1 日時

令和5年11月30日(木曜日) 午後6時~8時15分

2 場所

特別会議室(市役所4階)

3 出席者

出席者:髙山会長、東副会長、杉本委員、森田委員、橋爪委員、加藤委員、沼田委員、二宮委員、長谷川委員、原委員、(当事者委員)、森井委員、南谷委員

事務局:杉田福祉相談課長、吉田相談支援係主任、高齢障がい課白石障がい者支援係長

4 欠席者

近岡委員

5 議題

  1. 【報告】障害者総合支援法等の改正
  2. 【報告】令和5年度東京都自立支援協議会の動向について
  3. 【報告】狛江市の障がい福祉施策の進捗、及び障がい福祉計画等の策定の進捗について・日中サービス支援型グループホームについて
  4. 【報告】各専門部会について
  5. 【報告】地域づくり計画について
  6. 【意見交換】地域づくり計画について

6 会議資料

7 会議の結果

(事務局)
皆様、定刻18時になりましたので、事務局から先に御挨拶させていただきます。
今日はお忙しい中御出席いただき、ありがとうございます。これより、令和5年度第2回狛江市自立支援協議会を開催します。
本日御連絡いただいている欠席の委員の方でございますが、足立邦栄会の近岡委員から御欠席の連絡がありました。狛江市地域自立支援協議会設置要綱第4条第5項の規定に基づきまして、委員の過半数の方が出席されておりますので、協議会は成立となります。続きまして、資料の確認をさせていただきます。
1枚目がアジェンダ、次が資料 1 の総合支援法の改正について、資料2はあいとぴあレインボープラン、資料3が地域生活支援中核的な役割を担う日中サービス支援型グループホームの創設、資料4がペガサスの活動報告、資料5は生活支援を考える部会の報告、資料6が子ども支援部会の報告、資料7が地域づくり計画シート、資料8は委員名簿、資料9は協議会スケジュール案と、都の協議会のスケジュール等、資料10が地域自立支援協議会全体のイメージ図という資料です。ここまでは事前にメールで送らせていただきましたが、本日の追加資料として、1が狛江市地域生活支援拠点(案)、追加資料2が基幹相談支援センターについて、追加資料3が市内小中学校の説明資料となります。
事務局からは以上です。

(会長)
皆さん、こんばんは。お忙しい中、遅い時間までの会議御参加いただきましてありがとうございます。今日は、改正されます障害者総合支援法の御説明や、協議会では初の試みでグループに分かれるディスカッションの時間も準備していただいております。内容が多いので早速議事に入って参りますので、よろしくお願いします。終了時間は20時を予定しておりますので、議事全体の運営にも御協力いただきたいと思います。
それでは早速議事に入って参りたいと思います。1つめ「障害者総合支援法等の改正」について事務局から御説明お願いいたします。

(事務局)
事務局から御説明させていただきます。資料1「総合支援法の改正について」という資料、すべて読み上げるのは量が多いので、抜粋して御説明させていただきます。
まず1の(2)です。「基幹相談支援センターと地域生活拠点の整備」が市の努力義務になります。狛江市では、令和6年度中の開設に向けて、現在準備を進めているものです。これは
後程、議題の3で説明させていただきます。1の(3)を見ていただきますと「市町村が実施する精神保健に関する相談支援について、精神障がい者のほか、精神保健に課題を抱えるものを対象にできるようにする」とあります。現在狛江市では、福祉相談課において「心の健康相談室」として、毎月精神科医の無料相談室を設けております。また、政策室でもカウンセラーによる「心のカウンセリングや女性のカウンセリング」等もすでに実施しております。
これらに加えて今後地域で精神保健の一般相談を受ける体制づくりが今後の検討の課題と市としても考えております。
少し飛びまして、3の(1)です。「市長による医療保護入院の同意」については、現状も一定数実施しております。精神疾患のある方の適切な治療の必要性と、一方で本人の同意なしに入院を決めることになりますので、引き続きその方の人権、入院治療の必要性等を十分に確認し、慎重に対応しています。
他にも内容はありますが、この場での説明は以上とさせていただきます。

(会長)
ありがとうございました。来年4月の施行ということで、今御説明いただいたのは、全体像の概要というところから一部御説明いただきましたが、2 ページ目以降それぞれの改正になる部分についての説明がずっと続いております。事前に御覧になって確認したいことなどございますでしょうか。皆さんの実施されている事業等々にも影響があるかなと思いますので、またそれぞれ御覧いただければと思います。1についてはよろしいでしょうか。
では、議題2の令和5年度東京都自立支援協議会の動向ということで、事務局から御説明をお願いいたします。

(事務局)
では、御説明させていただきます。資料9を御覧ください。
これは一番下の都の協議会というところの列を見ていただければと思います。6月に本会議がありまして、8 月に交流会と連絡会がございまして、10月に連絡会があって、直近ではセミナーが行われたりというような状況です。東京都の協議会の動向につきましては、これまで年2回の連絡会と交流会が開催されております。
交流会では、社会福祉協議会の加藤委員やひかり作業所の橋爪委員にも御参加いただいていると聞いております。そして12月に予定されるセミナーには、事務局も参加予定でございます。本日、連絡会や交流会の内容をこの場で共有させていただきたいところですが、資料が膨大なため、会議後に事務局より情報提供をさせていただきます。また、本会議と交流会については、東京都のホームページでも議事録や研修のチラシが見られますので、御興味があれば見ていただければと思います。簡単でございますが、都の協議会の報告は以上になります。

(会長)
ありがとうございました。これについて、皆さんの方から御質問等ございますでしょうか。
ホームページの方でも確認ができるということですので、お時間ある時に御確認いただけたらと思います。
それでは3番目ですね「狛江市の障がい福祉施策の進捗、及び障がい福祉計画等の策定の進捗について」そして「日中サービス支援型グループホームについて」事務局からお願いいたします。ここは時間を必要とする部分かと思いますが、それぞれ御説明いただくごとに質疑の時間を設けますので、よろしくお願いいたします。

(事務局)
まず始めに、あいとぴあレインボープラン障がいの計画について、御説明させていただきます。
資料No.2 あいとぴあレインボープランと記載されている資料になります。あいとぴあレインボープランについて、御説明いたします。レインボープランの中にあります「障がい者計画・第6期障がい福祉計画・第2期障がい児福祉計画」は、令和3年度から3年間の計画期間となっており、令和5年度が最終年度となります。令和6年度からの新たな計画を現在改定中です。
資料の1ページ目にありますとおり、障害者総合支援法におきまして、障害福祉計画を定める場合は、あらかじめ、協議会の意見を聴くこととされておりますので、改定案を御説明し、御意見をいただきたく、本日、議題とさせていただきました。
御意見をいただくに当たり、計画の大枠である基本理念や基本目標につきましては、市民福祉推進委員会で決定し、障がい小委員会におきまして施策体系を議論いただいたところです。協議会の所掌事項として、「地域の関係機関によるネットワーク構築等に関すること」や「地域の社会資源の開発及び活用に関すること」となっておりますので、そういった観点から御意見をいただきたいと考えております。
内容の御説明の前に、計画の今後のスケジュールをお話させていただきます。12月から1カ月間パブリックコメントを実施し、市民説明会を2回開催し、年明けの障がい小委員会及び市民福祉推進委員会を経て年度末に確定する予定でございます。
資料では市民福祉推進委員会の日付が空欄となっておりますが、2月16日に開催の予定と聞いております。(※)

※会議後、以下のとおりスケジュール変更

  • パブリックコメント:令和6年1月4日~2月2日
  • 市民説明会:令和6年1月14日・15日
  • 障がい小委員会(最終答申をいただく予定):令和6年2月中(調整中)
  • 市民福祉推進委員会:令和6年3月中(調整中)

あいとぴあレインボープランの中に含まれる計画は、障がいの計画も含めて5つございます。
計画の体系といたしましては、市の最上位の基本構想があり、その下に基本計画、そしてあいとぴあレインボープランとなっております。
計画期間につきましては、障がい者計画は6年間とし、その中で障がい福祉計画と障がい児福祉計画を3年ごとに設定いたします。
計画の策定に当たり、前回の計画改定と同様に市民意識調査と、市内の障がい福祉事業所、当事者団体等に調査を実施し、住民懇談会を開催いたしました。これら調査結果をまとめたものは、ボリュームが多いため本日はお配りしておりませんが、必要であればお渡しいたしますので、事務局まで御連絡いただければと思います。
そして、市民福祉推進委員会や障がい小委員会等の関係性を表した資料があり、その次のページからが計画の内容になります。
基本理念は、「全ての市民が、生涯にわたり個人として尊重され、支え合って、誰もが排除されない地域社会の実現を目指します。」と謳い、基本目標は、5つになります。この5つの基本目標の下に各施策展開があり、障がいの分野のみを抜粋して御説明いたします。
基本目標1「一人ひとりの状況に合わせた切れ目のない相談支援」は、相談支援体制の充実と強化に関する取組です。現状と課題の欄で、相談支援事業者への専門的指導や人材育成、障がい者等の相談を総合的に行い、基幹相談支援センターの設置が求められていることや、計画改定に伴う意識調査において優先して充実すべき障がい福祉サービス等や利用できない障がい福祉サービスとして相談・計画に関することの割合が高いことなどがございます。
重点事業群とは、本計画期間内に施策の実現に向けて特に重視して取り組む具体的な方策を示すものです。この基本目標に関する重点事業群は基幹相談支援センターの設置と相談支援体制の充実を掲げております。
基本目標2「『つながり』を実感できる地域づくり」は、障がい者理解の推進になります。
障がいがあることで差別を感じたり嫌な思いをする方がいらっしゃることが現状ですので、重点事業群といたしましては、当事者の方を中心に理解啓発活動を実施してまいりたいと考えております。
基本目標3「社会参加を進めるシステムづくり」は、障がい者の情報保障の推進です。背景といたしまして、障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法の施行があり、これまで以上に情報保障を推進していくことが求められております。視覚や聴覚に障がいのある方々の御意見も伺いながら、情報保障を推進してまいりたいと考えております。
基本目標4「総合的で切れ目のない生活支援システムづくり」につきましては、地域生活の継続を支援する体制整備でございます。現状と課題としては、障がい者の高齢化や一人暮らしの方もいらっしゃるので、地域で生活できる環境としてグループホームや緊急時の対応が求められております。これまでの計画でも掲げられておりました地域生活支援拠点の設置に引き続き取り組んでまいります。精神障害者保健福祉手帳の交付数や自立支援医療(精神通院医療)受給者数が増加しておりますので、こういった現状にも対応する取組を実施してまいります。
基本目標5「多機関で協働して支援に当たる体制の構築」は、関係機関の連携でございます。事前に実施した事業所の皆様への調査では、市内の事業所間の連携が不足しているという意見も多くいただきましたので、障がい福祉サービスをきめ細かく提供していくためには横のつながりを強化してまいります。また、障がい者の高齢化という課題において避けて通れない障がいと介護保険制度の連携という分野も取り組んでまいります。
以上が、5つの基本目標における障がい分野の施策関係でございます。
資料のサービスの見込みにつきましては、本日は個別に御説明はいたしませんが、今後の3年間の見通しを掲げているものです。今後、東京都の計画等も踏まえて見直し等も生じるかと思いますが、現状、考えているものでございます。
計画の内容に関する御説明は以上でございます。自立支援協議会として御意見をいただき、年明けに予定している障がい小委員会で御報告し、計画に反映してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

(会長)
ありがとうございました。資料2に沿って順番に御説明をいただきました。
特に基本目標に沿いながら、重点事業群とされてるものが、具体的に実施していく内容ですという御説明でしたけれども、皆さんの方から御質問、またこの協議会では計画策定について意見を述べるということになっていますので、ぜひ御意見もお聞きして参りたいと思いますがいかがでしょうか。

(委員)
「利用できない障がい福祉サービスとして」というのが基本目標1にあるんですが、これは「当事者とか家族が利用できないサービスとしてサービスの利用に関する相談、計画に関するところが多い」という、そういう意味で利用できない、こちら側が利用できないということですか。

(事務局)
市民意識調査の中で、障がい者の方々に意識調査をお願いしたところ、そういった回答があったので、サービスの利用に関する相談、計画に関する相談が利用できないということです。

(委員)
「利用したいと思ってもなかなかできないこと」という意味ですね。わかりました。

(会長)
他はいかがでしょうか。はい、お願いいたします。

(委員)
レインボープランの65ページ短期入所(福祉型)というところの、計画値(第7期)令和6年、7年、8年という計画値のところについての質問です。
この計画値、実利用者数で令和6年以降は3年間40人という見込値が書いてある事項です。そこの見込値に今回配られています「狛江市地域生活支援拠点(案)」に、示されています一番最後のページ「グループホーム等について」というところに、令和6年11月事業開始のグループホーム、ショートステイがあるように書いてございます。ここのショートステイ人数が2名と書いてございますので、この数値が含まれていての40名なのか、あるいはここの40名にこの2名が加わってくる、2名だけではない数字になってくるかとは思うんですけども、そのあたりのどういうふうな認識をしたらいいかを教えていただければと思います。

(事務局)
短期入所のところに限らず、この見込値の出し方については、基本的にはこの直近の3年間の増減を踏まえて算出しております。ただし、実績として減っているものについては、今後の計画として減っていくという数字には置きづらいところもあるので、そういったものは横ばいで置かせていただいています。個々の事情については、あまり反映していない数字でございます。

(委員)
ありがとうございます。

(会長)
はい。ありがとうございます。他はいかがでしょうか。
御質問もいいんですけれど、ぜひ、ここは御意見をいただきたいというところでもあるので、忌憚のない御意見をいただけたらと思います。

(委員)
基本目標4のところに「グループホームの整備が求められています。グループホームが現在の居住形態で6.2%、希望する住まいで14.2%、愛の手帳所持者31.3%、利用できないサービス14.6%」と出ていて、これは令和5年の狛江市市民意識調査の報告のことですよね。そうすると、どんな質問をしたのかなと思いまして、問7のところに「あなたは今後誰とどのようなお住まいで生活したいと思いますか」が、〇が1つというような質問で問われているのですけど、こういう質問の仕方で、それでもグループホームが足りないとでているのですけど、質問への意見になるのですが、この質問の形態をもっと細かくすることはできないものでしょうか。大ざっぱに高次脳機能障がいから、発達障がい、身体、愛の手帳も全部一緒の中で、こういう問いかけなんですよね。それの結果がこういうふうに出てるんですけど、もう少し具体的な質問にならないのでしょうか。

(事務局)
アンケートを実施する前に、色々な設問を一旦盛り込んで作っていますが、設問項目のボリュームが多くなってしまい、そのため今回は項目を減らして、前回よりも大分見直して実施しています。そういったところで、委員がおっしゃったように大ざっぱと感じられてしまったかと思います。

(委員)
障がいの違いによっては、おひとりで住める方もいらっしゃるし、知的障がいが重かったりすれば、回答することもできないし、親が高齢化していけば当然みることができなくなったり、全然そのレベルは違うと思うんです。他の自治体ではどんな設問になってるんでしょうか。

(会長)
まことに色々だと思います。多分どこの自治体もやっぱり施策が広がっていく毎に、質問数が多くなっていって、その質問に回答しなければならない当事者の方、御本人や御家族の方が大変苦労されてるというのは聞いていて、どうしてもできるだけシンプルな質問にしていこうとか、数を減らしていくという方向性は多分どこの自治体もあると思います。
ただ、一番大事なことは、アンケートなり調査を計画の策定に反映させるためにやっていますということが大前提なので、その実態が把握できないもので、計画を立てるっていうところは無理がどうしても出てくることだと思うんですね。ただもう今回は実施していて、それを基に計画を立てているということなので、今回についてはこの結果を基にして策定していく以外にないと思うんですけれど、多分計画策定の部署の方で、質問項目も検討されていたかと思うんですが、これを聞いて、回答いただいたものがどう計画に反映することができるのか、つまり聞くことに意義があるかどうかというところを精査するときに相当丁寧に吟味をしないといけないと思うんです。これは、他の自治体でも事前に、計画の策定のメンバーの中に当事者の方や御家族の方がおられるので、実際、もし質問されたらどう答えられますかとか、何を意図する質問かということが伝わるかとか、プレ調査的なことを本来はやっていく必要があるんだろうと思います。
私たちは協議会なので計画策定の段階から関わることはできませんけれども、次回に向けて、アンケートに答えるのはすごく大変なことで、それだけの時間と労力を割いていただいて、いただく情報ですごく重要な情報ですから、それを計画に反映することができないと、せっかくの労力を、無駄とは言いませんけれども十分に反映できないってことが出てくる可能性があるので、そこは検討していただく必要があると思っています。

(委員)
すみません、追加で、平成26年度に「自立支援協議会狛江市住まいについてのアンケート調査」ということを、私無理やりお願いしてやっていただきました。そうすると、もっと細かく、あと何年後にグループホームにその人は入りたいか。3年後、5年後、もっと先とか細かく調査してあるものがあるんですね。これが26年から10年近く経ちます。
そうすると、あと3年で入りたい、5年で入りたいと回答している人、もっと先という人たちが相当な年齢になってるはずです。この資料はまだあるはずですから、御覧いただいて検討いただけないと、せっかくこんな大変な調査をまとめるのは大変だと思うんですが、是非今後活かしていただけるような調査方法を考えていただければと思います。お願いいたします。

(会長)
はい。ありがとうございました。

(委員)
子どもたちにとって、教育、学校というのが総合的な展開、基本目標の中のつながりであったり社会参加であったり、切れ目のない生活支援であったり、学校との連携というのはどうしても必要になってくると思うのですが、この中には「学校との連携」という文言が入ってないのですけど、入っていくのか、またどこに入っていくのかというのをお聞きしたいと思います。

(事務局)
「学校との連携」という部分は、現状この基本目標の中では特に書いてはありません。今後基本目標が増えるということもないので、自立支援協議会の方からの御意見ということで、障がい小委員会の方で議論いただければと思います。
なお、御意見については、後日メール等でいただければ、会長とも相談しまして協議会の御意見としてまとめさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

(会長)
ありがとうございます。今いただきました教育との繋がりというのは、この協議会ではかなりいろいろ議論をしてきたとても重要なテーマだったと思いますので、また、確かに切れ目のない支援につながる流れだと思いますし、それからそのつながりを実感できる地域づくりというところで、基本目標を増やすということではなくて、今の項目の中で委員がおっしゃった教育とのつながりというのは入れていくことができる内容ではないかと思います。

(委員)
すみません、つけ足しとして学校に行ける子もいるんですけれども、学校に行けない子で障がいのある方が大勢いると思うんですね。そういう子どもたちがどのように教育を受けるか、勉強はしたいけれども学校に行けないという子たちの教育の保障というのを一緒に考えていけたらなと思います。

(会長)
ありがとうございます。御意見ということでお願いいたします。

(委員)
今の教育の意見にプラスして、私は医療といったところを追記していただければと思います。精神だけではなくて、それ以外の医療、内科、整形外科、狛江で生活していくには医療機関との連携というのも必要になってくるというところで、そういった文言もどこかに入るといいなと思っています。

(事務局)
基本目標5のところで、おっしゃっていただいたところは反映できる内容かと思います。
医療的ケア児の支援というところもありますので、そういったところは医療との連携は不可欠な部分なので、計画の中でどういう言い方ができるかというのは議論したいと思います。

(会長)
はい。ありがとうございます。他はいかがでしょうか。

(副会長)
私は障がい小委員会の方にも参加していますし、市民福祉推進委員会の方にも今年度から参加させていただいていまして、そこでのことについて私の主観も含めてお話させていただきます。
あいとぴあレインボープランそのものが、とても膨大で、非常に厚い冊子なものですから、全体からすると、この障がい領域の取り扱いというのは本当に小さな感じです。介護保険との予算的な数字を見てもわかりますが、桁が1桁違うレベルですから、障がいのところはとにかく大事にされないというのが、この狛江だけというわけではなく、全国の自治体の中でもそういう傾向があるのではないかと思います。
その中で障がいのところを「とにかく大事に扱ってください、掲げた計画を実行するということができてない部分が多過ぎるので、少なくともやると言ったことをやってください」というようなことは、私の立場からお伝えしているところでした。
ただ不真面目にしているというわけではなくて、しっかり市の方も頑張っていらっしゃったりするんですが、そこを我々がモニターしていくという機能が、十分にできているわけではないなと思っていて、本当はそういう施策そのもの自体を、学んだり考えたりするようなことがもっとあってもいいのではないかなと思うことと、私は自立支援協議会から派遣されるような形で、小委員会等に出ている身分で、私が本当はフィードバックをすべき話で、私ができてないなと思ったことでもあるんですけども、全体の中での立ち位置みたいなものを考えていただけるといいのかなと思います。
施策に関しては、とにかく調査とかアンケートとか、そういう資料的なデータから施策に反映するというのが通常の流れですけれど、協議会はそうではなくて、もう少し具体的な事例であったり、特異な例も含めて、地域の課題みたいなものがここで取り上げられるべきものだと思いますので、そういう視点で自由に議論ができる方が良いし、少しでも施策に反映できるようなものであれば、意見を伝えていくというようになればいいなと思いました。皆様からの御意見があると大変ありがたいなと思いました。以上です。

(会長)
ありがとうございました。今とても大事なことを言っていただいたと思っています。計画は策定して終わりではなくて、モニタリングしていくことが実は大事で、モニタリングシートって狛江市ではお持ちなんですよね。

(事務局)
計画の進捗管理でしょうか。

(会長)
進捗管理というよりは、もちろん実績値でわかるものは実態としてわかると思うんですが、この重点事業群が、例えば基本目標で「事業所間等の連携体制の整備」とありますが、これを「どうやってモニタリングするか」ということですよね。1個1個のことに対してモニタリングの指標が同時に策定されているのかどうかということなんです。

(事務局)
はい。見直しについても計画の中で、どのように管理していくかということは載っていて、その中で、事業の進捗管理を行っていきます。その進捗管理というのも、数値目標だけではなくて、その掲げた施策に対してどういう取組を実施していくのかということも含めて、毎年管理はしていきます。
今、ここの基本目標だとか重点事業群と言っても、大枠の方向性を示してるところなので、またここからさらに、実施計画、細かい事業群、その事業立てをして、この方針に基づいて事業レベルに落として、計画を作っていく予定になっていますので、どういうことをやっていくのか、どこまでできてるのかというところが見えてくると考えております。

(会長)
ありがとうございます。モニタリングは進捗管理というよりは、その掲げた目標を、何をその評価の項目としていくかということをどう設定するかということだと思います。体制を整備するとか連携を強化するというときに、「何ができたら連携が強化されたかというのか、どういうことができたら体制ができているのか」と、抽象度がどうしても高いもの、数値では置き換えられないものをどのようにモニタリングするかということがすごく大事だと思いますので、ぜひそのモニタリングの手法についても、合わせて検討していただきたいと意見としてお伝えしたいなと思います。
今日はいろいろ他にもあって、十分にこの意見のところで時間を取れなくて申し訳ないのですが、事務局の方からここだけではなくて、皆さんから意見があれば、時期と期限と方法とかも後程御説明いただくということでお願いします。

(事務局)
そちらに関しては、後日メール等で御案内をさせていただきます。今日は資料も膨大で、今日のこの話を聞いて多分思いつくとか考えることもあると思いますので、後日またアナウンスをさせていただきます。

(会長)
わかりました。そのようにしていただくということで、十分時間が取れなくて申し訳ありません。お願いいたします。続いても事務局からの御説明でよろしいですか。

(事務局)
次は基幹相談支援センターと地域生活支援拠点について説明をさせていただきます。使う資料は、2つでございます。
追加資料1の地域生活支援拠点(案)と、基幹相談支援センターの追加資料2です。
先に生活支援拠点の方から説明させていただきます。

(事務局)
追加資料1を御覧ください。
地域生活支援拠点の機能等について、現在の検討状況を御報告いたします。1ページ目は、「拠点とは」という部分から記載しており、既に皆様御承知のとおりですが、国から5つの機能が示されております。この5つの中で、特に緊急時の対応や体験の機能が重要になります。御家族と生活していらっしゃる方がグループホームや一人暮らし等へ生活の場を移行した際に、体験の機会を提供するとともに、実際に一人暮らしを始めた場合に、緊急時には短期入所を利用できる環境も必要となります。
こうした体制の整備に当たり、資料の次のページが「基本的な考え方」になります。地域生活支援拠点は、国から機能が示されているものの、大事なことは地域の実情を踏まえて構築するものになります。
市内において、地域で暮らし続けるために特に不足するサービスとして重度の障がい者の居住施設が挙げられますので、拠点として重度の方も受け入れることが可能なグループホームを整備し、市内に不足するショートステイも併設します。
次に、5つの機能をひとつずつ御説明します。
1つ目は、相談機能です。グループホームとショートステイがある施設の一画を相談室とし、拠点の運営に必要な相談を受け持つ予定となっていますが、具体的な内容は検討中です。
機能の2つ目の「緊急時の受入れ・対応」です。緊急時には、拠点の短期入所を利用いただきます。「緊急時」というのは、介護を行う方が疾病にかかっているなど、何らかの事情があって、当日、前日、前々日に利用する場合を指します。緊急時に突然短期入所に来られても、支援が難しい場合も想定されますので、緊急時を想定して、日頃から短期入所を利用いただくことが必要となります。限られた定員の中でどういった対応が可能か引き続き検討してまいります。
機能の3つ目は、体験の機会です。体験については、1人につき1回当たり連続30日以内、年間50日以内です。可能であれば、グループホームでの体験期間中に日中の通所先である生活介護や就労継続支援の事業所でも体験利用ができる体制を整備できるよう市内の事業所とも連携してまいります。
また、地域移行支援の中でも体験がございます。市内にいる方だけでなく、市外の施設に入所されている方も拠点の体験利用ができるよう運営してまいります。
資料を数ページ飛んでいただいて、機能の4つ目、専門的人材の確保・養成です。
拠点の目的が「重度の障がいのある方も地域で生活し、地域への移行を推進する」ということですので、そういった方を支援できるスキルが求められます。具体的には、行動障害や医療的ケアへの対応等に関する研修を実施し、専門的な対応が可能な人材の養成に取り組みます。現在、市において障がい福祉人材確保対策事業を実施しておりますが、これに加えて拠点として実施する研修を、市内の事業所の皆様の御要望等も踏まえて検討してまいります。
機能の5つ目は、地域の体制づくりです。
拠点の運営について、グループホームや通所事業所、相談支援事業所、さらに障がいの分野以外でも地域包括支援センター等、御協力いただける方に参加いただき、定期的に状況を確認し、その結果を協議会にも御報告し、改善を図ってまいります。
最後に、中和泉に整備予定のグループホームとショートステイの今後のスケジュール等です。来月着工し、令和6年8月に竣工の予定です。今年の2月の協議会でもスケジュールを御報告しましたが、建設工事の開始の段階で、全国的にエレベーターの納品が遅れている関係で、当初より2カ月程度、工事の竣工が遅れております。その結果、事業開始も、令和6年9月の予定でしたが、11月になる見込みとなっております。
定員や規模感については、前回の御報告から変更点はありませんが、参考に資料に記載しております。
拠点の機能に関する御説明は以上です。

(事務局)
続きまして「基幹相談支援センターについて」の説明をさせていただきます。追加資料2になります。資料に記載のとおりですが、児童発達支援センターや65歳以上は地域包括支援センターと連携して対応するというところは求められていますし、今日も介護分野から委員も来ていただいているので、高齢の介護分野との連携というのは強めなければいけないといと日々取り組んでるところでございます。
運営方法に関しましては、市で直営し、福祉相談課が所管するというように考えております。職員体制と場所については、大変恐縮ですが調整中でございますので、今日人数等々をお伝えすることができず、申し訳ございません。
開所時間は平日は8時30分から17時15分という市役所と同じ時間を予定しております。
ただし、24時間電話対応受付体制というところでは、携帯電話を考えております。
開設までの予定は、来年の4月に人員を配置し準備を進め、拠点と同じく11月に運営開始と考えております。
主な機能については、基幹は国が示す役割がいくつかあるんですが、狛江市としては以下の4つを挙げさせていただいております。
まず(1)の総合的、専門的な相談支援の実施です。特に、専門性が高いケースの相談等に応じていくのは基幹に求められてくるところです。
(2)が地域の相談支援体制の強化と取組です。人材育成や、この協議会についても、基幹に配置された職員の方が運営していくように考えております。市内外を含めて、連携の強化については、当然ながら基幹の方もイニシアティブをとっていくことを想定しております。
(3)の地域移行・地域定着の促進については、精神科病院等の訪問や、その地域性の把握、関係機関への働きかけなど、地域への移行や定着というタスクも当然基幹に求められてくるところでございます。
(4)に関しては、今これは相談支援係で担っておりますが、権利擁護や虐待防止です。とりわけ高齢者虐待も障がい者虐待対応も、増えてきている状況ですので、今後も求めらる機能でございます。成年後見制度の活用の助言や、市長申し立て等々も基幹が担っていくと想定しております。この(1)から(4)を、基幹相談支援センターとして担っていくところでございます。地域生活支援拠点と基幹相談支援センターについての簡単でございますが以上が説明です。

(会長)
ありがとうございました。2つの資料をもとに御説明をいただきました。説明していただいたことについて御質問等ございましたらいただきたいと思います。いかがでしょうか。

(委員)
地域生活支援拠点の機能の(2)で緊急時の受入れ・対応のところで確認なんですが、「短期入所を利用」ということで、別立てで緊急援護用のベッドを用意するということではないんですね。それはもう動かないんですね。

(事務局)
そうですね。緊急用で一床確保するということではありません。

(委員)
ショートステイも今足りないので、1カ月前とか2カ月前の予約を取るんですけれども、いっぱいになってる状況で緊急が発生して、ここだけではなく必死になって探してくださるんだろうと思いますけど、地域生活支援拠点として一番求められるのは緊急だと思います。
緊急は大切なんだけれども、ショートステイをやはり使うということなんですね。

(事務局)
そのように考えています。

(会長)
ということはですね、計画の方ともそれは連動しないということですよね。

(事務局)
そうですね。先ほど御説明した中でもそういったところまでは連動してないですね。

(会長)
どこの自治体でも、地域生活支援拠点の話になると緊急時のことが一番で、その緊急時にショートも含めて、場所があるかっていうこともそうですけれども、そして、緊急時に急に利用を断られても困るので、できるだけショートを使うようにっていうこともあるんですけど、他の自治体ではそのためにというか、そのことも踏まえた「安心安全プラン」、その緊急時は急に初めてその方を支援するっていうのも両方にとってすごいストレスなわけです。
そういうことがあったときにも、できるだけスムーズな支援っていうような、緊急時のための安心安全プランを作ろうということが、進められてる自治体があると思うんですよね。私が実態がよくわかっていないんですけれども、今でもショートを確保するのはすごく難しい状況で、ロングショートも多いですか。

(事務局)
いえ、ショートステイの利用については、ロングはあまりないと聞いてます。

(会長)
なるほど。自治体、地域によってはロングショートで埋まってしまっている、変な言葉ですけどね。当事者の方、特に御家族の方が心配になるところだと思います。

(委員)
結局、急に来る、夜中とか雨だったときとか、それが緊急なんですよね。当事者側もそうだし受け入れる側も、特に緊急はストレスというか負担が大きいのも承知しています。でも、そういった当事者が安定してくれれば、やっぱり支援しやすいわけですよね。安定するということは、日頃通い慣れてる所にそのあとも通える。色々な緊急時でも、普通に通えることが最も大事だなって思うんですね。そのためにも、やはり本当は市内で、そこをなんとかお考えいただけないだろうかなと重ねてお願い申し上げます。

(会長)
はい。御意見ということで、ありがとうございます。他はいかがでしょうか。はい、お願いいたします。

(委員)
今の続きというわけではないんですが、やはり拠点が当初の目標よりも、グループホームの床数が減ってしまったということがあって、やはり全体的に少し足りないなというイメージがありますので、各事業所さんの協力が必要なのかなと思います。諸事情によってうちの法人のショートステイを閉めてしまいましたので、本当に皆さんに迷惑をかけてるのですが、どうしてもっていう場合については、相談支援係の方がすごくよく動いてくださいまして、うちの事業所でも直近で、親御さんが急に具合悪くなったりとか、入院されたという2名の方があって、その入院中に利用者さんを見てくれるところで世田谷区にある事業所さんを探してくださって、うちの送迎車で行けるぐらいの距離だったので、2カ所とも違うところだったんですけど、緊急の対応も市内だけではなくて、近隣も使いながらいくしかないのかなとは思ってはいるんですけど、市内であるとすごく安心できると思いますので、こう事業所さんを呼び込むとかも含めて動けたらいいかなと思っております。

(会長)
はい。ありがとうございます。他はいかがでしょうか。はい、お願いいたします。

(委員)
すみません。地域移行支援の体験のところで体験利用加算、7ページの障害福祉サービスの「体験利用加算の体験宿泊加算」というのは、国とか都から出る加算ですか、市から出る加算ですか。

(事務局)
今お話いただいたのは7ページのところだと思いますけども、こちらは国の報酬体系の中にある加算になります。

(会長)
はい。ありがとうございます。他はいかがでしょうか。また意見は別途でも可能ですか。

(事務局)
そうですね。先ほどの計画と同じく、後日メールでアナウンスをさせていただいて、会長へ御連絡をさせていただいて、この協議会の意見として、上げさせていただくという流れを取ろうかなと思っております。

(会長)
はい。わかりました。皆さん、ぜひ御意見をいただけたらと思います。
続いて、事務局お願いいたします。

(事務局)
日中サービス支援型共同生活援助について議題とさせていただきました。
平成30年度から新設された「日中サービス支援型共同生活援助」は、これまで狛江市内には1件もございませんが、今後「日中サービス支援型共同生活援助」につきましても、指定を受ける事業所も想定されるところです。
「日中サービス支援型共同生活援助」は、東京都への指定の申請手続に際し、事前に協議会等に対して運営方針や活動内容等を説明し、協議会等の評価を受け、その内容を書面で東京都に提出することが求められています。
本日は、具体的に評価対象があるわけではございませんが、新たに「日中サービス支援型共同生活援助」の指定を申請する事業所が出てきたときのために、協議会における評価方法について御意見を伺いたく、議題とさせていただきました。
まず、「日中サービス支援型共同生活援助」の概要を御説明いたします。
3つの共同生活援助の類型のひとつである「日中サービス支援型共同生活援助」は、障がい者の重度化・高齢化に対応するために創設されたものであり、短期入所を併設し、地域で生活する障がい者の緊急一時的な宿泊の場を提供することとしており、施設等からの地域移行の促進及び地域生活の継続等、地域生活支援の中核的な役割を期待されております。
地域に開かれたサービスとすることにより、当該サービスの質の確保を図る観点から、厚生労働省の基準省令におきまして、「市が設置する協議会に対し、定期的に日中サービス支援型共同生活援助の事業の実施状況等を報告し、協議会からの評価を受けるとともに、協議会から必要な要望、助言等を聴く機会を設けなければならない。」と規定されています。ここでいう「定期的」というのは、厚生労働省の解釈通知において、「少なくとも年に1回以上」と示されています。
したがって、指定の申請の際に、運営方針や活動内容について、事業所から直接、協議会に説明いただき、それに対して、地域における重度の方のニーズや課題等を検討し、協議会の意見や要望をまとめます。事業所は、協議会からの意見や要望も勘案して、運営し、毎年その状況について御報告いただきます。
指定の申請のときだけでなく、毎年、1回、協議会において、運営状況の報告を受けて、内容を確認していきます。
指定申請の際の評価は、東京都へ指定の申請をする様式を協議会に御提出いただき、運営法人に関する情報、事業所の所在地、事業開始予定、予定している定員や従業員の体制等を記載できる範囲で御説明いただきます。併せて、運営方針や活動内容などを確認させていただくために、地域住民との交流や日中サービスの提供、余暇活動等についても記載いただきたいと考えております。
これらの情報を基に、協議会としての意見等をまとめ、毎年度の評価の時期とともに、書面で通知します。
事務局といたしましては、以上の流れを考えております。評価項目等につきまして、御意見がありましたら、お願いいたします。説明は以上になります。

(会長)
はい、ありがとうございました。皆さんの方から御質問等ありますでしょうか。

(副会長)
グループホームの質の向上とか質の担保のために、自分の法人でやってるから自分で自分の首絞める感じなんですけど、外部サービス利用型のグループホームも、運営について協議会で報告しなくてはいけないというのが、どこかであったような気がするんです。狛江の現状は落下傘で、狛江と縁もゆかりもない方たちがやってきて、グループホームを建てるというふうになっていて、何とかしてこの協議会みたいな場に事業者を呼んでその中身をオープンにしてもらうような仕組みはあった方がいいんじゃないのかと思うので、新しいこの類型の日中サービス支援型のところは、これは昼も夜も同じところで見るというようになるから余計に透明性が必要だという国の考えではあるんですけれども、それ以外のグループホームに関しても、この協議会にどんどん呼ぶような方向で考えたらどうかなと思います。
うちの法人は珍しいタイプの外部サービス利用型といって、ヘルパー事業所さんと個別に契約して、より障害区分、障害支援区分が高い方がいた場合のケアは、ヘルパーにお願いするというパターンのもので、多分 1 割ぐらいしかないタイプだったはずなんですけど、そこもしっかりなされてるかを報告するというのは、どこかの通知であった気がして、それはやってないなと思っていたんですけど、それも合わせてこういう場でお話いただくような仕組みとしてできるといいかなと思っていたので、これに合わせてどうかなという提案です。以上です。

(事務局)
はい。ありがとうございます。外部サービス利用型については、今回申し訳ございませんが規定を調べていないので、また必要な手続きは確認します。その他のところも、ルールとして協議会にかけないといけないところも、協議会として議論をすべきという御意見でしたので、どういうやり方があるのか検討させていただきたいです。

(委員)
ここでグループホームだけの部会みたいなものを作るってありましたよね。
それは事業所連絡会の方ですか。

(委員)
通所部会の方、一緒に入ってる。数が増えてきたので、分けようとなっていますね。

(副会長)
連絡の事務局でやってるのであれなんですけど、その動きをとっていきたいと思っていますが、なくなってしまったグループホームもあったりして、ちゃんとアプローチをもう1回しなきゃいけないところです。連絡会の問題。連絡会のそれがうまくいけばっていう感じじゃないですかね。

(委員)
その話が協議会でも出ていて、役所の方でもあんまりよくわからないグループホームという認識だったというお話があったので、それでは困りますよねということで、話が出たということで。すいません、ちょっとごちゃごちゃになりましたが、ぜひいい形でここへ持っていっていただければと思います。

(会長)
ありがとうございます。そうすると、もし手を上げる事業者さんが出てきたときには最初の段階では、実際、協議会に来ていただいて、プレゼンをしていただくというイメージですよね。そして定期的に状況を御報告いただいて、こちらの意見が伝えられるように、あとは協議会だけではなくて、その連絡会の方でも、横の繋がりをきちんと持っていただくということですね。バックグラウンドは、必ずしも福祉の事業所ではないところが、ずいぶんできていることがあるので、事業者さんもそういう連携を作りたいはずなんですよね。なので、ぜひそれはしていただけるといいかなと思います。
あと私が住んでいる市でも、そこの場合は県ですけれども、県がこの様式を作っているのですけれど、何か独自項目があった方がいいんじゃないかという意見が出てたんですよね。
東京都に報告するのはこの内容かもしれないけれど、協議会ではもっとこういうことも確認したいということがあったら、それは独自で御報告いただいたり、出していただくことは可能ですよね。だからその仕組みも考えてもいいんじゃないかなと思います。この様式ではどうしても形式的なものになってしまうので、協議会の皆さんは、しっかりと聞きたい、確認したいということを、具体的に事業者さんが出てきてからでもいいのかもしれませんけれども、もし独自の視点を持ったヒアリングができるようなものを作っていくということも考えたらいいのかなと思います。私の方からは以上です。皆さんからお願いします。

(委員)
今のところなんですけど、やはり特にこの 7 ページの運営状況のところなんですけど、多分、計画段階では何かそれらしいことがけっこう書けると思うんですね。
実をいうと、そのモニタリングをするときに、実際どうか、特にこの2番目と3番目についてが重要かなと思ってまして、以前放デイの方で、お預かりをして、ビデオだけ見せてるみたいな、そういうことがあって、いろいろ国のチェックとかも入ってきたと思うんです。
同じような形で、やはりここの中身をちゃんとやってるかっていうところを、私たちの方でチェックできたらいいかなと思います。以上です。

(会長)
ありがとうございます。チェックすることを考えていくことがいいかなと思います。これについても、また意見は後程でも大丈夫ということでよろしいですか。加えてお願いいたします。次は専門部会の報告になります。初めに当事者部会ペガサスの報告をお願いいたします。

(委員)
御準備よろしいでしょうか。資料4です。ペガサスの活動報告をさせていただきます。
今回は10月7日に全体会がありまして「お金のこと&お茶会」というタイトルで、お金について考えるという内容の全体会を開きました。詳しいことは、2枚目の活動報告にまとめてあるんですけれども、一番最後の「課題に感じたこと」に一つ盛り込み忘れまして、今回支援者が足りなくて、とても困ったんですけれども、あちらこちら声かけをした中で森田委員が手伝ってくれました。森田委員ありがとうございました。
その他では10周年記念誌の作成が続いていまして、これから製本作業に入るところです。
資料には入れられなかったんですけれど、2日前の28日(火曜日)に役員会がありました。
12月に狛江市役所で行われる障がい者週間の展示作品を作成しました。展示期間は12月4日から8日までです。ぜひ見にいらしてしてください。
最後に、スケジュールの訂正をお願いしたいのですけれど、資料9の「ペガサスの活動日」のところで、毎月第4火曜日16時からになっていますけれど、今は16時半からになっていますので、訂正をお願いします。以上です。ありがとうございました。

(会長)
ありがとうございます。では続いて「生活支援を考える部会」の報告をお願いいたします。

(副会長)
相談支援事業所が集まっている生活支援を考える部会の報告です。資料5を御覧いただければと思います。この本専門部会の活動が、令和4年度になっており、5年度に書き換えられてないようですみません。
特定相談支援事業所は4カ所ですね。サポートさんとみずきさんと私が属するリヒト、雲柱社さんが運営している狛江児童発達支援センターの方が参加していただいています。
会は月2回、第1第3木曜日の午前10時から正午までで行われていまして、雲柱社さんは毎回ではなく月に1回、第1木曜だけ参加していただいています。2時間とっていますが、前半30分を先ほど連絡会という民間の事業所の情報交換をさせていただいていて、その後1.5時間を専門部会、地域課題の抽出に充てています。
地域課題のところは、開催状況のところで御覧いただければと思うんですけども、大体5回ワンセットにしていて、個別の支援事例をゆっくり読み解いていきつつ、その地域課題を地域づくり計画に落とし込むというところでやっていまして、それについてはまた地域づくり計画の資料が出ているかと思うんですが、これは検討会で手を入れられたものが皆さんのお手元にいっているんではないかと思います。
前回の自立支援協議会から今回まで、全10回実施していまして「支援困難な障がい児がいる家庭が地域で暮らしていくために」というタイトルのものと「知的障がい者の使いやすい社会資源と家族のレスパイト」というタイトルで検討をしたところです。
これは今後また皆さんのお手元に地域づくり計画として、抽象化されたものが届くのではないかと思います。
今後の専門部会の開催予定は、12月7日から来年の2月1日までの5回、あと2月15日から年度を跨いで4月18日までという形で専門部会をしていこうと決まっています。プラス検討というか市の事務局も含めて企画をしていたところで、その自立支援協議会の研修について検討していまして、資料の最後のところに横書きの企画書がありますので御覧いただければと思います。
生活支援を考える部会で一応話しながら、私が作ったこともあるんですが、昨年2022年度は「野中式事例検討の実践方法」ということで、ファシリテーター研修のようなことをしました。それは、この全体会の方からそういう研修をした方がいいのではないかという後押しもあったので実現ができた形で、今年3月7日に研修会を実施し、民間事業所から21名が参加しています。そこのアンケートで、今後取り上げて欲しい研修の中で、同じテーマで複数回やって欲しいということもあったので、今回も野中式の事例検討を実践するというところで、研修を同じテーマで実施していこうとなりました。
ただ、新機軸はここに参加していただくのが、前回は相談支援専門員中心だったんですが、市内の障がい福祉サービス事業所の皆さんにもぜひ参加いただいて、サービス管理責任者の方っていうのは、結局自分の事業所の中でファシリテーションというか、会議も含めてやっていくということも必要ですので、ファシリテーションを学ぶこと自体はすべてのところにプラスの影響を与えるのではないかというところがポイントになっています。
それと、地域包括支援センターは、狛江の場合、特に精神保健福祉領域の担当の方が必ず専属でいるという形になっていて、障がい福祉の分野と一応連携を深くするということもありますので、包括のスタッフも、障がい福祉と関わっている方たちを特に主眼に置いて参加していただきたいと思っていて、概ね30人ぐらいの人数、規模でやれればいいかなと考えています。
研修の講師は、昨年度と同じ小平市にあります地域生活支援センターあさやけの花形朗子さんにお願いしていて、東京都の研修等々で検討委員もやられていた方でしたので、またお願いしたいと御了解いただいているところです。
こんな形で研修を進めていければと思いますので、御承知おきいただきたいですし、今年最後の方で実際打ち合わせができると思うので、申し込み用紙が作成できると思いますので、少しお待ちいただければと思います。
資料を戻っていただいて、専門部会の話からちょっとずれるのですけれど「相談支援事業所連絡会の活動」というところを御覧いただければと思います。事例検討会を実施していまして、専門部会は第1第3の木曜日の午前10時から正午までと言いましたが、第3木曜日は、夜もまた会うというようにしていて、夜の18時から会場は支援センターリヒトで参加していただいていまして、実績は7月20日は流会でしたが、6月は7人、8月が6人、9月は6人で沼田委員に来ていただいて、子ども部会の方に参加していただいた形になっています。
10月は7人、11月7人で、6、7人の参加で継続している、これらも野中式の事例検討方式でやっています。
プラス、東京都の相談支援専門員の養成のための相談支援従事者研修に協力していまして、これは私もそうですし、森田さんも主任相談支援専門員という研修を受けておりまして、3人いる主任相談支援専門員もこの研修に協力しています。
現任研修は2名いらっしゃったので、スーパーバイザーとして協力しましたし、現在初任者研修が行われていまして、これには3名参加されていますので、主任相談支援専門員全員がそれぞれ1名ずつスーパーバイズをする形で協力しています。長くなって申し訳ありません。以上です。

(会長)
ありがとうございます。それでは、子ども支援部会お願いいたします。

(委員)
子ども支援部会です。参加者は記載のとおりです。先ほど御報告がありましたように野中式の事例検討会に参加させていただきました。感想としては、参加者は準備はいらないので参加しやすい。ただ事例を出すというのは、かなり詳細なところまで知っていないと、なかなか進めるのが難しい、進行者のファシリテーションの技術が必要ということです。
子ども支援部会でも、事例検討を行っていきたいなと思って参加したんですけども、最初から、僕らがファシリテーションを行っていくのは難しいので、その場合は相談支援部会から協力をしていただけるということでした。やろうと思ったんですけども、ちょっと事例が出てこなかったので、今後、行っていくときに相談していきたいなと思っております。
次に3の「教育と福祉の一層の連携等の推進について」、支援部会の方で教育等の連携というところがすごく大きな課題にはなっていまして、そこで白石さんが動いてくださいまして、10月16日、校長会の中で、教育と福祉でどういう連携ができるかというのを話し合っていただきました。それで「情報共有の推進」「学校生活との連携の推進」と「学校教職員等への福祉制度の周知について」、この3つを今後行っていただけるということになりました。
1番目は、学校内でその子にどういった支援を行っていくかという、会議の中に福祉の職員を呼んでもらえるように配慮していただくこと。2番目は、逆に僕らが学校の様子を見せていただきたいという時に受け入れていただいて、その時に副校長先生に打診してくださいとのことでした。3番目は、学校の先生方が放課後等デイサービスって何ですかという、まだ福祉制度のことをなかなか理解していただいていないという現状があるようで、そこを周知していただくということになりました。
〇の3つ目、通級から市内の支援級のある学校に変更が必要な子、例えば和泉小学校というところがあるんですけれども、そこは支援級がなくて通級しかなくて、学年が変わる時に支援級に行かなければいけないという状況になると、支援級のある緑野小学校に転校する必要が出てきます。
そうすると、自分の学区と違う学区に行かなければいけないというときに、自分で通えない人がいるんじゃないかという話から始まります。送迎サービスを行っている事業所が市内では一つしかないんですね。ゆめぽっととしても送迎したいと思うんですけど、車両の確保とか、運転手の確保、添乗員の確保、あとは駐車場の確保、これをやっていくのはすごく難しいので、白石さんとも話をして、どういった形で送迎をカバーしていけばいいかというので、みんなで意見を出し合ったのが、例えば、市で車を1台用意して、運転手と添乗員を代わる代わる僕ら事業者の職員が行っていって、学校から色々な事業所に送迎する、または朝だったら家庭から学校に送迎するというような仕組みができたらいいんのではないかということを話し合いました。
次回が、12月15日に応急救護の訓練を消防署の方を呼んで、子どもたちへの災害時とかの対応などをできたらいいなと思っています。以上です。

(会長)
はい、ありがとうございました。各部会とも丁寧な協議や学びの機会など行っていただいてることがよくわかりました。
すいません、ちょっと時間が押してしまって、事務局の方ごめんなさい、この後議題の5ですね。地域づくり計画の報告、その後の意見交換の進め方についてもお願いします。

(事務局)
資料7を見ていただけますでしょうか。そして、この後にアジェンダでもお示ししてますがグループ3つに分かれて、少しお話し合いの場を持たせていただこうと思っております。
課題について、説明させていただきます。
地域課題ですけれども、一言で言うと障がい児童分野の支援について、やはり狛江市では課題があるように考えるというところが、この地域づくり計画で出てきております。
資料7の地域課題「子どもに関わる関係機関のネットワーク作りが発展途中にある」を見ていただきたいんですけれども、具体的に言うと、相談支援専門員さんがすごく困難なケースを持ったときに、「どこと連携したらいいんだろう」とか「誰に相談するんだろう」とか、沼田委員が御説明してくださった「校長先生が窓口ですよ」という、今ここの委員は把握してるんでしょうが、学校だと「じゃあ誰が窓口なの、学校にいきなり電話していいのかしら」というような、様々に悩まれるていることがわかりましたので、今回部会、検討会の方でも、この話題の中で普段からやはり困難な児童のケースを検討するような場、ケース検討のような仕組みがないところに、仕組みづくりというか、ネットワークが少し足りないのではないかと。もっと密に繋がっていくようなやり方が重要ではないか、相談支援部会の役割のところには「子ども部会に連絡し、事例検討の周知や声かけを行う」という横として協力し合うことが必要ではないかと掲げられています。
併せて地域課題の分解「教育との連携の仕組みがうまく活用できていない」というのは、もう長年この協議会で何度も話し合う、福祉と教育の連携についても、仕組みづくりのレベルでうまくいってないところがあるのかというのを課題として挙げております。すでに様々な制度があって、プロジェクト等でも連携を深めてる事例も、実際私も担当ケースワーカーとしてあるんですけれども、例えば保育所等訪問支援事業、学校さんと福祉事業所とが連携されている事例であるとか、「トライアングルサポートプロジェクト」二宮先生もいらっしゃるんですけれど、学校と福祉と連携していくというようなところも取り組んでいる、今回御出席いただいてる委員の方もいらっしゃるんですけれども、それがどんどん横に広がっていけばいいのかなというところが課題としては挙がってくるかと思います。
併せてそういったところが活発になると、相談支援事業所が子どもの支援機関の役割について理解ができていないとか、ヤングケアラーの問題も本当にこれだけ論じるとかなり時間が経つかと思うんですけれども、そういったところも支援に繋がっていくのかなというのは、検討会議でも話されておりました。
以上簡単ではございますが、今回の課題、児童に特化した事例検討、横の連携、また教育との仕組みのところ、「教育と連携していく仕組み」なんかの不足については、狛江市としてはまだ足りてないんじゃないかというところが、課題を集約する言葉かなと思います。
続けて、今お話した内容をこの課題資料 7 を持って今から3つのグループに別れていただこうかと思います。その前に、資料7で説明したところで質問等ありますでしょうか。

(委員)
すいません。トライアングルサポートをお話いただいてありがとうございます。括弧のところが(学校・教育・福祉)なんですけど(家庭・教育・福祉)のトライアングルという意味なんですね。

(事務局)
失礼しました。活用する社会資源のところを修正していただけますでしょうか。(家庭・教育・福祉)でございます。
他に、質問などありますでしょうか。では、今から3つのグループに分かれていただくと
ころを説明させていただきます。
まず、Aグループ、司会と書記は杉田課長が行います。委員は、森井委員、原委員、加藤委員です。
続きましてBグループ、森田委員に司会をお願いしており、長谷川委員、南谷委員、橋爪委員、杉本委員です。
Cグループは、私が司会で、東副会長、(当事者委員)、二宮委員、沼田委員です。
会長は全体を聞いていただければと思います。
グループに分かれて先ほどの課題について、どのように感じたかというのを、司会者が中心になって聞いていただいて、司会が後で発表します。
では今から15分ですね。終了しましたら、また座席に戻ってください。

ー各グループで話し合いー

(事務局)
それでは皆さん座席に戻られたようですので、会長お願いいたします

(会長)
当初の全体終了予定時間になってからのグループでの報告になってしまって申し訳ありません。10分15分ぐらい伸びるかと思いますがよろしくお願いします。発表は何分ぐらいにしますか。

(事務局)
3~4分くらいで手短にお願いします。

(会長)
わかりました。それではAから順番にお願いいたします。

(事務局)
Aグループです。最初に、特別支援教育連絡協議会という組織体があるということで、そこには通級などの先生ですとか校長先生などが参加されている組織体で、そこで様々な課題とかお話されているということなんですが、そこと自立支援協議会との連携というのを、例えば相互に参加するとか、内容が密接に関わる分野ということもありまして、そういったことができれば、よりこういった課題の解消に繋がるのではないかというお話がありました。
また、学校の特徴として、校長先生が代わると、それまで学校の良かったようなことも含めて変わってしまうという傾向があるというところを、もう少し学校側で仕組みとして確立できたら良いのではないか、その良い部分を学校同士で横展開ができたらさらに良いのではないかというような話もございました。
あとは学校の方で、例えば成績とか問題がないお子さんでも、卒業した後に非行とかひきこもりといった課題が生じるというようなケースもあるということで、そういったお子さんでも何か不適応の予兆のようなものは、生活の中でキャッチできると良いのではないか、学校のやむを得ないところかもしれないのですけれど、卒業してしまうとそこがスルーされてしまうので、そこを拾って早めのケアができるとより良いのではないかという意見もありました。他にもたくさんお話があったのですが、以上で報告とさせていただきます。

(委員)
Bグループです。Bグループはネットワークに関わるところ、また、今日の大事なところということで、それぞれ協議会委員として参加している、それぞれの着目点で御発言をいただきました。まず、この子どもに関わるネットワークといっても、そこがさらに分解できるという御意見が出ました。就学前、小学校、中学校、高校です。小学校においても、小学校の低学年、中学年、高学年では違ってくるので、それぞれでニーズが変わってくるだろう、どういったニーズがあるのかというのを知っているのは大切だという意見が出ておりました。
また、高齢支援に関わっている委員からは、高齢分野では「多職種連携」というキーワードが少し前から言われていて、児童の方に当てはめていくとどうなるんだろうか、おそらく、教育と福祉、あるいは医療、地域みたいなところで、職種という名称にならないような役割をしている人も含めて、幅広くなるだろう、そういったところの把握、そういったところの力を借りていくことの大切さというのを、協議会で話していくと良いのではないかというような意見も出ていました。
また、特別支援学校では、数年前、現在もなんですが、移行支援のプランを立てるところで、就労ができる人、あるいは福祉の方に進む人、あるいは在宅で手厚い介護が必要な人、そういったところにいて、それぞれの相談先を紹介している。多くのところは就労というところで関われるところを就労支援センターとかに紹介しているのを、もっときめ細やかに、色々な分野の紹介先を連携として作っておく必要があるのではないかという意見をいただきました。
また、この中で、教育との連携、仕組みが上手く活用できないというエピソードにつながる話なのですけれど、民生委員の方から、日頃通学のサポートでサポーターという札を立てて道に立っていると、同じ学区なんだけれど違う方向に歩いて行く生徒さんに会う。こういった生徒さんと仲良くなってくると色々悩みを言ってくる。どうして他の方向に行くのかな、もしかしたら違う学区に通う理由があるのか。この辺りはちょっとわかりえないことがあるという、そういった地域の方にも子どもたちは相談をしているということを教えていただきました。地域にはこういった役割の人がいるので、理解が深まれば、これは学校の形態に関わる話だと思うんですけれども、子どもたちを支えていくことができるかなという意見をいただいております。そういったことが吸い上げられる協議会であると良いのかなと思いました。
多職種連携、また地域からのボトムアップみたいなところ、また特別支援学校、相談支援事業、高齢のところ、支援者のいろいろな枠組みはあるけれどなかなか繋がりにくいというところを共有したと思っております。協議会で色々話が挙がればいいかなと思います。以上です。

(事務局)
Cグループ、発表させていただきます。すごく活発なお話ができたかなと感じました。
まず、活用する社会資源のところがたくさんありますよねというお話が出て、ただそことどうつないだらいいのかとの御意見があったり、普段学校と連携をしているけれども、この子が卒業したら、その学校と連携するのかなとか。大体そういったお子さんの場合は世帯として課題があったり、障がいの程度が重たければ、障がい児の方の御兄弟に何か支援が必要だったり、スポットがなかなか当たりにくいというような皆様の感想もありまして、ある学校としてはこういった連携していると、例えば子ども家庭支援センターをうまく巻き込んで、支援者が最初は少しいがみ合ったり、違う方向を見ているけれど、何度か集まれば、おのずと役割分担が自然にできるというのを、もうぜひ学校にいらっしゃい、学校に来てくださいというようにうまくコーディネートされてるというお話も出たりして、創意工夫をしているなあと感じました。ただ、やはり子どもの方って多分10年20年前から言われていることですが、なかなかそれが続かないんだろうなというところで、みんな集まれば協力してくれる方が多いという話に全員がうなずいていたので、やはりこういったことを是非、子どもたちの未来というのは狛江の未来と同じだと思いますので、取り組めたらいいのかなというような前向きな話し合いができたかなというのが感想でございます。以上です。

(会長)
ありがとうございました。当初の予定よりも短い時間となってしまいましたが、この短い時間の話し合いでも、各グループに分かれて話していただくと、全体ではなかなか出にくい意見とか、それからまだまだ気づいていなかった資源とか、あるいは資源になりうる種みたいなものが、実は皆さん方の前にたくさんあるんだなということがわかりました。
今回の初の試みで、事務局にこういう形で準備していただいたんですけれども、ぜひ今後も、全体といっても狛江の場合、そんなに大人数ではないんですが、なかなかこの人数でも深いところまで細かく話していくのが難しいので、今のようなスタイルを今後の協議会でも取り入れながら、そして、本当にこの日常の中で、皆さんが気づいて聞いておられることを、もっともっと吸い上げていくような形がとれたらいいなと思っています。今日の皆さん御意見を聞いてそう思いましたので、このスタイルで続けていけたらと思います。今日の御意見についてはまた事務局の方で整理をしていただいて、次につなげていくような形を取れたらいいなと思っています。ありがとうございました。では事務局の方にお戻ししてよいですか。

(事務局)
前回課題で話し合ったセルフプランの話ですが、統計が年度末には出せる見込みですが、あのあと各事業所、自分が担当する範囲ではかなり受けてくださってる、頻度がかなり増えたなというのは感じています。
実際に話し合われたことが、一体どうなったかっていうのはお知りになりたいと思いますので、統計がとれ次第、セルフプランはこういうふうな進みでしたというような御報告を、またこの場でさせていただこうと思っております。
また、今日の計画の御意見等々は期限を決めて御提出いただくように、案内を差し上げます。事務局から以上でございます。

(会長)
次の開催予定、お願いいたします。

(事務局)
今後の日程については令和6年2月の開催予定です。また会長と日程調整した上で委員の
皆様にお知らせをさせていただこうと思っております。

(会長)
はい。ありがとうございます。今事務局からもありましたとおりです、今日この協議会全体の中でまだ十分に御意見いただくことができなかった計画のこととか、御意見あると思いますので、ぜひお寄せいただけたらと思っております。皆さんの方から何かありますでしょうか。

(委員)
事前に事務局の方に投げかけていたんですけど、支援級の方たちが中学校に上がっていく時に、狛江市内だと中学校の支援級が少ない、色々な小学校から集まってきて、中学校の支援級の人数制限みたいなものがあるのか、またそれがもしあったとしたら、入れないっていう形がでてきちゃったりするのか、そういう場合はどうなるのかっていうのを事務局に聞いておりました。今日は時間がないので聞けないかなと思うんですけど。

(事務局)
回答します。委員から御質問があったのは、地域の中学校の特別支援学級の判定が出る子なのに、そこにたくさん生徒がいて、もういっぱいだから支援教室、いわゆる通級の判定になったりしないのかというものです。確認しましたら、それはありえないとのことです。お子さんの状況に応じて、支援学級なのか通級判定なのかというのは出ますので、地域の中学校の都合で判定はされないということです。

(会長)
はい、ありがとうございました。他に皆さんの方からはよろしいでしょうか。すみません。
当初より15分遅れてしまって私の進め方の問題もあって申し訳ありませんでした。長時間にわたりまして、議論いただきありがとうございます。では、今日の議事すべて終了しましたので終了したいと思います。ありがとうございました。