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7 会議の結果
・狛江市地域自立支援協議会設置要綱第4条第5項の規定による「協議会は、委員の過半数の出席をもって成立」という開催の要件を満たしており、有効に成立。
議題1 【報告】事務連絡および地域課題の進捗について
・令和7年度の協議会スケジュールの確認を行った。
・前回協議会の地域課題の進捗に関する報告を行い、着実に推進されていることが報告された。
・第2回検討会議(令和7年11月10日開催)でモニタリングされた2件の地域課題(①令和6年7月に協議及び②同年11月に協議)にかかる報告。1件目の地域課題(①)に関しては、提出された課題が解決されていることが確認できた。2件目(②)については、地域生活支援拠点施設等の整備の進捗はまだ十分ではない。次回以降の協議会にて、あらためて所管課へ地域生活支援拠点整備について経過報告を求めることを確認した。
議題2 【報告】狛江市障がい者施策の進捗について
・市内のグループホーム(以下「GH」。)への指導検査について
事務局より指導検査の目的や内容について説明を行った。また、関係者より、運営するGHのサービス内容や支援の工夫等についての紹介が行われた。
(委員)資料2-1-5の「特徴」欄でGHえだまめは日中支援型とあるが、これは正しいか。
(関係者)包括型の誤りである。
・㈱リタリコ日中サービス支援型GHについての報告
関係者より、令和8年4月開設予定の日中サービス支援型GHについて、運営に関する検討状況や、令和7年4月に開設した井の頭公園のGHの運営状況等について報告がなされた。男女混合ではなく、女性専用GHとしての運用に方針変更した。
(委員)日中支援型のGHとして継続なさるということでよろしいか。
(関係者)仰る通り。
(委員)日中の活動について、生活介護でやっているような支援と違うと感じた。将来的にはより生活介護の活動に近い形にしていくのか。入居者の状態にもよるので、簡単ではないと思うが。
(関係者)当初は集団での活動で想定していたが、身体障がい、知的障がいの方が同フロアで時間を過ごす中で、集団の活動は難しいと感じた。かなり個別性に則って機能訓練の取組をしている。
集団でできることの取組の実践を、井の頭のGHで行っている。狛江のGHでは、1階を身体障がいの方、2階を知的障がいの方として運用する。そのフロアごとの集団活動をアクティビティとして取り入れて、運用する準備をしている。具体的な作業内容や製作活動については協議中。なるべく単発で終わらずに継続的に取り組み、日常生活や機能訓練に繋がるような仕組みにできないか、検討中。日中GHにいても、作業訓練や生産活動ができ、個人でも集団でもできるような方向で考えている。
(委員)とてもハードルが高いことだと思う。身体と知的の方が一緒に生活するのは難しいことであるため、実践と検証を今後も重ねて、安定した支援を継続していただきたい。
(委員)市内に、重度障がい者の方を対象としたGHを、令和6年度開設した。開所に当たっては、男性の応募者が多く、女性は定員を割っていた。(女性を限定して募集することは)障害者権利条約でも謳っているのが、住みたい場所で暮らす、ということと若干矛盾することにもなると思う。ただ、狛江で支援をされて行かれる事業所なので、みんな一緒に協力していけたらと思う。
(関係者)よろしくお願いします。
(委員)意見とお願いが1つずつある。1つ目の「意見」は、女性専用になったことについて。狛江はショートステイを行う事業所が少なかったので、男性利用者の利用できるショートステイの枠が増える前提で考えていた。女性利用者に限定することで、住んでいる地域によって使えるサービスに差がついてしまう点を心配しており、すごく残念。性別で利用限定するのではなく、サービスの内容や取組について多少の違いが出るのは、理解できる。しかし、地域の社会資源として、性別で分かれる使えないということは、とても残念に思う。
2つ目の「お願い」は、昨年もお伝えしたが、GHは地域に開かれていく視点が必要である。災害時の開業を考えていただけないかというお願いについて。狛江は水害に対する意識が高い。次回ご報告いただく際には、そのような点も合わせて、協力可能な内容を盛り込んでいただくようお願いしたい。
(関係者)次回には、社内で協議したうえで報告ができるよう準備をさせていただく。
(会長)女性専用になったということで、期待されていた方々の落胆もあったと思う。その理由のご説明で、腑に落ちない点がある。例えば資料2-2-1。前回の報告からの変更点で、当初男性10名、女性10名で予定していたが井の頭公園の運営状況や支援体制を踏まえて女性専用20名にしたという点は、やはり理由になっていない。新事業の運営の際には過去のノウハウを活かすのは当然で、女性20名になった理由として、理解できなかった。資料2-2-2の変更理由は、少し違う書きぶりになっている。前半は井の頭公園のGH運営を通じた、資料2-2-1と同様の運営状況・支援体制にかかる理由を指していると思う。その後に、男性利用者の受け入れが難しい、それから男女混合ホームとして安全に運営するために十分対策・体制を整えることが困難だと判断したと。でも、おそらく昨年説明されたときには、当初は可能だと想定しておられたと思う。当初可能だと想定していたのはどういう理由か、そして困難になった理由は何か、ここには明確な理由が示されていないように思う。もう少し踏み込んだご説明はいただけるか。
(関係者)ご指摘・ご意見はごもっともと思っている。当初の計画時、予見できなかったのかという観点からお伝えすると、当初は多様なニーズにお応えするため、性別問わずニーズに応えたいと、計画をしていた。先ほど井の頭公園の報告をさせていただいた通り、予想以上に、実は弊社のホームでは重度の方の問い合わせが多くなっている。
女性の方なのだが、性別に起因するセンシティブな問題も含めて、大分日常的に、様々な支援が常時求められるということが、実際に井の頭公園GHを運営してわかった実態である。
そのようなことを踏まえた時に、まず男性か女性かというよりも、お一人お一人の今の支援を提供する中で、安全、安心に提供できる体制をどう整えるかということを重要視し、運営をしながら検討してきた。あらためて安全確保であったり、その体制を24時間作ろうと思った時に、非常に心苦しかったがまず性別を分けさせていただくという判断に至った。
当初の計画と現状の運営の差分で言うと、実態の差を踏まえて、その支援の質というか、体制を整えることが最優先課題だと思ったので、そのように判断させていただいたというのが経緯としてある。
(会長)協議会は障がい福祉の社会資源を含めて、体制について検討し、良い支援をしていくにはどうしたらいいかということを検討していく場である。協議会の場では、やはり今、後からご説明していただいたような、そのようなご説明を当初から提示していただきたかったというのが、私自身の感想である。質問だが、当初期待されていた男性の利用者、利用者になりたいと思っておられた方々との対応で、何か苦慮されていることはないか。
(関係者)一軒一軒のご家庭にご説明はさせていただき、且つ、この文面で多くの方に資料の配布はさせていただいた。実際にお問い合わせいただいたご家族にはすべてお電話をし、今私が申し上げた内容をご説明差し上げている。多くの方にご理解いただき、来年度中に、近隣の区部で男性専用GHの計画が進んでいる兼ね合いもあり、そちらでも、ショートステイや、GHのご入居のご相談を、継続的にさせていただく。また、その間に丁寧な相談対応を行い、継続的に関わりを持たせていただいている。現状は以上のようなフォローアップもあり、対応に苦慮していることは、発生していない。
(会長)了解した。引き続き、協議会で定期的な報告をお願いしたい。
・障がい福祉計画意識調査の実施について
事務局より、障がい福祉計画意識調査の実施について報告を行った。令和9年度から始まる第8期障がい福祉計画・第4期障がい児福祉計画の策定にあたり、障がい福祉サービスの利用者や自立支援医療・難病医療助成の受給者等を対象に市が調査を実施する。
(委員)参考に、前回アンケートを行ったときの回収率がどのぐらいだったか教えていただきたい。
(事務局)詳細な数字は持ち合わせていないが、40%程度だったと記憶している。
・0~2歳児の児童発達支援の無償化
事務局より0~2歳児の児童発達支援の無償化について報告を行った。令和7年9月より、0歳から2歳までの児童発達支援等の利用者負担額の無償化が始まった。児童発達支援や保育所等訪問支援の利用者で1割負担の方の負担がなくなる。
議題3 【報告】各専門部会について
・ペガサス部会
➤8月、狛江市内の事業所を回りペガサスについて紹介した。活動報告会+交流会を9月に開催することを伝えた。
➤9月、活動報告会+交流会を2回開催し、6名が参加した。
➤防災への関心が高まっており、10月に市の総合防災訓練に参加している。
➤12月初旬、市の障がい者週間に参加する。
・生活支援の課題を考える部会
➤7月から11月は全5回実施。「母子ともに知的障がいのある家庭の支援体制について」をテーマに、役割を分担しながら進めてきた。
➤11月6日より「行動障害のある重度の知的障害児(者)が安心して地域で暮らし続けるために」をテーマに、個別事例からの地域課題の考察を進めている。12月~4月まで月1回実施し、地域課題を抽出する。
・子ども部会
➤今年度も年3回通して地域課題の抽出を実施中。今年度は、タブレット使用の学習に追いついていけない小学生に関する、子供と親の悩みがテーマ。
➤昨年度地域課題に掲げた「教育と福祉の連携」について、今年度より緑野小と連携し、放課後等デイサービスや児童発達支援、保育所等訪問がどのようなものか先生方に知っていただくこと等を目標に進めている。スケジュール調整が難しいが、来年度に持ち越してでも進めていく。
議題4 【報告】地域づくり計画について
今回は「障がい福祉だけでは対応しきれないケースの支援に協力する体制を作る」がテーマ。障がい児のいる世帯の支援を組み立てる上で、「児」だけではなく、世帯全体に何らかの困難性があることが多い。地域課題は2つで「養育支援を行うチームとの連携」と「子供の経験する場、機会に課題がある」。
議題5 【意見交換】地域づくり計画について
・Aグループ
➤関係機関の協力に関しては、反対意見なく賛同。
➤子の世代だけでなく、例えば年配の親が障がい者の面倒を見ている。そうすると親の認知症の問題が出てくるというような、親世代の課題である介護保険との連携も必要だ。
➤支援学校等に通っていたとしても、放課後等デイなど、福祉サービスを活用できていない世帯もあるのではないか。支援の網からこぼれてしまう世帯や気になる世帯の支援・フォローについては難しいところがある。
➤気になる世帯が出てきたときに、どこが先導役になるかについて法律上の建て付けがない。今回部会では、例えば子の案件なら何の法律が根拠で誰が支援者として集まり、支援についての作戦会議を立てられるかについて、議論した。
・Bグループ
➤関係機関の協力に関しては、反対意見なく賛同。
➤計画相談員のバックアップ体制がなく、不安になってしまうところがある。相談支援専門員が安心して働けるよう、バックアップ体制・支援体制をしっかり作る必要がある。
➤虐待だけではなく、外国人の親御さんのご家庭だと支援がなかなかうまくいかない。
➤計画相談員も、介護保険、ケアマネの方でも陰でやる仕事が増えている。市内の関係機関で連携して、バックアップできれば良い。
その他
・事務局より、基幹主催の研修についてあらためて参加者募集の周知を行った。
・委員より、次回の協議会で狛江市のコミュニティソーシャルワーカー(狛江市社会福祉協議会)の障がい者支援に伴う地域づくりについて報告を受けたいと提案がなされた。
→ 委員による反対なし。協議会として、報告をお願いすることとした。
【次回】 令和8年2月19日(木) 18:30~20:30 狛江市防災センター3階会議室
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