1 日時

令和7年10月28日(火曜日)午後7時30分から午後8時45分まで

2 場所

あいとぴあセンター 講座室

3 出席者

【委員】
狛江市医師会:原 章彦(委員長)
狛江市医師会:早稲田 明生
狛江市歯科医師会:津江 明伸
狛江市歯科医師会:大中 篤
狛江市薬剤師会:伊東 伸夫(副委員長)
狛江市薬剤師会:山村 拓郎
狛江市薬剤師会:大塚 洋
安心安全課長:鈴木 弘貴
健康推進課長:布施 治郎

【事務局】
健康推進課健康衛生係:中山 真紀子
        同係:松原 かずみ

4 欠席者

狛江市医師会:吉川 哲矢
狛江市歯科医師会:花井 浩

5 議題

1 審議事項
(1)東京都災害時要配慮者医療提供部会への提出課題について
(2)狛江市災害医療・薬事コーディネーター行動指針の改定について

2 報告事項
(1)令和7年度慈恵第三病院・調布市・狛江市 緊急医療救護所設置訓練
(2)令和7年度区市町村災害医療コーディネート研修会

3 その他

6 資料

資料1 災害時要配慮者医療提供部会 検討結果(案)
資料2 体調が悪化する要因の洗い出し(案)
資料3 狛江市災害医療・薬事コーディネーター行動指針(令和8年修正案)
資料4 災害時の医療救護活動のフェーズ区分と必要な活動(東京都作成資料)
資料5 区市町村災害医療コーディネート研修会

7 会議の結果(議事)

(事務局)
 ただ今より令和7年度第1回の狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会を始めます。本日は吉川委員と花井委員が欠席されていますが、狛江市災害医療・薬事コーディネーター運営委員会の設置及び運営に関する要綱第7条第2項に基づき、委員の過半数が出席していますので、会議成立となります。ここから委員長に進行をお願いいたします。
(委員長)
 早速ですが進めていきたいと思います。最初に、今回4月1日付の安心安全課長の異動に伴いまして、鈴木委員から松井委員に交替になったということで、松井委員から一言お願いします。
(委員)
 4月1日より安心安全課長を拝命いたしました松井と申します。どうぞよろしくお願いいたします。直近の災害で1番記憶に新しいのが令和元年の台風19号ですが、その当時、私は道路交通課で冠水被害の事後対応等をさせていただきました。道路交通課に結局7年おり、その前はまちづくり推進課ということで、防災の担当は初めてです。まだ勉強中ではございますが、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

<審議事項(1)東京都災害時要配慮者医療提供部会への提出課題について>
(委員長)
 早速ですが議事に沿って進行していきたいと思います。まず、審議事項1、東京都災害時要配慮者医療提供部会への提出課題について、説明をお願いいたします。
(事務局)
 資料1、2について説明させていただく前に、これまでの経緯について報告いたします。今年の5月に都から区市町村に対し、災害関連死を防ぐため要配慮者医療提供部会(仮称)を設置することが伝えられました。このとき、発災時の取組主体が区市町村であることから、会議には区市町村の参画が求められました。その後、8月に区市町村に対し課題が出され、提出用としてまとめたものが資料1と2になります。
 まずは資料1を御覧ください。8月8日の午前11時頃、多摩東部直下地震が発生し、狛江は54.9パーセントが震度6強、45.1パーセントが震度6弱という状況になりました。このときの被害概要は記載の通りです。次に、避難所、高齢者施設(以下「施設」とする。)、在宅の状況をイメージし、それぞれの体調悪化の要因分析を行ったものが資料2です。次に右上段を御覧ください。こちらに医療救護活動方針(案)(以下「方針 (案)」とする。)を記載しています。緊急医療救護所の開設と災害関連死を防ぐための要配慮者対策を同時並行で進めるにはどのような方針(案)を立てればよいでしょうか。この方針(案)は、外部から応援職員が入ったときに基本となるものであり、都から災害医療・薬事コーディネーター(以下「コーディネーター」とする。)の意見を十分に踏まえて作成するよう指示されております。是非皆様の御意見を頂きたいと思います。
 次に2枚目を御覧ください。応援チームの派遣要請に当たって、都本部に提供する 情報をまとめたものです。緊急医療救護所、福祉避難所の運営及び対応は市内の医療資源等で担い、それ以外の一般避難所、施設、在宅については外部に応援要請をする方向で議論を進めました。その際、避難所についてはラピッドアセスメントシートを使用する等として巡回の優先順位を付け、それをもとに医療・福祉職が巡回し、可能であればオンラインも活用しながら必要な人を診療につなげる仕組みを作っていきたいと考えました。施設や在宅については全てを巡回することは困難であり、困っている事業所、人が SOSを出せる仕組みを考え、そこを重点的に回るという方向で応援要請の内容と量を考えてみました。これらが適切かどうかについても、是非皆様から御意見を頂きたいと考えています。
(委員長)
 本件について質問はありますか。特になければ、今回は事前に事務局から意見を求められている2点について、御意見を頂きたいと思います。1点目は、資料1の右上段、方針(案)についてです。この内容で問題ないと思いますが。
(事務局)
 本来であれば、もう少し具体的に記載をしなくてはいけないのですが、なかなかイメージしきれず、その点について、御意見をいただければと思います。
(委員長)
 これは、発災から1週間ということなので、超急性期と急性期を含めて記載するということですよね。まとめると、このような内容になるかと思います。
(委員)
 狛江市災害医療・薬事コーディネーター指針(以下「指針」とする。)においてもコーディネーターの先生方は、発災時にどういった方針で活動をすべきかを市長に対し助言するという役割がございます。仮にこのような災害が起きたときに、この方針でよろしいかどうかについて考えていただければと思います。
(委員)
 先日、区市町村災害医療コーディネート研修会(以下「研修会」とする。)に出席しました。実際に発災したら、例えばコーディネーターの医師は3人しかおらず、到底対応することは不可能だと感じました。最初の3日間だけを想像しても休まず対応することは結構大変ですし、課題シートには1週間と書いていますが、本当に1週間で済むのかどうかも分からず、やはりコーディネーターのみではなく、三師会会員(以下「会員」とする。)、東京慈恵会医科大学附属第三病院(以下「慈恵」とする。)とも事前に打合せを行い、発災時にどの程度の人的協力が得られるかについて話をしておかないと、発災したときに体制が動かないのではないかと感じました。
(委員長)
 本当にその通りだと思います。基本的に人が足りないので、連携をうまく取っていかなくてはなりません。これまでのイメージでは、慈恵と防災センターにコーディネーターがいて、司令塔になって、三師会や他の関係者とも連携を取って進めるというものなので、短くまとめるとしたらこの内容でよいかと思います。
(委員)
 先日の研修会に出て感じたことは、例えば我々薬剤師会でも、勤めている方たちが狛江に住んでいるわけではないので、実際に災害が起きたときに、誰が集まれるか、交通機関や車がないと来られない人も多いのではないかということです。反対に市内に住み、市外で働いている薬剤師もいると思いますので、その辺りを洗い出して、1回調査をしてみたいと考えます。人的な問題が一番大きいと思います。
(委員長)
 医師会としては2年前にアンケートを採り、49人の会員がどこに住んでいて、徒歩や自転車での参集が可能か、災害時に参集できるかについて調査をしました。時間帯にもよりますが、参集できると回答した会員は10人程度だったりするので、エンジン的には圧倒的に少ないという情報は得ています。歯科医師会、薬剤師会においても調査を行い、何人ぐらい参集可能なのかについて情報を集めておくとよい思います。あとは、潜在的なマンパワーの把握が重要です。医師会もそこまで手が回っていませんが、会に入っていない隠れたマンパワーをうまく探し出しておくのも1つの手ではないかとは思います。方針(案)については記載の通りで問題ないかと思いますが、いかがでしょうか。
(一同了承)
(委員長)
 2つ目の内容に移らせていただきます。「応援チームの派遣要請に当たって都本部に提供する内容」について、御意見等はありますか。そもそも、我々医療サイドから すると、最初の3日間は急性疾患の対応に手一杯で、要配慮者までなかなか手が回らないため、かなりしんどいところだと感じます。しかし、それを同時並行で実施していくとなると、記載の通りになるかと思います。医師の数は足りないので、巡回に関しては、医師以外でチームを組んで回ってもらい、必要時はオンライン等でつないで、防災センター等別の場所にいる医師が指示を出すという方法がよいかと思います。これは、これまでの訓練で行っていることなので、その通りやっていければよいと考えます。
 まず、活動場所に関しては、要配慮者で注意が必要なのは狛江団地等なので、ここをメインにするとして、この文章でよいですかね。2つ目の活動内容に関しては、先 ほど説明があった通り、巡回の人が見て、異常があれば防災センター等に連絡して、オンライン等で医師が指示を出すということで、これでよいのかなと思います。あとは職種ですかね。医師のみでよいでしょうか。歯科医師、薬剤師についてはいかがでしょうか。
(副委員長)
 薬剤師については、住所が分かっていて、休日診療で働いている薬剤師が21人いて、その方たちには協力を求められると思います。あとは、先ほど大塚委員も話していたように、薬剤師会には入っていないドラッグストアの薬剤師等にも声をかけてはどうかと話を進めています。
(委員長)
 要配慮者への対応も視野に入れて、発災から1週間までの医療提供を考えると、巡回チームには歯科医師、薬剤師等も入ってくれると助かると思うので、メンバーには入れておいた方がよいかと思います。ここには漠然と医師と書いてありますが、DMAT等そういう記載の仕方でもよいのでしょうか。
(事務局)
 具体的な応援をイメージできるのであれば、それでもよいと言われています。       
(委員長)
 私のイメージとしては、最初の72時間は誰も支援に来られないため要配慮者までは手が回らず、3日間はしっかり急性期の患者を守り、3日目以降から1週間までの間 に巡回を含めてやっていくときに、DMATが3日目ぐらいに来るので、コーディネーターは防災センターから指令を出して、巡回はDMATに入ってもらうという感じです。慈恵の緊急救護所は顔を知っている関係の中で運営し、巡回をDMAT等にお願いするのがよいのではないかと思っています。
(委員)
 必要数の医師3人はどういう意味ですか。
(事務局)
 この医師3人は3交代で回すことをイメージしており、起動しているのは1人という意味です。
(委員)
 来てくれると有り難いですがどこから来るのですか。発災後すぐにそんなことは可能なのでしょうか。
(委員)
 人的に足りないのであれば、都は出すと言っています。
(委員長)
 今まで様々な講習会に参加しましたが、72時間は誰も来ないから自地域で守れという前提だったかと思います。来てくれればお願いしたいですが、来られないと思いますけれど。しかし、来る体で考えるということであれば、これでよいのではないかと思います。
(事務局)
 もっと多くした方がよいですか。
(委員長)
 6人ぐらい来てくれるとなおよいです。
(委員)
 どうやって集めるのですかね。全国から応援を要請する等ですかね。
(委員長)
 私もJMATに登録しているので応援要請が来ることがあるのですが、調整も必要であり、迷っている間に期間が過ぎる等でなかなか協力できていません。
(委員)
 都が本当に人を集められるのかというのは、ここで議論しても仕方がないので、そうだという前提で話を進めましょう。都の説明会では、この検討を踏まえて保健医療 局が作成している災害時医療救護活動ガイドライン(以下「ガイドライン」とする。)を改訂し、それを都の地域防災計画にも反映すると言っているわけですが、今の段階でどこまで拘束できるかは難しいところだと思います。しかし、都が責任を持って集めると言っているわけですから。
(委員長)
 活動期間は巡回チームは1か月いてくれると有り難いですが、応援医師はそんな長くいられないので、妥当なところかと思います。皆様御意見ありますでしょうか。人数は6人でということで、6人で回せれば1週間くらいはしのげるかなと思うので、そのぐらいでよいのかなと思います。
(事務局)
 ここに歯科医師と薬剤師も入れるとすると、その人数はどれぐらい必要ですか。
(委員長)
 医師、歯科医師、薬剤師を含め、リーダーとなる人が6人いればよいのかなという気はします。活動期間、参集場所等はこれでよいですかね。オリエンテーションは、医師でなくてもよいと思うのでコーディネーターにしましょう。あとは意見がなければ、このままでよいかと思います。
(一同了承)

<審議事項(2)狛江市災害医療・薬事コーディネーター行動指針の改定について>
(委員長)
 次に、指針について事務局から説明をお願いします。
(事務局)
 資料3を御覧ください。こちらは、ガイドライン、報酬額の改定、そして1月に予定している慈恵のリニューアルに伴う名称変更について変更を行ったものです。今回、皆様に御意見を頂きたいのは、発災時の集合場所と現時点でのフェーズの見直しについてです。集合場所については、指針内ではあいとぴあセンター(以下「あいとぴあ」とする。)又は防災センター、規則では医療救護活動拠点が設置される場所とされています。しかし、連絡が取れない可能性もあるため参集場所を1か所に決めて、自動参集が可能なようにしておく方が望ましいと研修会でも助言を受けました。これについて、皆様の考えをお聞かせいただければと思います。
 もう1点は、フェーズの見直しについてです。市が指針でフェーズ3として挙げている活動が、元々のガイドラインではフェーズ2に位置づけられているものがある等のずれがみられます。要配慮者の関係でこれらの都のフェーズは更に前倒しになる可能性があります。そこで、今回見直した方がよいか、もう少し待ってから行うのがよいかについて、御意見をいただければと思います。
(委員長)
 これも事務局から2つ意見を求められていたかと思うのですが、まず1つ目は、発災時の参集場所についてです。今はあいとぴあと防災センターの2か所が記載されているようですが、皆さん御意見はありますか。私は、個人的には防災センターでよいのではないかと思っています。水防訓練でも市長を始め市役所の幹部職員が防災センターに集まっていて、そこにコーディネーターもいて、情報を集め、そこから指令を出せばよいので、あいとぴあにする理由があまりないかと思います。
(委員)
 水害もあるので、あいとぴあより防災センターがよいのではないかと私も思います。参集場所は1か所に決めておいた方がよいです。
(委員)
 ただし、現状では、災害薬事センターはあいとぴあに設置することになっていますよね。
(委員長)
 コーディネーターは情報を把握しながら、医師会等に指令を出すという形になると思うので、参集場所は防災センターでよいのではないかと思います。あいとぴあをどう生かすかは、防災センターで市長も含めて決めていけばよいのではないかと思います。コーディネーターは防災センターに来ていただいて、指示や差配を行っていただ くため、やはり緊急医療救護所はコーディネーター以外の会員で運営してもらうことになります。コーディネーターは慈恵には行かず、それ以外の参集可能な会員が慈恵に集まるというふうにしたいです。あとは、その連絡網をどうするかということですが、医師会としては、皆さんのメールアドレスが分かっているので、我々コーディネーターが防災センターに来て、会員に「緊急医療救護所に集まれ」とメールで連絡し、集まれる人はそこに集まるシステムにしたいと思っています。話を元に戻すと、コーディネーターの参集場所は防災センターでよいと思います。
 あと2つ目の質問が今回の改定でフェーズの見直しまで行うかどうかですけれども、皆さん何か御意見はありますか。私は、都の動向を見ないと分からないので、待ってもよいのではないかと思います。今フェーズを早めたところで、狛江は人がいないので対応できない可能性があります。都が6人の医師等を出してくれるならできると思うので、都の動向を見てからにしましょう。
(委員)
 現時点で、こういうフェーズになっているので、ガイドラインの改定を待ってそれに従って見直しを行っていくしかないと思います。
(委員)
 確かに、どれだけ人が来てくれるかによってフェーズは変わってきますからね。
(委員長)
 都が人を出してくれるという前提であれば、フェーズは動かせるが、今は取りあえずこのままにしてもよいのかなと思います。
(事務局)
 参集場所はすぐに決めた方がよいですが、フェーズのずれは可能であれば前倒しで対応すればよく、すぐには困らないので、見直しはもう少し待って対応させていただきたいと思います。
(委員長)
 では、今後の都の動きを踏まえた上でフェーズについては検討しましょう。
(一同了承)

<報告事項(1)令和7年度 慈恵第三病院・調布市・狛江市 緊急医療救護所設置訓練(2)令和7年度 研修会>
(委員長)
 次に、報告事項として、(1)緊急医療救護所設置訓練(以下「救護所設置訓練」とする。)、(2)研修会につきまして、事務局から説明をお願いします。
(事務局)
 まず、慈恵、調布との救護所設置訓練について、今年度は通信訓練のみということで、9月16日に実施いたしました。電波の関係でMCA無線がつながりにくく、前回同様ZOOMをつなぎながら実施しました。次年度もリニューアルの関係で慈恵からは通信訓練のみを希望されていますので、そのように対応し、本格的な再開は令和9年度からになる予定です。また、調布から今後の救護所設置訓練についての相談がありました。概要をお伝えすると、この慈恵との救護所設置訓練については狛江がずっと幹事市となって、継続 的に仕切ってほしいということです。現時点では、コーディネーターの先生とも相談をしたいと返事を保留にしています。更にMCA無線について2029年5月に終了予定となっているため、新たな通信の開拓について、検討が必要になっております。もし情報がありましたらお知らせください。
 もう1点は10月5日にコーディネーターの先生方と一緒に研修会に参加しました。今回は、各区市の医療救護活動拠点の予定場所を研修会場にして、他区市、都とオンラインでつないで実施しました。参加された先生方におかれましては、お忙しい中長時間参加いただき、本当にありがとうございました。次回は3年後と伺っておりますので、是非御参加ください。せっかくなので、参加された先生方からひと言いただけますか。
(委員)
 コーディネーターになって2年たちますが、いろいろと気づかされました。
(委員長)
 私が以前参加したのは、病院の大ホールで大勢が集まって講義を受け、グループ討議を行って壇上で発表するという形式のもので、余りよいイメージがなかったです。
(委員)
 以前参加した研修には慈恵の先生も来ていたが、今回のような研修にも慈恵が来てくれないと話が進まないのではないかと思いました。
(委員長)
 今回は慈恵の参加がなかったのですね。以前は参加していたと思うのですが。
(事務局)
 今回は、区市町村が設置する医療救護活動拠点の机上訓練だったので、慈恵の参加はなかったのではないかと思います。
(副委員長)
 以前は府中で行われた研修会に参加し、そのときは何をしているのかよく分からなかったが、今回の研修会はとてもわかりやすく、大変参考になりました。また、研修を受講する前は、私は発災時慈恵に行こうと思っていたが、そういう状 況ではないということがよくわかり、そこが一番肝腎なことかと思います。あと流れも段階的で分かりやすかったです
(委員)
 研修会でよかったことは、震災と水害の両方をやったことだと思います。特に人が多く集まる避難所として、狛江高校が挙げられていますが、これが水害のときはどうなるのだろうという思いもあります。震災の種類に応じて、対応を考えていく必要があると思います。
(委員長)
 もちろん震災と水害で避難所の設置場所が異なり、整理していく必要があります。ただし、水害はある程度の予測ができる点が大きく異なります。
(委員長)
 次年度の救護所設置訓練も通信のみなのですね。
(委員)
 旧病院の解体が終了しておらず、スペースがないものと思われます。
(委員)
 今発災があれば、あるスペースでやるしかなく、できる形で実施してもよいのではないかと感じました。
(委員長)
 救護所設置訓練について、狛江がずっと幹事市になってほしいというのは調布から言ってきたのでしょうか。
(事務局)
 はい。もともと調布には緊急医療救護所設置予定の病院が慈恵以外に8か所あり、救護所設置訓練は慈恵との1回のみではなく、年に数回実施しているということで、 慈恵との救護所設置訓練は狛江が継続して幹事をしてくれないかと言われています。また、慈恵、調布、狛江間のMCA無線についても、調布からは抜けたいという意向を伺っています。調布では、三師会、緊急医療救護所設置予定の全病院に無線を配置しており、発災時は、市内の医療関係機関をグループでつないで対応する想定でいるそうです。そうなると慈恵や狛江とつながることで不具合が多くなるという理由です。そのため、今後は狛江においても、慈恵を含めて、どこに無線を配置してどのようにつないでいくかを検討していく必要があると考えます。
(委員長)
 事務局の負担は増えるが、個人的には悪い話ではないと思います。狛江の病院は慈恵しかないので、ある程度関係性を強くしておく方がよく、慈恵もその方がやりやすいのではないかと思います。
(委員)
 コーディネーターが防災センターに集まるのはよいが、実際に緊急医療救護所に来てくれる人はいるのか心配です。
(委員長)
 今は外科系の先生も増えたが、確かにその心配はあります。
(委員)
 私もコーディネーターになる前にアンケートに回答しましたが、そのことさえも覚えていませんでした。定期的に情報を発信していく必要があると感じます。
(委員)
 私は、コーディネーターが最初だけ慈恵に行って、誰かと交代する等の流れも想定できるのではないかと思います。
(委員長)
 会員の中で、コーディネーターの役職を回していくことが大切だと思います。この流れだと、在宅の要配慮者を中心になってみるのが吉川委員になる可能性があり、新たなコーディネーターを入れていく必要性があるかもしれないと感じています。
(委員)
 どのくらいの震度になると、自動参集するかは決めておいた方がよいかもしれないですね。
(事務局)
 現時点で、参集の基準は震度6弱となっています。 
(委員)
 被害状況が余りひどくなくても集まるということでしょうか。ラインワークスは使えないのでしょうか。
(委員長)
 以前ラインワークスを使っていたと思いますが、コーディネーターだけのラインワークスを作れるとよいですね。あとは上層部のほっとラインを再構築できるとよいですね。
(事務局)
 ラインワークスは、大人数が使用できる形での契約は終了になったと聞いていますが、ホットラインは継続しています。
(委員)
 慈恵の先生をこの会議に呼ぶことはできないのでしょうか。狛江には慈恵しかなく、考えていることをすり合わせていく必要があると思います。
(委員長)
 先生でなくても、誰か1人でも参加してくれるとよいかもしれませんね。
(委員)
 規則上、慈恵の職員は参加を求められそうですね。
(委員)
 共通認識を持ってもらうためにも慈恵にも参加してもらった方がよいと思います。
(委員)
 しかるべきときには、慈恵にも来てもらいたいと思います。
(委員長)
 他になければ以上で終了します。遅くまでありがとうございました。