1 日時

令和4年8月30日(火曜日)

2 開催形式

オンラインによる開催

3 出席者

委員長:二宮 雅也、副委員長:鈴木 礼子
委員:河西 あかね、染谷 泰寿、塩谷 達昭、小澤 明子、金子 育子、佐藤岳人、柴﨑 美紀、中里 美智子、内村 イセ子、関 義典、大倉 葉子、以上13名

健康推進課長(鈴木 弘貴)
健康推進課健康衛生係長(木下 元貴)
健康推進課健康衛生係主任(植木 さおり)

4 欠席者

なし

5 協議内容

(1)委員・事務局紹介
(2)協議会の進め方・役割
(3)健康こまえ21(第2次) 取組状況報告(令和3年度版)について
(4)諮問事項 健康こまえ21、狛江市食育推進計画、いのち支える狛江市自殺対策計画の改定に関する事項
(5)報告 令和4年狛江市ウォーキングイベントについて
(6)その他

6 添付資料 【資料1】狛江市健康づくり推進協議会運営規則
【資料2】狛江市健康づくり推進協議会委員名簿
【資料3】狛江市附属機関の設置に関する条例
【資料4】狛江市健康づくり推進協議会に対する諮問について
【資料5】健康こまえ21(第2次)取組状況報告(令和3年度)
【資料6】各計画の計画期間及び市計画改定(案)
【資料7】計画策定工程表(案)
【資料8】ウォーキングイベントチラシ

7 会議の結果(要旨)

(1)委員・事務局紹介【資料1・資料2】

(2)協議会の進め方・役割【資料1・3・4】

(3)健康こまえ21(第2次)取組状況報告(令和3年度版)について
《【資料5】に基づき、事務局より説明》
(会長)気になる点、ご意見はあるか。
(委員)がん検診の受診率は、個別で人間ドックを受けている方の人数が入っていないので、かなり低い受診率になっている。現状、社会保険加入者には「けんこうガイド」を送付していないが、どう考えるのか。
(事務局)国民健康保険加入者には「けんこうガイド」を送付している。社会保険加入者は、広報やホームページをみるか、市役所等に取りに行かなければ知る機会はなかったが、令和5年度から全戸配布することになったので、受診率の向上が見込まれる。
(委員)歯周病検診受診率も低いが、こちらの取組みは、どう考えているのか。
(委員)コロナで来院できない人が増えていると思う。歯についた汚れは増殖をおこして一気に感染させてしまうから、口腔衛生を保つことによって感染予防になる。歯周病検診は大事なことなので、受診率が上がるように何とかしたい。
(委員)指標を上げるには行政だけで難しく、国も職域との連携を積極的に進めていくような方針が出ているが、職域と連携した取組があったら教えて欲しい。
(事務局)民間の会社等と連携しているのは多くない。市内にある慈恵第三病院が建て替えを予定しており、今後、市と連携して事業を進めていくための話し合いが始まったところである。
(委員)地域によっては、コンビニ等と組んだりしているので、今後取組を行っていってほしい。
(委員)がん教育ということで、小学生・中学生にも「けんこうガイド」を配布するというのもアイディアだと思い、狛江二中には学校医として配布している。子どもから両親や祖父母にがん検診を受けるように伝えてもらうといった手法も健康推進課に検討していただきたい。
(委員)がん検診の受診室はパーセント出ているが、分母はどういう数字なのか?
(事務局)胃がん検診の場合は、母数は40歳以上市民となり、分子が受けた人数となるが、受診率を出すには、色々な計算方法があり、東京都が出している対象人口率を用いて算出している。これは、人間ドックや職場で受診される方もいるので、その割合をかけて母数としている。
(委員)特定健診で受けた場合の人数もはいっているのか。
(事務局)大腸がんは特定健診で受けた人数も入っている。
(委員)分母は検診を受けるように出した通知数ではないということか。
(事務局)通知数ではない。
(会長)行政上のシステムの数値は、国等からソフトや色々な計算式から算出して行政の運営にわかりやすい数値として使われているので、数値を一喜一憂して判断する必要はない。計画の場合、市民のアンケート調査を行い、その前後の伸び等で判断していくのが一般的である。コロナ禍なので、どのように数値を見ていくのかが課題で、前回と同じようにアンケート調査を行なうと単純に下がるだけだと思うので、数値の見方の工夫が必要である。全体を見ると下がってきている数値もあるが、運動や地域活動等数値が伸びている所もあり、よい点は更に延ばし、対策を講じなくてはいけないところはどのような対策を講じていくのかを議論していきたい。

(4)諮問事項 健康こまえ21、狛江市食育推進計画、いのち支える狛江市自殺対策計画の改定に関する事項
《【資料6・7】に基づき、事務局より説明
(事務局)次回の会議で中間答申をし、3回目の会議で方向性を示した最終答申とし、令和5.6年度で内容について検討したい。
(会長)3つの計画を1つの計画とする案が提示されたが、自治体の場合、担当者や担当課が同一であり、それぞれの計画を別々に走らせるより、横断的に進めることができるというメリットがある。私達が計画を見る時も色々な計画を見るよりは、大元は一つでそれぞれの項目が分かれた「狛江市の健康の総合計画」として見ていけるのではないかと思う。

(5)報告 令和4年狛江市ウォーキングイベントについて
《【資料8】に基づき、事務局より説明》
(委員)参加者の定員が10名ずつ増えるということと昨年度からのリピーターも増えると思うので、よりイベント性を高めつつ、可能であれば、そこからどういう風にウォーキングが定着しているのか何らかの形で取りたいと考えている。1回のイベントであるが、運動習慣につながればいいと思っている。何かご提案があれば伺いたい。
(会長)参加される方は意識の高い方、非常にやる気のある方だと思うので、この方達の情報やデータをとっておくと何かの指標になると思う。
(委員)このイベントは、産官の連携になるのか。産官の連携であれば、運動なら二宮先生、栄養では私の方で水分補給について話をして「学」の部分も連携することができると思う。
(事務局)委託事業である。
(会長)委託だと「産官学」にはならないというのも意見が分かれるが、知恵を出し合ってそういった研究もできるとよい。
(委員)参加者に高齢者が多いのであれば、水分の補給に関して考えたほうがよい。
(会長)コロナ禍で歩くということに対しても色々な価値観や考えがあり、マスクのことを気にして水分補給を忘れているという報告もある。より健康的にウォーキングができるエビデンスをとっていきながら指標を作っていく、方向性を示していくということは重要である。
(委員)ウォーキングイベントには、ハイライフサポートのインストラクターが参加してくれるのか。チラシには、謎解きスタンプラリーとはあるが、もう少し具体的にした方が、新しく参加する人が増えると思う。運動をしない人に運動しようという気持ちにさせるには、期待させるようなことをチラシに書いたほうがよいかと思うが、いかがか。
(事務局)昨年好評をいただいており、その内容を参考にチラシを作成した。ウォーキングアドバイザーによるプチ講座では、どんなことをしたらいいのかわからないという方に対してコツ等をお知らせする内容で、ウォーキングアドバイザーの話を聞く機会は少ないので、参加者の心をくすぐっていると思われる。スポーツ振興の主管課である社会教育課とも連携し、健康の側面だけでなく、スポーツ振興も含めた中で実施する予定となっている。
(会長)様々な工夫の仕方、ご案内の仕方があると思うが、昨年の様子を撮影して、CMするとか、色々なツールを活用し、回数を増やしていくことを検討していただきたい。

(6)その他
(事務局)次回第2回健康づくり推進協議会は、9月28日(水曜日)午後7時開始を予定。感染状況を見ながら、対面かWEBで実施するかを決定する。計画についてのご意見等がある場合、9月13日までにメール等でご連絡をいただきたい。意見をまとめて次回会議で中間答申をさせていただく。3つあった計画を1つにまとめると内容が薄くなると危惧されるかと思うか、事業が被るところもあるので、逆に分厚くなることもあり、1つの計画で総合的に見ていこうと考えている。
(会長)縦割りという言葉があるが、縦に割りきれなくなくなったので、それを効率化するために横に足していく新しいやり方だと思っている。国からおりてくる部分は、縦割りになるが、自治体レベルに応じて計画を組み替えていくタイミングに入っていると思うので、こういった取組みは、他の自治体の指標にも参考になればと思う。これにて、令和4年度第1回狛江市健康づくり推進協議会を終了する。