(1)健康こまえ21等計画改定素案(最終版)について
《【資料1に基づき、事務局より説明》
(会長)
説明があった箇所、それ以外も含めて、ご意見等あるか。
(委員)
101ページ、狛江市健康づくり推進協議会の図に町会・自治会と書いてあるが、町会・自治会のメンバーとして参加している方はいらっしゃるのか。いらっしゃらない場合、図に入れると整合性が合わないと思う。
(会長)
この絵は、以前私もメンバーの一員として作成したものだが、この会議のメンバーを表すものではなく、この会議体がそれらの団体と連携しながら進めていくことを示しているものである。
(委員)
計画の推進について、狛江市健康づくり推進協議会は、こういった団体と連携していくとの考えなのであれば、例えば町会のメンバーとして自治会の代表的な人に入っていただき、その方のコメントを聞きながら取り組むのが良いのではないか。
(事務局)
この図については、あくまでもこれらの団体と協議会、それから事務局において連携を図りながら本計画を推進していくことを示しているものである。
(委員)
連携を図ってやっていると思って良いのか。
(事務局)
こういった町会自治会にもご協力をいただきながら図っていくという書き方である。
(委員)
もし今後その体制で進めていくのであれば、町会自治会の方たちの考え方を聞いた方が良いし、例えば町会の役員のような人に健康づくり推進協議会に加わっていただき、どのような話し合いがなされているのか分かっていただき、町会で共有するという流れも考えられるのではないか。
(事務局)
計画改定のタイミングで、例えばアンケート調査の対象に新たに自治会の方の意見を取り入れていく等の手法もあるかと考える。今後の検討課題とさせていただく。
(専門家)
冒頭に「分野別目標」があり、「現状と課題」、「望ましい姿」、「主な役割」が続き、最後に「指標」との構成になっているが、目標と指標との関連がやや不明確と感じた。目標と指標を近くに配置し、比較できるようにしたり、あるいは目標と指標に関してはもう少し目立つようにする必要があるのではないか。
(会長)
確かに1ページにまとまっているとわかりやすい。指標と目標をもう少しわかりやすくした方が良いのではないかと思う。
(事務局)
我々としては、分野別目標を最初に掲げ、その後、現状と課題分析を行い、その上で取組や指標という構成にしているため、内容を通しで読んでいただければ整合性を図れると考えているが、分野別目標と指標が見えにくいということになった場合、分野別目標を大きくするぐらいかと考える。分野別目標の後に指標を移動する選択肢もあるとは思うが、現状把握をした上で指標をどのように設定していくか、ということになるので、いきなり指標が入ると見にくくなるのではないかと考えている。
(会長)
事務局側としては、現状と課題を踏まえて、指標の設定という構成にしたいとのことだが、現状と課題から入り、指標があり、目標との流れにすれば完結させることはできるのではないか。計画書は最初に目標を提示しなければならないわけではないので、現状と課題から入り、最後に目標と指標を出すことによって、それぞれの関係性やストーリーも分かりやすくなるのではないか。
(事務局)
ここの目標は数値の目標というより、市民の皆さんになってもらいたい姿としてイメージしているものを目標という言葉で表現しているので、そのような表現で書き直すという手もあるかと思う。
(専門家)
目標と指標が近くに配置されていると、まずはそこだけ見れば内容をある程度把握することができ、その後で理由付けに関して熟読すれば良いといった読み方も可能になると思うので、その読み方に対応できる配置にする選択肢もあるのではないかと思う。
(会長)
必ずしもどれが正解ということではないかもしれないが、分かりやすさ、一貫したストーリーの作り方等の部分で最終的には決めていただきたい。他に6ページ目の下の表について、現行計画のⅢ 思いやり支え合う環境づくりに、基本目標4、基本目標5を含むという考え方か。
(事務局)
前回計画は基本目標が1、2、3の3頭立てだったものに対して、新計画では5頭立てとなった。以前の基本目標1、2、3は新計画の基本目標1、2、3に対応していて、基本目標4、5は今回からの追加のため括弧書きで新規とし、その頭数が増えたということを表現している。
(会長)
基本目標4、5に対応する枠が空欄のため、抜けているように感じたので、デザインを工夫すると良いと思う。また、グラフの凡例の表記について、表によって異なっているものがあるので、なるべく統一感を持たせた方が良いと思う。
(委員)
介護保険の分類のグラデーションは、介護度が上がるにつれて濃色にした方が良いのでは。
(会長)
33ページの表の折れ線グラフが見づらいので、グラフを分けると良いのでは。また、34ページの出典であるKDBシステムについて、KDBとは何か、最初に述べている箇所で補足説明があると良いと思う。
(会長)
特にグラフの凡例について、事務局で細かく確認をお願いする。細かい修正は最後までに仕上げることを前提とし、大きな路線変更がなければ、この協議会で合意が図られたとしたいが、差し支えないか。そして何か発生した場合には、私の方で一応責任を持って確認し、事務局と協議させていただきますので、重ねてご了承いただければと思います。そして、今日はこの計画のタイトルを決定することになっている。まずこの点について事務局の方から説明をお願いする。
(2)計画タイトルの投票及び決定について
《【資料2】に基づき、事務局より説明》
(会長)
候補1「ヘ」はこま「え」と「ヘ」ルスにもかかっているか。
(事務局)
事務局案ではなくご提案いただいたものなので把握していないが、かけていると考えられる。
(会長)
そう判断するのが良いと思う。「こまえ」と「ヘルス」が重なり、ウェルビーイングの「ウェル」も含まれているのが案1である。他に「いきいき元気プラン」、「すこやかこまえ健康プロジェクト」、「すこやかこまえ健康プラン」がある。皆さんから、意見を出していただきたいが、いかがか。
(専門家)
1が良いと思う。トレンドの言葉が入っており、こま「え」と「ヘ」ルスがかかっているのも良いと思う。他の案はすこやかと健康が被っており、少しくどいのではないかと思う。
(委員)
一番覚えてもらいたい人は誰かと考えて、覚えやすい、感じやすい、親しみやすい名称を考えると、「いきいき元気プラン」だと思う。
(会長)
あまり会長が意見を言うのは良くないと思うが、私も候補1が良いと思う。理由としては、今回3つの計画が統合したため、トータルな計画書となった印象がある。従来の健康だけではなくて、ウェルビーイングという項目が重要になっていると思っており、「ウェル」という言葉で含まれていると、新名称に馴染むまで少し時間がかかるかもしれないが、3つの計画を統合したというメッセージがより強まるかと思う。
(委員)
誰に一番読んでもらいたいか考えた場合、「健やか」とすると高齢者に少し寄っているイメージがあるが、若い方にも見ていただきたい思いもあるので、候補1は新しい言葉が入っていて良いのではないかと思う。
(委員)
確かに新鮮に感じるフレーズの方が良いかもしれない。シンプルで覚えやすいものが良いのではないかとも思うが、一方でいつも結局は高齢者に寄った考え方になってしまっていると思う。よりもっと若い方たちにも、ということであれば、「ウェルこまヘルスプラン」で良いと思う。
(委員)
私が仕事で関わっている他の計画でも「いきいき」と名付けているものが多いので、今回は少し先進的でユニークな他が付けていないような名前が良いと思う。
(会長)
ウェルビーイングは年齢を表すものではなく全員の幸せを願う発想なので、全ての年代において当てはまるものであり、ヘルスプランということで健康に関する計画だということを示し、自治体の名前も入ることになる。この3つの内容が含まれている、この候補1を今回の新計画名に採用したいと思うが、よろしいでしょうか。ということで多数決をせずに、皆さんの総意で今回の計画名は「ウェルこまヘルスプラン」としたいと思う。では最後に、昨日開催されたウォーキングイベントの報告を、事務局の方からお願いする。
(3)ウォーキングイベントについて
《事務局・委員より説明》
(会長)
参加された方、ぜひご感想を。
(委員)
天気も良く、気温もウォーキング日和でとても良かった。チェックポイントがあり、それぞれイベントがあったが、参加者は和気あいあいとしており、とても良いイベントだったと思う。
(委員)
私は孫と子どもと3人で参加した。もっと参加者が増えると、より賑やかなイベントになると思う。
(会長)
規模感に関してはより大きくしても良いのではないかというご意見である。
(委員)
このようなイベントでトータルで80名となると、規模感としては割と大きいと思う。
(委員)
他自治体においても近しいイベントや、市民の方主催のウォーキングイベントの管理等も実施しているが、参加者の層を幅広く設定した場合に参加者が増加する傾向がある。今回のイベントは中規模程度であると捉えている。
(会長)
参加者を増やす工夫にはいろいろなやり方があると思う。来年も開催する場合、いろいろと知恵を出し合い、さらに狛江が健康に向かっていけるようなイベントになれば良いのではないかと思う。最後その他、事務局の方から連絡事項があればお願いする。
(事務局)
「健康こまえ21の改定案」について、ご指摘等いただきましてありがとうございました。大幅な修正はないものとして事務局としても認識しており、細かい修正については、会長と事務局で調整したもの最終案としたいと考えている。今後の予定としては、会長と事務局で調整したものを最終案とし、今後11月上旬に市の幹部会議である庁議で審議をして、その後は12月中旬に市民説明会を実施実施する予定で考えている。パブリックコメントについても12月に実施予定で計画している。
(会長)
市民説明会は、対面だけになるか。もしくはオンラインの開催は検討しているか。
(事務局)
今のところ対面のみで考えている。
(会長)
いろいろな方にご参加いただけるよう、併用を検討しても良いと思う。
(委員)
これだけの数多くの方が集り、意見を出し合い、それで事務局の方もかなり時間をかけて作っているので、説明会の開催により共感してくださる市民の人が増えたら良いと思うので、そのために、対面とオンラインで開催出来たら良いと思う。
(4)次回の委員会の日程について
(事務局)
最後に次回の日程として、来年1月を予定しており、1月20日・27日・28日のいずれかで、どのぐらいご出席いただけるかを確認させていただきたい。(挙手で聴取)
(会長)
20日か27日かのどちらかは事務局で調整とし、本日の会議を終了とする。
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