令和3年第4回狛江市農業委員会総会議事録(令和3年4月20日開催)
1 日時 |
令和3年4月20日(火曜日)午前9時30分~10時30分 |
2 場所 |
防災センター 302・303会議室 |
3 出席者 |
【会長】5番 荒井悟 【委員】 【事務局】事務局長 布施治郎 |
4 欠席者 |
なし |
5 議題 |
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6 提出資料 |
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7 会議の結果 議長 ただいまから令和3年第4回狛江市農業委員会総会を開会します。 本日の出席委員は、全員出席ですので、11名です。 次に日程第1、議事録署名委員の指名についてです。狛江市農業委員会会議規則第13条第2項の規定により2名指名します。10番鈴木康久委員と11番髙橋茂委員を指名します。 次に日程第2、会期の決定についてですが、本日1日とします。 次に日程第3、議案第1号、相続税の納税猶予に関する適格者証明書証明願についてを議題とします。事務局から説明をお願いします。
事務局 (説明) 議案第1号、相続税の納税猶予に関する適格者証明書証明願について説明します。最初の資料、令和3年3月31日付けをご覧ください。 岩戸地区における相続人が租税特別措置法第70条の6第1項の規定の適用を受けるための適格者であることの証明願です。申請者の相続人は被相続人の長男です。特例適用申請農地は岩戸南三丁目の1筆で、面積は1,310m2です。農地の所在の目標は、世田谷通り二ノ橋交差点の南側となります。相続開始年月日は令和2年8月14日です。当該農地は生産緑地地区の指定がされており、地区担当委員と事務局は現地調査をした結果、適正に肥培管理がされていることを確認しました。申請に必要な農地の全部事項証明書、案内図、公図の写し、調査確認書等の書類は全て整っております。それらの内容を審査した結果、適格者として証明することに問題はありませんでした。 以上で説明を終わります。
議長 事務局からの説明が終わりましたので、地区担当委員の補足説明を求めます。 岩戸地区担当委員、4番三角武久委員に補足説明をお願いします。
委員 (説明) 4番三角武久です。議案第1号、相続税の納税猶予に関する適格者証明書証明願について補足説明します。 相続税納税猶予制度の適用農地には、農地にかかる税金に対して配慮されている反面、農地の生産性、保全管理に大きな責務を負っています。今回申請のあった農地については、現地確認の結果、適正に肥培管理された農地にあたるものとして相違ありません。また、申請書類等に関しては事務局の説明のとおり相違ありません。よろしくご審議をお願いしまして、地区担当委員の補足説明を終わります。
議長 説明が終わりました。暫時休憩します。
(休憩)
議長 再開します。 事務局および地区担当委員からの説明が終わりましたので、議案第1号について質疑を許します。
(「なし」の声あり)
議長 質疑は無いようですので、質疑を終結いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
議長 ご異議なしと認め、質疑を終結し、採決をさせていただきます。日程第3、議案第1号、相続税の納税猶予に関する適格者証明書証明願について、本案を原案のとおり証明することに賛成の方の挙手を求めます。
(挙手全員)
議長 挙手全員です。よって議案第1号は原案のとおり可決されました。 次に日程第4、協議事項、報告事項、その他についてを議題とします。 まず、協議事項について、事務局から説明をお願いします。
事務局 (説明) 本日の協議事項は1件、生産緑地の取得あっせんの協力について(依頼)について説明します。次の資料、令和3年3月17日付けをご覧ください。 生産緑地法第10条および第13条ならびに第17条の2の規定に基づく、狛江市長から本委員会への生産緑地の買取り申出に対する取得あっせんの協力依頼です。申請者は駒井地区駒井町一丁目の個人です。買取り申出箇所は駒井町三丁目の4筆と、駒井町二丁目の4筆で、面積は合計1,267m2です。あっせん期間は令和3年5月23日までです。同法第14条の規定により、買取り申出の日、令和3年2月24日から起算して3カ月以内に当該生産緑地の所有権の移転が行われなかった場合は、生産緑地地区の行為制限が解除されます。 つきましては、各支部の農業者への周知をしていただき、買取り希望がある場合は、5月中旬までに事務局までご連絡をお願いします。 以上で説明を終わります。
議長 説明が終わりました。暫時休憩します。
(休憩)
議長 再開します。 協議事項の説明が終わりましたので、質疑を許します。
(「なし」)の声あり)
議長 質疑は無いようですので、協議事項、生産緑地の取得あっせんの協力については終結します。 なお、今後狛江市長より生産緑地の取得あっせんの協力依頼があった場合は、広く農業者にあっせんする観点から、本会よりマインズ農業協同組合本店にあっせん協力の依頼をすることとします。 次に報告事項、その他について、事務局から説明をお願いします。
事務局 (説明) 次の資料、協議・報告事項をご覧ください。 報告事項については、現時点で分っている3月下旬から7月までの事業、会議等を2ページまで18件記載していますので、後ほどご確認をお願いします。各事業の主催団体から通知が届きましたら随時報告します。 次に3ページ目、その他事項についてです。上から順に説明してまいりますので、お手元の横に置き、ご覧になりながらお聞きください。 一点目、令和3年度農業委員会活動推進要領と、二点目、令和3年度狛江市農業委員会活動計画について説明します。 次の資料をご覧ください。東京都農業会議より令和3年度農業委員会活動推進要領が届いています。令和3年3月17日に開催された東京都農業委員会会長集会において、農業委員会活動の積極的推進に関する決議を決定し、併せて、活動を具体的に進めるため、令和3年度農業委員会活動推進要領が定められたところです。 要旨をご説明します。平成28年4月に農業委員会法の一部改正法が施行され、令和2年度には農業委員会新体制移行後2回目となる委員統一改選が行われました。また、都市農地では平成30年4月に生産緑地法の一部改正による特定生産緑地制度が施行され、指定手続きが進められています。特定生産緑地制度は、生産緑地指定告示より30年経過すると指定ができない制度で、令和3年度は都内の生産緑地の8割以上が30年目を迎える2022年の直前の年となります。このため農業委員会においては、特定生産緑地制度を知らない生産緑地所有者を一人も作らない活動に取り組むことが重要であるとしています。併せて、生産緑地を対象とした都市農地貸借円滑化法による貸借が広がっており、農地の利活用を進める農業委員会にあっては、同法の周知と活用をさらに進め、都市農業・農地の利用促進につなげていく役割を担っているとしています。このような情勢を受けて、令和3年度においては、これらの農地制度の周知及び活用と担い手支援活動を農業委員会活動の重点とし、統一活動とともに積極的に取り組むものとするとしています。後ほどご確認をお願いします。 続いて、令和3年度狛江市農業委員会活動計画を説明します。次の資料をご覧ください。要旨をご説明します。 先ほどの令和3年度農業委員会活動推進要領を踏まえ、例年の活動計画を基に作成しております。令和3年度は前年度に続き、都市農業・都市農地の現状とあり方、狛江農業の課題や利点を再認識し、農業委員一人ひとりの意志のもと、地域の世話役活動を基本にした農業振興を図っていきます。狛江ブランド農産物の取り組みに協力し、市民と共に育てる農業を目指し活動を推進していくことを基本方針とします。 次に活動計画としては、主なものとして、(4)農地の保全管理と利活用の促進において、[2]都市農地貸借円滑化法の周知を図り、農地の保全管理を促進します。[3]日常的農地パトロールを実施すると共に、相続税納税猶予制度適用農地の現地調査を実施し、現況把握と肥培管理の啓発活動を行い、農地の利用の最適化を推進します。(6)地域農業の確立では、[4]市内農産物の周知のため、狛江ブランド農産物への取り組みに引き続き協力します。(7)地域住民との連携・架け橋活動については、市民農園、食育、農業まつりなどに協力し、市民との交流を推進します。(9)農業委員研修では、[1]今年度も先進農業施設の視察研修を実施します。 本活動計画についてご確認いただき、令和3年度の計画として決定したいと思います。 三点目は、次の資料3点、東京都農業会議より新規就農関係リーフレット「東京都内での新規就農の流れ」が届いておりますので、参考までに後ほどご確認をお願いします。 四点目は、次の資料3点、東京都農業会議より認定農業者向け経営支援関係資料が届いております。後ほどご確認いただければと思います。 五点目は、次の資料、農業委員会だより第16号原稿についてです。制作については編集担当4名の委員にご一任をいただき、昨年10月から3回の編集会議において協議を重ねていただきました。お手元のものは、出来上がった最終段階のものとなります。ご確認をいただき、発行のご承認をお願いします。レイアウトをご説明します。1ページ目は顕彰受賞者5名の方々の紹介、2ページ目は昨年11月に実施した視察研修についてと、農業委員会の活動についてです。3ページ目は例年同様農地パトロール、農産物直売と、市民まつりでの農産物展示会、直売所50円セール、女性農業委員研修会の記事となっています。4ページ目は、24期委員最初のたより発行となりますので、荒井会長就任挨拶、委員の皆様の紹介写真の掲載、編集委員による編集後記となっております。各ページ写真をより多く載せようとのご提案があり、とても見やすくなると思います。ご確認をいただき、何かございましたら、今月中に事務局までお申し付けください。印刷については、5月に発注を掛けます。5月総会で完成版をご確認いただき、6月に発行する予定です。農協支部回覧にて農家全戸配布をいたします。同時に各関係機関等への送付と公共施設での配架をお願いし、市ホームページに掲載します。 六点目は、農地パトロールの実施についてです。来月5月総会終了後、15時から相続税納税猶予制度適用生産緑地の現地調査を実施しますのでよろしくお願いします。 七点目は、地域活性課による狛江市農業経営継続支援金事業についてです。新型コロナウイルス感染症の拡大により大きな影響を受けている農業者に対し、農業経営の継続を支援し、次期作付けに向けて耕作を担っていただくため、支援金を交付することにより、市内農業を維持することを目的としています。申請手続き方法等、詳細は後ほど主管課より説明があります。 八点目、次の資料から、東京都農業会議情報380号、九点目、農総研だより第56号および特別号が届いておりますので、後ほどご確認をお願いします。 最後に十点目、まちづくり推進課より狛江市都市計画図の提供がありましたので、配付します。生産緑地地区の位置や分布状況の把握にご活用ください。 以上で説明を終ります。
議長 説明が終わりました。暫時休憩します。
(休憩)
議長 再開します。 報告事項、その他についての説明が終わりました。これらの件について質疑を許します。
(「なし」の声あり)
議長 質疑は無いようですので、日程第4、協議事項、報告事項、その他については終結します。 本総会に付議された案件はすべて終了しました。 これにて令和3年第4回狛江市農業委員会総会を閉会します。
(別紙) 報告事項
その他
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