや案内を作成する必要があるという意見は、非常に重要だと思う。もう一つ、同じ紙媒体で良いのかという点は、今の時代においては気になるところである。SNSの利用者が圧倒的に多い時代を迎えているため、媒体を工夫することは必然だと思う。調布市はうまくいっていて、狛江市はうまくいっていないということだったが、具体的な違いは何か。
(事務局)調布市は、がんの種類ごとに年齢や対象者が異なるが、個人宛てに受診券を発送している。
(委員)受診券が届くと、とても重く受け止める。受診券がない場合とは全く異なり、問診票も入っていると、さらに違いを感じる。調布市が、がんの種類ごとに対象年齢を設定して送付していることは、狛江市も見習ってもよいのではないかと思う。また、市で実施していないこととして、乳がん検診を無料にするという考えはないか。無料にするだけでも受診率は向上する。
(会長)一度受診すると、2回目、3回目は受けやすくなる可能性がある。行動経済学的に言えば、「無料だから受ける」という考え方と「お金を払うから受ける」という考え方の両方が存在する。さらに、「無料だから受けない」という逆の考え方も存在する。
(事務局)乳がん検診については、マンモグラフィーによる検査を我が国でも採用しており、死亡率減少効果が科学的に証明されている検査方法である。そのため、現状も採用されてるが、検査自体に対して女性が敬遠してしまう理由が二つある。まず、恥ずかしさであり、服を脱がなくてはならないこと。次に、痛みである。受けた方はご存知だと思うが、まず縦方向に挟んで撮影し、次に斜め方向に挟んで撮影する。片側で合計2回、痛みを伴う。現在、新しい検査手法が確立されており、日本でもかなり早いスピードで導入されつつある検査機器がある。それは、レントゲンではなくMRIによる撮影で、ベッドにうつ伏せになって寝るだけである。痛みもなく、恥ずかしさも軽減されるこの検査方法は「DWIBS(ドゥイブス)法」と呼ばれている。
(委員)20年前に乳がんにかかり、MRI検査も受けたことがある。MRIは痛くなく、恥ずかしさも軽減されるが、20分間うつ伏せでいるのはきついものであった。検査を受けるべきという意識改革が大事だと思う。誰でもがんにかかる可能性があるため、少しつらくても検査を受けた方が良いという意識改革がなければ、受診率は上がらないと思う。芸能人が乳がんやコロナで亡くなったというニュースを聞くと、皆怖いと感じる。そういったことを分かりやすい形で広報しない限り、自分には関係ないと思ってしまうのではないか。有名な人がコメントし、SNSや広報に掲載することで、より分かりやすく伝わるのではないかと考える。
(会長)今日いただいた意見を整理すると、まず、がんに関しての取り組みを進めていこうという同意が得られた。そして、今後の方針について、様々なご意見が寄せられたところである。これらの意見を事務局で整理していただき、具体的な予算措置も含めて、少し整理していただきたいと思う。自治体の事例や取り組み、SNSでの発信など、お金をかけずに実施できるものもあるため、そういった点も含めてご提案いただきたい。
(4)【報告事項】
健康アプリについて、健康促進ポスターの階段掲示について
《事務局より説明》
(委員)ポスターの手書き感が良い。目に付く。
(委員)デジタル化できるのであれば、サイズを変えて何かに活用することができるのではないか。
歯周病検診について
《事務局より説明》
(委員)20歳や30歳の人は、あまり歯周病にならないのではないか。
(委員)若年性の歯周病は珍しいが、存在する。歯肉炎の状態の人もいるため、若いうちから注意することが重要である。
(委員)歯周病検診と聞くと、高齢者が受けるものというイメージがある。虫歯であれば受診するかもしれないが、歯周病では受診しないという印象を持っている。
(5)その他
・オンライン併用の会議へ変更の提案
《事務局より説明》
(会長)昨今の集中豪雨や冬場の突発的な大雪、路面凍結などがあるため、オンラインであれば参加しやすい場合もある。
(事務局)次回の会議は、11月18日(水曜日)又は11月19日(木曜日)を予定している。後日、日程調整への回答をお願いいたしたい。
《委員、出欠確認》
(事務局)11月18日(水曜日)を第一候補とする。本日欠席の委員にも確認を行い、決定する。
(会長)以上で令和8年度第1回狛江市健康づくり推進協議会を終了する。
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