7 会議の結果
(事務局)
それでは定刻となりましたので、これより第5期令和6年度第1回目の狛江市自立支援協議会を開催させていただければと思います。本日は御多忙の中、自立支援協議会に御参加いただきまして誠にありがとうございます。
本日御連絡いただいている欠席の委員でございますが、森井委員、杉本委員より御連絡いただいております。また中村委員が少し遅れるということで御連絡をいただいております。
本日の協議会でございますが、狛江市地域自立支援協議会設置要綱第5条第2項の規定に基づき、委員過半数の出席がなされておりますので会は成立とし、これより協議会を開会させていただきます。
最初に、机上に配付しております資料の確認をさせていただきます。まずアジェンダです。
次は資料の1-①委員名簿、1-②全体のイメージ図、資料2としまして協議会のスケジュール資料3狛江市基幹相談支援センター、資料4ぺガサス当事者部会の活動報告、資料5-①生活支援を考える部会の報告、資料5-②研修会の実施報告書、資料6子供部会の報告、資料7-①地域づくり計画、資料7-②狛江市版の連携構築フロー、最後に資料8共同生活援助事業所開設についてと、今回事前にお送りしないところでサポートさんのパンフレットを挟ませていただいております。今の資料のところで過不足等ございますでしょうか。
それでは、会議の開会に先立ちまして福祉相談課長植木より御挨拶申し上げます。
(事務局)
皆様こんばんは。今年の4月に学校教育課から福祉相談課に異動して参りました植木と申します。今後ともよろしくお願いします。今回、地域自立支援協議会ということで御参加いただいていますが、お忙しい中御出席いただきましてありがとうございます。
この協議会なんですけど平成22年度から開始されてるとお伺いしておりますが、思えば14年目考えてみれば私の子供は中学2年生なんですけど、同じ歴史をたどっているんだな、なんて思っているところです。今年6年3月に狛江市では「地域共生社会推進基本計画」という計画を策定したところなんですけど、この計画「すべての市民が生涯にわたり個人として尊重され支え合って、誰もが排除されない地域社会の実現を目指すこと」を基本理念にしているところです。委員の皆さんには、また引き続き御負担をおかけしまして恐縮なんですが、また障がいをお持ちの方々がいつまでも健やかに暮らすことができるまちをつくれるように、また皆さんの活発な協議の場となれるようになればいいなと思っておりますので、また引き続きよろしくお願いします。以上です。よろしくお願いします。
(事務局)
それでは次第に沿って進めて参りたいと思います。ここから先は前回までと同様に、会長に司会進行をお願いしたいと思います。それでは会長お願いいたします。
(会長)
よろしくお願いいたします。今日も日中がとても蒸し暑かったので、皆さん本当にお疲れだと思いますけれども、今日も20時までの予定でこの協議会進めて参ります。
それからグループディスカッションの時間も設けておりますので、議事の運営に御協力をいただきたいと思います。そして、ここで新しい委員がお入りなので自己紹介と思いましたが、その委員が遅れていますね。一応今いるメンバーは、昨年度までと同じメンバーでよろしいですか。委員が揃ったら自己紹介を挟みたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
では、議題1「第5期狛江市地域自立支援協議会について」です。
令和6年度のスケジュール等についてを、事務局から御説明お願いいたします。
(事務局)
今回時間の都合上、資料2で令和6年度のスケジュールのみ確認させていただければと思います。今年度はスケジュール表の通り、本日、11月28日、令和7年2月19日の3回を予定しております。また研修会をですね、昨年同様年1回を予定しておりまして、研修の具体的な内容につきましては、決まり次第周知させていただければと思っております。以上です。
(会長)
ありがとうございました。ただいま資料2に基づきまして、スケジュールの確認がありましたけれども、皆さんの方から何か確認、御質問等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。ではまた今年度も御予定いただきたいと思います。お願いいたします。では、続きまして議題1「第5期狛江市地域自立支援協議会について」の続き、昨年度の地域課題についての進捗についてを事務局から御説明をお願いいたします。
(事務局)
ここでは昨年の地域課題で進捗のあった2点について報告させていただきます。
1点目が、昨年7月に課題となりましたセルフプラン率についてになります。セルフプランとは簡単に説明させていただきますと、障がい福祉サービスを利用する場合に、計画相談支援事業所がプランニングするのではなくて、本人もしくは保護者様が作成するものになります。本来はプランニングのプロの計画相談支援事業所の方が作成して利用していくのが望ましいんですけれども、人員不足等によりセルフプランの方が発生してしまっている現状があります。お手元に資料がなくて口頭になってしまって申し訳ないんですけれども、令和5年3月時点の成人の方のセルフプラン率というのが6%、児童の方が47%であったところが、令和6年3月時点では、成人が変わらず6%、児童が43%となっておりまして、児童に関しては令和5年のところが年間316件、6年が332件という形で、母数に関しては増えてるんですけども、パーセントとして47%から43%と、4%の改善に繋がっております(※会議後補足:令和5年度 セルフプラン149件/児童316件≒47%、令和6年度 セルフプラン142件/児童332件≒43%)。
これにつきましては昨年の協議会の課題として、市内事業所に共有させていただきまして、各事業所の取り組みで改善したものと考えております。ただ依然として計画相談支援事業所の数であったり、人員っていうのは足らないという課題が残っておりまして、それに対して市の方で何かできないかと検討を行い、実施している取り組みについて障がい者支援係より御報告させていただければと思います。
(事務局)
高齢障がい課の障がい者支援係白石です。よろしくお願いいたします。着座にてご説明させていただきます。
私の方からは、昨年度の課題の中で計画相談のところが議題になりまして、令和6年の10月から、計画相談支援事業所補助金について創設しましたので、そちらの説明をさせていただきます。既に市内の計画相談支援事業所の皆様には、年度当初に個別に御案内をさせていただいておりますが、障がい福祉サービスの円滑な利用にあたっては、相談支援専門員が大きな役割を担っていただいており、相談支援専門員が不足している状況は、狛江市に限らず、地域課題となっていることが他の自治体でも聞かれるところです。
その背景として、計画相談支援に関する国の障がい福祉サービスの報酬体系も要因のひとつということも言われておりますが、市内の相談支援事業所が、相談支援専門員の新たな配置に取り組んでいただける環境づくりを目的として令和6年10月から狛江市独自の補助制度を創設するところです。補助制度の主な要件として、事業所として常勤かつ専従の相談支援専門員が増加していること、事業所の計画相談支援及び障害児相談支援の件数の合計が増加する見込みであることということが主な要件としております。補助メニューは2種類あり、1月当たり10万円を交付する「基本補助」、1年度当たり60万円を上限として狛江市が支給決定を行った方に係る計画相談支援等の件数の合計に単価15,000円を乗じて算出する「件数加算」、この2種類のメニューで補助制度としております。2つのメニューを合わせますと1事業所1年度当たり最大180万円を交付することが可能となっております。補助期間は、1人の増員につき、3年間とさせていただいております。計画相談は、新たな配置をしてもすぐに1人前として計画を書くことが難しいので、相談支援事業所に配属されても人材育成に一定の期間を要するものと認識しております。相談支援事業所がそういった新たな人材配置による経営的なリスクについて市でも財政的に支援することで、相談支援専門員の増員につなげていきたいと考えております。そういった考え方で補助期間としましては、3年間ということで設定しております。説明は以上です。
(事務局)
もう1点地域課題のところで御報告がありまして、2点目は11月に課題となった「子どもの関係機関のネットワークづくりについて」になります。この点に関して子ども部会の設立に向けてということで大きな進捗がございます。事業所連絡会と事務局で連携して設立に向けて準備を進めて参りました。この後、議題3にて沼田委員より進捗も含め取り組みの御報告とあわせて、設立の承認をいただければと考えておりますので、その際はよろしくお願いいたします。事務局報告は以上になります。
(会長)
御説明ありがとうございました。ただいまの御説明について委員の皆さんから御質問等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。それでは議題の2に進んで参りたいと思います。
議題2【報告】「狛江市障がい者施策の進捗について」ですね。
特に基幹相談支援センターについて、それから障がい福祉計画について、市内で建設予定の日中サービス支援型のグループホームについて、こちらも事務局から御報告をお願いいたします。
(事務局)
事務局より報告させていただきます。まず最初に「基幹相談支援センターについて」ということで、お手元に資料3の説明を続けさせていただきます。ここのところが説明終わりましたら委員の皆様が揃われたので、自己紹介を一度挟ませていただければと思います。
基幹相談支援センターですが、障害者総合支援法第77条の2に規定されておりまして地域における相談支援の中核的な役割を担う機関として定められております。
狛江市では資料3の基礎情報にありますように、直営で令和6年4月にですね、私を含め3名担当者が配置されておりまして、11月より地域生活支援拠点に併設という形で開設し運営を行うことになっております。主な機能に関してですが、資料3に記載の通り(1)から(7)まであるのですが、障がい者の総合的かつ専門的相談支援の実施に関すること、障がい者に係る地域における相談支援体制の強化に関すること、障がい者の地域移行及び地域定着の促進に関すること、障がい者の権利擁護及び虐待防止に関すること、事業に関わる職員の人材育成に関すること、(6)が地域自立支援協議会の運営に関することということで考えております。下線部分についてなんですけれども、資料3の裏をめくっていただきますと、令和6年4月1日に法改正がありまして、国の方より地域の相談支援従事者に対する助言等の支援者支援と、協議会の運営への関与を通じた地域づくりの業務っていうところが、基幹相談支援センターの中核的な役割と位置付けられ、やや方針転換がされております。そのため先ほどの下線部分の業務に少し比重を置いて、今後業務を進めていくことになるかと思われます。
以上で基幹相談支援センターの説明を終わりたいと思います。続きまして障がい者支援係より説明頂きます。
(事務局)
私の方からは3点御説明させていただきます。1点目が「障がい福祉計画について」2点目が「日中サービス支援型グループホームについて」3点目が「地域生活支援拠点について」になります。
まず1点目の障がい福祉計画につきましては、昨年11月30日に開催されましたこの協議会で障がい福祉計画の改定について御意見をいただき、その内容を計画の中に反映させております。その障がい関連計画のほか、地域福祉計画、高齢者保健福祉計画、介護保険事業計画、成年後見制度利用計画、これらをまとめました「狛江市第1次地域共生社会推進基本計画」を令和6年3月に策定したところです。現在、この基本計画に基づく実施計画、こちらを策定しているところでございますので今後新たな計画の進捗につきましては協議会でも御報告させていただきたいと考えております。1点目については以上です。
このまま2点目の御報告をさせていただきます。本日資料を配布させていただいております一番後ろの資料8を御覧ください。狛江市内で開設を予定しております日中サービス支援型の共同生活援助事業所について御報告します。本日追加で資料を配布させていただきましたこの「共同生活援助 事業所開設について」という資料になりますが、株式会社LITALICOが狛江市中和泉三丁目に日中サービス支援型のグループホームを開設する予定ということで伺っております。共同生活援助の定員は男女10名ずつの20名、併せて短期入所も併設され定員が2名となっております。想定している利用者は、障害者支援区分4以上の方で、知的障がい者と身体障がい者です。場所はあいとぴあセンター東側の向かいとなっております。今月から来月にかけまして、建設予定地の近隣住民への御挨拶を行いまして、2026年(令和8年)の3月の開設に向けて工事が始まる予定です。これから東京都へ指定の手続きを進めていくという段階になりますので、本日配付しました資料に記載のある情報しか、こちらとしても把握してないところでございます。以前協議会でも御説明しましたが、共同生活援助のうち、日中サービス支援型につきましては、狛江市では初めての事業所になります。日中サービス支援型の指定の手続きは、自立支援協議会の御意見を経て進めていく必要があります。現在のスケジュールでは、次回の11月の協議会におきまして、事業者に参加いただいて、事業内容を御説明の上、協議会の御意見をいただきたいと考えております。本日は共同生活援助の日中サービス型の開設予定に関する情報について、御報告させていただきました。2点目は以上です。
続けて3点目の地域生活支援拠点につきましては、6月22日からグループホームの利用申し込みに関する御案内が始まりました。説明会を3回行いまして、6月22日、6月27日、7月10日と、3日間で合計54名の方が参加されました。申し込みの手続きや、入居までの準備につきまして説明を行いまして、申し込み期間は7月末までとなっております。8月以降、申し込みのあった方について面談や選考を進めまして、今年の11月の開所に向けて進めて参りたいと考えております。私の方から説明は以上です。
(会長)
御説明ありがとうございました。ただいま事務局から4点の御説明があったそれぞれについて、委員の皆さんから御質問等ございましたら確認をして参りたいと思います。いかがでしょうか。
よろしいですか。それでは議題の3つ目に進んで参りたいと思います。
その前に、今回新たに多摩府中保健所の委員さんの人事異動での変更がありましたので、ここで自己紹介を挟んで参りたいと思います。大変恐縮ではございますが、私から始めさせていただいて、東委員の方に回って時計回りでお願いしたいと思います。先ほど事務局から御説明ありましたときに、話し合うときはこの目の前のマイクのボタンを押して赤くなったら話すということですのでよろしくお願いいたします。
(会長)
改めましてこの協議会の代表を仰せつかっております髙山です。どうぞよろしくお願いいたします。
(委員)
東といいます。よろしくお願いいたします。
(委員)
近岡と申します。よろしくお願いいたします。
(委員)
森田と申します。よろしくお願いいたします。
(委員)
橋爪と申します。よろしくお願いいたします。
(委員)
加藤と申します。よろしくお願いいたします。
(委員)
沼田と申します。よろしくお願いします。
(委員)
二宮と申します。よろしくお願いいたします。
(委員)
長谷川と申します。よろしくお願いします。
(委員)
遅れまして申し訳ございませんでした。中村と申します。どうぞよろしくお願いします。
(委員)
南谷と申します。よろしくお願いいたします。
(委員)
牧と申します。よろしくお願いします。
(会長)
皆さんありがとうございました。それでは議題の3番目に進んで参りたいと思います。
議題3【報告】「各専門部会について」です。
ここからは、各専門部会からの報告になります。初めに、当事者部会のペガサスの報告をお願いいたします。
(委員)
ペガサスの今年度の活動、令和6年4月から7月2日までの活動報告をさせていただきます。まず、今年度の活動計画について話し合いました。いろいろアイデアが出た中で、今年元日に能登半島で大きな地震があったことを受けて、災害をテーマにした企画に取り組もうということになりました。ただどういう形でペガサスらしくできるのかということに関しては模索中です。次回の役員会は来週23日火曜日夕方の16時からあいとぴあセンターで行います。以上です。
(会長)
御報告ありがとうございました。続きまして生活支援の課題を考える部会の報告を東委員にお願いいたします。
(委員)
報告いたします。資料の5-①を御覧いただければと思います。まず生活支援を考える部会の概要というか構成している人たちのことを確認しますと、市内には指定特定相談支援事業所、障害児事業所も含めて4ヶ所ありまして、社協さんが運営している「サポート」、足立邦栄会さんが運営している「みずき」、私が所属する「リヒト」、大人のところと子供のところやってるところがありますが、それぞれ2~4名くらい参加していただいて、狛江市の児童発達支援センター雲柱社さんが運営しているところから1名参加されています。相談支援係からも1名、市の方が参加されています。月に2回、第1第3木曜日の10時から12時で実施しています。児童発達支援センターさんは、業務の都合もあって月に1回程度の参加となっています。2時間あるうちの前半30分を連絡会組織の相談支援事業所連絡会という形で情報共有をしていて、そのあと1時間半で専門部会をしています。専門部会で話された中身を報告させてもらおうと思っています。前回のこの協議会の全体会があってからですので、今年の2月から直近のところ6月20日までの開催でした。今回後で資料が出る成果物ができたんですが、それを取りまとめるので、2月から地域づくり記述の修正となっていて、成果物が完成したのは5月の16日になっていて、そこまでコツコツと「生活支援をより要する方に対しての就労支援のあり方について」ということをテーマに、地域課題をまとめるところを実施しました。その後、今まさにやっているのですが、6月6日からは別な課題に取り組んでいて「地域生活支援事業を含めた福祉サービス利用に複数課題を抱える家族への支援(仮)」というテーマですが、そこでみずきさんから事例提出があって、司会をリヒトがやり、グラフィックをサポートがやりつつ、今取りまとめをしているところです。一応ここの地域課題を8月1日までに取りまとめるという話になっていまして、その後合計5回にわたって、1つの課題を取りまとめるような予定で実施したいと考えています。今後の開催予定までお話ししました。
続いて3番目が昨年度の地域自立支援協議会の研修について「研修をやりました」という報告だけはしたんですが、アンケートの締め切りがその後だったので、集計の報告はできていませんでした。実施報告書別紙資料5-②がありますので、御覧いただければと思います。研修を実施したのは今年の2月13日火曜日で、狛江市役所の4階の特別会議室で午後13時半から17時まで実施いたしました。内容は、野中式事例検討の実践方法というファシリテーションを使いつつ、ホワイトボードを使った形で事例検討していくというものを、一昨年に引き続いて、令和4年度、今年度と同じような内容で実施しています。アンケートの回収率も結構高くて、参加された方は16名だったんですが、アンケートに協力してくれた方が14名、事務局が入ってるので、実際は13人の参加者の16分の13がアンケートに答えていただいた形になっています。参加者の属性とか所属などありますが、経験年数のところが、もうちょっと若い方もいるかと思ったんですが、10年以上15年未満という経験の方が5人と結構多くて、相談支援事業所の方の参加が多かったんですが、研修に参加した満足度は「満足できる」や「とても満足できる」方も多く、役に立ったかどうかという問いに対しても「役に立ちました」というような比較的前向きなお話をいただいています。またこの研修そのものが「職場の同僚や上司・後輩に参加をおすすめしたいか」という問に対しても「とてもおすすめしたい」と答える方が一番多かったりということもあったので、同じようなテーマで今年度の研修もやった方がいいんじゃないのかなと個人的に思っているところです。様々細かなところの御意見御感想などはお時間のある時に読んでいただければと思いますが、最後のページにホワイトボードの前で講師の花形さんが話をしながら書いている絵が、白黒ですが見えているかと思うんですが、手には何も持たずに、ホワイトボードにすべて書き入れるということをすると、手元を見たり、上を見てみようとはしなくて、書いてること頭の中のものが全部ホワイトボードに書いてあるみたいな形で、話題に集中できるというようなこともあり、発散して集約していくみたいなことを2回続けて事例検討していくというのが大枠なんですが、それが体験的に演習も含めて実施することができたというのがこの研修になります。戻りまして、研修の報告は以上なのですが、その他4番目に「子ども部会設置に向けて」の協力がありまして、この部会のコアのメンバーの方と基幹相談支援センターの方、2回目は今後の子ども部会で行っていく課題抽出をするところでのレクチャーということで、私と2回目は生活支援を考える部会の部会員の人が一緒に参加してお話をするようなことで、部会設立に向けての協力をして参りました。
あとは連絡会についての報告になりますが、連絡会としては事例検討会を実施していまして、今日が一応第3木曜日なので、本当は今日だったんですが、また来週になると思いますが、2月から5月までの間の参加が7名~5名くらいで実施しており、東京都の相談支援従事者研修という、相談支援専門員を育成する研修がありますが、今は地域の中で実習をするというカリキュラムになっていますので、実習のその支援拠点という拠点機関として、主任の相談支援専門員が3名おりまして、そこに森田さんもそうなんですが、私の職場の今村というスタッフと私と3人が割り振って、新しく相談者になろうとする方とか、すでに相談支援専門員で働かれている現任の方の研修の時のスーパーバイズをするようなお手伝いをしています。長くなりました。以上です。
(会長)
ありがとうございました。続きまして子ども支援部会の報告を沼田委員お願いいたします。
(委員)
資料6になります。先ほど大きな進捗があったと。その報告をしなければいけないというプレッシャーがあるんですけども、子ども部会設置に向けて準備を進めております。
資料6にあるように6月27日にまずは準備会として集まりました。出席者としては13名。
内訳としては、児童発達支援センター、教育支援センターのスクールソーシャルワーカーさんあと児童通所支援事業所5事業所から8名。あと行政、子供発達支援課の方1名、自立支援協議会事務局の基幹相談支援センター担当の方2名でした。内容としては先ほど東さんからありましたように、協力というところで色々教えていただきました。講義として‟地域の視点で考える 地域課題をどのように見える化するのか”事例検討というので、ある方がいて支援する方がいて、その人たちの課題を考えるのではなく、その課題、事例をもとに地域の課題として考えていこうというような視点を教えていただきました。あとは2番として「子ども部会について」予定構成機関、参加者ですね。どんな方が参加していただけるといいかなあと。
病院の先生だったり、学校の先生だったりいろんな意見が出てます。その中でまずは書いてありますように、児童通所支援事業所6事業所、児童発達支援センター、教育支援センター、行政を部会員としてまずはスタートしていこうとなりました。今後の予定としては、今回は準備会だったので、第1回目の子ども部会を9月に予定しています。ここで実際に課題抽出を行ってみる。そして12月に課題抽出をしていろんな対応を検討していって、2月の自立支援協議会でお伝えできればいいなと思っております。昨年度までは事業所が集まって、各事業所からの報告を受けながら、それをこの自立支援協議会の中でお伝えしてきました。それを今回子ども部会として、全く連絡会と別に課題抽出というのに特化した部会を設立して、より地域の課題に取り組んでいったり、この協議会に報告していって、実際にその人たちの課題だけではなくて、そのあとにも同じような問題を抱えてしまう地域の方への支援に繋がるような部会になればいいなと思っております。以上です。
(会長)
御報告ありがとうございました。ただいまの生活支援を考える部会の報告にもありましたとおり、新たな子どもに関して協議していく部会を立ち上げるにあたって、様々なサポート、それから御準備をいただいたという経緯があったと思います。この新しい部会をこの自立支援協議会の新たな部会として位置づけるということを、今日ここで確認をして参りたいと思います。
すみません、その前に部会の名称なんですが「子ども部会」が正しいですか「子ども支援部会」が正しいですか。私の手元の資料が「子ども支援部会」と書いてあったんですが、報告の今の資料6は「子ども部会」になっているんですけど。正式名称はどっちでしょうか。
(委員)
沼田です。「子ども部会」で現在は統一していこうということになっております。
(会長)
はい、わかりましたありがとうございました。それではこの「子ども部会」を自立支援協議会の新たな部会として正式に位置づけるということで、今日ここで確認をして参りたいと思いますがよろしいでしょうか。
はい。ありがとうございます。それでは次回からは、仮ではなくて、「子ども部会」として進めていただき、また次の協議会で御報告いただくということでよろしくお願いいたします。それではここまで各部会の御報告をいただきましたけれど、ここまでで御質問等ございますでしょうか。よろしいでしょうか。ありがとうございました。
それでは議題の4つめに進んで参りたいと思います。
議題4【報告】「地域づくり計画について」です。
検討会議の報告ということになりますかね。こちらも事務局から御説明をお願いいたします。
(事務局)
事務局から御説明させていただきます。資料7-①と7-②をお手元に御用意いただければと思います。
まずは資料7-①の「地域づくり計画」のところから少し御説明させていただければと思います。今回課題が2つありまして①と②一番左側です。①の御注目いただきたいのが、7-②もちょっと見ていただきたいのですが、参考資料のフローの右側の右上の部分「就労定着支援」というのが障がい福祉サービスにありまして、3年間の期限が決まっているサービスになります。もし自宅でヘルパーを使ったりだとか、他の障がい福祉サービスを利用していない場合、受給者証の利用者サービスはすべて終了になってしまいます。長年関わりがあった就労移行支援事業所であったり、相談支援専門員との関係も終わってしまうと完全に終了となってしまいます。実際その就労移行支援を利用して、就労就職をして、就労定着支援を使ってという流れが通常の流れなんですけれども、一般雇用、障がい者雇用、就労定着を使いながら雇う会社からしても、本人家族にとっても何か備えがないと、支援者が急に定着支援が終わったら、いなくなっちゃうっていうことが発生してしまう。そのために福祉サービスが終了となる方でも、終了の半年程度前から狛江市に「障がい者就労支援センター」というのがございますので、つなぐ仕組みができれば仕事のフォローアップの継続とともに、何か生活面で課題があったときに、福祉サービスの利用に向けた相談にも応じることができるのではないかと考えておりまして、支援者だけでなく、当事者、家族、就労先が福祉サービスの役割や、終了するということがどういうことなのか正しく認識し、早め早めに適切な連携や対応をとることが求められております。
以上のような仕組みづくりを紙にまとめたものが、7-②の資料のフローになっております。この後グループワークをするんですけれども、このフローについて御意見をいただきたいと思っておりまして、フローの運用が適切と御意見が頂戴できればいいかなとは考えておりまして、支援者がこのフローで動いていくことで、課題解決に繋がるのではないか、また、次年度福祉のしおりに、今障がい者支援係の方で障がい者のしおりというのを毎年作成させていただいてるんですけれども、そこに掲載をしてもいいんじゃないかと検討委員の中で意見として出ておりまして、ぜひそのフローの活用の了承も含めて、この後のグループワークで御協議いただけるといいのかなと思っております。
もう1つ資料7-①の②の課題、左下の課題、就労支援センターのことを知る、広めるということについて、今協議会委員である加藤委員が狛江市の就労支援センターの統括業務調整の支援業務に携わっておりまして、検討のディスカッションの前に、加藤委員から少しお時間いただきまして、狛江市のパンフレットをつけておりますので、就労支援センターについて協議会でも御説明をいただけると、委員の皆様も改めて狛江市の就労支援センターがどういったことをされていて、どういったところで活用いただけるのかというのを知っていただく機会になるのかなと思います。パンフレットを見ながら加藤委員より、御説明をさせていただくお時間をいただければと思いますので、お願いできますでしょうか。
(委員)
障がい者就労支援センターサポートの加藤と申します。お手元のサポートのパンフレットを利用して、障がい者就労支援センター事業の説明をしていきます。まず資料を見開いていただいて、左側に記載されてされている障がい者就労支援センターをご覧ください。利用できる方は、市内在住の15歳以上で就労意欲のある障がい者の方になります。支援内容は5つあります。
1つ目就労相談。これから就職したい人、今、職場で困っている人の相談を行っています。2つ目職業準備支援。企業や社会福祉協議会、市役所で行う実習を通して、就職前の就労体験ができるお手伝いをしています。このほかにご本人の希望や状況に合わせて、福祉サービスや委託訓練など、就労に向けてスキルアップできる場所につなげていくこともしています。3つ目就職活動支援。ハローワークへ同行したり、履歴書の作成準備、面接の練習のお手伝いを行っています。希望があれば、採用面接の同行支援をしています。4つ目職場定着支援。勤務先に訪問をして、上司やご本人と面談を行って、ご本人が働きやすい職場環境を整えるお手伝いをしています。5つ目離職支援。退職手続きや離職後の失業手当の手続き、再就職のお手伝いをしています。ここに記載はありませんが、就労希望者や働いている方を対象にセミナーや勉強会も実施しています。また、短時間雇用、短時間就労ができる職場開拓も行っています。以上になります。
(事務局)
御説明ありがとうございます。まずは御説明があった通り就労支援センターの方で登録をしていただいて就労のフォローをしていただいております。就労のフォローといっても、就労1回登録されると、本当に定年退職のところまでフォローいただいていると聞いておりましてとても手厚く支援をしていただいている状況になっております。資料の7-②の部分で今回一番御説明させていただきたかったのが、繰り返しになってしまうんですけれども、通常就労移行支援というサービスを使われて、そうすると2年間支給決定を受けて、終わった後に6ヶ月間は原則就労移行支援事業所さんの方でフォローに入るようになります。ここで就労定着支援の方を使うっていう形になれば、そのままサービスの方に移行するんですけれど、ここで就労定着支援は使えませんよとなったタイミングで、どこにも繋がらないとなかなか支援を受けられないところがありますので、そういった時に就労定着支援センターというのも活用できるのかなと思っております。地域づくり計画で簡単にはなるんですけれど説明は以上になります。
(会長)
ありがとうございました。そうすると今、御説明いただいたことがこの後のディスカッションのテーマになっていくことになりますので、議題の5の議事に進んでいくことになります。
議題5【意見交換】「地域づくり計画について」ですね。
ただいま説明がありました地域づくり計画の内容について、委員の皆さんグループで意見交換をしていただきたいと思いますので、この後の進め方、特にどのような意見を出していただきたいかについて、もう一度事務局からグループの分かれ方とか移動とか、御説明、準備をお願いしたいと思います。
(事務局)
すみません説明させていただきます。一応、後程説明するんですが、後ろのホワイトボードにABCと3組に分けさせていただいておりまして、この後御案内しますが、各ABCのグループに1人ずつファシリテーターということで、基幹相談支援センターの佐々木と吉田と委員の森田さんにも御協力いただきまして、各グループに1人ずつ付かせていただきます。この後、机と椅子を移動させていただいて、各グループごとにお話をしていただければと思います。お話をしていただきたい内容ですが、先ほどのフローの部分、就労移行支援事業所が有期的な事業である。そのあと就労定着支援が切れてしまった後に、福祉支援者がいなくなってしまうというリスクがあるというところが課題であると考えております。この件について、まずはこのフローの活用をしても構わないかということの承認の御意見と、これを市の方で作っている障がい者のしおりに入れるなど、積極的な活用をしても構わないかという部分。あと3点目が全体を通しての意見、この3点についての御意見をいただければと思います。司会進行役の方で、書記も含めて、流れも説明させていただきますので、グループから出た意見をまとめさせていただいて、グループワークが終わった後に発表する時間、各ファシリテーターが発表するような形にしておりますので、よろしくお願いいたします。そうしましたら、グループ分けさせていただきます。御案内しますのでそのままお待ちください。
~グループワーク~
(会長)
各グループ大変熱心に協議をしていただきありがとうございました。
それではですね、ABCの順番でどのような意見が出たか御報告をいただきたいと思います。各グループ最長5分でお願いしたいと思います。ではAグループからお願いいたします。
(Aグループ)
Aグループから発表させていただきます。取り留めない話になってしまうかもしれないんですけれど申し訳ございません。まずフローの活用の件につきましては、概ね活用ができるんじゃなかろうかという話になりまして、意見としましては、その就労定着支援の利用が終わった後に、突然引き継ぎを受けるというケースがやはり多くて、その場合だと障がい問わず、介護のところでもあるんですけれども、本人の特性であったりだとか、本人がどういった支援が受けたいのか、どういった得意があるのかっていうところがわからないので、やっぱりどうしても事前に引き継ぎっていうのが必要になるのかなというところで、この6ヶ月前に支援の引き継ぎができるっていうのは、一番いいんじゃないかなという御意見がありました。
その他、今実際その連携が取れてないっていうのもあるのかもしれないんですけれども、どうしても事業者さんは一生懸命やっていて、人手も少なく、引き継ぎができてなくて直前になってしまうっていうこともあるので、フローのこともあるんですけども、普段からしっかり連携していくっていうことも必要なんじゃないかという意見もございました。狛江市の特性として、少し小さな市で顔の見える関係というところもあるので、フローの活用というところでは、これをただ障がい者のしおりとかで配るんではなくて、例えば研修会で支援機関が意思統一して、こういったことを当事者の方に統一的に説明できるようにしていくっていうことも必要なんじゃないかという御意見もありました。障がい者のしおりの活用についてですが、今回ですねこのフローが「誰向けなのか」というところは少し考えてもいいんじゃないかという御意見が出まして、具体的に言いますと、障がい者のしおりは支援者さんも見ていただけるんですけれど、大体障がい者の手帳だとか、あとは障がい福祉サービスを申請していただいた方にお渡しをしております。このフローを見たときに、当事者の方がこれが何なのかというところをもう少しわかりやすくした方がいいんじゃないかと。そのフローの一番上の本人というところで、就労移行2年使って6ヶ月あって就労定着支援が3年ありますとはあるんですけど、本人がその間どういったことをしているのかとか、どういったことをやる必要があるのかというのを少し書き加えると、本人としてもこれを見てイメージがつきやすいんじゃないかという意見がありました。どうしても支援者さんが見るとパッとすごくいいものに見えるんですけど、障がい者のしおりに挟むとなると当事者の方も見ますので、例えば相談支援専門員さんが3ヶ月ごとにモニタリングとありますが、どういったことをモニタリングしてるのかとか、細かいのでどこまで載せるのかというのもあるんですけど、そういったところも少し考えてもいいんじゃないかなという御意見が出ました。今回グループが精神、保健所の方、ケアマネージャーの方と計画相談、就労支援センターの方っていうことであったので、今回その就労定着支援で、引き継ぎのところがうまくいかないということでしたけども、介護の方でも例えば65歳以上になるタイミングで、突然65歳になったから介護保険に切り替わるとか、スムーズにつなげられるのかと思っています。
後は、精神の方では18歳児童から成人に達したときに、もう来月18歳になるから、後はお願いしますというような感じで、その引き継ぎっていうのはどの分野においても丁寧に行われる必要があるので、今回のフローは、就労定着、就労に特化してますけどいろんなところで、こういったところを活用できるんじゃないかなという意見がありました。取り留めない話なんですが以上になります。
(会長)
ありがとうございました。では続きましてBグループお願いいたします。
(Bグループ)
Bグループの協議内容を報告したいと思います。まず、この連携構築フローの活用については、承認できるものだと話し合いました。また、福祉のしおりに入れるなどの積極的な活用も必要だろうということになりました。ただしBグループの構成しているメンバーが、教育機関の方、そして児童支援をしている方、成人の知的障がいの支援をしている方、そして私は相談支援専門員をしています。
もう1つ、このフロー「本人たちが」また「企業の担当者」が、さらに「家族」がという3つの柱に、理解できるような内容にした方が良いのではないかという意見が出ました。おそらくこのフローを作るにあたっての困りごとは非常にわかりやすいだろう。支援がなくなってしまう人ということで、状態はよくわかってくるんだけれども、これを活用した時の、いろんな方が想定できるというところで、この3つの対象者に合わせた表記にする必要があるんではないかというような話し合いを行いました。さらにこのつなぐ役割を果たせない、支援者がいなくなってしまう課題というのは、例えば、知的障がいの軽度の方の場合には、家にこもるという以外にも、悪い支援者といいますか、企業、或いはグループ、団体から声をかけられて、他の道に行ってしまうようなことにも繋がっていく、支援者がいないということで、そういったのも予防していく必要があるだろうと。どうしてもそういった少し悪いような何か悪ぶっているようなところというのは、魅力を感じる方もいらっしゃるようで、そういったところから福祉の方に繋がり続けられるような仕組みづくりが必要なんではないか。或いは、そういった派手な活動とか動きをしないけれども、家に居続けるような状態の方に対しても、困りごとを発出してそれを自分で理解ができないにしても、外に表出できるような仕組みが、さらに求められるんではないかというような話し合いになりました。具体的には、このフローに加えて、チェックシートのようなものをつけて、こういったチェックで当てはまるところが多ければ「ここに電話をしてね」というような、もう少しわかりやすい繋がり先というのが求められるんではないかという話し合いに至っております。
さらに今日、課長から地域共生というようなワードでも、この協議会の役割を御説明いただいたところで、やはりこういった支援が途切れてしまう、或いは乏しいまま続いてしまう方たちには居場所が必要なんではないか、というような意見も出たところです。どうにか仕事をしているけども、或いは仕事が途切れそうだけれどもといったときに、実際に相談できる場所が少ないんじゃないか、居れる場所が少ないんではないかというような意見が出ております。児童の支援者の方からは「いや、もう20歳を超えてからもよく遊びに来るんだよね」というような意見が聞かれたり、学校の先生からは「3年のフォローの後もやっぱり心配でね」というようなところですとか、そういったいろんな社会的に参加ができるリスクっていうところを気にされる先生方も多いというようなお話でした。このフローを是非とも活用していただきたいというところがBグループの意見なんですけども、3つの対象者にわかりやすいようにするということ。できれば就労支援センターさんですとかそういったところで、チェックシートを作ったり、その後の居場所みたいなところは協議会の役割になるかもしれないんですけども、そういった仕組みなどに発展させていくようなものにしていったほうがいいんじゃないかというのが、Bグループの意見でした。
以上となります。
(会長)
ありがとうございました。それではCグループお願いいたします。
(Cグループ)
Cグループ発表させていただきます。Cグループの方フローに関しては、積極的に活用することの承認は、委員全員の中で了承を得ることができました。また、福祉のしおり等に入れるというところも、反対意見は特になく、了承・承認というような形でグループの意見として出ております。特記としまして、例えばこのフローが非常に支援者が見ればわかりやすいんだけれども、やはりちょっと当事者の方や利用者の方がわかりづらいところもあるんであれば、少しやっぱり工夫が必要なんじゃないかっていうような意見も出ました。
実際、当事者の方、利用者の方だといろんなこのキーワードとか、やっぱ文言が少し難しかったり、就労定着自体も結構、割と新しい制度だったりとかして、障がいの制度ってなかなか日進月歩いろいろ進んでいく中では、このフローは当然活用する、福祉のしおりに入れるというところは良いにしても、当事者の方が使いやすいようなフローっていうのは、今後も検討していくべきじゃないかっていうような御意見が出たりしました。
あと興味深かったのは、就労移行支援や定着支援の話と少し違ったところだったんですが、支援学校を卒業して、一般就労された方、市の就労支援センターと学校が、いや、3年間と学校のは3年間で有期ですけれども、そういった形でちょっとフォローアップしたりとかっていうふうに、教育は教育で、独自にやはり障がい者の皆さんの就労生活がいいような形になるような、サポートアップみたいな形の仕組みを作ってらっしゃるみたいなお話も出てきたり、あとは、例えば今いろんな大手企業さんなんかが、この就労のいろんなサービスとかいろんなものを使ってらっしゃるところがあるので、制度だけじゃなくて大手の会社さんと、例えば行政、都なのか市なのか?ですけれども、そういったところがコラボレーションしながら、この制度ではないところでのいろんなフォローアップができるような取り組みなんかも考えてみても面白いんじゃないか、みたいなお話も出てきました。やはりこういった仕組み、支援者に繋がった方がいいなと思われる方や、ちょっと心配だなと思われるような方が繋がる仕組みができることで、結果としてやっぱり8050の予防になったり、困ってる人を見過ごさないみたいな仕組みっていうのは、とてもいいものじゃないかなという意見をある委員がお話されて、うなずかれてる印象があったので、こういった仕組みをうまく使いながら、今後も誰も取りこぼしのない、取り残されないような狛江市としてなっていければいいのかなと私もファシリテーターで感じたところでした。以上になります。
(会長)
ありがとうございました。大変熱心な議論がありまして、このフローを活用できるかどうか、しおりへの掲載をどうかということを超えて、様々な新しい視点での地域課題に繋がるようなお話もされていたということがわかりました。ありがとうございました。
ではまず、基本的にこのフローは活用できるものであるということを御確認いただいたということを共有したいと思います。併せてしおりの方にも掲載する前提で活用をしていくと。但し、それぞれ御意見いただきました通り、これを今たたき台のような形にして、さらにブラッシュアップをしていく。特に御本人がわかる、このサービスを使う当事者の方がわかるという視点で整理すると、少し情報の取捨選択、或いは、さらに詳しい説明なども必要かもしれないということですね。併せて支援者にも、そもそもこの狛江としてはこういうふうにやっていくんだってことを知っていただく必要もあるので、支援者の方にももちろん理解していただけるようなものを作り、場合によっては説明を研修会等でしていくということも必要ということですね。企業の方の安心にも繋がるように、狛江市ではこういうサポートしていますということで、要するにそれぞれの立場の方がわかりやすいものを作っていく。ですからしおりはおそらくご本人という視点でいいと思うんですけれども、それをベースにしながら、誰向けに作るかということを御検討いただくことになるのかなと思いました。
私もそれぞれのグループの議論を聞かせていただいたり、この資料を見せていただいて気づいたところですけれども、本当にご本人向けの資料にしていくってのはすごく大事だなというふうに思いました。先ほどのサポートさんの資料を見ていたときに、就労支援センターの支援であるとかをYouTubeQRコードがあって、YouTubeを見れるようになっていて、さっきYouTubeを見せてもらったんですけど、こういうのもいいなと思ったんですよね。ご本人のしおりの中に、ご家族も見れていいと思うんですけど、QRコードで、例えば就労移行支援っていうサービスもそもそもよくわからないよってなると、サービスについてそこ見るとわかるとかこういうのも、合わせて活用できるといいのかなと思いました。
あと、どこでさらに作業を進めていただくのか、事務局で進めていただくのかわからないんですけど、こういうのってなかなか作っていくのが難しいですよね。制度とかが複雑なので、本当はプロに入っていただくといいんですよね。「こういう仕組みなんです」という説明して、「どういう人に御説明したいんです」というと、本当に福祉のプロじゃなくてもデザインのプロの人ってすごく上手に作ってくださるので、予算があるのかどうかわかりませんけど、何かそういう形ができると本当はいいのかなあと思ったりしていました。何か作成するまでは難しいかもしれないけれど、何かちょっとアイデアをいただく、ぎりぎりお金があまりかからない形まで相談できるとしたらいいのかなって思います。でもすでに、このパンフレットを作っておられるいろんな事業所さんでいいものがあったら、ぜひ参考にしていただいたり、アイデアいただいたりするといいかなと思いました。ちなみにもし、しおりに掲載するとすると、いつぐらいが期限となるんですか。
(事務局)
しおりに関しては年度で発行しているので、今追加するってのはちょっとすでに印刷した分もあるので難しいかなと思うんですが、次年度に関しては随時いろいろ相談できるというのは担当部署に聞いておりますので、例えばこれをもう支援者用のために、これは入れていくような話で、ブラッシュアップしたものは、いついつまでにみたいな形であれば、それはお調べしてまたメール等で委員の皆さんに周知させていただくってことは可能かなと思います。
(会長)
わかりました。御本人向けっていうのはそれはそれでもう一度整理していただくとして、支援者向け、多分これどちらかというと支援者がわかるかなっていう感じなので、でも少し修正された方がいいところもあるかと思うので、こんなふうに少し修正しましたっていうのをメール等で御連絡いただいて、またちょっと御意見を皆さんにいただきながら、さらにこのバージョンもブラッシュアップするようなことができたらいいかなと思いますので、そのような進め方というか、進めていった形でよろしいでしょうか。
全体として、皆さん他のグループの御意見も聞いて、何か感じたことなどがありましたらお聞きしたいと思いますがいかがでしょうか。よろしいですか。
では一旦事務局で今出た意見を一度整理していただいて、このフローの作成の、まさに今の御意見をベースにしたもう一つ進んだたたき台を作っていただいて、また共有していただくという形でお願いしたいと思います。よろしくお願いします。ここまでで今日御準備いただいた議事は以上になりますので、最後事務局の方にお戻ししたいと思います。お願いいたします。
(事務局)
ありがとうございました。先ほどのお話はフローの修正とかに関しては検討会議にまた返していきつつ、部会の方にも、今ちょっと部員の方何人かいらっしゃいますけれども、部会の方にも返していかなきゃいけないお話かなと思いますので、そのあたりは事務局として今日のお話し合いの結果を御連絡させていただこうかなと思いました。
事務局として全体の最後の連絡なんですけれど、まず検討会議の件なんですが、今まで事務局の職員が検討委員にも入ったりすることがあったんですが、今年度から基幹相談支援センターが事務局に移って、検討委員に我々は3人ははいっていません。なので、この間検討委員とも少し話もさせていただいた中で、地域課題の報告は、事務局の代読対応となりましたが、課題によっては検討委員の委員の方が協議会に出て、地域課題を御報告いただくみたいな場面があるかもしれませんので、ちょっと今までと違う動きとなることもありうると皆様にも御承知おきいただきたいなと思いました。1点目でございます。
2点目が検討会議について、近年地域づくり計画のお話が中心だったので、実質はその話の間は一部非公開というかパブリックにしないような形にしてたんですけれども、今回子ども部会の設立とともに、やはり検討会議にも子ども部会の方に来ていただいて、課題がどうだったかというのを、直接御説明いただくというような取り組みもあった方がよろしいかと思いまして、これは狛江市の地域自立支援協議会設置要綱の第7条に「協議会及び検討会議は必要に応じて、構成員以外の者の出席を求め、意見を聞き、または説明を求めることができる」というような規定もございますので、検討会議のあり方も若干少し今までと変わって、子ども部会の委員の方に来ていただいて御報告を受けるとかまた少し違ったやり方でやっていくところもあろうかと思います。ただ、この要綱の文言通りで進めていくところでございますので、特に委員の皆様から異論がなければ、この検討会も今と少しだけ違うようなやり方にもなっていくところもあるかなと思います。それをあらかじめ委員の皆さんに周知しておこうかと思いましての御連絡でございました。事務局からは以上でございます。
(会長)
ありがとうございました。では今の事務局の説明についても御了承いただくということでよろしいでしょうか。
ありがとうございました。ちょっと予定時間オーバーしてしまいましたけれど、今日も活発に御議論いただきましてありがとうございました。本日の議事はこれですべて終了といたします。ありがとうございました。次回については今日冒頭のスケジュールの説明にもありました通り11月28日の木曜日となります。時間場所は本日と同様ということになっていますのでよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
|